close

2025.09.30

【広島・宮島】おすすめ紅葉スポット5選!紅葉谷公園、大聖院などの見頃も紹介<2025>

広島県・宮島では例年11月中旬から紅葉シーズンを迎えます。この記事では、約700本のカエデの葉が鮮やかに色づく絶景が見られる「紅葉谷公園」を中心に、「大聖院」「大元公園」といった宮島のおすすめ紅葉スポットを紹介。見頃や見どころをチェックして、ぜひ宮島の紅葉名所をめぐってみてくださいね。

宮島を代表する紅葉名所、「紅葉谷公園」

紅葉谷公園(撮影:新谷孝一)
(撮影:新谷孝一)

「紅葉谷公園(もみじだにこうえん)」は、「嚴島神社」から徒歩約5分の場所に位置する渓谷沿いの散策エリア。

宮島の商店街と、自然あふれる弥山(みせん)行きのロープウェー乗り場をつなぐルート上に位置し、自然を感じながら歩けるのが魅力です。

紅葉谷公園(撮影:新谷孝一)
(撮影:新谷孝一)

公園入口付近からロープウェー紅葉谷駅までは、ゆっくり歩いて10分ほどの距離。野生のシカに出会うこともありますが、人に馴れていないので距離を保って慎重に接してくださいね。

「紅葉谷公園」の見どころ

1.約700本のカエデが色づく景観美

紅葉谷公園(画像提供:ピクスタ)
(画像提供:ピクスタ)

園内には、イロハカエデが約560本、オオモミジが約100本、ヤマモミジやウリハダカエデが約40本と紅葉する木々が豊富に植えられています。江戸時代後期から、植林や橋の架け替えなど地元の人たちによって少しずつ手入れされてきたのだそう。

広島の銘菓「もみじ饅頭」は、明治時代にこの公園のモミジをモデルに誕生したといわれています。

2.公園入口の真っ赤な「もみじ橋」

もみじ橋(撮影:新谷孝一)
(撮影:新谷孝一)

ぜひ立ち寄りたいのは、山のふもとの入口付近にある「もみじ橋」。朱塗りの欄干が目を引く橋は、秋になると紅葉も相まって一層フォトジェニックになります。

橋の下を流れる「紅葉谷川」は、水が透き通っている美しい清流。紅葉が水面に映る様子を、上からのんびり眺めるのもいいですよ。

3.朱色の橋と真っ赤なもみじが映える日没後のライトアップ

もみじ橋(画像提供:ピクスタ)
(画像提供:ピクスタ)

例年、紅葉の見頃に合わせて特別ライトアップが行われています。暗闇に浮かび上がる木々はとても幻想的。昼間とは違った美しさを堪能できます。

<ライトアップ・イベント情報>
[名称]特別ライトアップ
[開催期間]例年11月上旬~下旬
[開催時間]日没~20時

「紅葉谷公園」の紅葉の見頃

紅葉の見頃時期はいつ?

紅葉谷公園(画像提供:ピクスタ)
(画像提供:ピクスタ)

[見頃時期]11月中旬~下旬

公園が標高の低い平地に位置しているため、気温の冷え込みが山間部よりもゆるやかなことから、紅葉の見頃は11月中旬からです。

また、園内は全体的に地形がなだらかで日当たりの差も少なく、木々が一斉に色づくので見頃が短いのも特徴。例年、11月23日の勤労感謝の日を中心に、鮮やかな情景を求めて多くの人が訪れます。

ピークを逃さないよう事前に情報をチェックしてお出かけしてくださいね。

■紅葉谷公園
広島県廿日市市宮島町紅葉谷
散策自由
なし
無料
宮島松大汽船フェリー宮島乗降場より徒歩約20分
なし
「紅葉谷公園」の詳細はこちら
「紅葉谷公園」の口コミ・周辺情報はこちら

宮島で訪れたい!その他の紅葉スポット

大聖院

大聖院(画像提供:ピクスタ)
(画像提供:ピクスタ)

[見頃時期]11月中旬~下旬

「大聖院(だいしょういん)」は、806年に弘法大師空海が開基したと伝わるお寺。「嚴島神社」の出口から、坂道をまっすぐ250mほど進むと山門に到着します。

前に美しいモミジやイチョウの木がある山門をくぐり、家内安全・心願成就の祈願をする「勅願堂(本堂)」や健康や長寿を願う「摩尼殿(まにでん)」などをお参りしながら階段を上がっていきましょう。道中で、美しく色付いた木々をあちこちで見ることができます。

大聖院(画像提供:ピクスタ)
(画像提供:ピクスタ)

境内には、個性豊かな表情をした小さなお地蔵さんがたくさんいます。一つひとつの表情を愛でながら、お参りするのもいいですね。

<ライトアップ・イベント情報>
[名称]紅もみじライトアップ2025
[開催期間]2025年11月17日(月)~29日(土)
[開催時間]【金・土】18時~21時【その他の日】17時30分~19時
※詳細は公式ホームページを確認
■大聖院
広島県廿日市市宮島町210
8時~17時
なし
【拝観料】大人1000円、高校生以下無料
宮島松大汽船フェリー宮島乗降場より徒歩約20分
なし
「大聖院」の詳細はこちら
「大聖院」の口コミ・周辺情報はこちら

大元公園

大元公園(撮影:新谷孝一)
(撮影:新谷孝一)

[見頃時期]11月下旬~12月上旬

宮島の北側に位置する「大元(おおもと)公園」は、海岸線沿いにモミの木が群生しているため、潮と樹々の香りを楽しめます。穏やかな時間が流れ、森林浴や瞑想もおすすめです。

写真撮影にぴったりなのは、公園の奥にたたずむ池のまわり。モミジやイチョウが鮮やかに色づき、水面に映る木々の姿も美しい情景を演出しています。

さらに、池のそばに建つ「大元神社」の社殿も見どころのひとつ。趣ある建物と、赤や黄色に色づいた木々が織りなす風景が見事です。

■大元公園
広島県廿日市市宮島町大元
散策自由
なし
無料
宮島松大汽船フェリー宮島乗降場より徒歩約25分
なし
「大元公園」の口コミ・周辺情報はこちら

木比屋谷公園

木比屋谷公園(撮影:新谷孝一)
(撮影:新谷孝一)

[見頃時期]11月中旬~下旬

「木比屋谷(こひやだに)公園」は、地図に記載がない知る人ぞ知る紅葉スポット。宮島桟橋から徒歩15分の距離に位置、散策路が整備され歩きやすいのが特徴です。

人工的な装飾のないありのままの豊かな自然の中でゆっくりと紅葉を楽しめます。鮮やかに色づくカエデやモミジが頭上を覆い、朝の柔らかな光や夕暮れの斜陽に照らされる光景も素敵。

運が良ければ、くつろいでいる鹿に出会えることもあるそう。野鳥のさえずりやせせらぎの音など、心やすらぐ時間を過ごせます。

■木比屋谷公園
広島県廿日市市宮島町10-3
散策自由
なし
無料
宮島松大汽船フェリー宮島乗降場より徒歩約20分
なし

今伊勢神社

[見頃時期]11月中旬~下旬

「今伊勢神社」は、「伊勢神宮」より神様を迎えたことで名が付いたと伝えられている神社です。

参道の入口から続く約100段の急な石段の両側には、赤や橙に色づいたモミジやカエデが立ち並び、まるで紅葉のトンネルのよう。11月中旬~下旬になると、見上げれば色鮮やかな葉が空を覆い、足元には落ち葉のじゅうたんが広がります。

石段を登りきると、開けた視界の先に宮島の自然や街並みを一望できますよ。

■今伊勢神社
広島県廿日市市宮島町伊勢町
散策自由
なし
無料
宮島松大汽船フェリー宮島乗降場より徒歩約7分
なし

※この記事は2025年9月24日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載の価格は全て税込価格です。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

Topics

tag

この記事に関連するエリア

この記事に関連するキーワード