家を出る前に確認!お食事ファッションマナーの基本

ファッションのマナーについて見ていきましょう。
・お店の雰囲気に合ったファッションを心がける(ドレスコードは要確認)
・サンダル、ミュール、スニーカーなどは避ける
・スカートの場合、ストッキングを着用する/ミニスカートなど膝上丈のスカートは避け、特に和食ではタイトスカートも避ける
・バッグは大きくてもA4サイズくらいまで
・過度な装飾をしない/和食ではアクセサリーそのものがNG。腕時計も外す
・香水もほどほどに
・男性はサンダル、スニーカー、短パンやランニングシャツを避ける
基本的には「お店のドレスコード」に合わせることがマナーですが、カジュアルを指定しているお店であっても食事に行く際の最低限のマナーを守るべきです。自分が心地よく食べるためにも周囲にいる他のお客さんのためにも。
サンダルを履いたり、生足でスカートを履いたり、大きな荷物を持ち込んだりするのはマナー違反です。
なお、ドレスコードにはファッション以外の指定はありませんが、あまりにゴテゴテと装飾品を付けないことは暗黙のルール、当たり前のマナーです。
香水は、まず和食の場合はつけること自体を控えてください。洋食の場合も、強めのものは避けて、つける場所にも注意しましょう。手首や耳たぶは避け、洋服を着る前の下着姿のときにおへそのあたりにワンプッシュ、または膝裏などにとどめると良いでしょう。
テーブルマナーのNG例

最後にテーブルマナーを考えるうえで絶対にNGなのは以下になります。
・食事中にスマホをいじらない
スマホいじらない…これはあえて言わずともいいはずの当たり前のマナーですが、残念ながら最近では守れない人もいるようです。
・食事中に髪の毛をいじらない
目の前で髪の毛をいじられると不快に感じる方もいるだけではなく、衛生面でもよろしいことではありません。
・一気にたくさんのものを口に入れる
食べ物を口に入れた直後に話しかけられたとき、「ちょっと待ってね」という仕草で、手で口元を覆ったり、お口の中をもごもごさせながら返事をすることはNGです。「ひとくち大」を心掛け、とっさに話しかけられてもすぐに応じられるように日ごろから注意しましょう。
・カトラリーで音をたてたり、そしゃくの音をたてたりしない
また、「音を立てない」ことは食事におけるマナーの基本になります。すするときに音を出して飲んでしまったり、洋食でナイフとお皿が当たって大きな音が出た…となると非常に恥ずかしい思いをするので、注意するようにしてくださいね。
・ネガティブニュースなどは控える。楽しい食事の雰囲気を作ることをこころがける
最後に…楽しい食事にするためには「会話」にも気を付けるよう心掛けてください。誰かの悪口などは、聞いていて心地が良いものではありません。会話はハッピーニュースを心掛け、自他ともに心地よく、楽しくなる空間になることを意識すると楽しいお食事のお誘いが増えてきます。
【監修】
◇美作 静/マナー講師
「紳士淑女とはそうありたいと望み、努力を続ける方々のこと」をモットーに、より多くのみなさまに愉しみながら「なぜ」をしっかり理解していただけるマナー講座を展開。肩肘張らない和やかなレッスンが好評。
https://www.street-academy.com/steachers/56500
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※この記事は2018年2月時点での情報です
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トリクルマガジン編集部
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