2024.03.28

「名古屋城」のみどころは？豪華絢爛な本丸御殿を楽しもう＜愛知・2024＞

名古屋市中心部にある特別史跡「名古屋城」。きらびやかに輝く金シャチ、名古屋城を治めた尾張徳川家の実力を感じる豪華絢爛なお殿様の御殿「本丸御殿」など、名古屋を象徴する名城は見どころがいっぱい。

本丸御殿の芸術を存分に堪能した後は少し足を延ばして、尾張徳川家に伝わる1万数千件の美術工芸品等を有する徳川美術館を訪れるのもおすすめですよ。美しい芸術に触れて、体感し、藩主気分に浸ってみてはいかが？

記事配信：じゃらんニュース

特別史跡 名古屋城の見どころ

260年間、戦もなく政権を握り続けていた徳川家。その威光が感じられるのが名古屋城です。

徳川御三家のひとつ、尾張徳川家が治めた名古屋城天守閣は、現在閉館中のため内部は見られませんが、徳川家のすごさを感じるならぜひ本丸御殿へ足を運んでみてください。

“近世城郭御殿の最高傑作”と称され、旧国宝にも指定されていましたが戦災により焼失。2009年より総工費約150億円、約10年の歳月をかけて忠実に復元されました。絢爛豪華なお殿様の御殿は想像以上ですよ！

名古屋城の基本情報
築城開始：1610（慶長15）年
築城者：徳川家康
城の形態：平城

本丸御殿の芸術を体感

上洛殿上段之間

上洛殿は3代将軍家光の上洛に合わせて造られました。将軍も愛でたであろう空間美も感じられます。

表書院上段之間

謁見に使用された表書院上段之間。一段高くなった上段之間に目線を合わせれば藩主気分になれるかも？

極彩色の欄間

最も格が高い上洛殿にのみ設えられた彫刻欄間。当時の技術を取り込んだ緻密な細工が金箔と極彩色で彩られています。

復元模写の障壁画

史資料を基に色彩まで復元した障壁画は1300面以上。狩野派の華麗な絵師の技術が現代に甦っています。現在も復元は進行されています。

本丸御殿

往時の姿をそのまま復元した本丸御殿（手前）。当時と同じく木材には木曽檜をはじめとする国産檜を使用する徹底ぶりにも注目です。

合わせて見学したい徳川美術館

大名家伝来家宝のコレクションに息を呑む

尾張徳川家に伝わる1万数千件の大名道具や美術工芸品を有する美術館。3代将軍家光の娘・千代姫の婚礼調度品である国宝「初音の調度」など眼福の名品を展示しています。

※この記事は2024年3月14日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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