2020.10.23

【全国】漁港で食べられるおすすめ海鮮10選！新鮮な魚介を楽しもう

銚子、沼津、豊浜、苫小牧、三崎、小田原（早川）…。

海に囲まれる日本には全国各地に多くの漁港があり、獲れたての漁港飯を楽しめるお店もたくさん！
そこで今回は各漁港の特徴や名物、おすすめ店舗情報などをご紹介します！

その新鮮さやボリューム感、コスパの良さは漁港だからこそ。
海沿いの景色を楽しみながら、海の幸を満喫しませんか。

※この記事は2020年10月8日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信：じゃらんニュース

苫小牧港【北海道】

■新千歳空港からもすぐ！北海道の海の幸を楽しめる漁港

札幌から約90分、新千歳空港から車で約30分の場所にある苫小牧港。日本有数のホッキ貝漁獲量を誇る他、毛ガニ、タラバガニ、花咲蟹、ウニ、イクラ、ホタテなど、季節によって様々な北海道を代表する海の幸が楽しめます！

【所在地】北海道苫小牧市汐見町1丁目3番7号

名物ホッキカレーなどホッキ料理を味わうなら「マルトマ食堂」

苫小牧漁協組合では、ホッキ貝は9cm以上のものしか収穫しないと決めているため、サイズが大きく肉厚なものばかり。そんなホッキ貝をふんだんに使った料理を出しているのが、苫小牧港の市場内にある「マルトマ食堂」です。

名物の「ホッキカレー（1200円／上記写真）」は、ホッキ貝の柔らかくコリコリとした食感とジューシーな甘みがカレーにマッチした絶品。獲れたて新鮮な魚介をのせた、ボリューム満点の「マルトマ丼（1500円／下記写真）」もおすすめです。

（画像提供：マルトマ食堂）

石巻魚市場【宮城県】

■世界三大漁場の一つと言われる豊かな三陸沖に面した漁港

世界有数の漁場である三陸沖にほど近い石巻漁港は、カツオ、マグロ、スルメイカ、サバ、サンマなど、豊富な魚介類が水揚げされ、その種類は約200種！カキの養殖も盛んに行われています。

漁港も大きな被害を受けた東日本大震災から4年半、徹底した衛生管理体制と最新式の設備を備えた魚市場として、2015年に新たにスタートした石巻魚市場。活気あふれる市場の様子は、自由見学が可能です。

【所在地】宮城県石巻市魚町2丁目14番地

漁師直送の朝獲れ鮮魚を味わる「斎太郎食堂」

早朝の港で働く人々や観光客の方に料理を提供しているのが、石巻市水産総合振興センターの1階にある「斎太郎食堂」。石巻魚市場に水揚げされた質の良い魚を厳選して漁師から直接買い付けているので、何を食べても美味しいと評判！

豪快に魚介を使った「海鮮丼（1800円）」や「刺身定食（1600円）」はもちろん、店長が特にイチ押しの「銀カマ塩焼き定食（1600円／上記写真）」や毎日変わる日替わりメニュー（850円）もおすすめです。

銚子漁港【千葉県】

■9年連続で水揚げ量日本一を達成した漁港

2019年の水揚げ量は28万366トンとなり、9年連続の日本一を達成した銚子漁港。サバ、イワシ、サンマ、ヒラメ、キンメダイをはじめとした多種多様な魚種が水揚げされる漁港であることから、第一から第三まで三箇所の卸売市場があります。

【所在地】千葉県銚子市川口町 2丁目6528番地
※新型コロナウイルス感染症対策として市場見学を休止しています。

活きた新鮮な魚を目の前で調理する「一山いけす」

鮮魚問屋直営の活魚料理店「一山いけす」は、創業60年、日本でいち早く店内に生簀（いけす）を作ったお店です。

大生簀の中では、伊勢海老やヒラメ、アイナメなどの地魚が泳ぎ、活きた魚を目の前で調理するので、いつでも鮮度の良い魚を楽しむことができます。

お店の目の前には太平洋が広がり、大海原を見ながら食事ができるロケーションも抜群。

その日銚子港に水揚げされた伊勢海老を丸々一匹使用した豪華な「伊勢海老天丼（2420円／上記写真）」、「キンメダイ丸煮魚（時価2200円～2600円位）」など、ちょっと贅沢なランチを楽しんでみては。

三崎港【神奈川県】

■東京から約1時間半、日帰り観光が楽しめる漁港

江戸の台所をまかなう港町として栄えた三崎漁港は、現在、水産業の振興のために特に重要な特定第3種漁港に指定されている港です。日本有数のマグロの町として知られるほか、ハマチ、キンメダイ、サバなど様々な魚介が水揚げされています。

京浜急行で品川から1時間ほどで三崎口駅に到着、そこから京急バスに乗り換えて約20分で三崎港へ。近くには城ヶ島や水族館もあり、日帰り観光地として楽しめます。

【所在地】神奈川県三浦市三崎

新鮮な刺身から珍味まで、マグロづくしを楽しめる「くろば亭」

あらゆる部位を無駄なく食材として使ってきた三崎のマグロ料理を楽しめるのが、創業50年の歴史を持つ「くろば亭」です。

大トロ・中トロ・赤身・中おちなどのお刺身から、目玉や心臓、卵などを使った珍味、和・洋・中・エスニックと幅広い調理方法を取り入れた料理など、マグロづくしを楽しめるお店。

ランチは、鮪の色々な種類と部位が食べられる「まぐろ一匹盛り定食（3300円／上記写真）」や、鮪の赤身のほか季節の地魚が6種入った「地魚刺身定食（2200円）」がおすすめです。

リビエラ逗子マリーナ／小坪漁港【神奈川県】

■複合施設のリビエラ逗子マリーナに隣接した小規模漁港

レストラン、ハーバー、プール、結婚式場などの複合施設で知られるリビエラ逗子マリーナに隣接するのが、小坪漁港。地元の漁業を利用範囲とした小漁港の第1種漁港で、現在はシラスやワカメ、サザエ、アカモクなどが水揚げされています。

周辺では、港であがった新鮮な魚介類が購入できる魚屋やしらす丼や、お刺身をいただけるお店もあります。

【所在地】神奈川県逗子市小坪4丁目

全席オーシャンビュー、富士山や江ノ島も望める「リストランテAO 逗子マリーナ」

相模湾の採れたての海の幸や鎌倉野菜、葉山牛など、地の食材を使用した「季節を味わう」がコンセプトのモダンイタリアン。全席がオーシャンビューの贅沢な空間の中、イタリア本土で修業を積んだ新進気鋭のシェフ小川が作る料理を楽しめます。

魚介のスープや新鮮なウニのクリームスパゲッティーニなど全4品のコース「Pranzo B（3850円／上記写真）（サービス料別）」のほか、現在はパスタやピザのテイクアウトも実施中。

特に漁港ならではの「シラスと青海苔のピザ（1620円）」がおすすめです。

小田原漁港／早川漁港【神奈川県】

■日帰り旅行にも便利！駅から徒歩1分で行ける漁港

イワシ、サバ、カツオ、アジ、ブリなどが水揚げされる小田原漁港（別名：早川漁港）。漁港周辺は水産加工業も集中しており、小田原の土産でも知られる「小田原かまぼこ」もその一つ。

漁港の特徴は、何よりも立地の良さ。JR東海道線で小田原駅の隣にある早川駅から徒歩1分で行けるので、電車での日帰り旅にも便利です！

【所在地】神奈川県小田原市早川1丁目14番5号

グルメから買い物、眺望まで楽しめる「漁港の駅　TOTOCO小田原」

2019年11月に完成した「漁港の駅 TOTOCO小田原」の2階フードコートにあるのが「小田原漁港とと丸食堂」。小田原漁港に集まる地魚や全国各地の魚介を楽しめるお店です。

目玉は、名前の通り海鮮が山盛りになったインパクト大の海鮮丼「とと丸頂上丼（2480円／上記写真）」！

貝類やエビ・カニなどの海の幸がたっぷりの「とと丸海鮮ラーメン（1780円）」、うに板1枚分を使った「ウニウニパラダイスラーメン（5000円）」などのメニューも。

焼津漁港【静岡県】

■日本有数のマグロ・カツオ水揚げ量で知られる漁港

江戸時代よりカツオ漁で栄えた焼津漁港は、現在は日本有数のマグロ漁港でもあり、全国のミナミマグロ（別名インドマグロ）の3～4割を焼津漁港で扱っていると言われています。

水産業の振興のために特に重要な特定第3種漁港に指定され、主に遠洋のカツオやマグロが水揚げされる焼津港と、近海のサバ、アジなどが水揚げされる小川港合わせて、焼津漁港と呼ばれています。

【所在地】静岡県焼津市新屋435-9

焼津さなかセンター内にある行列店「さんすい」

水産物のお店や飲食店など約70店舗が集まった焼津さかなセンター内で、特に行列ができているのが「さんすい」。焼津漁港で獲れた新鮮な魚介をふんだんに使った、様々な種類の海鮮丼が楽しめます。

贅沢にも大トロをのせた「極み大トロ海鮮丼（2200円／上記写真）」は、マグロで知られる焼津漁港ならでは！

他にも駿河湾の新鮮な海の幸を使った「駿河湾丼（1650円／下記写真）」、マグロやカツオ、生桜エビ・生シラスなど10種類のネタから好みの海鮮丼を作れる2種盛丼（1430円）、3種盛丼（1650円）などもおすすめです。

沼津港【静岡県】

■市街地にも近く、自由にセリの様子が見学できる漁港

沼津市の中心市街地にも近く、JR沼津駅からバスで約10分で行ける漁港。港にある水産複合施設「沼津魚市場INO」の2階にある見学通路からは、魚市場の威勢のよいセリの様子を自由に見学することが可能。

展望デッキでは、大型展望水門「びゅうお」を直近で見たり、富士山や箱根連山を眺望したりすることができます。

【所在地】静岡県沼津市千本港町128-3

朝の魚市場を見学した後にもおすすめ「魚河岸 丸天」

沼津魚市場の飲食エリアの中にあるのが「魚河岸 丸天 魚河岸店」。朝7時から営業しているので、朝の魚市場を見学した後にお腹を空かせて飛び込むのもあり。目の前の沼津港で仕入れた新鮮な魚介を使ったメニューがたくさん。

アジのたたき・フライ・干物・寿司の4種類を堪能できる「あじ尽くし御膳（1980円※限定品／上記写真）」、生しらすや、生桜えびの他に贅沢な生うにや、自家製味付けいくら、等々10種類のネタが丼の上を賑わう「魚河岸にこにこ丼　あら汁付き（2200円）※限定品」などがおすすめです。

豊浜漁港【愛知県】

■伊勢湾に面し、クルマエビ漁獲量全国トップクラスの漁港

愛知県知多半島の南端にあり、伊勢湾に面した豊浜漁港。

クルマエビがたくさん水揚げされることから、周辺の飲食店ではクルマエビを使ったエビフライやお刺身、鉄板焼きなどが多く提供されています。

小型底びき網が盛んで、シャコ、ワタリガニ、スズキ、マアナゴなどもよく獲れることで知られています。

【所在地】愛知県知多郡南知多町豊浜月之浦１−１２５

名物ジャンボえびフライで知られる「まるは食堂旅館 南知多豊浜本店」

「まるは食堂旅館 南知多豊浜本店」は。窓の向こうには伊勢湾が広がり、行きかう船や島々の景色を見ながら、「活造りコース（3630円）」など新鮮な海の幸を楽しむことができます。

同じ施設内に回転寿司「回転まるは」もあり、こちらでは名物ジャンボえびフライ1本とおまかせ握り5貫などが楽しめる「まるはランチ（2200円／上記写真）」や「海鮮丼ランチ（2200円）」などお手頃なランチメニューも。

また食事とセットで、地下1300mから湧き出る天然温泉「うめ乃湯」（大人600円、小人400円）を日帰り入浴で楽しむこともできます。

岐志漁港【福岡県】

■糸島名物の牡蠣小屋がずらりと並ぶ漁港

身が大きく新鮮な牡蠣をリーズナブルに食べられる糸島の牡蠣小屋。冬のシーズンになると6つの地域に数多くの牡蠣小屋がオープンします。

中でも一番大きいのが岐志漁港で、約13軒の牡蠣小屋が集まり、ミルク牡蠣とも呼ばれるブランド牡蠣「森のめぐみ」などを味わえます。

【所在地】福岡県糸島市志摩岐志

おしゃれなお店で牡蠣や海鮮を楽しめる「浜焼き 白浜屋」

冬季だけでなく年中無休で営業しているのが、オシャレで清潔感のあるお店で牡蠣と海鮮のバーベキューが楽める「浜焼き 白浜屋」。目の前に海が広がる絶好のロケーションで、エアコン完備の店内か、開放的な屋外席か、選べるのも魅力。

朝一で締めた新鮮な糸島地魚を使用した海鮮丼（1716円）などのランチメニューがあるほか、ホタテ、車海老、牡蠣、タラバガニ、ハマグリ、アジ開き、ホッケなどの「海鮮盛り食べ放題90分コース（6578円）」をみんなでワイワイ焼きながら熱々を味わうのもあり！

冬季は牡蠣小屋として、新鮮な牡蠣の食べ放題（女性60分2178円、男性60分2728円※2020年10月限定）もやっています。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。
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