小学生のお子さんがいる方は、子どもが夏休みになると「どんな過ごし方をすればいいのか」迷ってしまうこともあるかもしれません。
そこで今回の記事では、小学生の夏休みの過ごし方を低学年(1~3年生)・高学年(4~6年生)に分けて紹介。
学校が無い期間、親子でどんな風に過ごすといいのか?一緒にどんなことをすれば思い出が作れるのか?のアイデアを紹介します。
ぜひ参考にして有意義な夏休みをお子さんと一緒に過ごしてください!
低学年(1~3年生)の夏休みの過ごし方アイデア
まずは低学年のお子さんの過ごし方について。
まだひとりで何かするには早い時期なので、親子一緒に楽しめることをするのがポイントです。
動物園や水族館に行って動物と触れ合う
まだ体を使ったアクティブな行動ができない低学年児には、「見て楽しむ」「触れて楽しむ」体験をさせてあげることがいいとされています。日常生活では触れることのできない生き物に会える動物園や水族館などがオーソドックスな観光スポットになるでしょう。
緑豊かなスポットで自然と触れ合う
緑がたくさんある自然豊かなエリアで美しい山や川を堪能することは、ヒーリング効果を与えながらも五感を刺激する良い環境になります。雄大な自然を眺めながらゆっくり散策してランチするだけでも、子どもの心に健やかな思い出として残るでしょう。
避暑地への旅行でゆっくりする
真夏日に熱中症にかかって倒れてしまう人も増えてくる夏休み。毎日の暑さに加え、クーラーで冷えてしまう体が悲鳴を上げて体調を崩してしまうこともあるかもしれません。少しでも自然の涼で過ごせるよう、たまには避暑地に旅行へ行くのも良いですね。
森林が多く、木陰などで涼しめる場所がたくさんあるスポットであれば、多少の熱さも心地よく感じられます。
ラフティングでエキサイティングな思い出を!
「子どもでも本当に大丈夫?」と不安になってしまう方も少なくないと思いますが…6歳以上から挑戦できるコースもある川下り。天然のウォータースライダーでドキドキ体験!
定められているアウトドア条項を守り、きっちりとガイドラインに則れば、大人でも子どもでも、安全に楽しめるアトラクションです。少し刺激的な夏休みを体験するのも面白いでしょう。
一緒に好きなものの食べ歩きをする
親子共通の好きなものを食べ歩くのも楽しいですし、周辺散策も思い出に。食べ歩きは会話もいつもよりはずみ、共同意識も芽生えるので親子の絆をさらに深めるのにぴったり!
例えば色んなハンバーガー屋さんに一緒に行く、1度は行ってみたいと思っているお店に行く、など子どもがワクワクできるような提案が良いですね。
スタジアムにスポーツ観戦に行って盛り上がる!
野球やサッカーなど、大きなスタジアムでやっているスポーツ観戦も子どもにとって刺激的な楽しいイベントになるでしょう。テレビ画面では感じられない選手たちの生の気迫、サポーターたちの熱気あふれる応援はとてもエキサイティング。
精一杯、選手の応援をする1日も充実した良い思い出になるはずです。子どもの好きな選手や球団、チームなどがあればチケットを取ってあげましょう。
友達の家族と一緒にBBQを楽しむ
家族との思い出作りも楽しいですが、そこに仲良しの友達も加わればもっと楽しいものです。
夏休みにBBQの予定がある場合には、お互いの家族の予定調整も大変ですが、子どもの喜ぶ顔のために頑張って計画を立ててみるのも良いですね。
一緒に宿題をして勉強癖をつける
夏休みといえども、子どもの本業である勉強を怠ってはいけません。夏休み、遊びたい気持ちの抑えられない子どもたちに、いかに勉強癖を付けさせるか…も大人の大事な仕事になります。
放っておいたら遊び過ぎてしまい、結果「勉強は全然しなかった…宿題も結局ギリギリ…」なんてことも。夏休みを機会に、一緒に宿題・勉強をするなど勉強癖を付けてもらえるように工夫してみましょう。
高学年(4~6年生)の夏休みの過ごし方アイデア
高学年になれば、より高度な遊びや学びもできるように。ひとりで何かさせてみる、というのも必要な年代です。
仕事体験をして社会を学ぶ
仕事体験ができるテーマパークで、将来なりたいと思っている仕事を体験させてあげることも素敵な思い出になるでしょう。中には制服着用があったり、仕事の後には(施設内で使える通貨の)お給料が出たりする流れのものもあり、疑似体験を楽しめるでしょう。
同時に社会を学べる利点が保護者にも好評。よりリアルな仕事体験ができるキッザニア東京などは、全天候型の大型施設。入場制限も行っており、安心して子どもたちを遊ばせることができます。
博物館で知的好奇心を高める
地球の歴史や状況、科学の世界などに触れることができる博物館も人気の高いスポットになります。ただ面白いだけではなく、今まで知らなかった知識が増えるのがいいところ!大人も子どもの一緒に楽しめるメリットもあり、とても充実した時間を過ごせるでしょう。
今にも動き出しそうな迫力あふれる標本や大きな恐竜たちの骨格の展示は、子ども心を思いっきりくすぐってくれるでしょう。
一緒に海に行ってサーファーデビュー!
海に行くだけでも子どもにとっては最高にテンションがあがるイベントですが、そこで一歩進んでサーファー体験をすることで、友達にも自慢できるアグレッシブな夏休みの思い出が出来るでしょう。
今は子供や親子向けのサーファー教室などもあるので、是非申し込んで、親子で一緒に夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
クリエイティブな遊びで感性を高める
最先端のクリエイティブな体験は感性を刺激し、脳の発達にもいいとされています。例えばVR体験、デジタルアート体験、プログラミング体験など。
体をアクティブに動かす体験も楽しいですが、視覚や聴覚をフル活用するデジタル体験も楽しい思い出作りができるでしょう。将来の仕事に繋がるきっかけになるかもしれません。
家のお手伝いをやってもらって協調性を持たせる
普段は学校に塾に習い事、友達との遊びなどなかなか家にいない子どもたちにも、たっぷりと時間のある夏休みにお手伝い体験をしてもらいましょう。
「浴槽の掃除だけお願いする」など、少しだけやってもらうことが長続きのコツです。自分も家族の一員であるということをしっかり認識させ、家のためにできることを継続させることで、家族としての協調性も養えます。
祖父母の家にひとりで行かせて達成感を与える
おじいちゃん、おばあちゃんと同居していない場合、夏休み期間を利用して「1人旅」をさせてみましょう。電車に乗る、人に道を聞くなどの社会性も身に着きます。
また、「自分だけで成し遂げた」という達成感も得られますね。普段保護者の監視の元で行動している子どもにとっての1人旅は、「1人で頑張らなければいけない」という自立心を育てるでしょう。
「やりたいこと」をやらせてみて自主性を身に着ける
子どもが「●●をやってみたい」と思っていることを聞いて、それを存分にやらせてみましょう。「毎日サッカーがしたい」「星座の名前を全部覚えたい」「マンガを描いてみたい」など、とにかく「やりたいこと」を思いっきりやり尽くす、という体験をさせることが子どもの自主性を育むポイントになります。
大人の都合や考えで、「ダメ」「また今度」「いつかね」なんて言葉で流してしまってはいけません。子どもの発信している希望をキャッチし、それを実現するサポートをしてあげることが、子どもの成長に繋がっていくのです。この夏休みに、そんな機会を作ってみましょう!
※この記事は2023年7月時点での情報です
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トリクルマガジン編集部
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