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2023.07.12

【初心者向け】ハーバリウムの作り方や材料・魅力を解説!体験情報も

ハーバリウムとは、オイルに満たされたかわいい小瓶に花材をいれ、美しい姿を閉じ込めたもの。
部屋をお花で彩りたいけど、生花は手入れが難しく、
仕事が忙しくてお世話もしにくい…という人にぴったりのフラワーインテリア。
実はハーバリウムはお店や体験施設などで、手作りすることができるんです!
今回はハーバリウムを手作りする時の、材料や作り方、体験に行く際のポイントをご紹介します。

※この記事は2023年7月12日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

ハーバリウムとは?

瓶の中に新たな花の魅力が詰まったハーバリウム

ハーバリウム

ハーバリウムとは、研究のために植物の状態を長期保存する方法として生まれたもので、植物標本という意味です。「ハーバリウム」という言葉は、なんと1694年に刊行された本に登場しています。
フランスの植物学者が書いたその本に、ハーバリウムは「おし葉、またはそれを収集した植物標本室を意味する」ものと記載されています。現在は鑑賞目的で用いられるようになり、インテリアフラワーの主流となっています。

ハーバリウムは、プリザーブドフラワーやドライフラワーをガラスの小瓶に入れ、保存用の専用オイルに浸して作られています。そのためお花本来の瑞々しさを長期間保つことができ、しかも面倒な世話や手入れは一切不要です。

ハーバリウムの魅力その1:お好みの花材や素材で自由に手づくりできる

ハーバリウム

ハーバリウムは「瓶の中に花材とハーバリウムオイルを入れるだけで作品が完成する」という手軽さなので特別なスキルはいりません。使用する花材は数多くの種類がある「プリザーブドフラワー」と「ドライフラワー」の2種。
瓶もお好みのものを選べるので、オリジナリティあふれる様々な雰囲気のハーバリウムを作ることができます。また生花にはない、オイルによってもたらされる透明感や浮遊感も独特の魅力です。
さらに「短時間で作品が完成する」という所も、うれしい限り。ちょっとしたスキマ時間に手作り体験を楽しむのは気分転換になり、忙しい人にもぴったりです。

ハーバリウムの魅力その2:どこに置いてもおしゃれ!インテリアとして優秀!

ハーバリウム

ハーバリウムの程よいサイズ感は、インテリアとしても便利!寝室のサイドテーブルや、仕事中のデスク、ダイニングテーブル、トイレや玄関など、いろいろな場所に飾って楽しめます。
ディスプレイする場所やシーンに合わせて、ハーバリウムの種類を選ぶのもおすすめです。

ハーバリウムの魅力その3:大切な人へのギフトにもぴったり♪

ハーバリウム

ハーバリウムは長期間、美しいまま枯れる心配もありません。また瓶で密封されているので持ち運びしやすく、ギフトにぴったり。
贈る相手の好みや雰囲気に合わせてオリジナルのハーバリウムをプレゼントなんて素敵ですね!

ハーバリウム作りに必要な材料

ハーバリウム

ハーバリウムをつくるために必要な材料をご紹介します。体験やワークショップではこれらの材料は用意してもらえることがほとんどです。

■蓋が閉まるボトル
透明なものなら何でもOK。ボトルの中をオイルで満たすため、蓋がしっかり閉まるもの、さらに入れたい素材が決まっているなら、その形に合わせて選びましょう。

■オイル
花材たちの姿を長く保たせてくれるオイル。ハーバリウム専用のハーバリウムオイルを使用します。

■お好みの花材
ハーバリウムに向いているのは、ドライフラワーやプリザーブドフラワーです。特にプリザーブドフラワーは着色してあるので色が鮮やか。ドライフルーツもOK。

■ピンセット・はさみ
ピンセットはボトルのサイズに合わせて長いものなどを使用しましょう。はさみは花材の茎などを切るために使用します。

ハーバリウムの作り方 

ハーバリウム

1)容器になるガラス瓶をしっかり湯煎して殺菌!
まずはガラスボトルを湯煎して殺菌します。フタを開けた状態で丸ごと水を沸騰させた鍋に入れ、湯煎後は完全に水気がなくなるまで干しましょう。完成後にオイルが濁ってしまうことがあるので乾かすのは慎重に。逆さにして置いておくのがコツです。

2)ハーバリウムに使用するお花の配置を考えよう

ハーバリウム

花材をはさみでカットするなどして、ボリュームと配置をまずは考えます。花を選ぶときには、自分の中でテーマを決めて選ぶようにすると、色の組み合わせや配置にも迷わないのでおすすめです。

ハーバリウム

長さのある花材は短くカットしすぎるとオイルを注いだときに浮いてしまいます。逆に長すぎるとオイルから頭が出てしまうので、ボトルの高さに合わせて、斜めにぴったり収まるようにカットするのがコツ。
細かい花材は細かくカットしすぎると浮くので、適度に塊(茎)を残しつつ小分けにするのがおすすめです。

3)ボトルにオイルを注ぎながら花材を入れる

ハーバリウム

最初に瓶にオイルを少量入れ、ピンセットを使って花材を瓶の中に入れていきます。花材が瓶の口よりも大きくても、やさしく押し込めば大丈夫です。
オイルを注ぐと花弁がゆっくりと開いてくるので、あまり気にせずに続けましょう。

ハーバリウム

オイルを少し注ぎ、花材をいれる作業を繰り返します。

ハーバリウム

詰め込んだ後だと下部分などの調整が難しくなるので、気になったらその都度、細かく修正するのがコツです。

ハーバリウム

最後は、オイルをボトルとキャップの境目まで慎重にそっと入れましょう。瓶の中の気泡をなくす必要があるので、しばらく置いておきます。

ハーバリウム

気泡がなくなったと確認したら、キャップを閉めて完成です!

全国のハーバリウム作り体験の相場や事前情報

ハーバリウム

全国にはハーバリウムづくりを体験できる施設やショップがあります!各施設やショップ独自の花材や瓶が用意され、丁寧に教えてくれるので簡単に楽しくお店で販売しているようなハーバリウムをオリジナルで作れるのが魅力です。
体験料金の相場は大体3000円~4000円台。時間は1時間程度です。また制作したハーバリウムは体験当日に持ち帰り可能なことがほとんどです。

【画像提供・監修/Le Coin(ル コワン)】

東大阪市にある花と緑のショップ。生花はもちろん観葉植物やドライフラワー、ハーバリウムの体験や販売も行っている。オリジナリティあふれるブーケやギフトは、地元ファンはもちろん、遠方からの依頼もくるほど評判。

「Le Coin(ル コワン)」の詳細はこちら

※掲載の価格は全て税込価格です。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

Mika Toudou  Mika Toudou

京都出身京都在住ライター。温泉、映画、音楽、旅、登山好きが高じて全国各地に出没中。

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