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2021.10.22

【青森】弘前のおすすめスポット15選。弘前駅周辺の観光名所やアップルパイをご紹介!

青森県西部、津軽地方に位置する、桜とりんごの街、弘前。

桜で有名な「弘前公園」はもちろん、名物のアップルパイや、珈琲の町とも呼ばれる弘前ならではのレトロ喫茶など、実は桜以外にも見どころが豊富なエリアです。

レトロな建築物が多く残る城下町「弘前」で、観光名所と合わせてのんびりお散歩を楽しんでみませんか?今回は、弘前駅から徒歩・公共交通機関を利用し片道20分以内でアクセスできるおすすめスポットをご紹介します。

※この記事は2021年8月25日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

観光名所

弘前公園

約2600本の桜が咲く、弘前のシンボル。

弘前公園

津軽統一を果たした津軽家初代藩主 為信が計画し、2代 信枚が1611年(慶長16年)に完成させた津軽氏の居城。天守は石垣修理工事のため一時的に位置が移動されていますが、岩木山とともに佇む姿は圧巻!

弘前市のシンボル的存在の観光名所です。広さはなんと約49.2ha、東京ドームおよそ10個分以上のスケール!

日本三大桜名所のひとつとされ、春には約52種、約2600本の桜が咲き乱れます。例年の桜の見頃である4月下旬~5月上旬はもちろん、四季を通して散策を楽しめるスポットです。

弘前公園

桜の時期の終わり頃、お堀が桜色に染まる「花筏(はないかだ)」も名物のひとつ。外堀を埋め尽くした桜の花びらが春色の絶景を作り上げます。

冬には「冬に咲くさくらライトアップ」として、雪が積もった外堀を桜色にライトアップするイルミネーションイベントも。※開催の詳細は要問合せ。

弘前公園

紅葉の見頃は、例年10月下旬~11月上旬頃。

公園内には約1000本の楓、約2600本もの桜の木が立ち並び、秋色に染まった美しい景色が広がります。季節を問わず、弘前を訪れたら一度は立ち寄りたい観光名所ですね。

■弘前公園
[TEL]0172-33-8739(弘前市都市整備部公園緑地課)
[住所]青森県弘前市下白銀町1
[営業時間]9時~17時(有料区域 弘前城天守含む)、無料区域は24時間
[定休日]なし
[料金]入場料金 高校生以上320円
[アクセス]【電車】JR 弘前駅より弘南バス市役所方面行きで15分、市役所前公園入口より徒歩3分【車】東北道大鰐弘前ICより30分
「弘前公園」の詳細はこちら

津軽藩ねぷた村

弘前の文化をまるごと体験!

津軽藩ねぷた村

弘前の夏の夜を彩る、「弘前ねぷた」が季節を問わず鑑賞できる体験観光施設。

高さ10mの大型ねぷたと内部の骨組みを見学できる実物大の大型ねぷたを眺め、動いている姿を想像してみては?

その他にも、「弘前ねぷたまつり」の資料はもちろん、津軽の民工芸品、津軽三味線の生演奏、ねぷた囃子の実演、弘前市文化財茶室や国登録記念物の日本庭園「揚亀園」など、弘前の文化を体感できる場所です。

津軽藩ねぷた村
金魚ねぷた 絵付け体験 1名1150円

弘前ねぷたを見る以外にも、絵付け体験もできます♪あらかじめ紙を貼ってある金魚ねぷたに墨やロウでお顔を描き、絵具で絵付けしたら完成!旅の思い出に体験してお土産にするのもいいですね。

その他、お食事処、アンテナショップや農産物の直売所なども併設しており、文化体験に留まらず、お食事、お土産品も充実した複合施設です。

■津軽藩ねぷた村
[TEL]0172-39-1511
[住所]青森県弘前市亀甲町61
[営業時間]9時~17時
[定休日]なし
[料金]入場料金 中学生以上550円
[アクセス]【電車】JR 弘前駅より弘南バス市役所方面行きで15分、ねぷた村より徒歩すぐ【車】東北道大鰐弘前ICより25分
「津軽藩ねぷた村」の詳細はこちら

藤田記念庭園

大正浪漫を感じる庭園で、まったり散策。

藤田記念庭園

「弘前公園」に隣接し、約6000坪の広さを誇る日本庭園。東北では、岩手県にある平泉毛越寺に次ぐスケールの大きさです。

借景式庭園から望む、津軽富士「岩木山」。池を中心とした「池泉回遊式庭園」、弘前市の有形文化財に指定された洋館や和館など見どころがいっぱい。

散策が終わったら、敷地内の「大正浪漫喫茶室」や、かき氷が人気の「クラフト&和カフェ匠館」でほっと一息を。

藤田記念庭園

4月下旬~5月上旬頃には桜も見頃に!威風堂々とした1本桜など、庭園のしだれ桜が春を彩ります。また、6月下旬、夏の始まりには約3000本の花菖蒲が美しく咲き誇ります。

藤田記念庭園

10月下旬~11月上旬頃は紅葉が見頃に。庭園内の滝周辺には色づいたもみじが広がり、絵になる景色がそこかしこに広がっています。

「弘前公園」と合わせて、四季を通じて一度は訪れたい弘前有数の観光名所のひとつですね。

■藤田記念庭園
[TEL]0172-37-5525
[住所]青森県弘前市上白銀町8-1
[営業時間]9時~17時(最終入園は16時30分)
[定休日]なし(冬期間は高台部のみ営業)
[料金]入場料金 高校生以上320円 
[アクセス]【電車】JR 弘前駅より土手町循環バスにて15分、市役所前より徒歩5分【車】東北道大鰐弘前ICより30分
「藤田記念庭園」の詳細はこちら

旧弘前市立図書館

ルネサンス様式のレトロ建築にうっとり。

旧弘前市立図書館

 

弘前市を代表する、ルネサンス様式の洋風建築。

明治期の弘前において、数々の洋風建築を手がけた大工・堀江佐吉が設計施工した建築物で、市の重要文化財にも指定されています。

かつては下宿屋や、喫茶店としても使われ、1930年までは市立図書館として実際に使われていたのだとか。左右に並ぶドーム型の双塔や、赤い屋根、窓のレリーフなど、心がときめくような外観と内観は、写真映えもばっちり!

旧弘前市立図書館

図書館だった当時のテーブルや椅子、閲覧室などが残されていて、雰囲気も抜群。もちろん内部も見学できるので、明治期にタイムスリップした気分で散策してみては?

■旧弘前市立図書館
[TEL]0172-82-1642(弘前市教育委員会 文化財課)
[住所]青森県弘前市大字下白銀町2-1
[営業時間]9時~17時
[定休日]なし(年末年始は休館)
[アクセス]【電車】JR 弘前駅より弘南バス市役所行きで15分、弘前市役所前より徒歩1分【車】東北道大鰐弘前ICより20分
「旧弘前市立図書館」の詳細はこちら

弘前れんが倉庫美術館

注目を集める、新たな文化発信地。

(C)Yoshitomo Nara
美術館エントランスに佇む代表的なアート。奈良美智《A to Z Memorial Dog》2007年 (C)Yoshitomo Nara

2020年7月にオープンした、赤いれんが造りの建物が美しい話題の美術館。

約100年前に酒造工場として建てられ、戦後はシードル工場として使われていた建物を「記憶の継承」をコンセプトに改修。国内外の先進的なアートや、弘前ならではのアート作品を楽しむことができます。

弘前れんが倉庫美術館
写真右が美術館、写真左がカフェ&ミュージアムショップ棟

美術館には、シードル工房が併設されたカフェ・ミュージアムショップが隣接しているため、アート鑑賞だけではなくお食事や弘前土産探しも♪

敷地内には、豊かな芝生が広がり、ベンチも点在しています。お天気がいい日には、りんごジュースやシードル、お食事をテイクアウトしてピクニックを楽しむ、なんてことも楽しめます。

弘前れんが倉庫美術館

ミュージアムショップでは、弘前名産のりんごのお酒シードルをはじめ、弘前・青森にまつわる数々のグッズを販売。

建物内のシードル工房で作られた「A-FACTORYアオモリシードル 弘前吉野町」は、制作時期によってナンバリングされており、数が限られるので見つけたらぜひ手に入れてみては?

季節や、展覧会によっても品物は入れ替わるものの、アート鑑賞とあわせて、ぜひセンスのいいお土産を探してみてくださいね。

■弘前れんが倉庫美術館
[TEL]0172-32-8950
[住所]青森県弘前市吉野町2-1
[営業時間]9時~17時(金・土曜日は一部21時まで)
[定休日]火曜日(祝日の場合は翌日に振替)
[料金]展覧会ごとに異なる
[アクセス]【電車】JR 弘前駅より徒歩20分、もしくは土手町循環バスで8分、土手町十文字より徒歩4分【車】東北道大鰐弘前ICより25分
「弘前れんが倉庫美術館」の詳細はこちら

アップルパイ

アンジェリック弘前店

スライスりんごと特製ジャムのハーモニー。

アンジェリック弘前店
アップルパイ 350円

幹線道路沿いに佇む、カフェスペースを併設したパティスリー。真っ白で四角い、まるでケーキの箱のような外観が印象的なお店です。

多い日でなんと約1600個も売れる人気メニューの「アップルパイ」は、発酵バターを使用したパイ生地に、りんごペースト、紅玉を使った特製のりんごジャム、スライスしたりんごをそのまま乗せて焼き上げたこだわりの一品♪

スライスりんごは、季節によって「紅玉」、または「ふじ」を使用しているのだとか。パイ底が香ばしくキャラメリゼされていて、カリカリ感も楽しむことができ、お口の中いっぱいに幸せの味が広がります。

アンジェリック弘前店

また、アップルパイだけではなく、りんごを使用したケーキ・焼菓子ももちろん販売。生ケーキは常に25種類前後、パンは20~30種類、その他焼き菓子やチョコレートが50~60種類ほどあるという、ラインナップが豊富なのも嬉しいですね。

また、津軽伝統工芸品のこぎん刺しや津軽塗り模様を使用したお菓子も販売があり、お土産にもぴったりです!

■アンジェリック弘前店
[TEL]0172-35-9894
[住所]青森県弘前市野田1-3-16
[営業時間]10時~19時
[定休日]火曜日、第2・4水曜日
[アクセス]【電車】JR 弘前駅より徒歩20分

洋菓子工房ノエル

たっぷり詰まったりんごが主役。

洋菓子工房ノエル
アップルパイ 1カット370円

弘前れんが倉庫美術館から徒歩3分に位置する洋菓子屋さん。

りんごの美味しさが引き立つよう、甘さ控えめに仕上げられた「りんごが主役」のアップルパイ。年間を通して青森県産りんご「ふじ」をたっぷり使用し、ほんのりスパイシーで香り豊かなシナモンがアクセント。

こちらのアップルパイは、過去に、弘前市長賞を受賞したこともある実力派です。

洋菓子工房ノエル

アップルパイは、15cmホール3200円、18cmホール3600円でも販売。クール便にてお取り寄せもできちゃいます♪

お店にイートインスペースはありませんが、ホテルへ持ち帰ってのんびり味わうもよし、徒歩3分ほどの無料休憩所でいただくのもいいかもしれません。

■洋菓子工房ノエル
[TEL]0172-35-7699
[住所]青森県弘前市品川町2-2 ポッキーハウス101
[営業時間]9時~18時30分
[定休日]火曜日
[アクセス]【電車】JR 弘前駅より弘南バスにて8分、土手町十文字より徒歩5分【車】東北道大鰐弘前ICより25分

パティスリーヴェルジェ

飴色りんごの香りと食感がたまらない!

パティスリーヴェルジェ
窯出しアップルパイ 299円

旬のフルーツをふんだんに使い、季節を感じるスイーツを提供するパティスリー。

独特のフォルムが印象的な窯出しアップルパイは、青森県産りんご「ふじ」を発酵バターのパイ生地で包んだ看板人気メニュー。外はさくっと、中はたっぷりのりんごでジューシーな味わいです。

自家製のパイ生地のさくさく感と、飴色になるまで丁寧にソテーされたりんごのフィリングと食欲をそそるバターの豊潤な香りがたまらない一品。多い日は、店頭だけでも600個以上も売れるんだそう。

りんごのイラストが可愛らしい、素敵な箱に入った窯出しアップルパイはネットでも購入できるので、おうち時間のスイーツタイムにお取り寄せしてみるのもいいですね!

パティスリーヴェルジェ

白いケーキボックスのような外観が印象的でスタイリッシュ。シャンデリアが飾られた店内も、高級感が漂う上質な空間です。店名のヴェルジェは、フランス語で“果樹園”という意味。四季を通して旬の果物を使ったスイーツ作りをコンセプトにしているんだとか。

「弘前公園」から徒歩10分ほどなので、ぜひ合わせて立ち寄ってみてくださいね♪

■パティスリーヴェルジェ
[TEL]0172-32-1949
[住所]青森県弘前市百石町18
[営業時間]10時~19時15分
[定休日]月曜日、不定休(月1回)※詳細はホームページにて要確認
[アクセス]【電車】JR 弘前駅より徒歩20分【車】東北道大鰐弘前ICより20分
「パティスリーヴェルジュ」の詳細はこちら

ル・キャッスル・ファクトリー

老舗ホテルメイドのアップルパイ。

ル・キャッスル・ファクトリー
アップルパイ 350円

「弘前公園」から徒歩7分ほどにある、老舗ホテル「ホテルニューキャッスル」直営のパティスリー。

見逃せないのは、人気メニューのアップルパイで、柔らかなりんごのコンポートと、さくさくと歯切れがよい自家製パイとのバランスが絶妙な美味しさ。青森県産ふじを贅沢に使用しており、ほどよい甘さなので最後まで飽きずに味わうことができそう♪口にほおばった瞬間、豊かに広がるバターの香りもたまりません。

ホテル内のレストランで、優雅なティータイムとして利用するのもいいですね!

ル・キャッスル・ファクトリー

落ち着いたグリーンが印象的なお店には、アップルパイの他にもホテルメイドのケーキや焼き立てのパン、焼き菓子などが豊富にラインナップ。夕方以降は、アップルパイが売り切れている可能性もあるので、できれば早めの時間に訪れてみてくださいね。

■ル・キャッスル・ファクトリー
[TEL]0172-36-1211(ホテルニューキャッスル)
[住所]青森県弘前市上鞘師町24-1 ホテルニューキャッスル1階
[営業時間]10時~19時(変更となる場合あり)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR 弘前駅より徒歩15分【車】東北道大鰐弘前ICより20分
「ル・キャッスル・ファクトリー」の詳細はこちら

パティスリー山崎

奇跡のりんごを使った希少なスイーツを。

パティスリー山崎
アップルパイ 648円

「弘前公園」から徒歩6分ほどに位置するパティスリーで、「弘前フレンチ」として名高いレストラン山崎とカフェ山崎に隣接する直営店。

絶対に不可能だ、と言われていた無農薬りんごの栽培に成功し、「奇跡のりんご」として一躍有名になった木村秋則さんの無農薬りんごを贅沢に使用したアップルパイが人気メニュー。

りんごの歯ざわりが残っており、甘さ控えめのクリームと、りんごの酸味のバランスが絶妙!一度は味わってみたい、ここならではの一品です。
※希少なりんごを使用しているため、入荷状況によっては他のりんごを使用している場合があります。

他にも、ワンハンドで気軽に街歩きしながら味わえる小さめのアップルパイ「ジャムポッケ」(432円)も人気!

パティスリー山崎

店内には、“奇跡のりんごかりんとう”などのお菓子や、焼き菓子もラインナップ。

他にも、木村秋則さんの奇跡のりんごと熟成豚肉を使ったカレー、奇跡のりんごすりおろしソースハンバーグなどをお土産に買うのもいいですね!

隣接するフレンチレストランで、りんごや近隣の自然牧場の熟成豚、青森シャモロックなどを中心に使ったフレンチを味わい、食後のスイーツにアップルパイをいただく、優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

■パティスリー山崎
[TEL]0172-34-7469
[住所]青森県弘前市親方町36
[営業時間]10時~20時(LO 20時)
[定休日]月曜日
[アクセス]【電車】JR 弘前駅より徒歩20分。もしくは弘南バス市役所行きで15分、下土手町より徒歩3分【車】東北道大鰐弘前ICより20分
「パティスリー山崎」の詳細はこちら

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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