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【東北】美味しいご当地鍋8選!名物の郷土料理を紹介<2020>

2020.11.06

東北の長く厳しい寒さを乗り切るために、地元で食べられている冬のご当地グルメ。ご存知の人も多い、きりたんぽ鍋や山形の芋煮、あんこう鍋。ローカルだけど、仙台せりやしょっつる、どんこも冬の美味です。地元が東北の人にとってはきっと故郷の冬を思い出す味。

今回は東北の美味しいご当地鍋料理をご紹介。おすすめのお店も紹介するので、旅行の際にはぜひランチや夕食の候補としてピックアップしてみてくださいね。

心も体もぽかぽかにあたたまる冬の鍋料理。グルメツウも、旅行好きな人も早速チェックして♪

※この記事は2020年9月9日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

きりたんぽ鍋【秋田県】

東北と聞いたら思い浮かべる人も多い日本の米どころ秋田で生まれた。

きりたんぽ鍋
ネギに甘みが増し、セリがやわらかくなる11月の終わりが食べごろ
きりたんぽ鍋
おにぎりを握ってから秋田杉の棒に刺し、たんぽの形にする
きりたんぽ鍋
表面がこんがりときつね色になるまで炭火で焼く

地鶏と野菜の旨みエキスをたんぽがすべて受け止める。

ごはんを潰して棒に巻き付け炙った「たんぽ」を切ったのが「きりたんぽ」。「きりたんぽ鍋」は、江戸時代から食べられていた記載も残る郷土料理だ。特産の比内地鶏でとるダシに、秋から冬が旬のごぼうやきのこ、ネギ、せりを加えたスープは滋味豊か。その旨みをすべて吸い込んだきりたんぽ、ひとくち頬張れば、もっちり、じゅわ~っとおいしさが溢れる。

きりたんぽのはじまり

マタギが狩りの途中にヤマドリやキジの鳥鍋にたんぽを入れて煮込んだのが元祖という説もある。ちなみにマタギが主に携帯していた味噌味だったのではないかと考えられている。

きりたんぽのはじまり
秋田県北部には狩りを生業としたマタギが多く暮らしていた
きりたんぽのはじまり
彼らが狩猟の際に携行食として持ち歩いていたのが「たんぽ」と言われている

おすすめのお店 秋田きりたんぽ屋 秋田駅前本店

こちらで食べられるのは「マタギのきりたんぽ鍋(小鍋)1人前3938円」

秋田きりたんぽ屋 秋田駅前本店
提灯が出迎えてくれる秋田の旨いものが揃う店
秋田きりたんぽ屋 秋田駅前本店
マタギの家のような趣のある古民家風の店内

きりたんぽ鍋やその原型とも言われるだまこ鍋のほか、冬の美味・真鱈や稲庭うどんなど秋田の郷土色豊かな料理を楽しむことができる。

■秋田きりたんぽ屋 秋田駅前本店
[TEL]018-801-2345
[住所]秋田県秋田市中通2-7-6緑屋ビル1階
[営業時間]平日16時~23時30分(LO23時)、金・土祝前日16時~24時(LO23時30分)
[定休日]日・月(連休の場合は最終日と翌日が休み)
[アクセス]【電車】JR秋田駅前より徒歩2分 【車】秋田道秋田中央ICより12分
[駐車場]なし
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しょっつる鍋【秋田県】

深海に住みながら、真冬に2週間だけ現れる秋田の県魚“鰰(ハタハタ)”。

しょっつる鍋
11月~12月にかけてが釣期。短い旬を地元では鍋や焼き、飯寿司で楽しむ(鍋写真はイメージ)

荒れた海に姿を現す鰰の恩恵を一身に受けた冬鍋。

雪が降り始めるころ雷雲が立ち込め稲妻が走る中、荒れた海に姿を現すと言われるハタハタ。そのハタハタを原材料にした男鹿エリア独特の魚醤「しょっつる」をベースに季節の野菜やハタハタそのものを味わう冬鍋がこちら。作り方や材料は極めてシンプルだが、少しクセのあるしょっつるが加わることで、一気に個性派鍋の顔へと変貌する。

ハタハタ何者!? 7つのヒミツ

1.「鰰」で「ハタハタ」と読む。別名カミナリウオとも呼ばれる。
2.「魚」へんに「神」と書くことから、縁起の良い魚として愛されてきた。
3.釣期はわずか2週間!海の荒れた日の方が、よく釣れる。
4.産卵のため岸の近くにやってくるので堤防などから釣りも楽しめる。
5.うろこがなく、小骨も少ないので下処理が簡単。味は淡泊。
6.煮て良し、焼いて良し。「しょっつる」という調味料の原材料にもなる。
7.江戸時代の献上品でもあり、以来200年にわたる秋田の特産品。

ハタハタ何者!?7つのヒミツ
ハタハタ何者!?7つのヒミツ
実は産卵期のメスこそがハタハタの真骨頂!「ぶりこ」と呼ばれる卵塊は独特の粘りとぷちぷちした食感が絶品。オスよりもメスの方が断然高値なのはこのためなのだ。

おすすめのお店 秋田料理 ちゃわん屋

こちらで食べられるのは「鰰しょっつる鍋 1人前1540円」

秋田料理 ちゃわん屋
秋田県内髄一の繁華街「川反」界隈にある

秋田の郷土料理と常時30種類以上の豊富な地酒を堪能できる人気店。ハタハタはしょっつる鍋や子持ちのメスを醤油焼きで提供する。

■秋田料理 ちゃわん屋
[TEL]018-864-5202
[住所]秋田県秋田市大町4-2-7
[営業時間]17時~23時
[定休日]月
[アクセス]【電車】JR秋田駅より車で5分 【車】秋田道秋田中央ICより12分
[駐車場]なし
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どんこ鍋【岩手県】

基本は地産地消、地元民が唸る冬の美味。

どんこ鍋
具材は店や家庭で様々だが、味噌に肝をといたスープが基本(鍋写真はイメージ)

身はふっくらと、肝は濃厚。堪能できるのは、産地のみ!

北の海に生息する深海魚「どんこ」。見た目は少々クセがあるが、食べるとおいしい魚の代表格で、ほろりと崩れるやわらかな身に濃厚な肝の味わいが実に旨い。本格的な冬を迎えると、このどんこを味噌仕立ての鍋にして体を温めるのが沿岸部に暮らす人々の日常となる。足が早いゆえに産地でしか味わえない地元鍋、ぜひご賞味あれ。

どんこって何者!?

タラの仲間で正式名称は「エゾイソアイナメ」。東北より北の海に多く分布し釣期は11月~3月。ぎょろりとした目玉にぽってりとしたお腹、ぬめぬめとした表面が特徴。肝醤油でいただく刺身も美味。

おすすめのお店 居酒屋「半酔」

こちらで食べられるのは「どんこ鍋 2人前1600円~」※3日前まで要予約

地元の海鮮物や地酒が安くおいしく楽しめると評判の居酒屋。どんこは鍋だけでなく、刺身やタタキでも登場する。漁次第なので事前に要確認。

■居酒屋「半酔」
[TEL]0193-63-0525
[住所]岩手県宮古市大通3-1-23
[営業時間]17時~23時(最終入店22時)
[定休日]日
[アクセス]【電車】JR宮古駅より徒歩3分 【車】東北道盛岡南ICより2時間
[駐車場]なし
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義経鍋【青森県】

馬産地で生まれた兜型が繰り出す二刀流。

義経鍋
1つの鍋で多様な調理法、味を楽しめるのも義経鍋の醍醐味

鉄板焼きと水炊きを同時に味わう欲張り鍋。

馬肉の特産地・五戸を中心に親しまれている「義経鍋」。国産の馬肉を鉄板焼きと水炊きでいっぺんに楽しめるのは、形状がユニークな兜型鍋のおかげ。肉は油溜めの馬油をくぐらせながら揚げ焼きに。さらりと軽い馬油が表面をカリッと中をジューシーにしてくれる。鉄鍋で肉をさっと湯通しすれば、その甘みと肉感に膝を打つ。あぁ、箸が止まらない。

鍋の形が旨さのヒミツ

鍋の中央部・兜の頭にあたる部分が水炊き用、つばが鉄板焼き用、つばの先が油溜めという構造。工芸品としても価値の高い南部鉄器で作られており、お肉がカリッとジューシーに焼き上がる。

おすすめのお店 尾形精肉店 五戸本店

こちらで食べられるのは「義経鍋 1人前2640円」※前日まで要予約、2名より受付

尾形精肉店 五戸本店
売店の奥に設けられている座敷スタイルの食事処

自社で育てた馬を解体から流通まで手掛け、直売店や食事処でも常に新鮮な馬肉が並ぶ。義経鍋のほか桜鍋も人気が高い。

■尾形精肉店 五戸本店
[TEL]0178-62-3016
[住所]青森県三戸郡五戸町字博労町18-1
[営業時間]11時~21時(LO20時30分)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR八戸駅より車で20分 【車】八戸道八戸ICより25分
[駐車場]20台
「尾形精肉店 五戸本店」の詳細はこちら

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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