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「せっかくだから」の呪縛から解放されると、ひとり温泉はもっと楽しい

2020.02.08

ひとり旅はもちろん、ひとりカラオケ・ひとり焼肉など最近では「おひとりさま」も楽しめることが増えてきていますね。
でも「ひとり〇〇を経験してみたいけど、どう楽しんだらいいかわからない」そんな方もいると思います。

そこで温泉オタクの永井千晴さん(@onsen_nagachi)に“ひとり温泉旅行”の楽しみ方を教えていただきました!永井さんは、ひとり温泉旅行に関する書籍も進行中とのこと(詳細は発売が見えてきたら告知します!)。

毎月、連載で少しずつ“ひとり温泉”を楽しみヒントをお伝えしていけたらと思いますので、どうぞお楽しみに

記事配信:じゃらんニュース

ひとりで温泉旅行、行ったことありますか。
筆者は、何日も仕事を休んでいく温泉旅行は専らひとりです。昨年はひとりで2週間ほどヨーロッパにある温泉をめぐったり、1週間ほど島根や鳥取で湯に浸かったりしていました。「さびしくないの?」「ひとりで何してるの?」とよく聞かれますが、なんのなんの、楽しい。めちゃくちゃにサイコーです。

ひとり温泉はもっと楽しい
▲ひとりで行った世界最大級の露天風呂、アイスランドの「ブルーラグーン」…!

この連載では、ひとり温泉旅行に興味はあるけど、ちょっとだけ勇気が出ない人に向けて、「こんな楽しみ方があるよ?」ってコツをお伝えできればと思っています。

私がひとり温泉旅行をするのは、「ヒトカラに行きたい」と同じモチベーション

ひとり温泉は、「ヒトカラ(=ひとりカラオケ)で誰も知らないお気に入りの曲を歌い切る」のと同じ体験だと思っています。

ひとりカラオケの経験、ありますか。上司や友だちは馴染みがあまりなさそうな、自分のお気に入り曲を、たっぷり目一杯、誰の目も気にせず歌う時間。何回も同じ曲を歌ってもいいし、飽きたらすぐに消してもいい。セリフの部分まで歌い切ってもいい。私は椎名林檎だ、宇多田ヒカルだと言わんばかりに、声を張り上げてもいい。あの心地よさったら、たまりません。

ひとりで温泉旅行を計画して、ひとりきりで現地に向かい、湯船にじんわり体を鎮めるとき、なんだかヒトカラをしているような気分になります。「上司の年代に合わせた曲」「友達と一緒に歌える曲」「全員で盛り上がれる曲」の忖度がない。私はただここに来たくて、お金も時間もすべて自分で管理して計画して、やっと憧れの温泉に浸かれた……圧倒的な自己満足、高揚感、達成感。体中に満ち満ちるものです。

ひとり温泉はもっと楽しい
▲浸かってみたくて、山奥の名湯まで足を伸ばしてみたり

私がひとりで温泉旅行に行くのは、だいたいそんな、「なんとなくヒトカラで自分勝手に歌いたいな」と思い立ってしまったときです。

誰にとめられるでも、遮られるでもなく、自分のお気に入りに浸る時間。例えば、写真が好きで、同行者を気にせず思う存分写真を撮りたい、とか。同行者が行きたいというからといって、自分に興味のない観光に無理して付き合わなくていい、とか。家を出てから帰ってくるまで、すべて自分のペースで決められます。電車で行こうと思ったけどゆっくり景色が見たいから、やっぱり路線バスにした……でもいいんです。

そういう自由度の高さが、ひとり温泉のいいところ。ヒトカラをする人に「さびしくないの?」「ひとりで何してるの?」とは聞かないように、そもそも目的が違うのです。

「さびしさ」をなくす方法もあります

とはいえ、ひとりで移動して、ひとりでご飯を食べて、ひとりで眠る旅行です。慣れない方にとっては、想像するだけで「さびしそう」と思ってしまうかも。

私がおすすめしているのは、とにかく「目的を絞る」こと。せっかくだからと、興味の薄い観光名所へ足を伸ばしたり、ひとりで体験スポットへ行ってみたりすると、たしかにさびしい感じがします。

せっかくだから行かなきゃ、やらなきゃ、見なきゃ…の呪縛から解放されれば、旅程がシンプルになり、自分だけのものになってくるはず。

また、旅館のプランを「部屋食」にするのもおすすめ。旅館スタッフさんが部屋まで食事を持ってきてくれるサービスで、最近はひとり客にも対応するところが増えてきました。1万円台の宿でもかなえられるので、ひとりで気兼ねなく食事ができます。

ひとり温泉はもっと楽しい
▲思い切って、温泉街にある鮨屋など、カウンターのあるお店で夕食をとるのも手

さびしさは、「周りには“誰か”がいるのに、私には誰もいない」という比較から生まれるもの。物理的に“誰か”が視界に入らなければ、気になりにくくなるのではないでしょうか。

温泉旅館でひとりの夜、「何かしなくちゃ」と思ってない?

温泉も済ませ、夕食も済ませ、部屋でひとり、布団に転がる夜。友達や家族と訪れるときは、お喋りやトランプ、お酒を飲むなど、コミュニケーションの時間ですよね。ひとりの夜、「何かしなくちゃ」いけないのでしょうか。

例えば「文庫本を持ち込んで読書をする」なんて方がいると思います。ひとり温泉といえば読書、などというイメージで。でも、特段読書が好きとか、読みたい本だった…でなければ、わざわざ読まなくてもいいと思います。

ひとり温泉はもっと楽しい
▲ふかふかのお布団に寝転がって、ひとりだけの時間を楽しむ

私の旅館でのひとりの夜は、めちゃくちゃソシャゲ(スマホアプリゲーム)やら、Netflixでアニメやらドラマを見るやらで、まったく情緒がありません。限りなく“家”です。だって、普段と違うことをやると、それだけでほんのり疲れてしまうから。ただでさえ馴染みのない土地で、馴染みのない布団とまくらで眠るのだから、過ごし方はせめていつも通りがいい。21時に寝る支度が終わっていても、普段と同じく深夜1時まで起きていてもいいんです。「せっかくだから」の呪縛から解放されると、びっくりするほど旅行から帰ってきたときの疲れが減りますよ。

ひとり温泉は、朝早くから移動して観光しなくてもいいし、お昼ごはんは14時でもいいし、飽きたら帰っていいもの。ヒトカラに行くようなイメージで、興味の赴くままに旅行すると、ぐんと楽しくなります。まずは「せっかくだから」と欲張ったり、いつもと違うことをしすぎたりするのを、やめてみませんか。


■プロフィール
永井千晴(ながち)

永井千晴(ながち)
温泉オタクな会社員。訪れた温泉は400超。普段はCHOCOLATE Inc.でプロデュース業をしています。元じゃらん編集部員。
Twitterのアカウント @onsen_nagachi
@onsen_nagachi
https://twitter.com/onsen_nagachi

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