2016.01.12
昭和30年代には新婚旅行といえば熱海といわれるほどの人気を誇りました。そんな熱海に今、若者たちが再注目!その一つの理由は熱海には古き良き時代、昭和のレトロがあること。そして本来の温泉地としての魅力があること。
2015年12月にリリースされた「じゃらん人気温泉地ランキング2016」では東海地方の在住者が「もう一度行ってみたい温泉地」として5位に熱海の温泉をランクイン。そんな熱海の温泉の魅力をたっぷりご紹介しましょう。
熱海温泉
今、熱海温泉が熱い!
かつて熱海温泉といえば、新婚旅行の行き先として人気の場所。昭和30年代、日本各地から多くの人々がここの温泉地を訪れました。海に面し、丘に沿ってびっしりとホテルや旅館が立ち並ぶ様は「東洋のナポリ」と評されたこともあるほどです。
まちを歩いてみると、豪勢な造りの大型旅館やホテル、土産店の連なるアーケード街が目に飛び込み、当時の大活況ぶりが想像できます。こう書くとなんだか寂れた観光地のようですが、そんな昭和テイストが今だからこそ新鮮!という熱烈なコメントが、今回人気温泉地ランキングの調査では数多く寄せられました。
流行のカフェやショップでは決して醸し出せないレトロさが、現在の熱海の新しい魅力として受け入れられているようです。
熱海・ノスタルジー散歩が楽しい!
現在、熱海が再び人気を集めている一つの理由はそのレトロさ。昭和全盛期の様を温泉街の様々な場所に見ることができます。

TEL/0557-81-3210
営業時間/7時~18時
定休日/なし
また、駅から徒歩15分の銀座通りの喫茶「バインツリー」では、かつてのゲーム機がまだ置いてあったり、パフェにドライアイスの仕掛けがしてあったりと、他ではなかなか体験できない昭和の雰囲気を味わえます。


TEL/0557-81-6032
営業時間/9時~18時(イベント日は~21時45分)
定休日/不定
昼間も営業している「遊技場ゆしま」では射的を楽しめます。夫婦で営む喫茶「ボンネット」は何と今年で64年目。そこで味わうハンバーガー&コーヒーセット(800円)はチェーン店では味わえない温かみがあります。
TEL/0557-81-2807
営業時間/13時~22時
定休日/不定
TEL/0557-81-4960
営業時間/10時~15時
定休日/日



豊富な湯量の温泉も見逃せない!
ビーチや歓楽街など遊べる場所が充実している一方で、毎分1万7000リットルも湧出するという豊富な湯量に、温泉地としての底力を感じます。
TEL/0557-81-3417
営業時間/14時~21時
定休日/水
来宮神社の東500mにある由緒ある神社で、なんと手水が温泉!熱い湯で手をすすいで身を清めよう。鳥居の前には、熱海本来の源泉といわれる元湯(大湯)が湧いている。
他にも国内でも珍しい横穴式の源泉は走湯と呼ばれ、高さ1メートル50センチほどのトンネルに入ると、ミストサウナのように蒸気がムンムンしています。なんだか地球の内部に入りこんだような、不思議な体験ができるのです。
地球の内部をのぞいているような感動体験。
熱海は伊豆半島に位置するため、名古屋方面からは距離的には遠いのですが、新幹線を使えばアクセスに不便さを感じることはありません。かつての古き好き熱海、ノスタルジックな雰囲気を残しながらも、新たな時代に入りつつある熱海を是非体験してみましょう。
TEL/0557-85-2222(熱海市観光協会)
アクセス/電車:JR熱海駅下車
車:東名沼津ICより伊豆縦貫道、県道11号経由で1時間
まとめ
家族で出かければ上の世代の方はノスタルジックな雰囲気に浸り、若い世代はタイムスリップしたような体験ができるはずです。ユルい昭和感を楽しんでくださいね。
※ランキングの集計方法
●調査時期:2015年8月18日~ 2015年8月26日
●調査対象:『じゃらんnet』会員または『じゃらんnet』予約者
●調査方法:インターネット上でのアンケートを実施
●有効回収数:12,062人(うち、東海エリア居住者は1327人)
●対象温泉:計331の温泉地を選択肢として設定(うち、東海エリアの対象温泉地として、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県、石川県、富山県、福井県の計84の温泉地を設定)
●質問内容:「もう一度行ってみたい温泉地」と「その理由」
※この記事は2015年12月時点での情報です。
じゃらん編集部
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