close

2019.08.06

【子どもと富士登山】何歳から登れる?おすすめルート、必需品や服装は?達人に聞きました!

世界遺産にも登録された、日本の最高峰・富士山。その頂から眺めるご来光や下界に広がる雲海の美しさは、まさに訪れた者しか味わうことのできない感動。そんな富士登山での感動体験を、今年は家族で挑戦してみるのはいかがでしょうか。

もちろん、登山に油断は禁物。事前にルートやプランを練り、装備をしっかり行う必要があります。そこで、富士山のガイドを行う達人に、子連れ富士登山で気を付けるべきポイントを聞きました!また登山スケジュールの一例や、なんと達人が案内してくれるという富士登山ツアーもご紹介。

小さな歩みを重ねた先に見える、忘れられない絶景。大人になってもずっと語り合える一生モノの思い出を、富士登山で作りましょう!!

記事配信:じゃらんニュース

家族で声を掛け合い、助け合う登山は子どもの強い自信にも繋がる体験です。日本の最高峰・富士山から見たご来光や雲海の美しさは、10年後に再び子どもと語り合える一生モノの思い出になります。

富士登山の達人 福田健史さんに聞きました!

富士エコツアー・サービス1
富士エコツアー・サービス 福田健史さん

富士エコツアー・サービス代表。毎年1000人以上に富士登山をガイドする山の達人。初心者にも安心な少人数制の富士登山ツアーを企画。

Q.何歳くらいの子どもから挑戦できますか?
A.富士山は一合目ごとに山小屋があり道も整備されているため5歳で登る子もいますが、無理せず登れる小学生からの挑戦がオススメ。

Q.子連れにオススメの登山ルートが知りたい!
A.現在4つの登山道がありますが、山頂へ最短距離で行けて、海の景色が楽しめる「富士宮口登山道」なら、子どもも飽きずに登れます。

Q.親の体力も心配…親子共に負担のない登り方はありますか?
A.山頂のご来光が定番ですが、夜中に氷点下の山道を登るのは危険で大変です。泊まった山小屋でご来光を拝み、山頂を目指すのがオススメ。

Q.富士登山に必要な服装や必需品を教えて!
A.絶対の必需品は登山靴、帽子、リュック、雨具、防寒具の5つ。富士登山は1日で真夏と真冬を体験しますから着脱が楽な服装の用意を。

Q.富士登山前に登山の練習は必要ですか?
A.子ども達はトレーニングなしで大丈夫ですが、心配なのはお父さんとお母さんの体力。平地よりも近くの山や階段を登る練習が◎。

富士山1
小さな歩みを積み重ねて…親子で日本最高峰を目指す!(写真提供/静岡県観光協会)
富士山2
夜中に山頂を目指す人のライトで登山道に幻想的な光の筋ができる(写真提供/静岡県観光協会)
富士山3
安全面を考え山小屋でご来光を楽しむのがオススメ(写真提供/元祖七合目山口山荘)
富士山4
どこまでも広がる青い空と雲海に疲れも吹き飛ぶ(写真提供/元祖七合目山口山荘)

1泊2日の登山スケジュール例

1日目
12:00 富士宮口五合目のレストハウスで昼食&休憩
13:00 登山スタート!
17:00頃 七合目~八合目の山小屋へ到着!山小屋で夕食や山からの絶景&夜空を満喫
20:00 就寝
2日目
4:00 起床。山小屋でご来光と朝ごはん、登頂開始
8:00 富士山頂!山小屋で休憩、浅間大社奥宮へ参拝など
10:00 下山開始
16:00 富士宮口五合目到着!

富士山5
富士山6
無理して登頂を目指すのではなく富士登山を楽しむ。下山後には子どもがひとまわりたくましく感じられる
富士山7
富士山8
山小屋に到着したらしっかりと体を休めて。富士山五合目から上であれば、どこからでもご来光が見える
富士山9
富士山頂上の浅間大社奥宮に到着!
富士山10
標高3776mと記した日本最高峰の碑がある「剣ヶ峰」からの眺め

達人が案内してくれる富士登山ツアーはこちら!

家族だけで登る「プライベート登山コース」や「ファミリー登山コース」など、快適な登山をサポートします。山小屋の手配や駅の送迎もあります。

富士エコツアー・サービス
<ツアー名>ファミリー富士登山1泊2日コース
<開催時期>7月~8月の期間中に全14回開催
<料金>1人2万8000円(大人子ども同一料金)※山小屋宿泊費が別途必要
<料金に含まれるもの>1日目の昼食・お茶、2日間のガイド料、保険料、下山後のドリンクやお菓子、ごみ回収費、新富士駅または「ゆらぎの湯」またはホテルまで送迎
<対象年齢>小学校1年生から※要予約

富士エコツアー・サービス
[TEL]0555-89-2020
[住所]山梨県南都留郡富士河口湖町富士ケ嶺821-5
[営業時間]8時~20時
[定休日]なし
「富士エコツアー・サービス」の詳細はこちら

※この記事は2019年5月時点での情報です

■消費税の税率変更に伴うお知らせ
2019年10月以降に係るお支払につきましては、施設利用時に現地にて税率変更による差額分のお支払いが発生する場合がございます。
実際のお支払い金額に関しましては、ご利用いただく施設までお問い合わせください。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

Topics

tag

この記事に関連するエリア

この記事に関連するキーワード