Winerystay TRAVIGNE【新潟県・新潟市】
ご当地ならではの旬グルメに舌鼓。

新潟市中心部から西へ約20km、角田山の麓に位置するカーブドッチ・ワイナリー。水はけのいい砂丘地にぶどう畑が広がり、秋に入ると果実の収穫にワインの仕込みに… と一年で最も慌ただしくも心弾む日々が始まる。敷地内に建つホテル「トラヴィーニュ」では、こうしたワイナリーの様子を間近で感じ取れる。

全10の客室は、ぶどう畑と角田山を一望するテラス付き。1階客室のテラスからは、そのまま畑に降り立つこともできる。のびやかな眺めに誘われて敷地内を歩めば、ワイナリーツアーの受付所を兼ねたワインショップや新鮮野菜が並ぶマルシェが見えてくる。


醸造所の向かいには日帰り温泉施設がある他、ホテルに隣接するメインレストラン棟も見逃せない。シェフは都内のフレンチの名店出身で、この地に魅せられ移住してきたとか。そんな彼が新潟の食材を活かして作る本格フレンチディナーは、ぜひワインと共に。帰りを気にせず、ワインに没頭できるのは宿泊するからこそ。ワインの生まれる地を訪れ、そこの風土を体感しながら過ごす「ワイナリーステイ」という至福に酔いしれたい。



[TEL]0256-77-5460
[住所]新潟県新潟市西蒲区角田浜1661
[料金]1泊2食付き3万8500円~
[客室数]全10室
[アクセス]北陸道巻潟東ICより車で22分
[駐車場]200台
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繭二梁【静岡県・西伊豆町】
2棟に点在する2室を自由に行き来。

太古の地殻変動や火山活動の痕跡を地形が今に伝える、静岡県伊豆半島。その美しい自然環境がユネスコ世界ジオパークに認定された2018年、「繭二梁」が誕生した。宿が位置するのは沖に島が浮かび、海岸線には洞窟が隠れた西伊豆の堂ヶ島エリア。裏山を背負う海辺に佇んでいる。

フロントで名乗り、案内を受けて上階へ。廊下に並ぶドアを開くと、視界に広がる青い海。手前には小島が2つ並ぶ名画のような景観に迎えられ、ウェルカムスイーツをいただきつつチェックイン。手続きを終え、では寛ぐか… と思うのは気が早い。ここは「セカンドルーム」で、渡り廊下で結ばれた別棟に寝室や温泉露天風呂を備えた「メインルーム」がある。各ゲストに、この2室が用意されているのだ。



メインルームで先ほどとは異なる視点から海原を眺めて温泉に浸かったら、夕日の時間に合わせてセカンドルームへ。茜色の空に見とれていると夕食の時間に。このままこちらで食事を味わい、メインルームに戻って夜のひと時…。2室を自由に使えるおかげで、宿にこもりながらも解放的な滞在が実現できるだろう。



[TEL]0558-36-3888
[住所]静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2035-1
[料金]1泊2食付き6万円~(入湯税別途150円)
[客室数]全6室
[アクセス]東名沼津ICより車で1時間30分
[駐車場]7台
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ホテルふたり木もれ陽【静岡県・伊東市】
オールインクルーシブの贅沢に浸る。

紺碧の大海原にぽつりと浮かぶ初島、右手には伊豆大島も見える。屋上駐車場に降り立つと目に飛び込む絶景は、素晴らしい旅の始まりを予感させる。バトラーに導かれて向かう客室で、その予感は確信へと変化する。

リビングから寝室まで仕切りがなく、約100平方メートルある広さを存分に体感できる造り。壁一面の窓の奥には、先ほどの感動を呼び覚ます青い世界が輝いている。窓辺のスペースは「インガーデン」と呼ばれる憩いの場。水平線を望むデイベッドに身を伸ばし、外にいるような開放感に浸れるのだ。海側には温泉風呂もあり、入浴中も相模灘の景観に癒やされる。




こうした客室での時間を、さらに快適に彩るのがオールインクルーシブのもてなしだ。室内のミニバーからルームサービスの軽食や飲み物まで追加料金は不要。自宅にいるように、冷蔵庫のビールやアイスを気ままに手に取れる。個室レストランで味わう夕食時のお酒も、もちろんフリーフロー。料理に合わせてソムリエが提案するシャンパンや日本酒、カクテルを好きに楽しむ贅沢…。「ホテルふたり木もれ陽」にはさり気ない優しさに満ちた、温かな時間が流れている。





[TEL]0557-52-6510
[住所]静岡県伊東市宇佐美字留田3594-809
[料金]1泊2食付き5万5000円~(入湯税別途150円)
[客室数]全10室
[アクセス]西湘バイパス石橋ICより車で42分
[駐車場]10台
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小天狗さんろじ【山口県・下関市】
ご当地ならではの旬グルメに舌鼓。

石畳の路地に並ぶ、離れ客室が8つ。各客室の箱庭には自家源泉100%かけ流しの露天風呂が設けられ、自由に温泉入浴ができる。唯一、客室から離れる食事の時間も個室が用意され、プライベートを重視した滞在ができるのがここ「小天狗さんろじ」だ。

宿が位置する川棚温泉は下関の奥座敷として愛される温泉地で、山里ながら海にも近い。新鮮な山海の幸に恵まれた立地から、食事も滞在中の大きな楽しみである。秋が訪れると、下関が誇る「とらふぐ」のシーズンに。9月~4月限定「ふくフルコース」の開始に合わせて、宿泊予約を入れるゲストも多いという。



待ちわびた下関産ふぐのフルコースは全10品。香ばしく炙ったひれ酒から始まり、菊花のように盛り付けられたふぐ刺し、加熱により刺身とは違った旨みが引き出される土鍋炊きのふぐちり…。締めの雑炊に至るまで、「口福」とはこのことよ… と思える時間が次々と押し寄せる。個室食事処で心ゆくまで美味におぼれる体験は、一日8組だけに与えられる特権。「一番人気のプランなので予約はお早めに」とは宿からのアドバイスだ。


[TEL]083-772-0227
[住所]山口県下関市豊浦町大字川棚5153
[料金]1泊2食付き2万5000円~(入湯税別途150円)※ふくフルコース付きプランは客室「壱之庄」利用時で3万1000円~3万6000円(入湯税別途150円)
[客室数]全8室
[アクセス]中国道下関ICより車で30分
[駐車場]8台
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由布院温泉 楓の小舎【大分県・由布市】
お一人さまで気兼ねなく名湯三昧。

一度は行ってみたいと憧れる人も多い由布院温泉。全国有数の源泉数と湯量を誇る温泉地は由布岳の麓に広がり、素朴な田園風景としゃれたショップやアート施設が共存している。友人と訪れてもいいけれど、旅に誘うのも気を遣う昨今。しかし一人旅は少々気後れする…、という人に「楓の小舎」はうってつけである。

由布院駅から宿まではタクシーで約5分。土産店が立ち並び、食べ歩きも楽しい湯の坪街道をそぞろ歩きつつ向かっても旅情が高まる。そうしてたどり着く全10室が離れ屋造りの宿には、お一人さま専用の客室「櫟(くぬぎ)の間」が用意されている。

ガラス張りの天井から陽の光が降り注ぐ内湯は、温泉熱を利用した岩盤浴スペース付き。静まり返った夜、星空を見上げて岩盤浴でまどろむのも心地よさそうだ。さらに今春、展望露天風呂が新たに完成。内湯に加え檜の香りが湯煙に漂う露天風呂でも、由布院の名湯を独り占めできる。

一人旅のネックとなりがちな食事も、朝夕共に部屋出しなので気兼ねはいらない。目配りしにくい離れ客室なのに不思議なくらいタイミングよく、熱々の食べ頃で運ばれてくる。あとは自分のペースで美味の数々と向き合う時間だ。

[TEL]0977-28-8181
[住所]大分県由布市湯布院町川上1270-28
[料金]「櫟の間」は1名1室利用時・1泊2食付きで2万7500円~(入湯税別途150円)
[客室数]全10室
[アクセス]大分道湯布院ICより車で8分
[駐車場]10台
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※掲載の価格は全て税込み価格です。
※特に併記していない限り記載の宿泊料金は平日大人2名1室利用時の1名料金(消費税・サービス料込み)です。別途、入湯税・宿泊税がかかる場合があります。
※新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。ご利用の際には、あらかじめ最新の情報をご確認ください。また、感染拡大の防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。
※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。
じゃらん編集部
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