アミューズメントパーク「横浜八景島シーパラダイス」(以下シーパラ)。
シーパラといえば、水族館のほかに遊園地なども併設している、定番のデートスポットですよね。なかでも、「楽園ナイトパス」というチケットが特にカップル向きなんだとか。
かく言う筆者も彼女とのシーパラデートを夢見る1人。シーパラもデートも久しく行っていませんが、いつかたぶんきっとやってくるその日のために、彼女がいない今のうちからしっかり予習しておきたい。
そこでシーパラの「楽園ナイトパス」をひとりで満喫してみることにしました。
まず、そもそもどんなチケットなのでしょうか?
教えてくれたのは、シーパラスタッフの齊藤さん。
齊藤さん「『楽園ナイトパス』とは、夕方の16時~閉館までご利用いただけるチケットのことです。一度使っていただければ、カップルに人気の理由がわかると思いますよ」
なるほど。そこで、さっそく16時を待って入館してみることにしました。しかし、こんな夕方からでも本当に楽しめるんでしょうか?
<目次>
■空飛ぶイルカ!?ドルフィン ファンタジー
■カップルで大興奮!ふれあいラグーン
■海を見ながら手ぶらバーベキュー!
■日本最大級の水族館!アクアミュージアム
■恋の予感を感じさせる、ロマンティックなムード
■愛の告白ならここ!シーパラダイスタワー
空飛ぶイルカ!?ドルフィン ファンタジー
「八景島」の名前の通り、周囲を海に囲まれているシーパラ。島内は水族館や遊園地のほかにショッピングモールなど様々な施設で構成されています。
上陸すると、さっそく入り口付近にカップル向けのパネルを発見。「好きな人+好きな人=ハート」という簡単な算数ですが、僕には解くことができませんでした。どなたか、僕と愛の方程式を成立させてみませんか?
さらに先へ進むと、シーパラのマスコットキャラクター「シー太」くんがお出迎え。シーパラがオープンした25年前、1993年5月8日からこちらに鎮座しておられます。
それでは、カップルに人気の理由を探っていきたいと思います! 最初に齊藤さんがオススメしてくれたのは、シーパラの名物スポット「ドルフィン ファンタジー」。
こちらでは、バンドウイルカや多くの魚が優雅に泳ぐ姿を見ることできます。
水槽はアーチ状で、その上からは自然光が降り注いでいます。後光を浴びて頭上を優雅に泳ぐイルカ様たちがなんとも神々しくてロマンチックです。思わず、何事かを願いたくなりますね。(彼女ができますように彼女ができますように彼女ができますように)。
なお、「ドルフィンファンタジーでは、挙式や貸切パーティも受け付けているんです」と齊藤さん。イルカたちに祝福されるウェディングなんて素敵すぎ~。
普通になんとなく写真を撮っても、絵葉書みたいなクオリティに。カメラを持って恋人とキャッキャウフフするのもいいと思います。
なお、齊藤さんによれば夜にはまた違った雰囲気になるそうなので、時間を変えて見学しましょう。
カップルで大興奮!ふれあいラグーン
続いて、やってきたのはふれあいラグーン。
さまざまな海の生き物たちとふれあえるこちらのエリア。仕切りを可能な限り取り除き、さわったり撫でたりできます。
終了時間はやや早めですが、16時ならまだ間に合います。(平日11:00~18:00、土日・祝日9:00~20:00。季節や曜日によって変更あり)
なお、曜日や時間によって実施プログラムは変わるため、事前に当日のスケジュールや内容をチェックしておきたいところ。
本日は16時30分から「コツメカワウソのグリーティングタイム」が行われていました。か、かわいい!
ほか、有料プログラムもあるので、もっと間近で見たい!触れ合いたい!というカップルはそちらに参加してみてもいいかもしれませんよ。
なお、ふれあいラグーン付近には「ホテルシーパラダイスイン」や
お土産ショップ「フレンディア」もありました。(平日11:00~18:00、土日・祝日9: 00~20:00。季節や曜日によって変更あり)
かわいい動物たちとふれあった後に、ここでぬいぐるみを買って彼女にプレゼントするってわけですね。なるほど。よくできてるし、そういうデートが僕もしたい。
海を見ながら手ぶらバーベキュー!
島内には飲食店も豊富。筆者が訪れたのは、海を眺めながら手軽にバーベキューが楽しめる「焼屋」です。(平日11:00~21:00、土日・祝日9:00~21:00。L.Oは30分前。季節や曜日によって変更あり)
魚介やお肉など50種もの食材が食べ放題(90分)なんですって。しかも、ソフトドリンクやアルコールも飲み放題(別料金)。
さらには、活オマール海老やアワビなどの新鮮な高級食材を単品メニューで味わうことできちゃうんです。これはテンション上がりますな。
潮風が心地よいテラス席にて、いただきます。
七輪を使った炭火焼き。お肉や魚介類以外に、「アヒージョ」なんてこじゃれた野菜メニューも揃っています。もうすぐできる僕の彼女はきっと野菜をしっかり摂りたいタイプだから、喜んでくれると思います。
それでは、いただきます!
筆者「このエビうま~!」
彼女「あっ、それ私の~!」
筆者「ごめんごめん!もうプリプリすんなよ~。エビだけに~」
彼女「もう洋平くんおもろすぎや~」
…みたいな会話を弾ませてみたいもんです(※僕は関西弁の女の子が大好きです)。
……いやあ、やはり海を見ながらのバーベキューは格別ですね。
小野洋平(やじろべえ)
編集プロダクション「やじろべえ」所属。最後に食べたいものを聞かれたら「旅館の朝食」と答えています。https://onobenriya.com/