月島といえば「月島もんじゃ」が有名ですが、もんじゃ以外にも注目すべきおすすめのグルメがたくさんあるんです。また、最近はテレビアニメ・映画化された大人気コミックの舞台としても知られ、聖地巡礼をする人で盛り上がっています。
今回は、月島の知られざる魅力をお伝えするために、はじめにおすすめのグルメスポットを、次に観光スポットをご紹介します。
※この記事は2021年5月6日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
月島とは

月島の概要
月島は1982年に東京湾を埋め立てて造られた歴史的には比較的に新しい街です。かつては重工業や海運業が活発で、それに伴った人口増加で商いの場のとしても栄えていました。
以前から「月島もんじゃ」の発祥地として東京を代表する観光地のひとつですが、最近はテレビアニメ・映画化された大人気コミックの聖地巡礼の地としても注目を集めています。
月島へのアクセス
月島へのアクセスは、東京メトロ有楽町線または都営地下鉄大江戸線の月島駅が便利です。羽田空港からのアクセスは、京急線羽田空港第1・2ターミナル駅を利用し、大門駅で都営大江戸線に乗り換え、月島駅で下車します。所要時間は約40分です。
また、東京駅、新宿駅、渋谷駅、池袋駅などの主要な4駅からのアクセスも良く、それぞれの地点から電車やバスなどを使って30分以内で到着できます。
月島もんじゃストリート
80軒以上のもんじゃ屋が連なるストリート。



やはり、月島といえば「月島もんじゃ」を思い浮かべる人も多いと思います。通称「月島もんじゃストリート」と呼ばれるこの月島西仲通り商店街の付近には、80軒以上のもんじゃ屋が立ち並びます。
月島は現在超高層マンションの建設が予定され再開発が進んでいますが、昔ながらの長屋や路地、東京で1番古い交番があるなど、まだまだ情緒溢れる風景も残されています。歴史ある商店街を訪れると、人々の何気ないやり取りから下町人情を感じられることでしょう。月島もんじゃを食べるなら、まずは月島もんじゃストリートに足を運んでみてください。
[TEL]03-3532-1990
[住所]東京都中央区月島1-8-1-103(アイマーク1F)
[営業時間]11時~20時 ※2021年4月現在は11時~19時
[アクセス]東京メトロ有楽町線・都営地下鉄大江戸線月島駅すぐ
「月島もんじゃ振興会協同組合」の詳細はこちら
元気カフェ&ギャラリー(元気喫茶)
野菜たっぷり栄養満点の甘酒スムージーが人気。


古民家を改装したカフェで、店内は優しい雰囲気が漂います。月島駅徒歩1分の好立地でアクセス面に優れているので、月島にふらっと立ち寄ったときにもおすすめです。
こちらのウリは、様々な種類の野菜をふんだんに使用した栄養抜群の麹で作られている甘酒スムージーです。甘酒は、高い栄養価を含む健康食品として注目され、代謝や血圧、便秘などに効果があるといわれています。そのためこちらのお店の甘酒スムージーは特に女性人気が高く、多くの人に愛されるお店の定番メニューです。
そのほかにも珈琲やぜんざいなどの和スイーツを楽しむことができます。定期的に甘酒講座などのイベントも開かれているので、甘酒に興味がある人は必見です。
[TEL]050-1241-1414
[住所]東京都中央区月島2-7-13
[営業時間]【火~金】8時~18時【土日祝の臨時開店時】10時~18時
[定休日]月曜日、土曜日、日曜日
[アクセス]東京メトロ有楽町線月島駅9番出口より徒歩1分
[料金]~1000円程度
「元気カフェ&ギャラリー(元気喫茶)」の詳細はこちら
月島久栄
行列ができるこだわりのメロンパン屋。


月島で行列ができるメロンパン屋さんです。お店の近くを通ると焼き立てパンのいい香りが漂ってきます。メロンパンは常に焼き立てを提供するために、焼きあがってから1時間が経過すると回収して新しいものと入れ替えます。回収されたメロンパンはサクサクのラスクに変身してまた店頭に並べられ、お土産として人気です。
常に出来立てを提供したいというお店の心がけが、外は「サクサク」中は「フワフワ」のパンが食べられるという定評を生み出し、毎日各地から多くの人が訪れています。お店1番のおすすめはやはりメロンパン。メロンパン片手に隅田川沿いをウォーキングするのもいいですね。
[TEL]03-3534-0298
[住所]東京都中央区月島1-21-3
[営業時間]10時~22時(緊急事態宣言やまん延防止措置に伴い、近隣の飲食店と同様の時間に閉店)
[アクセス]東京メトロ有楽町線月島駅より徒歩7分
つくだに丸久商店
江戸時代から続く老舗の佃煮専門店。


佃煮はご飯によく合う日本伝統のおかずとして知られていますが、その発祥地は佃島です。その中でもつくだに丸久商店は1859年に創業し、現在の店主は15代目という伝統ある佃煮専門店です。江戸時代から現代まで受け継がれている伝統ある味が長い間人々から愛されています。
原材料はすべて国内産に限定しているため、食材の産地や安全性にこだわる人も安心して手に取ることができます。お店の一番人気は、「あみ・しらす・あさり」の3点セットで、値段は1080円とお手頃です。そのほかにも、えび、いかあられ、はぜ、まぐろの角煮など様々な種類の佃煮が取り揃えられています。
[TEL]03-3531-4823
[住所]東京都中央区佃1-2-10
[営業時間]10時30分~18時
[定休日]水曜日
[アクセス]東京メトロ有楽町線・都営大江戸線月島駅6番出口より徒歩7分
[料金]1080円(あみ・しらす・あさりの三点セット)
「つくだに丸久商店」の詳細はこちら
佃小橋
あのコミックの聖地巡礼をするならここ!


現在の佃小橋は1984年に完成した橋です。小さな橋ですが、パッと目を引く朱塗りの高欄に擬宝珠があしらわれていて、現代的な街並みの中でひときわ目立つ存在感を放っています。
テレビアニメ・映画化された大人気コミックの劇中で度々登場し、コミックの表紙に描かれているなど、聖地巡礼をする上では絶対に外せないスポットとなっています。佃小橋の周辺を歩いてみると見えてくる運河沿いの小さなベンチや商店街、東京の下町の風景などがまるで作品の中にいるような気持ちにさせてくれます。
佃公園
都会の綺麗な夜景が楽しめる公園。

公園内には、伝統ある石川島灯台があります。石川島灯台は、1866年に墨田川や品川沖を往来する船舶を航行させるために築かれ、かつては常夜灯としての役割を果たしていました。
現在ある石川島灯台は復元されたもので、夜にはライトアップされ、その奥に見える超高層ビル群や、スカイツリーと重なって、夜景の名所として有名です。公園内には隅田川テラスもあり、座ってゆっくりおしゃべりや休憩ができるベンチや、サクランボの木が綺麗な散歩コースがあるので、デートスポットとしても人気です。
[TEL]03-3546-5435
[住所] 東京都中央区佃1-11–4
[営業時間]【火~金】8時~18時【土・日・祝の臨時開店時】10時~18時
[アクセス]東京メトロ有楽町線月島駅より徒歩3分
「佃公園」の詳細はこちら
中央大橋
兜をイメージした珍しい形の主塔をもつ橋。


中央大橋は隅田川にかかる橋で、「兜」をイメージした斜張橋の主塔が特徴です。これは、かつてこの地区は鎧島と呼ばれていたことから鎧の対である「兜」をデザインしたといわれています。
また、上流側の橋脚には隅田川とセーヌ川が平成元年に友好河川になったことを記念し、パリ市から寄贈された彫刻、オシップ・ザッキン作「メッセンジャー」が飾られています。朝には朝焼けが、昼は澄み渡った青空に高層ビルが立ち並ぶ都会らしい風景を見ることができ、散歩やサイクリングをする人が橋を行き交います。
そして夕方には太陽が沈んでいくのが水面に反射する様子、夜にはライトアップされた東京スカイツリーをはじめとした煌びやかなビル夜景が見えるので、1日を通して綺麗な景色を楽めるスポットとなっています。
住吉神社
江戸時代からの伝統を守る由緒正しい神社。

住吉神社の周辺には佃小橋や佃公園もあり、都内にありながらも豊かな自然が感じられるエリアです。江戸時代から、海上安全、渡航安全の守護神として信仰を集め、今でも月島周辺エリアの産土神として信仰されています。
当時からの伝統を誇り、3年に1度行われる例祭では、獅子頭の宮出しや八角神輿の宮出し、神輿を船に乗せて氏子地域を巡る船渡御が行なわれます。例祭で使用する「八角神輿」は、昭和37年まで行われていた隅田川への海中渡御でも使用されていてました。水が入らないように気密性が高く作られていることや、関東地方には珍しい八角形造の神輿であることから、中央区民有形民俗文化財に指定されています。
[TEL]03-3531-3500
[住所]東京都中央区田佃1-1-14
[営業時間]【火~金】8時~18時 【土・日・祝の臨時開店時】10時~18時
[アクセス]東京メトロ有楽町線月島駅6番出口より徒歩5分
「住吉神社」の詳細はこちら
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