記事配信:じゃらんニュース
名古屋の新たな観光スポットとして、2017年に誕生したレゴランド(R)・ジャパン(以下レゴランド)。世界で愛され、誰しもが子どもの頃に遊んだことのある「レゴ(R)ブロック」の世界観を体現した日本初のテーマパークで、園内では40を超えるアトラクションやショーが楽しめるんだそうです。
レゴもテーマパークも愛してやまない筆者にとっては気になるスポットではありますが、公式サイトを見るとどうやら対象年齢は「2~12歳」。大人になってしまった筆者は楽しめないのかと思いきや、レゴランドPR担当の小栗さんによれば「メインターゲットは子どもですが、レゴランドは子ども連れのファミリーの方、若い方のグループでも、楽しめるポイントが沢山ありますよ」とのこと。
というわけで、今回は実際にレゴランドに潜入し、「大人ならではの楽しみ方」を探ってきました。
<目次>
■大人な楽しみ方1:フォトスポットで写真を撮る
■大人な楽しみ方2:懐かしのレゴキャラに逢う
■大人な楽しみ方3:リアルに再現した日本の街並み楽しむ
■大人な楽しみ方4:レゴの城内で名古屋めしを堪能
■大人な楽しみ方5:世界のアドベンチャーへ出発
■大人な楽しみ方6:レゴ・ブロックができるまでを見学
大人な楽しみ方1
あれもこれもレゴ・ブロック?写真を撮りまくる!
レゴランドはテーマの異なる7つのエリアで構成された屋外型のテーマパーク。それぞれ、レゴの歴代人気シリーズを再現したものになっており、自分が子どもの頃に遊んでいた世界観の中へ没入することができます。これは懐かしいし、楽しい!
なお、順路は特に決まっていないとのことなので、好きなように巡りましょう。
さっそく園内へ。カラフルなオブジェがあちこちに並んでいますが…。
よくよく目を凝らすと、これらすべててレゴ・ブロックで作られていました。すごい器用だし、その根気たるや!
こちら、支柱やフレームを除くディテールはすべてレゴ・ブロックというから驚きです。クオリティ高すぎじゃないですか?
あまりの感動に、この時点で撮影した写真は100枚超え。撮りすぎだ!
園内をアテンドしてくれた小栗さんによると、「パーク内には、1700万個のレゴ・ブロックと10000体のレゴ(R)モデルを使用しています」とのこと。
1700万個??ええっと…つまり、1万が1700個あるってことですよね!数が多すぎて一瞬混乱しましたが、それはすごい!
大人な楽しみ方2
「パイレーツ・ショア」で懐かしのレゴキャラに逢う!
最初に訪れたのは、海賊シリーズをモチーフにした「パイレーツ・ショア」。海賊船に乗り込んで水大砲で敵を狙い撃つスリル満点のアトラクションや、海賊船の形をした遊具で思いっきり遊べるプレイ・エリアが人気を博しています。
エリア内にはレゴ・ブロックのキャラクターたちも登場するので、僕らがかつて遊んだ懐かしのキャラクターと2ショット撮影なんかもできてしまいます。
こちらは海賊シリーズに出てきたガイコツ。彼が屍なのをいいことに財宝をふんだくろうとしたところ…
赤ひげ船長に見つかり土下座謝罪…、なんて一人コントもやり放題。
大人な楽しみ方3
日本の街並みを超リアルに再現した「ミニランド」を楽しむ!
続いてやってきたのは「ミニランド」。こちらでは、日本全国の名所をレゴ・ブロックで再現しています。
ゲートをくぐり、まず目に飛び込んできたのは東京の新旧ランドマーク。「東京タワー」と「東京スカイツリー」です。
さらに近づいてみると…、おお渋谷だ!
スクランブル交差点を完コピしつつ、背後に二大タワーがそびえる絵面は何ともシュールですね。ていうか、レゴ・ブロックでここまで再現できちゃうんだね…。
「交差点を渡るミニランダー(※レゴ・ブロックで作られた人々)はハロウィンの時はゾンビになり、クリスマスの時はサンタクロースになるんですよ」と小栗さん。仕掛けが細かい。そういうちょっとした遊び心やしゃれっ気も、レゴランドの魅力なんでしょうなあ…(感心しすぎて、ついおじいちゃん口調になってしまった)。
もちろん、東京以外のスポットも。こちらは世界遺産の「厳島神社」(広島)。水上にたたずむ荘厳な社殿を、忠実に再現しています。
こちらは地元のランドマーク「ナゴヤドーム。観客席はびっしりと満員のお客さんで埋め尽くされています。この盛況ぶりは日本シリーズかな?
この角度からは東京スカイツリーと名古屋城を同時に臨むことができます。現実にはあり得ないこんな景色に出合えるのも、レゴランドならではですね。
なお、ミニランドの街並みは、「子供の視線」になって眺めるのがオススメとのこと。実際に腰をかがめて視線を落としてみると、おお!……建物の中までリアルに作り込まれていることが分かります。建物の周囲で活動する人々(ミニランダー)の様子もしっかりとうかがうことができるし、いろんな発見があるんですね。
たとえば、これはペンキ屋さんが落としてしまったペンキを鹿が踏み散らかしているという、なんとも微笑ましいシーン(現実にあったら笑えない状況ですが)。
そして、こちらは手紙を道端に落としながら走っていたことに気づいた郵便屋さんが、頭を抱えているシーン。微笑ましいですね(現実だったら気の毒すぎますが)。
どの街のどのミニランダーにもこうした「ストーリー」があり、細かい小ネタが満載なので、それらを想像しながらめぐるのも楽しそうです。会話の糸口にもなるので、デートなんかでも話題に困らなさそうですね。助かります。
もう、どこをどう切り取ってもインスタ映え間違いなしのミニランド。さっそく筆者も渾身の一枚を投稿しておきました。どれだけ「いいね!」がつくか楽しみです。
小野洋平(やじろべえ)
編集プロダクション「やじろべえ」所属。最後に食べたいものを聞かれたら「旅館の朝食」と答えています。https://onobenriya.com/