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2021.04.30

日本の美しい「水辺絶景」おすすめ11選!モネの池や高千穂峡、オンネトーも<2021>

大井川鐵道 井川線 奥大井湖上駅【静岡県川根本町】

緑のきらめきに胸躍らせ、青葉の風吹く湖上をトロッコ列車で走りゆく。

大井川鐵道 井川線 奥大井湖上駅

視界全体が緑に染まる夏の開放感はひときわ。奥大井湖上駅と橋の全体を望む対岸の展望台は、午前中に訪れたい。

大井川本線の終点から、さらに大井川の上流へと分け入る井川線。日本一の急勾配で奥大井の渓谷を進むトロッコ列車の行く先にあるのは、エメラルドグリーンのダム湖を大きく横切る奥大井レインボーブリッジだ。

見渡す限り続く緑の山々に囲まれて湖面を走り、湖に浮かぶ山の上の湖上駅へ到着する。青みがかった湖水と赤い橋のコントラストが印象的。

高さ約70mの奥大井レインボーブリッジ。奥大井湖上駅から井川方面の橋上には、線路に並行して遊歩道が整備されている。対岸にある駐車場に車を停め、歩いて渡ってもいい。

■大井川鐵道 井川線 奥大井湖上駅(おくおおいこじょうえき)
[TEL]0547-45-4112(大井川鐵道SLセンター)
[住所]静岡県榛原郡川根本町梅地
[料金]大井川鐵道井川線運賃(千頭駅→奥大井湖上駅720円)
[アクセス]【電車】大井川鐵道井川線千頭駅より1時間5分乗車【車】奥大井湖上駅展望台まで新東名静岡スマートICより1時間30分 
[駐車場]9台※奥大井湖上駅まで徒歩15分
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みくりが池【富山県立山町】

一瞬の夏が見せるあでやかな湖水の紺碧に心とぎ澄まされて。

みくりが池

新緑と辺り一帯に咲き誇る高山植物に心奪われる、夏のみくりが池。9月中旬~10月上旬は紅葉真っ盛りに。

標高3000m級の北アルプス北部にそびえる立山連峰。世界有数の雲上山岳観光ルートとして知られる立山黒部アルペンルート、その標高2405m地点に位置するみくりが池は、室堂を代表する美観だ。

立山火山が造り上げた深さ15m、周囲631mの火山湖は、例年6月まですっぽりと雪で覆われ、7月頃から徐々に紺碧の湖面を表す。水面に映る立山の姿は必見。

雪解けが進む6月中旬頃から残雪が湖面に浮かぶ雪筏(ゆきいかだ)が始まり、8月には湖面の全貌が現れる。山がくっきりと見える早朝~午前中に訪れたい。

■みくりが池
[TEL]076-462-9971(立山町商工観光課)
[住所]富山県中新川郡立山町芦峅寺ブナ坂外11国有林
[アクセス]【電車】立山黒部アルペンルート室堂ターミナルより徒歩10分【車】北陸道立山ICより40分 ※立山駅駐車場より立山ケーブルカー、立山高原バスで1時間20分
[駐車場]立山駅駐車場1000台 ※長野県側の扇沢からもアクセスできる
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名もなき池【岐阜県関市】

印象派の名画さながら。色鮮やかな水中の楽園に陶酔する至福のとき。

名もなき池

スイレンや水草に彩られた池を、色とりどりの鯉が泳ぐ。別名「モネの池」と呼ばれている。

根道神社の境内にある湧き水の池に、地元の人がスイレンを植え、錦鯉を放したところ、クロード・モネの代表作『睡蓮』にそっくりな情景が見られるとして話題に。

エメラルドグリーンやセルリアンブルーに染まる貯水池を舞台に、スイレンや水草が影を落として揺らめき、カラフルな鯉があちこち泳ぎ回るさまは、まさに一幅の絵画のよう。

水の青さが際立つのは、午前中か午後遅めの陽が射す時間帯。雨天時は池が白く見えるため、晴天続きの日に訪れたい。スイレンは5月下旬~8月10日頃に花開く。

■名もなき池
[TEL]0581-57-2111(関市板取事務所)
[住所]岐阜県関市板取白谷 根道神社境内 
[アクセス]【電車】JR岐阜駅より岐阜板取線でほらどキウイプラザまで1時間5分、板取ふれあいバスに乗り換え16分【車】東海北陸道美濃ICより40分
[駐車場]200台
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高千穂峡【宮崎県高千穂町】

美しく落ちる滝の音と滝壺から広がる青い波紋が清々しさを運ぶ。

高千穂峡

遊歩道を歩けば、「真名井の滝」や「おのころ池」といった神話に由縁のある見どころが続く。

阿蘇の火山活動による火砕流が流れ込み、見事な柱状節理となった壮観な渓谷美で知られる高千穂峡。国の名勝・天然記念物に指定された断崖絶壁が聳える渓流に、高さ約17mに及ぶ「真名井(まない)の滝」が注ぐ。

高千穂峡のシンボルとして知られる滝の神秘的な美しさは、遊歩道沿いの滝見台や水面を滑る貸しボートから堪能したい。

4月中旬~5月の新緑は見もの。50m~100mに及ぶ断崖絶壁や「真名井の滝」に間近で迫る、貸ボート(1台1名30分4000円~・定員3名)が人気。

■高千穂(たかちほ)峡
[TEL]0982-73-1212(高千穂町企画観光課)
[住所]宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井御塩井
[アクセス]【電車】JR延岡駅より路線バスで1時間30分、高千穂バスセンターよりタクシー7分【車】九州中央道蔵田交差点出入口より40分
[駐車場]第1御塩井駐車場36台(1台500円)ほか
<貸しボート>
[TEL]0982-73-1213(高千穂町観光協会)
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ハテの浜【沖縄県久米島町】

光り輝く真珠色の浜と夢に見たブルー。心身を解き放つ、癒しの地へ。

ハテの浜
満潮でも沈まない白浜の砂洲。色鮮やかな海に多くの熱帯魚やウミガメが棲む

真っ白な砂浜とブルーの海とのコントラストが訪れる人を惹きつけ、天国のような絶景と称されるハテの浜。沖合約7kmにわたって3つの浜が連なる砂洲は、見渡す限りの海に囲まれた別天地。

陽光強まる春先から海の色が変わりはじめ、夏の強い陽の下でその鮮やかさが最高点に。辺り一面がピンクやオレンジに染まるサンセットも幻想的。

港から渡船20分でアクセスできるハテの浜は、5月~10月が美しく、夏場は最も色鮮やか。日中のツアーが各社で行われるほか、夕焼けや星空の観賞ツアーもある。

■ハテの浜
[TEL]098-851-7973(久米島町観光協会) 
[住所]沖縄県島尻郡久米島町
[アクセス]各渡船会社の送迎船で20分(要電話予約)※現地各社の送迎プランや滞在ツアーを利用するのがおすすめ
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