東京・浅草に近い下町の蔵前には、古いビルや建物を利用したカフェや雑貨店など、魅力的で訪れたくなるお店がたくさん!ランチやショッピングをしながら1日を過ごせるスポットです。
今回は、蔵前駅から徒歩10分圏内で立ち寄れる素敵なショップを紹介します。
蔵前エリアってどこ?
蔵前エリアと言われるのは東京都台東区の蔵前1丁目から4丁目あたりで、浅草橋と浅草駅の間に位置しています。蔵前駅はもちろん、浅草橋駅からも徒歩約5分とアクセスしやすい場所です。
蔵前と呼ばれるようになったのは、江戸時代に幕府の御米蔵があったことが始まりだそう。大正時代から人形職人が移転しはじめ、玩具問屋街として発展。近年では、洗練された雑貨店やカフェが増え、注目されています。
en
屋上のテラスでも食べられるパンケーキやパフェ

「en」は、1階から3階、そして屋上まである大きなカフェ。1階は焼き菓子などのテイクアウトがメインで、買ったものは屋上でも飲食が可能です。2階と3階はカフェスペースとなり、ゆっくりとくつろげ雑貨も販売しているそう。ワッフル、パンケーキなどの食事メニューのほか、季節によって変わるケーキ、パフェといった甘いものも提供しています。

とろとろとしたクリームチーズと、ザクザクしたオレオのコラボがたまらない「クッキー&クリームチーズケーキ」は多くの人が注文する定番スイーツです。

授乳室やおむつ台も備えているので、子ども連れの人にもおすすめですよ。
東京都台東区蔵前2-6-2 1階~3階
【1階】8時~19時【2階】9時~19時(LO18時)【3階・屋上】平日9時~17時(LO16時30分)、土・日・祝9時~18時(LO17時30分)
なし
蔵前駅より徒歩約1分/首都高速道駒形出口より約1分
なし
「en」の詳細はこちら
(画像提供:JEJアステージ株式会社)
喫茶半月
アンティーク風の調度品が配された店内でカフェメニューを堪能

“シックで、大人っぽくシンプルに”というイメージでつくられた「喫茶半月」。元々は「菓子屋シノノメ」の2階にありましたが、現在は移転し2023年にリニューアルオープンしました。店内は、アンティーク風の椅子や、オーナーがDIYした大理石のテーブルなどが配された温かみのある雰囲気です。

クリームが高くそびえたつ個性的なビジュアルの「季節のシュークリーム」、季節のフルーツを使った「ショートケーキ」、さっぱりとした味の「レアチーズケーキ」といった定番メニューが充実。自家焙煎の豆を使ったコーヒーとの相性も抜群なので一緒に味わってみてくださいね。
(画像提供:株式会社light source)
MAITO/真糸
糸になる前の綿を、天然の草木で染めた商品が揃う

「MAITO/真糸」は、天然染料のみを使用して草木染めした商品を扱うショップです。独自の工程で仕上げられた糸は、紡ぐ前のオーガニックコットンの原綿の状態から染めることによって、草木染めならではの優しい色と化学染料に負けないほどの色持ち、色移りのしづらさを両立させています。

ニット衣料は、コンピュータープログラミングにより3次元に編成する“無縫製ホールガーメント”で編み上げているため、継ぎ目縫い目がなく、優しい肌当たりが特徴。そのほか、ストールや靴下、Tシャツなど様々な製品が揃っています。
店ではワークショップを毎月開催しており、それぞれの月ごとに決められた色の草木染め体験が可能です。(公式HPより要予約・6000円~)
東京都台東区蔵前4-20-12 クラマエビル1階
11時30分~18時30分
月(祝は営業)
蔵前駅より徒歩約2分/首都高速道駒形出口より約4分
なし
「MAITO/真糸」の詳細はこちら
「MAITO/真糸」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:株式会社マイトデザインワークス)
ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前
サンフランシスコ発のBean to Barチョコレート専門店

アメリカ・サンフランシスコ発のBean to Bar チョコレートブランド「ダンデライオン・チョコレート」の海外出店第1号店です。
1階では、カカオ豆からチョコレートバーになるまでを一貫して行う製造工程が間近で見られます。チョコレートから漂ってくるいい香りで、その場にずっといたくなりますよ。


2階はチョコレートドリンクやスイーツを楽しめるカフェ。5種類のスイーツを順番に食べることで、素材とカカオのマリアージュが味わえる「シェフズテイスティング」や、ほうじ茶で香りづけされた蔵前限定の「クラマエホットチョコレート」など、チョコの美味しさを思う存分堪能できます。
東京都台東区蔵前4-14-6
10時~19時
不定
蔵前駅より徒歩約4分/首都高速道駒形出口より約6分
なし
「ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前」の詳細はこちら
(画像提供:Dandelion Chocolate Japan株式会社)
NAKAMURA TEA LIFE STORE
生産者がどうやって作ったかがわかる、無農薬栽培の茶葉を販売

自社でお茶の栽培から製茶加工までを一貫して行っている「NAKAMURA TEA LIFE STORE」。茶葉を無農薬有機栽培農法で育てており、商品には収穫日、収穫場所、栽培担当者、栽培方法を記載した品質保証書をつけるほど商品にこだわっているのだとか。

おすすめのひとつである「Garden No.02-TSUYUHIKARI EDITION-」は、丁寧に栽培した「つゆひかり」という品種のお茶。やさしい渋みの中に旨味と甘味が引き立ちます。
試飲できるので、好みの味を見つけるのも楽しそうですね。
東京都台東区蔵前4-20-4
12時~18時
月
蔵前駅より徒歩約3分/首都高速駒形出口より約3分
なし
「NAKAMURA TEA LIFE STORE」の詳細はこちら
(画像提供:NAKAMURA TEA LIFE STORE)
YUWAERU 蔵前本店
店独自の製法でつくられる、もちもち玄米

「YUWAERU 蔵前本店」は、無理なく続けられる体に良い食事を提案しているお店。独自の製法でもちもちに仕上げた「寝かせ玄米」を中心としたメニューが提供されています。


イチオシはランチで楽しめる定食メニューで、主菜と汁物を2種類からそれぞれ選ぶ「ハレ箱膳定食」と、汁物だけをセレクトできる「箱膳定食」の2つ。どちらの定食も、小豆か黒豆の好きな方から選べる「寝かせ玄米」と一緒に味わえます。
東京都台東区蔵前2-14-14
【レストラン】平日11時30分~14時30分(LO14時)、土・日・祝11時30分~15時(LO14時30分)【物販】11時30分~15時
月
蔵前駅より徒歩約2分/首都高速道駒形出口より約4分
なし
「YUWAERU 蔵前本店」の詳細はこちら
(画像提供:結わえる本社)
Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE
日中はカフェ、夜はバーとして営業。気軽に利用できるホテルラウンジ

「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE」はカフェ・バーラウンジ併設のホステル。1階のラウンジは天井の高い開放的な空間で、宿泊者以外も自由に利用可能です。

8時~18時はカフェになっており、おいしいコーヒーや自家製のスイーツを味わえます。18時~24時30分はバー&ダイニングとして営業し、ビールやワインなどのお酒はもちろん食事やつまみなどが堪能できますよ。
東京都台東区蔵前2-14-13
【カフェ】8時~18時【バー】18時~24時30分(LO24時)
なし
蔵前駅より徒歩約2分/首都高速駒形出口より約4分
なし
「Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE」の詳細はこちら
(画像提供:株式会社 Backpackers’ Japan)
菓子屋シノノメ
季節のフレーバーなど約30種が揃う焼き菓子店

クッキーやスコーン、パウンドケーキといった焼き菓子のテイクアウト専門店「菓子屋シノノメ」。定番商品から季節のフレーバーまで、多い日は30種類ほど並びます。日によってラインナップが変わり、毎日食べられるようにと甘さは控えめです。


メープルのやさしい甘さが広がる「メープルマドレーヌ」、アーモンドが香ばしい「フロランタン」、ミントがほんのり香る「レモンミントクッキー」など、幅広い種類の商品が揃っています。
(画像提供:株式会社light source)
カキモリ
表紙や紙、留め具にもこだわったオーダーノートづくりを楽しめる

文具専門店「カキモリ」は、好みの紙で仕立てたオーダーノートといった、書くことが楽しくなるサービスを提供するショップです。

オリジナルのノートがつくれるのも魅力のひとつ。店内に並べられた60種類以上揃う革・布・紙などの表紙に、30種類以上の中紙、留め具、リングの留め方を選びながら好きなデザインに仕上げることが可能です。お気に入りの表紙を長く愛用したい場合は、有料で中紙交換サービスを利用するのがおすすめ。ページの一部を残したり、前とは異なる種類の紙も選べますよ。
(画像提供:株式会社ほたか)
Inkstand by Kakimori
自分好みの調合が可能、様々な色が揃うインク専門店。

「カキモリ」が運営する、インク専門店「Inkstand by Kakimori」。スタッフが季節にあわせてつくる限定色のインクなどが揃います。

17色を自由に配合し、好きな色のインクを作れる「オーダーインクWorkroom」サービスも実施。イメージに近づくまで何度も組み合わせながら完成したインクには、配合割合を記したレシピがつきます。お店で3年間保管してくれるので、リピートオーダーができるのも嬉しいポイントです。
(画像提供:株式会社ほたか)
ペリカン
毎日でも食べたくなるおいしい食パンとロールパン

1942年から続くパンの老舗「ペリカン」。毎日食べても飽きないおいしさが魅力です。ラインナップは、食パンとロールパンの2種類のみ。商品数を絞ることで、時代が流れても変わらない、いつでも頬張りたくなる味を目指しているのだとか。


買ったその日は、焼かずにそのままで、翌日からはトーストして食べるのがおすすめ。ふんわりとした食感とやさしい味わいで、1斤あっという間に食べ終えてしまいますよ。
売り切れてしまう可能性もあるので、確実に購入したいという方は電話での事前予約も可能とのこと(TEL03-3841-4686)。詳細はホームページで確認してくださいね。
東京都台東区寿4-7-4
8時~17時※品切れの場合、閉店時間が早まる場合あり
日・年末年始
蔵前駅より徒歩約5分/首都高速道駒形出口より約3分
なし
「ペリカン」の詳細はこちら
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(画像提供:株式会社ペリカン)
ペリカンカフェ 浅草店
ペリカンの食パンを使ったトーストやサンドイッチ

地元の人から愛され続けるパン屋「ペリカン」が運営する「ペリカンカフェ」。そのままでもおいしい食パンを特注の設備で焼いたトーストにして提供しているお店です。
休日はもちろん、平日でもオープン前から行列ができており、開店するとあっというまに店内が満席になります。


厚切りにした地元の浅草ハムを「ペリカン」のパン粉で揚げ、ハムカツにして挟んだ「ハムカツサンド」や、甘さ控えめの生クリームとフルーツの相性が抜群の「フルーツサンド」(1150円)など、どれも絶品です。
東京都台東区寿3-9-11
9時~18時(LO17時30分)
日・年末年始
田原町駅・蔵前駅より徒歩約5分/首都高速道駒形出口より約4分
なし
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(画像提供:株式会社ペリカン)
KONCENT駒形本店
機能性とデザインを兼ね備えた商品が並ぶ

おしゃれさと機能性を兼ね備えた商品を取り扱う「KONCENT」。見た目が良いのはもちろん、使いやすさに工夫が施された多種多様な製品が、オリジナル品や全国各地の企業・産地と共に作り上げたブランドとともに並んでいます。


新芽に水をあげているかのように見える「+d キノメ」は、ユニークなコーヒーフィルター。また「+d ミチクサ」は、身近なところに花を飾れるコンパクトな花器です。デザインだけでなく、キュートな名前にも心が躍りますね。
(画像提供:KONCENT駒形本店)
まとめ
今回はおしゃれエリア・蔵前のおすすめスポット13カ所を紹介しました。かわいくておいしいカフェや、こだわりのアイテムが揃う雑貨店には、心揺れ動くものがたくさん詰まっています。ぜひ散策しながら、お気に入りのお店を見つけてくださいね。
※この記事は2024年11月29日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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じゃらん編集部
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