温泉でキレイになりたい!そんな女性の切なる願いを叶えてくれるのが、「美人の湯」と呼ばれる温泉。
日帰り温泉で手軽なお出かけもいいけれど、たまには心も体もゆっくりとお湯につかって、お肌によくて美しくなれちゃう温泉でゆったりリラックスした時間をすごすのもいいですよね。
今回は四大美人泉質と言われる炭酸水素塩泉、アルカリ性単純温泉、硫黄泉、硫酸塩泉が堪能できる全国の極上湯宿をご紹介します。
お肌を意識するだけじゃなく、絶景が眺められる露天風呂で解放感に浸りながら心身ともにリラックスしたり、露天風呂付き客室で一日中温泉を楽しむのも素敵!
見事な意匠が施された宿自慢の露天風呂で名湯をに身を沈めるのもたまりません。
大切な人との記念日におすすめ、豪華な露天風呂付き客室もしっかりチェックしておきたいところ。
美肌になれる極上の温泉にゆったり浸かり、日頃の肌疲れをリセットしよう!
四大美人泉質
1.炭酸水素塩泉
皮膚の表面を軟化させ、皮膚乾燥症によいと言われる。また皮膚の脂肪や古い角質を落としてくれる石鹸のような作用が期待でき、肌の表面がツルツルになるように感じる。
2.アルカリ性単純温泉
pH値が8.5以上の単純温泉で、肌の古い角質を落とすクレンジング効果があるとされる。pH値が高いほど角質を落とす働きが強い。くすみを取り、肌を滑らかにすると言われる。
3.硫黄泉
血行を促し、体のめぐりをよくしてくれるため、老廃物の排出がスムーズになり、メラニンを分解する働きもあるとされ、シミ予防や紫外線カット効果もあると言われる。
4.硫酸塩泉
肌の蘇生効果があると言われ、肌細胞に水分を運び、潤いを補う役割を果たしてくれる。肌の弾力を回復させたり、引き締め効果による「ハリ」が取り戻せると言われる。
1.ぬくもりに心なごむ湯宿 星のあかり【栃木県 新那須温泉】
洗浄×美白の相乗作用で、翌朝、三度見する肌へ。
泉質:炭酸水素塩泉・硫黄泉



遡ることおよそ1400年。茶臼岳の山麓に湧き出る温泉地として、歴史を刻み始めた那須温泉郷。栃木県では最古の湯であり、その名を知らない人はいない。この温泉郷の中で、もっとも新しい新那須温泉にあるのが「星のあかり」だ。
つづら折りの道を上り、那須御用邸のほど近くにぽつんと現れる小さな宿は、喧騒とはかけ離れた静寂な山間に佇む。玄関をくぐった瞬間、鼻をくすぐる硫黄臭が、温泉好きの心を掻き立てる。この宿の最大なる魅力は、天然温泉100%の硫黄泉が掛け流される大浴場とは別に、13室全客室に備わった客室露天風呂に、無色透明の別の泉質の湯が注がれているということ。
しかもいずれも正真正銘の美肌の湯とくれば、女性が憧れる宿というのも頷ける。小さな宿ゆえの、手の込んだ心尽くしの料理で心まで満たされ、熟睡した翌朝、化粧のノリの良さに、鏡を二度見ならぬ三度見してしまうはず。
TEL/0288-53-6050(予約センター)
住所/栃木県那須郡那須町湯本206-1120
料金/1泊2食付き2万130円~
アクセス/電車:東北新幹線那須塩原駅より東野バス那須湯本行きで新那須下車(バス代無料)、バス停より無料送迎車で3分/車:東北道那須ICより20分
駐車場/20台
「ぬくもりに心なごむ湯宿 星のあかり」の詳細はこちら
2.多彩な湯めぐり四季の幸を愛でる宿 湯元館【滋賀県 おごと温泉】
風が凪ぐ碧色の湖面を眺め、和の寛ぎと洋の癒しを。
泉質:アルカリ性単純温泉





時は平安。天台宗の開祖、最澄が開湯したと言われる名湯、おごと温泉。海とは違うどこまでも穏やかな湖面を眺めながら、最上階の露天風呂に浸かる。
PH9.2というアルカリ性の強い湯は、肌に触れた瞬間からまとわりつくようなとろみを感じる。
『湯元館』は、1929年おごと温泉で最初の温泉宿として創業以来、90年の歴史を誇る。記念日など特別な日には、2013年にオープンの全10室のはなれ「葭蘆葦(かろい)」を選びたい。老舗ならではのもてなしの心に加え、専用ラウンジでのチェックインとアウト。専用食事処での一品出しの会席料理と、スマートなサービスは一流のホテルを思わせる。


さらに、全国的にも珍しく、旅館で本格的なアーユルヴェーダの施術が受けられる。セラピストは本場スリランカの国際基準資格取得者。体の状態に応じて最適なオイルを選び、美肌に磨きをかけてくれる。心身からのリラックスが美肌の秘訣と実感できるはずだ。
TEL/077-579-1111
住所/滋賀県大津市苗鹿2-30-7
料金/1泊2食付き2万2614円~
アクセス/電車:JR湖西線おごと温泉駅より送迎バスで5分/車:名神京都東ICより20分
駐車場/50台
「多彩な湯めぐり四季の幸を愛でる宿 湯元館」の詳細はこちら
3.下呂温泉 湯之島館【岐阜県 下呂温泉】
見事な意匠の数々にふれ、澄んだ名湯に静かに身を沈める。
泉質:アルカリ性単純温泉


下呂温泉街を眼下に一望し、下呂富士中腹に位置する木造3階建。1931年に創建され、90年近くここにある自然と対話を重ねてきた。威風堂々たる玄関、3階建の本館、渡り廊下の3カ所が、2010年国登録有形文化財に登録され、名実ともに下呂が誇る老舗宿となった。


下呂温泉と言えば、日本三名泉のひとつ。アルカリ度の高い湯が美人の湯として人気だ。街での足湯巡りもいいが、この宿なら、司馬遼太郎氏が賞賛した「春慶荘」にこもり、客室露天風呂で名湯を堪能したい。飛騨の宮大工による総檜造りの東屋は、春慶塗で統一されている。艶やかな柿色に輝く柱や欄間など、控えめな華やかさに、日本の粋を感じ取りたい。
TEL/0576-25-4126
住所/岐阜県下呂市湯之島645
料金/1泊2食付き1万8360円~
アクセス/電車:JR高山線下呂温泉駅より送迎バスで5分/車:中央道中津川ICより60分
駐車場/30台
「下呂温泉 湯之島館」の詳細はこちら
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。