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美術家・奈良美智の作品を見ることができる全国の美術館や施設をご紹介!

2020.10.09

国内外、幅広い世代から支持されている奈良美智氏。美術家「奈良美智」とはどんな人物なのか?経歴や代表的な作品やアートを紹介します。

さらに奈良美智氏の作品に出会えるスポットも。美術館をはじめ、図書館やショッピングセンターなど多彩!施設ごとの作品の展示方法も見どころのひとつ。魅力あふれる奈良美智の世界観を堪能してください。

※この記事は2020年10月9日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

●美術家「奈良美智」とはどんな人物?

奈良美智氏の作品と言えば、大きな頭に特徴的な目を持つ女の子を思い浮かべる人も多いのでは。

女の子の作品の他、犬をモチーフにした作品、彫刻作品など世界中の人々を魅了し続ける奈良美智氏。ニューヨーク近代美術館(MoMA)やロサンゼルス現代美術館に作品が所蔵されるなど、世界のアートシーンを代表する美術家・奈良美智とはどんな人物なのか?まずは経歴を紹介します。

写真:リョウイチ・カワジリ
写真:リョウイチ・カワジリ

経歴 
1959年青森県弘前市生まれ。高校卒業後、上京。美術大学在学中にヨーロッパとパキスタン放浪の旅へ。その後、愛知県芸術大学に入学、大学院修士課程に進み1987年修了。翌年ドイツに渡り、ドイツ国立デュッセルドルフ芸術アカデミーに入学。修了後はケルン郊外にアトリエを構えます。

奈良氏の作品として印象が強い挑戦的な眼差しの子どもの作品は、この時期に頻繁に描かれています。日本やヨーロッパでの個展の機会が増え、次第に注目が集まるように。

2000年に帰国。東京郊外にスタジオを構え、翌年に個展「I DON’T MIND, IF YOU FORGET ME.」を開催。国内5箇所を巡回、驚異的な入場者数を記録し話題になりました。

2005年東京を離れ那須塩原市へ。

キャンバス絵画やドローイングから木の彫刻、ブロンズ彫刻、陶器の立体作品、そして大型のインスタレーション作品など、その表現方法はとどまるところを知りません。近年は写真作品も注目されるように。さらに音楽関連の活動やイベント、制作活動の様子や旅先での写真をSNSでも発信しています。

代表作品の紹介

《春少女》2012 横浜美術館蔵 (c)Yoshitomo Nara
《春少女》2012 横浜美術館蔵 (c)Yoshitomo Nara

横浜美術館に所蔵されている《春少女》(2012)は、227.0cm×182.0cmという大きな作品。正面を見据えた少女の表情が印象的です。

キャンバス絵画は、青森県立美術館、東京国立近代美術館、東京都現代美術館、原美術館、豊田市美術館、広島市現代美術館、高松市美術館、徳島県立美術館などにも所蔵されています。

彫刻作品では、犬をモチーフにした作品《Dogs from Your Childhood》(2000)や青森県立美術館が収蔵展示している《あおもり犬》(2006)、ニューヨーク市内に設置されたことで話題になった《White Ghost》(2010)など代表的な作品は多数。金沢21世紀美術館には高さ5メートル近くの小屋の作品が所蔵されています。

「作品を実際に見てみたい」「作品に描かれた繊細な表情やスケールの大きさを自分の目で確かめてみたい」そんな人におすすめ!日本国内、いつ行っても奈良美智氏の作品を見ることができるスポットを紹介します。

●N’s YARD【栃木県】

私設の現代アートスペース。

Photo: Mie Morimoto 
Photo: Mie Morimoto 

   

「作品をより身近にご覧いただける場所を国内に設けたい」という奈良氏の思いから2018年に正式オープンした「N’s YARD」。那須の山々に囲まれた自然豊かな静かな環境にあります。

奈良氏を中心とする現代美術家の作品のほか、長年大切に収集してきたレコードジャケットやオブジェも展示。自生している樹木を残しながら、季節の植物が植栽された庭も楽しめます。

白砂糖や小麦、乳製品を使用しない体に配慮した軽食や飲み物、デザートが楽しめるカフェと、オリジナルグッズを購入することができるショップを併設しています。
※毎年12月中旬から翌年3月下旬にかけて休館(冬期休館)

《Miss Forest / Thinker》

Miss Forest / Thinker (c)YOSHITOMO NARA, 2017, photo: Mie Morimoto
Miss Forest / Thinker (c)YOSHITOMO NARA, 2017, photo: Mie Morimoto

屋外には高さ5メートルのブロンズ彫刻 《Miss Forest / Thinker》 が展示されています。青森県立美術館の《Miss Forest / 森の子》と同型・同素材の作品です。

年に1回冬期休館中に展示替えを行っていて、完成したばかりの作品が限定的に展示されることも。四季折々の那須の自然とともに、奈良氏の世界観に直接触れることができる貴重な空間です。

photo: Mie Morimoto 
photo: Mie Morimoto 

「N’s YARD」には作品も展示されているカフェ「コナラカフェ」があります。カフェを利用しない場合も気軽に立ち寄ることができます。

窓から見えるのは大きなコナラの木。「コナラカフェ」では常時コーヒーなどの飲み物のほか、デザート、ドライカレープレートが用意されています。おすすめドリンクメニューのひとつ「無農薬抹茶」は、奈良氏が絵付けしたN’s YARDオリジナルの抹茶椀で楽しめます。

奈良美智の世界観が堪能できる、とっておきのカフェ。「N’s YARD」を訪れたら是非のぞいてみてくださいね。

N’s YARD
[住所]栃木県那須塩原市青木28-3
[営業時間]10時~17時 ※入館は16時30分まで
[定休日]毎週火曜日・毎週水曜日 施設Webページをご参照ください。
※冬期休館:毎年12月中旬から翌年3月下旬にかけて休館
[料金]【大人・大学生】1500円【高校生】1000円【小中生】500円【小学生未満】無料
[アクセス]【電車】最寄り駅:JR「那須塩原駅」または JR「黒磯駅」※アクセス方法の詳細は、施設Webアクセスページをご参照ください。【車】東北自動車道「黒磯板室IC」より約6km(約10分)、東北自動車道「那須IC」より約9.6Km(約15分)
「N’s YARD」の詳細はこちら

●青森県立美術館【青森県】

特徴的な外観、郷土作家コレクションの宝庫

(画像提供:青森県立美術館)
(画像提供:青森県立美術館)

2006年に開館した「青森県立美術館」は、隣接する三内丸山遺跡から発想を得て設計されたユニークな建物やシンボルマークが印象的な美術館。

棟方志功、関野凖一郎、工藤甲人、寺山修司、成田亨、奈良美智といった個性豊かな郷土作家のコレクションを数多く所蔵しています。特徴的な空間を活かした舞台芸術活動も展開。

・あおもり犬

《あおもり犬》 2005年 Photo (c) Daici Ano  Artwork (c) Yoshitomo Nara
《あおもり犬》 2005年 Photo (c) Daici Ano  Artwork (c) Yoshitomo Nara

美術館の敷地にある巨大な《あおもり犬》は高さ8.5メートルの大きな立体作品。下半身や手足が地中に埋まっているのは、昔からこの場所に埋まっていて美術館の建設時に発掘されたという設定になっているとか。

設備改修工事のため、2020年10月5日(月)から《あおもり犬》への連絡通路を閉鎖、開通は2021年の雪解け後となります。【連絡通路閉鎖期間】2020年10月5日(月)~2021年4月頃(予定)
※展示室内からはガラス越しに《あおもり犬》を観ることができます。

《Miss Forest / 森の子》 2016年 Photo (c) Yuki Morishima(D-CORD) Artwork (c) Yoshitomo Nara
《Miss Forest / 森の子》 2016年 Photo (c) Yuki Morishima(D-CORD) Artwork (c) Yoshitomo Nara

開館10周年となる2016年には「八角堂」に、高さ6メートルもある大型の立体作品《Miss Forest / 森の子》が誕生しました。「青森県立美術館」では1998年より奈良氏の作品の収蔵を始め、現在では170点を超えるまでに。国内外からその作品を見るために多くの人が訪れています。

青森県立美術館
[住所]青森県青森市安田字近野185
[営業時間]9時30分~17時(入館は16時30分まで)
[休館日]毎月第2、第4月曜日(この日が祝日の場合は、その翌日)、年末年始(2020年度は12月28日から1月1日まで)※展示替えによる休館日あり、詳細公式HPにて要確認
[料金]常設展【一般】510円【大学生・高校生】 300円【中学生・小学生】100円
※展示内容により変更する場合あり ※団体(20名以上)料金あり
[アクセス]【電車】JR「新青森駅」より車で約10分、ルートバスねぶたん号「新青森駅東口」バス停から乗車「県立美術館前」下車 (所要時間約10分)、JR「青森駅」より車で約20分、青森市営バス「青森駅前6番」バス停から三内丸山遺跡行き「県立美術館前」下車 (所要時間約20分)【車】東北縦貫自動車道「青森I.C.」より約5分、(八戸方面から)青森自動車道「青森中央I.C.」より約10分
「青森県立美術館」の詳細はこちら

●弘前れんが倉庫美術館【青森県】

歴史ある建造物を再生した新しい美術館

(c)Naoya Hatakeyama
(c)Naoya Hatakeyama

コンセプトは「記憶の継承」と「風景の創生」。「弘前れんが倉庫美術館」は、約100年前に建設された吉野町煉瓦倉庫を改修し、2020年に美術館として再生された新しい文化施設。光の角度によって刻々と移り変わるシードル・ゴールドの屋根は美術館のシンボルです。

国内外の先進的なアートを紹介するとともに、弘前はもちろん東北地域の歴史、文化と向き合う同時代の作品を収集し、展示しています。

・A to Z Memorial Dog

奈良美智《A to Z Memorial Dog》2007 年 (c)Yoshitomo Nara Photo: Naoya Hatakeyama  Courtesy of Hirosaki Museum of Contemporary Art
奈良美智《A to Z Memorial Dog》2007 年 (c)Yoshitomo Nara Photo: Naoya Hatakeyama Courtesy of Hirosaki Museum of Contemporary Art

《A to Z Memorial Dog》は、2006年に煉瓦倉庫で開催された個展「YOSHITOMO NARA + graf A to Z」をサポートしてくれた地域のボランティアの方々への感謝の気持ちとして、奈良氏が制作し弘前市に寄贈した作品です。

作品の大きさは、全長約4.5メートル×高さ約3メートル、現在は美術館のエントランスで展示されています。

弘前れんが倉庫美術館
[住所]青森県弘前市吉野町2-1
[開館時間]9時~17時 
※但し、金曜日・土曜日に限りスタジオ・市民ギャラリー・ライブラリーのみ21時まで開館
[休館日]火曜日 (祝日の場合は翌日に振替)、年末年始
[観覧料]2020年度の展覧会観覧料【一般】1300円(1200円)【学生】1000円(900円)※()内は20名様以上の団体料金 ※展覧会により観覧料が異なります。
[アクセス]【電車】JR「弘前駅」より徒歩約20分、タクシー で約7分、弘南バス・土手町循環100円バス「中土手町」下車徒歩約4分
「弘前れんが倉庫美術館」の詳細はこちら

●十和田市現代美術館【青森県】

ガラスの廊下でつながった大小の白い展示室

(画像提供:十和田市現代美術館)
(画像提供:十和田市現代美術館)

「十和田市現代美術館」は「アートによるまちづくり」プロジェクト、Arts Towada(アーツ・トワダ)計画の中核となる施設です。

白い壁が印象的な外観。個々の展示室を「アートのための家」として独立させ敷地内に建物を分散して配置、それらをガラス張りの廊下でつなげています。

常設展では、草間彌生氏をはじめ世界で活躍するアーティストのここでしかみる観ることができない恒久設置作品が展示されています。

・夜露死苦ガール2012

奈良美智《夜露死苦ガール2012》 撮影:小山田邦哉
奈良美智《夜露死苦ガール2012》 撮影:小山田邦哉

敷地内に分散して配置された大小の展示室「アートのための家」、中でもひと際大きな「アートのための家」の壁面に描かれているのが《夜露死苦ガール2012》。壁面の高さは約10メートルもあり、とても大きな作品です。

この作品は2012年に十和田市現代美術館で開催された個展「青い森の ちいさな ちいさな おうち」での展示作品。その後、この個展を機に恒久常設作品となりました。

十和田市現代美術館
[住所]青森県十和田市西二番町10-9
[営業時間]9時~ 17時(最終入館 16時30分)
[定休日]月曜日(月曜日が祝日の場合は、その翌日)、年末年始
※イベントや工事、メンテナンス等で臨時休館になることがあります
[料金]【大人】1200円 ※企画展の無い時期は520円【高校生以下】無料 ※団体料金(20名以上)あり ※企画展転換期は常設展示のみ。料金・時期につきましては美術館までお問い合わせください ※イベントなど、別途料金がかかる場合があります
[アクセス]【電車】JR「八戸駅」より十和田観光電鉄バス「八戸駅」東口5番から乗車「官庁街通」バス停下車徒歩約5分・JRバスおいらせ号 「八戸駅」西口から乗車「十和田市現代美術館前」下車すぐ・タクシーまたは車で約40分、JR「七戸十和田駅」より十和田観光電鉄バス「七戸十和田駅」南口1番から乗車・タクシーまたは車で約20分【車】(東京・盛岡方面から)東北自動車道→八戸自動車道→百石道路「下田百石IC」から国道45号線→国道102号線で約20km(秋田方面から)秋田自動車道→北上JCT→東北自動車道→以下盛岡方面と同じ
「十和田市現代美術館」の詳細はこちら

●いわて県民情報交流センター・アイーナ【岩手県】

岩手県民が集う駅近の便利な複合施設

(画像提供:いわて県民情報交流センター・アイーナ)
(画像提供:いわて県民情報交流センター・アイーナ)

岩手県民が世代や地域、職域を超えて集うことのできる「いわて県民情報交流センター」は、2006年4月にオープンした盛岡駅西口複合施設です。 愛称はアイーナ(aiina)。

地上9階・地下1階建て、全面ガラス張りの建物。 岩手県立図書館、岩手県パスポートセンター、盛岡運転免許センター、岩手県立大学サテライトキャンパスなどの公共施設や貸会議室などがあります。

・もりおかわんこ

(画像提供:いわて県民情報交流センター・アイーナ)
(画像提供:いわて県民情報交流センター・アイーナ)

施設内にあるアートギャラリーでは、10人の作家による「人・自然・知」をテーマにしたアート作品が展示されています。

その中のひとつ、3階のメインエントランスに入ってすぐ、愛らしい表情で迎えてくれるのが《もりおかわんこ》です。

施設のマスコット的存在。高さ2.65×幅1.8×奥行1.8メートルのアルミニウム製の彫刻作品、実際になでたり触ることができます。

いわて県民情報交流センター・アイーナ
[住所]岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7番1号
[開館時間]8時30分~21時30分(施設・テナントにより異なる)
[定休日]施設・テナントにより異なる
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR・IGRいわて銀河鉄道「盛岡駅」より徒歩約4分【車】東北自動車道「盛岡IC」より車で約8分
「いわて県民情報交流センター・アイーナ」の詳細はこちら

●原美術館【東京都】

都会の喧騒を忘れる静かな環境、圧巻の所蔵作品数

(画像提供:原美術館)
(画像提供:原美術館)

閑静な住宅街に佇む「原美術館」は、1930年代の洋風邸宅を美術館として再生し、1979年にオープンしました。

1950年代から現在に至るまで世界各国の現代美術作品を幅広く収集、20世紀後半の美術史を彩った巨匠から21世紀のアートシーンで活躍している作家まで多岐にわたり、作品は絵画・彫刻・写真・映像・インスタレーションなど約1000点にのぼります。

※2021年1月閉館予定。館内外の常設作品は大部分を群馬県の原美術館ARC(現:別館「ハラ ミュージアム アーク」)に移設する予定です。

・My Drawing Room

奈良美智「My Drawing Room」2004 年 8 月~ 制作協力: graf  Photo by Keizo Kioku
奈良美智「My Drawing Room」2004 年 8 月~ 制作協力: graf Photo by Keizo Kioku

《My Drawing Room》は、原美術館で開催された個展「奈良美智―From the Depth of My Drawer」(2004年)と同時期に制作された作品。常設作品として公開されています。

《My Drawing Room》では、奈良氏が個展準備のために数日滞在し、この部屋で作業を行いました。ドローイングや作家のコレクションが展示され、机の上には色鉛筆などがそのままになっていて、まるで奈良氏のアトリエにいるような感覚になります。

原美術館
[住所]東京都品川区北品川 4-7-25
[営業時間]【平日】11時~16時【土日祝】11時~17時
※当面の間、平日は開館時間を短縮し、水曜日の夜間開館は休止
※入館にはウェブサイトでのご予約が必要です。
[休館日]月曜日(祝日の場合は開館し翌平日休館)、年末年始(2020年12月28日~2021年1月4日まで)
[料金]【一般】1100円【大高生】700円【小中生】500円
[アクセス]【電車】JR「品川駅」高輪口より徒歩約15分、 タクシー約5分、都営バス「反96」系統「御殿山」停留所下車徒歩約3分、京急線「北品川駅」より徒歩約8分/
「原美術館」の詳細はこちら

●ゆめおおおか【神奈川県】

駅直結、買い物ついでにアートを楽しむ

(画像提供:ゆめおおおか)
(画像提供:ゆめおおおか)

上大岡の新しいランドマークとなる大規模総合ビル「ゆめおおおか」は、京浜急行電鉄の上大岡駅再開発事業のまちづくりの一環として誕生した大規模総合ビルです。

京浜急行線と鎌倉街道にそってのびる、長さ約300メートルの複合的な建物。商業・業務・公共施設などが集結、様々な機能が備わった人に優しい“まち”として形成されています。

再開発計画の一環として構想された「ゆめおおおかアートプロジェクト」において、「ゆめおおおか」ビルの内外19ヵ所に18人のアーティストが作ったアート作品が設置されています。

・World is Yours

(画像提供:ゆめおおおか)
(画像提供:ゆめおおおか)
(画像提供:ゆめおおおか)
(画像提供:ゆめおおおか)

《World is Yours》は、京急上大岡駅直結の「ゆめおおおか」におかれた作品のひとつ。京急百貨店からウィング上大岡へと入ってすぐの吹き抜けに4人の子どものオブジェが展示されています。

(画像提供:ゆめおおおか)
(画像提供:ゆめおおおか)
(画像提供:ゆめおおおか)
(画像提供:ゆめおおおか)

・奈良氏のメッセージ(ゆめおおおかHPより)
「この特徴ある吹き抜け空間を子供の遊び場に見立てました。梁から下がったブランコにのった、ルーシーと名付けたちょっと意地悪そうな目をした女の子は、強く生きる人間の姿を表しています。またその横には、希望を表す星を釣っている男の子がいます。これは自分の子供時代を想起させると同時に、子供の多彩な表情をあらわした作品です。」

ゆめおおおか
[住所]神奈川県横浜市港南区上大岡西1丁目6-1 ウィング上大岡センターコート 2階~4階吹き抜け
[営業時間]施設に準ずる
[定休日]施設に準ずる
[料金]無料
[アクセス]【電車】京急線「上大岡駅」直結、横浜市営地下鉄線「上大岡駅」直結
「ゆめおおおか」の詳細はこちら

●赤穂市立図書館【兵庫県】

・自然豊かな観光の街、開放感あふれる図書館

(画像提供:赤穂市立図書館)
(画像提供:赤穂市立図書館)

忠臣蔵で有名な赤穂市。赤穂の塩や港町の坂越、国立公園の御崎でも知られています。2002年に開館した「赤穂市立図書館」はガラス張りの明るい館内。吹き抜けになっていて天井も高く、開放感がある図書館です。

玄関前にある彫刻「おはようの群像」は山崎正義氏の作品。館内には草間彌生氏の作品「水玉の銀河2011」も展示されています。 

・メルティング・ムーン

(画像提供:赤穂市立図書館)
(画像提供:赤穂市立図書館)

「日が暮れて丸い月が夜空に輝くとき、僕はいつも懐かしい気持ちになる。犬がほえたり猫がないたりして、遊びつかれた子供たちの顔が、月の中にたくさん見える。 奈良美智」
(赤穂市立図書館HPより)

この作品は市民から寄贈されたとのこと。2階の準閉架室へ向かう階段の途中、正面の壁に展示されています。

赤穂市立図書館
[住所]兵庫県赤穂市中広907番地
[営業時間]10時~18時(金曜日のみ10時~20時)
[休館日]月曜日(祝日の場合は、その翌日)、 第4木曜日(図書整理日・祝日の場合は、その翌日)
[料金]無料 
[アクセス]【電車】JR赤穂線「播州赤穂駅」より徒歩約8分
「赤穂市立図書館」の詳細はこちら

●COMICO ART MUSEUM YUFUIN【大分県】

広がる風景とともに現代アートが楽しめる美術館

(c)NHN JAPAN Corp.
(c)NHN JAPAN Corp.

2017年にオープンした「COMICO ART MUSEUM YUFUIN 」は、由布岳の麓にある観光名所「湯の坪街道」の脇道を入ったすぐのところにあります。設計は新国立競技場を手がけた隈研吾によるもので、湯布院の街並みに溶け込む建築物も見どころのひとつです。

1階にある2つのギャラリーには、村上隆と杉本博司の作品が展示されています。入館は事前予約制、現在はガイドツアーを中止しているため最大60分の自由観覧で現代美術作品が鑑賞できます。

・Your Dog

(c)Yoshitomo Nara 2017
(c)Yoshitomo Nara 2017

2階に位置するOPEN GALLERYで野外展示されているのが、奈良美智の彫刻作品《Your Dog》です。存在感のある真っ白で大きな作品が、壮大な由布岳の大自然をバックに設置されています。

動物の中でも数多くモチーフにしている「犬」、《Your Dog》は巨大なインスタレーション作品として表現されたもののひとつ。アルミニウム製でミニマルな白い表面を持ったこの作品は、どこかへこんでいるようにも見える目と、穏やかそうな表情をもった作品です。

COMICO ART MUSEUM YUFUIN
[住所]大分県由布市湯布院町川上2995-1
[営業時間]9時30分~17時30分 ※鑑賞開始時間:9時40分~15時40分(最大鑑賞時間 60分/1回の観覧制限 10名まで)
[休館日]隔週月曜日 ※施設整備などにより休館日を変更する場合があります。詳細は予約カレンダーをご覧ください。
[料金]【一般】1500円【学生】1000円(高校・中学・小学生)【子ども】無料(小学生未満)
[アクセス]【電車】JR「由布院駅」より徒歩約15分 ※タクシー利用の場合は「由布見橋まで」と伝えてください。【車】湯布院ICから県道216号線沿いに湯布院方面へ約7分
[その他]事前予約制(来館の前日まで)※入館に関する詳しい内容はチケットガイドの入館の方法をご確認ください。
「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」の詳細はこちら

※新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。
※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

横手 奈保子  横手 奈保子

ゴールデンレトリバーとゆったりまったり暮らしています。「犬と一緒に泊まれる宿」にチャレンジ中。愛知県在住。