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<2021>金沢・兼六園の庭園見どころガイド!紅葉や桜など四季の楽しみ方を紹介【石川】

2021.07.17

水戸偕楽園(かいらくえん)、岡山後楽園(こうらくえん)とならぶ日本三名園の一つ、兼六園。日本人だけでなく、世界各国の観光客に親しまれている世界的文化遺産です。

今回は、そんな兼六園のアクセス・入園料・オープン情報はもちろん、見どころやモデルコース、周辺の観光情報まで、楽しみ方を詳しくご紹介します。

記事配信:じゃらんニュース
※この記事は2021年7月15日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設へ最新の情報をお問い合わせください。

兼六園とは

兼六園の概要(歴史)など

雁行橋
雁行橋(がんこうばし)

加賀百万石の文化を映す歴史的な文化遺産であり、日本三名園の一つ兼六園。加賀の歴代藩主により長い歳月をかけて形づくられてきた廻遊式の日本庭園です。

大きな池を大海に見立て、神仙人が住むと言われる島を配するなど、歴代の藩主たちは神仙思想(※1)を基盤として長寿と永劫の繁栄を庭園に投影しています。また、時代によって様々な用途で使用され、それに合わせた建築物が建てられ、時代ごとの庭園手法をも駆使しその形を変え、現在の形まで進化してきた庭園でもあります。

1874年から全面的に市民へ開放されてより、多くの人に愛されている兼六園は、1985年に「名勝」から「特別名勝」へと格上げされ、庭園の国宝とも言える最高の格付けを得ています。四季折々の美しさを楽しめる庭園として、今もなお多くの県民や世界各国の観光客に親しまれています。
※1…古代中国で、人の命の永遠であることを神人や仙人に託して希求した思想。

兼六園へのアクセス

車の場合、金沢東IC・金沢西ICより車で30分、金沢駅からは車で10分です。

電車の場合は金沢駅から、たくさんのバスが出ています。金沢駅より北陸鉄道路線バス、城下まち金沢周遊バスを利用すれば15分で「兼六園下・金沢城」バス停に到着。

また、金沢を観光中の方は「金沢ふらっとバス 材木ルート」利用すれば、兼六園下まで行くことができます。バス停からは徒歩3分で兼六園に到着です。

兼六園の入園料・営業時間

兼六園の入園料は、18歳以上320円、6歳~18歳未満は100円、未就学児は無料です。

各種クレジットカード、電子マネーも利用できます。利用できるクレジットカードや電子マネーの種類はホームページにて確認してください。

■兼六園
[住所]石川県金沢市兼六町1
[電話]076-234-3800
[営業時間]3月1日~10月15日:7時~18時、10月16日~2月末日:8時~17時
[定休日]なし
[料金]大人(18歳以上)320円、小人(6歳~18歳未満)100円
[アクセス]【電車】金沢駅よりバスで15分(北陸鉄道路線バス、城下まち金沢周遊バス)、兼六園下・金沢城バス停より徒歩で3分
【車】金沢東IC・金沢西ICより30分
[駐車場]なし(近隣の有料駐車場をご利用ください)
「兼六園」の詳細はこちら

兼六園の庭園の特徴

兼六園
時雨亭の縁側と庭園

庭園においてすぐれた景観の代名詞として「六勝(ろくしょう)」という言葉があります。広々としていることを表す「宏大(こうだい)」、静寂と奥深さを表す「幽邃(ゆうすい)」、人の手が加わるという意味の「人力(じんりょく)」、古びた趣や自然を表す「蒼古(そうこ)」、滝や池を表す「水泉(すいせん)」、街や山々を見渡せる「眺望」、これら6つの特徴「六勝」を兼ね備えているので「兼」「六」園という名を与えられたそうです。

宏大と幽邃、人力と蒼古、水泉と眺望はそれぞれ対となっており、両立するのが難しい景観とされています。広大な敷地の中に様々な趣が共存する兼六園の表情豊かな景観を是非散策しながら探してみてください。

兼六園の見どころ・必見ポイント

広大な兼六園には数々の名勝がありますが、その中でも必見の景観をご紹介します。

徽軫灯籠(ことじとうろう)

徽軫灯籠

片足だけを池の中に入れた二本足の灯籠で、琴の絃を支える「琴柱(ことじ)」に見えるためその名が付けられました。兼六園のシンボルで、記念写真のスポットとしても人気です。

霞ヶ池(かすみがいけ)

六勝では「水泉」にあたる、兼六園で最も大きな池で、面積は約5800㎡もあります。徽軫灯籠をはじめ、橋や松、島などの名勝が池の周辺に配置されているので、池の周りを廻遊することで様々な庭園の景観が楽しめます。

唐崎松(からさきのまつ)

13代当主が近江・琵琶湖畔の唐崎松から種子を取り寄せて育てた黒松。園内一の枝ぶりで、兼六園の冬の名物「雪吊り」はこの松から作業が開始されます。

眺望台(ちょうぼうだい)

兼六園の六勝の内の1つ「眺望」を楽しむのに最適な場所がこちらです。海抜53mの高さがあり、白山山系の一部のほか、戸室山、卯辰山などが望めます。また、加賀平野が広がる向こうには日本海、能登半島なども眺めることができます。

花見橋(はなみばし)

花見橋

橋から見る花の眺めがすばらしいことから、この名前がつきました。桜、カキツバタ、サツキ、ツツジなど四季折々の花が川沿いに咲き誇り、多くの人を魅了しています。

時雨亭(しぐれてい)

時雨亭

5代当主綱紀が兼六園を作庭した頃からあった建物です。廃藩の後惜しくも撤去されてしまいましたが、平成12年に新しい庭園の完成とともに復元しました。抹茶・煎茶の呈茶(有料)もあります。

噴水

兼六園

霞ヶ池を水源とし、機械のポンプなどは使わず、池の水面との高低差による自然の水圧で水を上げています。水の高さは約3.5m、霞ヶ池の水位の変化によって変わります。

その他の見どころはこちらをチェック

兼六園の四季の楽しみ方

兼六園の春

兼六園菊桜
兼六園菊桜

四季折々の景色が楽しめる兼六園。春には40種類、400本もの桜が見事に咲き誇ります。その中でも「兼六園菊桜」はとても珍しい品種なので必見です。園内には桜ヶ岡や蓮池門通りなど桜鑑賞スポットがたくさんあり、桜の開花時期に合わせて、夜間ライトアップされ、夜桜も見学できます。

兼六園の夏

花見橋から見たカキツバタ
花見橋から見たカキツバタ

初夏になると、カキツバタやツツジ、サツキなどが兼六園を彩ります。鮮やかな新緑と青々とした若草の香りを楽しみながら気持ちよく散策できる季節です。

兼六園の秋

紅葉の山崎山
紅葉の山崎山

秋はもちろん「紅葉」です。カエデ、トチノキなど落葉広葉樹林が多く植えられている「山崎山」は秋になると赤や黄に美しく色づくため「紅葉山」とも呼ばれます。また、11月からは冬を迎えるための準備、雪吊り作業が行われます。

兼六園の冬

唐崎松の雪吊り
唐崎松の雪吊り

冬の兼六園は雪が積もり、白と静寂の世界に変身します。この風景に見事なアクセントを加えている「雪吊り」は、重たい雪で枝が折れるのを防ぐためのもの。園内随一の枝ぶりを誇る「唐崎松」の雪吊りは圧巻です。

兼六園の鑑賞のモデルコース

兼六園は様々なコースで回遊することができますが、おすすめは時計まわり(右回り)での鑑賞コース。

徽軫灯籠→眺望台→唐崎松→霞ヶ池→雁行橋→七福神山→兼六園菊桜→明治紀念之標→根上松→花見橋(曲水)→鶺鴒島→山崎山→伝統産業工芸館→成巽閣→内橋亭→梅林→時雨亭→栄螺山→夕顔亭→翠滝→噴水→徽軫灯籠

の順に巡る、所要時間約90分の「堪能コース」は、ポイントを抑えながら兼六園の魅力をしっかり楽しむことができます。

兼六園

散策マップ詳細はこちら

兼六園の周辺ガイド

画像提供:写真AC
画像提供:写真AC

兼六園を楽しむなら隣接する金沢城公園にもぜひ足を運んでみてください。加賀藩前田家の居城跡につくられた公園で、2001年に復元された菱櫓(ひしやぐら)、五十間長屋(ごじっけんながや)など、当時の姿を忠実に再現された建物は必見です。

また、金沢らしいフォトジェニックな風景を撮影したいなら、金沢文化を代表する茶屋街のひとつ「ひがし茶屋街」へ。兼六園から車で5分ほどの距離にあります。町家カフェや伝統工芸品のセレクトショップが並び、金沢らしいグルメやショッピングが楽しめます。

兼六園入口から徒歩7分。全国的に有名な人気の観光スポット「金沢21世紀美術館」も忘れずに。兼六園や金沢城の歴史に触れた後は、日本を代表する現代アートの数々に触れてみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?日本三名園の兼六園は見どころ盛りだくさん。周辺に観光スポットも多いので観光がしやすく、一度は訪れたいエリアです。ぜひお出かけの参考にしてみてくださいね。

※記載の金額は全て税込価格になります。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。
※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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