鹿児島県の鹿児島市へ旅行するなら知っておきたいことを紹介します。有名な観光スポットはもちろん、季節別の見どころやおすすめの遊び・体験スポット、グルメやお土産情報も。
雄大な桜島や、日本の近代化を支えた歴史にまつわるスポットなど鹿児島市の魅力が満載!宿泊情報や主要都市からのアクセス情報もまとめています。
鹿児島市のエリアと観光スポット紹介

鹿児島市のエリアを大まかに分けると、市街地のある北部・自然豊かな南部・桜島の3つ。
それぞれ特徴のある観光スポットが揃うので、まずは各エリアの定番を押さえておきましょう。

北部エリア
鹿児島市の北部、市内アクセスの玄関口となる鹿児島中央駅や、南九州随一の繁華街天文館通りなど、中心となる地域も含むエリアです。
広大な庭園から、雄大な桜島も見渡すことのできる名勝 仙巌園は、鹿児島市を代表する観光スポットなので、旅の予定には必ず入れておきたいところ。
渋谷の「忠犬ハチ公」の作者・安藤照が製作した西郷隆盛銅像は、高さ8mと迫力満点。撮影スポットとしても、多くの人が訪れています。
ジンベエザメも生息する大水槽が必見のいおワールドかごしま水族館もおすすめの観光スポット。
「日本ではじめて新婚旅行をした」という逸話の残る坂本龍馬が訪れたのが鹿児島でした。そんな龍馬夫妻の銅像、坂本龍馬新婚の旅碑はカップルで訪れたい名所です。
南部エリア
鹿児島市の南部は、自然が豊かなエリア。
南の島・奄美の自然や文化に触れることができる奄美の里、渓流と緑が美しい慈眼寺公園、花と緑にあふれ、アスレチックも楽しめる錦江湾公園など、自然を生かした観光スポットが揃います。
桜島エリア
鹿児島港からフェリーで15分ほどで行ける、半島になっているエリアです。
もちろん、鹿児島のシンボル桜島は必見!もくもくと上がる噴煙に圧倒される、ここならではの旅を楽しんでください。
一般の人が入れる最高地点・湯之平展望所からはより間近に桜島の雄姿を眺めることができます。
「桜島」溶岩なぎさ公園では、足湯も楽しむことができるので、疲れを癒すのにぴったり!
どのエリアも、飛行機で行く場合は鹿児島空港、新幹線の場合は鹿児島中央駅を経由します。
鹿児島市の季節別見どころ

日本の中でも温暖なエリアなので、一足早い開花を楽しんだり、冬でも過ごしやすいスポットがあるなど、独自の過ごし方ができる鹿児島市。
季節別の見どころを紹介します。
春の見どころ
桜島をバックに美しい春の花々を見渡すことができるのが、鹿児島市の春の見どころ。
例えば吉野公園(北部エリア)では、カワヅザクラが2月下旬ごろから見ごろになり、4月下旬ごろまで品種ごとに開花の様子を見られます。
慈眼寺公園(南部エリア)では、この時期ネモフィラが一面に広がり、まるで青い絨毯のよう。
夏の見どころ
緑豊かに生い茂る仙巌園(北部エリア)から桜島を眺めるのにいい季節。
また、暑い夏でも比較的涼しく過ごせるいおワールドかごしま水族館(北部エリア)もこの時期におすすめのスポットです。
秋の見どころ
秋の花が見ごろになる季節。
春の見どころでも紹介した慈眼寺公園(南部エリア)は、この時期コスモスのピンクが楽しませてくれます。
25もの屋台が軒を連ねるかごっまふるさと屋台村(北部エリア)で食欲の秋を楽しむのも◎。
冬の見どころ
夜景を見るのにぴったりな季節です。城山展望台(北部エリア)から眺める桜島をバックにした夜景は見事。
天文館通(北部エリア)をはじめとした市街地では、イルミネーションが輝くのも見どころです。
鹿児島市のおすすめ遊び・体験

鹿児島市では、海のアクティビティから桜島を体感できるツアーまで幅広い遊び・体験をすることができます。
海ならダイビングやSUP、イルカウォッチングも楽しむことができます。
桜島をより間近に体感したいなら、クルーズの他、飛行機で遊覧するツアーも!
自然豊かなエリアも多いので、農業体験やアウトドアクッキング体験、野菜収穫体験もおすすめ。グリーンファーム(南部エリア)ではこれら全ての体験をすることができます。
また、薩摩切子工場(北部エリア)では、繊細で優美な伝統工芸品「薩摩切子」が造られる行程を見学することもできます。
鹿児島市のおすすめグルメ

特に黒豚で有名なお肉、豊富な海の幸に鹿児島市ならではの名物まで、おすすめのグルメを紹介します。
鹿児島市定番ご当地グルメ
鹿児島市に旅行に来たら絶対に食べておきたいのが、かごしま黒豚です。さつまいもで育てたこの黒豚は、柔らかい食感とバランスのとれた霜降りが絶品で、とんかつやしゃぶしゃぶで食べるのがおすすめです。
海の幸なら、キビナゴやカンパチが有名。特にキビナゴは鹿児島の食卓にもよく出される魚で、新鮮な刺身を食べられるのはとても貴重です。
もちろん、さつま揚げも大定番のグルメなので、本場の味をぜひ体感してください。
その他おすすめの鹿児島市グルメ
ブランド肉なら、かごしま黒豚だけではなく鹿児島黒牛、黒さつま鶏もおすすめです。黒牛はステーキ、鶏は刺しで!
ふんわり柔らかく削ったかき氷に練乳をかけて、フルーツ・煮豆を乗せた白熊は、鹿児島市を代表するスイーツです。
大きなものになると約30kgにもなるという桜島大根は、食べるだけではなく鹿児島市旅行の記念に写真にも収めておきたいところ。
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鹿児島市のおすすめお土産

鹿児島市の定番のお土産は、やはりさつま揚げ!揚立屋の「生さつまあげ詰合せ」は、さつまいもが入ったものやチーズ入りまで色んな種類を楽しめる商品です。
自然薯、米粉、砂糖で作る“かるかん”で小豆餅を包んだ明石屋の「かるかん饅頭」も、長年定番のお土産として多くの観光客から支持される銘菓です。
他にも、桜島の名産・小みかんを使ったお菓子や、さつまいもを使ったスイーツなど、鹿児島らしさを感じられるお土産も。
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鹿児島市のおすすめ温泉(宿)があるエリア
鹿児島市には、海沿いの露天風呂からのオーシャンビューが魅力の古里温泉郷(桜島エリア)があります。運が良ければ、海を泳ぐイルカを見ることができることも。
波音を聞きながら、開放感たっぷりの温泉で疲れを癒してください。
鹿児島市へのアクセス
鹿児島市への主要都市からのアクセスは以下の通り。
※鹿児島観光コンベンション協会公式HPアクセス情報より抜粋
<飛行機の場合>
・東京(羽田空港)-鹿児島空港/約2時間
・大阪(関西空港)-鹿児島空港/約1時間15分
鹿児島空港からリムジンバスを使って、約40分で鹿児島の市街地へ移動できます。
市街地から出る観光周遊バスを使えば、主な観光スポットを巡ることができて便利。
<新幹線の場合>
・大阪(新大阪駅)-鹿児島中央駅/約3時間50分
・福岡(博多駅)-鹿児島中央駅/約1時間20分
鹿児島中央駅も市街地にあるので、観光周遊バスの利用が便利です。
※この記事は2020年8月時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性がありますので、事前に公式ホームページなどで最新の情報をご確認ください。
※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。
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