和歌山県に旅行に行くなら知っておきたいことを紹介します。有名な観光スポットはもちろん、季節別の見どころやおすすめの遊び・体験スポット、グルメにお土産情報も。
世界遺産巡りや絶品海の幸、国内屈指の名湯など和歌山の魅力が満載!宿泊情報や主要都市からのアクセス情報もまとめています。
和歌山県のエリアと観光スポット紹介

南北に長い和歌山県は、海と山に恵まれており、観光・グルメ・温泉など見どころたっぷり!そんな各エリアの特徴を見ていきましょう。

和歌山市エリア
徳川御三家の一つ、紀州藩の居城和歌山城をはじめ史跡の多い町エリア、かの有名な万葉集にも歌われた景勝地、釣りや海水浴で賑わう海エリアなど、様々な顔を覗かせる旅の起点となるエリアです。
高野山エリア
半径1.5キロ以内に寺院や史跡などの名所が凝縮された世界遺産高野山。その厳かな雰囲気とともに美しい自然美を満喫できると、海外からの観光客にも評判のエリアです。
紀中エリア
「海と山の国」和歌山を象徴するようなこのエリア。豊かな漁場とどこまでも続く海岸線、山間の見事な景観に、誰もが見惚れてしまうはず。みかん・醤油・梅干しなどの特産物が豊富な地でもあります。
白浜・串本エリア
アドベンチャーワールドを有する関西を代表する観光地。伊勢エビやクエなど海の幸が美味しいことでも知られています。また本州最南端の町・串本に向けて南下すれば、壮大なリアス式海岸を眺めることも。
熊野エリア
巡礼の道・熊野古道の中心である世界遺産熊野三山が鎮座するこのエリア。周囲に温泉源が豊富な地としても有名で、今も昔も熊野に参拝する人々を癒してくれます。
各エリア・各所への移動はレンタカーがおすすめです。JR和歌山駅周辺にレンタカー手配会社が複数あるので、事前に予約しておきましょう。
和歌山県の季節別見どころ

春の見どころ
美しい桜に、輝きを放つ新緑。穏やかな気候に恵まれる春は、熊野古道(熊野エリア)をはじめ、ゆったり散策するのにぴったりの季節。この時期に旬を迎えるカツオも絶品で、その高い鮮度から刺身で食べるのが地元流なのだとか。また5月に開催される白良浜海びらき(白浜・串本エリア)は、本州で最も早い海開きとして有名です。
夏の見どころ
気温が上昇し、晴天が続く和歌山の夏。この時期は海に山にアウトドアを存分に楽しむのがおすすめ。歴史ある夏祭りも各所で開催される他、7~8月にかけて行われる花火大会も夏の風物詩に。中でも、白浜花火大会(白浜・串本エリア)のクライマックスでもある湾全体を銀世界に包む“ナイアガラ”は一見の価値ありです。
秋の見どころ
暑くもなく寒くもなく、過ごしやすい気候が続く和歌山の秋の魅力は「紅葉」でしょう。和歌山城、高野山、熊野古道…数々の名所が赤や黄色に色づいていきます。
10月下旬から11月初旬に見ごろを迎える護摩壇山(熊野エリア)の紅葉は、ごまさんスカイタワー(熊野エリア)の展望塔から望む大パノラマがおすすめです。
冬の見どころ
肌寒い日々が続く冬は、湯めぐりと海の幸を楽しむのにもってこいの季節。県内には雄大な自然を眺めながら堪能できる名湯が多く、また脂の乗った美しい白身が特徴の高級魚クエは一度口にしたら忘れられない味と言われています。和歌山を訪れた際は、ぜひ一度味わってみてください。
和歌山県のおすすめ遊び・体験

季節ごとに異なる表情を魅せる和歌山。その魅力を存分に感じることができる各種体験も豊富に。
毎年5~9月にかけて行われる北山川観光筏(いかだ)下りは、ぜひチャレンジしてほしいアクティビティです。山から切り出された木材を筏に組んで川を運ぶ「筏下り」を観光用にアレンジ。北山川の激流を豪快に進んだり、穏やかな川の流れの中をゆったり漂ったり…非日常の“冒険”に出かけてみましょう。
また、味覚の秋ならではの体験がみかん狩り。歴史もあり、味も評価の高い「有田みかん」が、なんと食べ放題!皮が薄く甘い実が特徴で、お土産として買って帰る人も多いのだとか。
ぜひ旅のコースやプランに、これらアクティビティを取り入れてみてください!
和歌山県のおすすめグルメ

緑豊かな自然と、黒潮がもたらす温暖な気候に育まれた、和歌山ならではの新鮮な食材を使ったおすすめのグルメを紹介します。
和歌山定番ご当地グルメ
かつて僧侶たちが厳しい修行中に、肉や魚などを食べない食生活から生まれた精進料理。素材選びや調理法にも工夫が凝らされており、最近では「健康食」としても有名です。
その昔、弘法大師(空海)も好んでいたと言われる胡麻豆腐など、ぜひ味わってほしい逸品ばかり!
その他の和歌山おすすめご当地グルメ
地元では「中華そば」と呼ばれる、今や全国区の知名度を誇る和歌山ラーメン。スープは鶏ガラや豚骨からとったダシがベースに。澄んだスープが特徴のあっさり系や、白濁したこってり系まで、市内を中心に数多く軒を連ねるラーメン店で、様々な味を堪能してみてください。
食べる際に目を見張るほど口を大きく開くことから、その名がついたと言われるめはり寿司は、和歌山を代表する郷土料理のひとつ。
炊いたご飯を握り、塩漬けした高菜の葉で包んだだけという素朴さが本来の姿ですが、近頃は、ご飯の中に入れる具材も増え、各店ごとにバラエティに富んだ味わいを楽しむことができます。
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和歌山県のおすすめお土産

お土産選びは旅の醍醐味のひとつ。一方、数あるお土産品の中から何を選べばよいか迷ってしまう…そんな人も多いはず。以下に定番から話題の商品まで、おすすめのお土産3選を紹介します。
和歌山おすすめお土産1
温暖な気候の和歌山は、古くからしらす漁が盛んなことで有名です。カネナカ商店 しらすのなかむらの「釜揚げしらす」は、ふわふわの食感がやみつきになる逸品。ご飯のお供やお酒のおつまみに最適です!
和歌山おすすめお土産2
福菱の「かげろう」は、表面さっくり、中ふんわりの生地でクリームを挟んだ洋菓子。お茶にもコーヒーにもよく合い、やわらかな生地と甘過ぎないクリームとのバランスが絶妙です。日持ちする上、個別包装なのもお土産向き!
和歌山おすすめお土産3
和歌山県北部を中心に親しまれているご当地ラーメン、その味を自宅で手軽に!柏木製麺所の「和歌山ラーメン」は、細打ち麺に豚醤油味のスープが相性抜群!「和歌山独自の醤油味がおいしい」とリピートして購入する観光客も多いのだとか。
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和歌山県のおすすめ温泉(宿)があるエリア

和歌山には有名な温泉地がたくさんあります。そのほとんどが炭酸水素塩泉や塩化物泉といった、なめると苦味や塩辛さのある泉質。代表的な温泉地を紹介します。
古くから温泉地として知られる白浜温泉(白浜・串本エリア)は、レジャー施設も充実しており、大人から子供まで楽しめるリゾート地として親しまれています。
また、雄大な太平洋を望む勝浦温泉(熊野エリア)には、静かな湾内に面した露天風呂などの名物温泉が数多く点在しています。潮風を感じながら、ゆったりと浸かる湯は格別です。
世界遺産・熊野本宮大社のお膝元にある熊野本宮温泉郷(熊野エリア)も見逃せません。山と川が織りなす情緒あふれる景観の中、歴史ある名湯を存分に味わうことができます。
最後に紹介するのは、龍神のお告げで開かれたと言われる龍神温泉(熊野エリア)。非常にやわらかな湯が特徴で、肌がツルツル&しっとりすると言われています。
和歌山を訪れる際には、ぜひのんびり湯めぐりを楽しんでみてください。
和歌山県へのアクセス
和歌山へのアクセスは以下の通り。
※和歌山県観光連盟公式HPアクセス情報より抜粋
<東京から>
・陸路/東京駅よりJR山陽新幹線のぞみ+JR特急くろしおで約3時間30分
・空路/羽田空港から関西空港まで約1時間10分。その後在来線で約45分
<大阪から>
・陸路/新大阪駅よりJR特急くろしおで約1時間
<福岡から>
・陸路/博多駅よりJR山陽新幹線のぞみ+JR特急くろしおで約3時間40分
・空路/福岡空港から関西空港まで約1時間10分。その後在来線で約45分。
※この記事は2020年7月時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性がありますので、事前に公式ホームページなどで最新の情報をご確認ください。
※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。
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