3月2日は「ご当地レトルトカレーの日」でした♪あまり聞いたことが無いかもしれませんが、日本には、数えきれないほどの「ご当地レトルトカレー」があるんです。
今回は、浅草にあるご当地レトルトカレー専門店「カレーランド」の店主であり、ご当地レトルトカレーマニアの猪俣早苗さんに、47都道府県それぞれのおすすめレトルトカレーを伺ってきました!
そしてその中でも特におすすめだという5品を編集部で実際に味わってみましたので、その実食レポと共にご紹介いたします。
是非お気に入りのご当地レトルトカレーを見つけてくださいね♪
※カレーランドで販売している商品のみ販売価格が入っています。
猪俣さんおすすめの5品を実食!
ご当地レトルトカレー専門店「カレーランド」

猪俣さんが店主をつとめるのは、東京 浅草にあるご当地レトルトカレー専門店「カレーランド」です。

ところせましと並べられた、各地のご当地レトルトカレー。ご当地ならでは!とわかるものや、こんなものが!?と意外なものまで、店内を見ているだけで楽しめます。
こちらのお店で、猪俣さんが特におすすめしたい5種類を実際に食べてみましたので、レポートしたいと思います♪
奥出雲和牛カレー

最初に頂いたのは、島根県の「奥出雲和牛カレー」。
なんとこちらは、猪俣さんが「カレーランド」を作るきっかけになったレトルトカレーだそう。猪俣さんにお話を聞いたとき「でも見た目は普通なんです。」としきりにおっしゃっていました。
「いやいや、ひとつのカレーをきっかけにお店をやることになって、そのカレー、見た目普通なわけないでしょ。」と思いつつ、いざ実食です!

…………見た目がめちゃくちゃ普通(笑)
一口食べると、口の中にカレーのスパイシーさと、野菜の甘みが広がります。玉ねぎのとろっとした甘さ、人参の甘さ、そしてお肉の旨み。
なにか特別な具材や隠し味が入っている感じはしないのですが、なんともいえない味の奥深さを感じることが出来ます!一口目からダイレクトにおいしいというより、食べ進めていくうちに「ああ、このカレーうまい。」とどんどん美味しさに魅了されます。
猪俣さんが「男性は絶対このカレーに戻ってきます。」と深いことをおっしゃっていましたが、食べればわかる。不思議な魅力と圧倒的なおいしさを併せ持つカレーです!
[価格]650円
三衛門カレー

続いていただいたのは、茨城県の「三衛門カレー」!
木箱入りで、値段は3000円。もうどこから突っ込んだらいいのかわからないので、早速いただきます。

ドーーーーーーン!
感じざるを得ない高級感!!!!!見た瞬間、少し笑いました。
こちらのお肉は、三衛門という銘柄豚。なんと150gも使われています。ルーはとろみが少なく、水分量の多いカレーです。

お肉は、スプーンで切れるほどにほろほろの食感!
口に入れると、お肉のジューシーさの後に、ピリッとしたカレーの爽やかな辛みが来ます。お肉のボリュームと鋭い辛さで、かなりご飯が進みました。
レトルトカレーとしてはかなりお高いですが、しっかりお肉を食べたという満足感を存分に感じることが出来ましたよ!
[価格]3000円
四万十ぶしゅかんグリーンカレー

続いてのおすすめカレーは高知県の「四万十ぶしゅかんカレー」。
高知では、酸味の強いみかん類を、お酢として使う伝統の食文化があるそう。そんな酢みかんの一種である「ぶしゅかん」の果汁を絞り入れたグリーンカレーです。

鶏肉やきのこが入った見た目は、よく見るグリーンカレー。ただ、明けた瞬間に爽やかな柑橘の香りが広がります♪
食べると、柑橘の香りと一緒に爽やかな甘さが広がります。その後にビリビリと辛さを感じました!

鶏肉は「土佐はちきん地鶏」を使っているそうで、とってもジューシー!
一口目は、正直「クセがあるかも…。」と思ったのですが、3口目くらいからスプーンが止まらなくなります。
しっかり辛いのにフルーティーな味わい。ハマります。
[価格]540円
猿払産天然ほたてカレー

こちらは、北海道の「猿払産天然ほたてカレー」。
ほたてカレーと聞いて、ルーの中にホタテがいくつか入っているだけなのかな?と思ったのですが、猪俣さんによるとルーの中にこれでもか!という量の天然の貝柱が入っているそう。
「このルーを食べてホタテってわからない人はいない!」ということでした。どんな味なのでしょうか!?

ルーは、水分量の少ない濃厚なカレーです。聞いた通り、開けた瞬間にホタテの良い香りがいっぱいに広がりました!

大きなホタテも入っていました!ホタテの味わいと野菜の甘さが強く、全体的にもまろやかな辛みで、お子さんも食べられるようなカレーです。
猪俣さんが、「ホタテが強すぎて驚く人もいる」とおっしゃっていた意味が良くわかります!ホタテカレーというより、ホタテのカレー煮というか、あくまでも「主役はホタテ!」のカレー。
ホタテ好きは、絶対食べるべきカレーです♪
[価格]730円
ひねキングカレー

最後に頂いたのは、ご当地レトルトカレー界のニュースター、和歌山県の「ひねキングカレー」です。
こちらは昨年、テレビで紹介され大ブームになり、入荷してすぐに売り切れることもあるそう!卵の産地で有名な和歌山県橋本市のひねどり(親鳥)のもも肉が丸ごと1本入っているカレーです。

こちらもインパクトのあるビジュアル!もも肉が骨付きで入っています!
ルーは水分量が多く、さらっとしています。開けた瞬間、かなり辛そうなスパイスの香りが広がります♪

お肉はじっくり煮込まれていて、骨からするんと外れます。ほぐして食べるとろとろとした食感の中にも、ひねどりらしく食べごたえを感じることが出来ます。
香りはかなりスパイシーですが、辛すぎず誰でもおいしく食べられる味♪
かなりボリューミーですが、ご飯と一緒にどんどん食べ進めることが出来ました!
[価格]700円
ご当地レトルトカレーは、実際に食べてみると本当に多種多様で、それぞれの地域の特徴カレーを通して感じることが出来ました♪
じゃらん編集部
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