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お正月飾りはいつからいつまで?意味や飾り方、種類から処分方法も

2020.10.28

お正月飾りはいつからいつまで飾ったらいいのでしょう?
しめ縄や門松ならおしゃれに手作りするのも楽しそうだけど、松の内が終わったら、どうやって処分したらいいのでしょうか。

この記事ではそんな疑問にお答えするとともに、正月飾りの意味や種類、縁起のいい飾り方までご紹介します。

※この記事は2020年10月23日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
記事配信:じゃらんニュース

お正月飾りの意味や由来

お正月飾り

お正月飾りは、お正月に家々を訪れる年神様(としがみさま)をお迎えするための目印であり、神様に滞在していただくための「依り代(よりしろ)」です。

年神様は一年の初めに訪れて、ひとりひとりに1歳分の年齢と、その年の幸運を授けてくださる神様です。また、穀物の神様でもあるのです。

お正月飾りにはいろいろな種類がありますが、以下の3点セットが代表的です。

門松(松飾り)

門松

年神様が家々に降臨するときの目印になるのが門松。
門松といえば斜めに切った竹のイメージですが、もともとは「松飾り」といい、松の枝だけで作ったものもありました。

松は、冬にも緑を失わない生命力の象徴。竹も、成長が早くすくすくと伸びることから、長寿、繁栄を表すものとされています。

しめ飾り

しめ飾り

しめ飾りは神社のしめ縄と同じように「神域と現世をへだてる結界」という意味があります。
しめ飾りを飾ることで、年神様が安心して降臨できる神域を作り、お迎えするのです。

鏡餅

鏡餅

鏡餅は、年神様へのお供えものでもあり、神様が宿る依り代でもあります。
一粒一粒に霊力が宿ったお米を、さらに撞き固めて作るお餅は、強い霊力が宿る神聖な食べ物と考えられてきたのです。

お正月期間が過ぎて年神様をお見送りしたあとに、鏡餅を下げてみんなで食べ、神様の力を分けていただくのが「鏡開き」です。

お正月飾りはいつからいつまで飾る?

●飾り始める時期
正月事始めと言われる12月13日以降なら、いつ飾り初めてもよいとされています。
「やってはいけない日」とされるのは、以下の2日間。

・12月29日:「二重苦」につながるので避けましょう。
・12月31日:「一夜飾り」になって、縁起が悪いと言われています。

最近は、クリスマスを過ぎた26〜27日ごろから飾り始めるのが一般的。28日なら、末広がりの「八」で縁起が良い日です。
30日もキリが良い日なので、28日までに間に合わない場合は30日に飾りましょう。

お正月飾り

●片付ける時期
「松の内」が過ぎたら片付けます。
松の内の期間は地方によって少し違いがあるのですが、多くは以下の2パターンです。

・1月7日:東北、関東、九州など多くの地方
・1月15日: 関西地方を中心としたエリア

もともと松の内は、全国的に1月15日までだったのですが、江戸時代に明暦の大火(1657年:明暦3年の旧暦1月18日〜20日)が起きたあと、「燃えやすい松飾りを早く片付けるように」と、幕府が1月7日までとさだめた…という説があります。

最近は「七草がゆ」と同じ7日までという認識が一般的になりつつありますが、地域の習慣に合わせるのがいいでしょう。

お正月飾りの飾り方

・門松

門松

年神様が家々に降臨される際の目印なので、門のわきに立てるのが本来の姿。
一戸建てなら、玄関のわきに飾るといいでしょう。

マンションの場合、玄関の前は共用部分になるので避けます。
玄関ドアの内側に飾れるミニチュアの門松などを利用するのがおすすめ。最近は室内で飾るためのペーパーやフェルト素材の手作りキットもあります。

・しめ飾り

しめ飾り

年神様が玄関から入ってこられるよう、玄関先の軒下や、玄関ドアに飾るのが一般的です。
また、神棚や床の間など、神様に滞在してほしいと思う場所に飾るのも良い方法です。

ポイントは、ある程度高い位置に飾ること。結界なのでその下をくぐって神域に入る…という考え方です。
マンションの場合、玄関ドアの外側がOKかどうかはマンションの規約を確認しましょう。玄関ドアの内側に飾っても大丈夫です。

・鏡餅
神棚や床の間に三方(さんぽう:三宝)を置き、その上に半紙や奉書紙を敷いて鏡餅をのせます。
三方がない場合は、半紙や奉書紙だけでも構いませんが、真空パックなどではない「生」のお餅の場合は、板やお皿などを敷くと下が傷むのを防ぐことができます。

もし神棚や床の間がなくても大丈夫。テーブルの上などに飾って、お正月らしい雰囲気をつくり出しましょう。玄関や居間からできるだけ離れた場所がよいとされています。

お正月飾りの正しい処分方法

左義長

松の内が過ぎたら、お正月飾りは「左義長(さぎちょう)」と呼ばれるお祭りで燃やし、炎とともに天へと年神様をお見送りして、その火で鏡餅を焼いて食べます。
左義長は地域によって「どんど焼き」「とんど焼き」「鬼火焚き」などと呼ばれます。

身近な地域で左義長をおこなっていない場合は、近くの大きな神社(例:護国神社など)で、左義長や、お焚き上げがおこなわれているかどうか確認してみるといいでしょう。

左義長がない、あっても参加できない…そんな場合は?
地域のゴミ処理方法にしたがって処分すれば大丈夫。神様はちゃんと見てくださっていて、そんなことでは怒ったりしないのだとか。

その場合、新聞紙を広げて「右・左・中」と塩を置き、お清めをします。その紙でお正月飾りを包み、他のゴミとは別の袋に入れて出せばOKです。

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ミキティ山田  ミキティ山田

旬な話題を求めて、いろいろな場所を取材・撮影する調査員。分厚い牛乳瓶メガネに隠したキュートな眼差しでネタをゲッチュー。得意技は自転車をかついで階段を登ること。ただしメガネのせいでよく転びます。