小麦粉やバターを使わない、低カロリーなメレンゲのスイーツ「パブロバ」。フルーツとクリームたっぷりの華やかな見た目で近年話題になっています。
今回は話題のスイーツ「パブロバ」の歴史や作り方、東京で食べられる美味しいパブロバのお店を紹介していきます。
※この記事は2021年8月19日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
話題のスイーツ・パブロバとは
パブロバの歴史や概要

パブロバ(Pavlova/パヴロヴァ)は、ニュージーランド(説によりオーストラリア)が起源とされるお菓子です。
世界で初めて世界ツアーをしたロシアのバレエダンサー「アンナ・パヴロワ」がツアーで立ち寄った国で、彼女をモチーフに作られたお菓子に「パブロバ」という名前が付けられたと言われています。華やかな見た目と軽やかな食感で、ニュージーランドやオーストラリアだけでなく、イギリスや近年では日本でも好まれています。
パブロバの特徴・味・作り方

パブロバは小麦粉やバターを使わないため、一般的なケーキ類に比べて低カロリー。泡立てる・焼く・トッピングするというシンプルな工程、また特別な材料や調理器具がいらないので、家庭でかわいらしいパブロバを作って写真をアップする人も増えています。
食べると焼きメレンゲの外側はサクッとして、中はマシュマロのように口の中でシュワっと溶ける、他のケーキにはない食感が楽しめます。トッピングのクリームと酸味のあるフルーツと一緒になるとさらに食が進む魅惑のスイーツです。
パブロバの一般的な作り方は、卵白にグラニュー糖、コーンスターチなどを入れ、しっかり泡立てたメレンゲをオーブンでじっくり焼き、その焼きメレンゲをベースにしてホイップした生クリームやさまざまなフルーツを飾り付けるというもの。簡単に作れて華やかさがあるので、パーティーなどの集まりにも好まれますが、一般的なケーキと比べると切り分けにくいのでその点は注意が必要です。
家庭で親しまれているお菓子ですが、元はパティシエが発明したお菓子。家とは一味違うパブロバや、本場の味を再現したパブロバを提供しているパティスリーやカフェもあるようです。
ここからは、パブロバが買える、食べられる東京近郊のお店を紹介していきます。
パティスリー カカオエット パリ 中目黒本店/武蔵小山店
パティスリーだからできる宝石のようなパブロバ

ざっくり作られた家庭のパブロバとは違い、こちらのパティスリーでは食べるのがもったいないくらいかわいい見た目のパブロバを購入することができます。
「パブロバピスタッシュ」は、イタリア産のピスタチオペーストを使った風味豊かなムースを、さわやかな酸味のイチゴベリーのジュレと組み合わせたメレンゲのパブロバです。季節によってほかのフレーバーのパブロバも登場するので要チェック!
[TEL]中目黒本店03-5722-3920 武蔵小山店03-6426-2350
[住所]中目黒本店 東京都目黒区東山1-9-6、武蔵小山店 東京都品川区荏原3-8-7-102 武蔵小山商店街パルム
[営業時間]中目黒本店10時~19時、武蔵小山店11時~19時
[定休日]火・第1・3月
「パティスリー カカオエット パリ」の詳細はこちら
bills 銀座
世界中のbillsで愛され続けている人気メニュー

オーストラリアで伝統的に親しまれるメレンゲの焼き菓子「パブロバ」は、シドニー発祥のbillsでも長年愛され続けている人気のデザートメニューの1つです。
「パブロバ – マンゴー、パッションフルーツ、ローズウォータークリーム」は、生地にピスタチオを練りこみ、外はサクサク、中はしっとり焼き上げられ、熟したマンゴー、甘さと酸味が爽やかなパッションフルーツを贅沢に使った夏の定番メニューです。billsは季節や店舗によっていちごやイチジクなどの限定フレーバーのパブロバも登場するのでお楽しみに。
[TEL]03-5524-1900
[住所]東京都中央区銀座2-6-12 Okura House 12F
[営業時間]8時30分~23時(LO:food22時/drinks22時30分)
[定休日]不定休
「bills 銀座」の詳細はこちら
CAFE AZUL(カフェアスル)
現地の人も認める、本場ニュージーランドの家庭の味

八王子のCAFE AZULのパブロバは1日5個だけの限定販売スイーツ。甘いメレンゲにあっさりした生クリーム、季節のフルーツ、甘酸っぱいラズベリーソースをトッピングし丁寧に手作りされています。
ニュージーランド出身のお客さんが「懐かしいママの味だよ!」と喜んでくれたこともあるのだとか。季節によって旬の果物がトッピングされるので、何度も足を運んで食べたくなってしまいます。
[TEL]090-2626-9253
[住所]東京都八王子市石川町95-10
[営業時間]火~金11時~18時、土12時~18時
[定休日]日・月・第2土
「CAFE AZUL(カフェアスル)」の詳細はこちら
キャニオンズ奥多摩リバーサイドカフェawa
濃厚自家製クリームとミックスベリーのマリアージュ

自然豊かな奥多摩にあるこちらのカフェでは、水切りしたヨーグルトと生クリームをブレンドし、クリームチーズのように濃厚な自家製クリームのパブロバが味わえます。
外はさくさくと軽く、中はマシュマロのようなふわふわ食感、自家製クリームにさっぱりしたミックスベリーの酸味がよく合います。本場でパブロバを食べたことがあるお客さんや、ニュージーランド出身の方からも好評だという魅惑の一品です。
[TEL]0428-74-9947
[住所]東京都西多摩郡奥多摩町川井54-1
[営業時間]平日11時~15時、土日祝11時~16時(LO15時)
[定休日]月・火
「キャニオンズ奥多摩リバーサイドカフェawa」の詳細はこちら
まとめ
独特のサクしゅわ食感、クリームと旬のフルーツが美味しいパブロバについてご紹介しました。ご自宅で作るのにチャレンジするもよし。
季節によってトッピングのフルーツが変わり違った味わいを楽しめるお店もあるので、ぜひ参考にして足を運んでみてくださいね。
※掲載の価格は全て税込み価格です。
※新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。ご利用の際には、あらかじめ最新の情報をご確認ください。また、感染拡大の防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。
※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。
鳥井 晴風
5人の子どもを持つママ編集ライター。 子供に大好きな漫画の主人公の名前を付けてしまうほど漫画アニメ好き。キャラ弁やキャラケーキづくりが得意。好きなお出かけ先は道の駅や直売所など食材が豊富なところ。 自分で収穫する味覚狩りや芋ほりも大好き。