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2021.12.14

12月17日は飛行機の日!実物の航空機が見られる博物館&資料館11選【全国】

1903年の12月17日、アメリカのライト兄弟が動力飛行機の初飛行に成功したことから、「飛行機の日」とされています。乗るだけでなく、見るのも楽しい飛行機。この記事では、飛行機に興味のあるみなさんに向けて、実物の機体がみられる博物館、資料館、テーマパークをご紹介します。

※この記事は2021年12月13日時点(記事全体の制作終了日)での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

青森県立三沢航空科学館【青森県】

青森県立三沢航空科学館
戦後初の国産旅客機と言えば「YS-11」

「大空」と「飛翔」をテーマに、科学する心、感動する心、挑戦する心を育むのが、こちらの青森県立三沢航空科学館です。館内には、青森県に関わりのある航空機をはじめ、国産旅客機「YS-11」の実機など合計6機が展示されています。科学館前の「大空ひろば」には日米軍用機の実機11機も展示されています。

青森県立三沢航空科学館
ホンダジェット技術実証機(提供:HondaAircraft Company)

2021年4月20日にリニューアルオープンしたばかりで、宇宙ゾーンが新設されるとともに、多くの企業・試験研究機関との共同展示ブースがあるのが大きな特徴です。米国ホンダエアクラフトカンパニーから寄贈された「ホンダジェット技術実証機」や、JAXAの協力を得て「はやぶさ2」原寸大模型など、他では見ることのできない貴重な資料が展示されているそうです。飛行機そのものだけでなく、ものづくりや研究などの実際のところを幅広く学べます。

青森県立三沢航空科学館
日本からアメリカまで飛んだミス・ビードル号

2021年12月14日(火)~2022年1月16日(日)の期間は、企画展「ミス・ビードル号太平洋無着陸横断飛行90周年 航空漫画家たなかてつお展」を開催。ミス・ビードル号太平洋無着陸横断飛行90周年記念漫画を手掛けた、たなかてつお氏のまんがパネル展です。過去作品のフルカラー原稿も展示。有料ゾーン展示利用者には「記念まんが」のプレゼントも!

■青森県立三沢航空科学館
[TEL]0176-50-7777
[住所]青森県三沢市三沢字北山158
[営業時間]9時~17時(最終入場16時30分)
[定休日]月(祝日の場合翌日)、12月30日~翌年1月1日
[入場料]入館料一般510円、高校生300円、中学生以下無料
[アクセス]【電車】青い森鉄道三沢駅より車で15分 【車】第二みちのく有料道路三沢・十和田・下田ICより15分
[駐車場]約400台
「青森県立三沢航空科学館」の詳細はこちら

所沢航空発祥記念館【埼玉県】

所沢航空発祥記念館
所沢航空記念公園内にある所沢航空発祥記念館
所沢航空発祥記念館
世界各国で活躍した「ノースアメリカンT-6G」

所沢航空発祥記念館は日本初の飛行場「所沢飛行場」があったことを記念して建てられた施設です。広大な敷地の所沢航空記念公園の中にあり、館内には、本物の飛行機やヘリコプター、グライダーなどを十数機展示しています。「ノースアメリカンT-6G」など、日本や世界各国で、幅広い用途で使われ続けていた飛行機も展示され、吊り下げられた航空機は空を飛ぶ姿をイメージさせます。

所沢航空発祥記念館
フライトシミュレータでパイロット気分

また、低重力体験装置のスペースウォーカー、操縦席が動く2軸の揺動型フライトシミュレータや、軽飛行機の操縦感覚が楽しめるマイクロシミュレータなどの体験展示も人気です。「日本の航空発祥の地」で、航空の歴史を学ぶためのお出かけはいかがでしょうか。

現在、クロスワードラリー「なが~く もっと飛びつづけたい!~空の開拓者(パイオニア)の『ひと工夫』を見つけよう~」を実施中です。「飛行機のあゆみやしくみ」を学びながら、クロスワードパズルを解いて、正解すると所沢飛行場で初飛行した「アンリ・ファルマン機」が作れるペーパークラフトがもらえます。対象は、個人で「展示館・映像館セット券(共通割引券)」をお求めの小学生以上の方で、ラリー用紙が無くなり次第終了です。

■所沢航空発祥記念館
[TEL]04-2996-2225
[住所]埼玉県所沢市並木1-13所沢航空記念公園内
[営業時間]10時~16時30分(最終入館16時)
※新型コロナウイルス感染症対策で現在時短開館中。
[定休日]毎週月曜日 (ただし、祝日と重なる場合はその翌平日)、年末年始
[入館料]【展示館】大人520円、小・中学生100円、65歳以上(要証明書)420円 【大型映像館】大人630円、小・中学生260円、65歳以上(要証明書)520円 【展示館・映像館セット券】 大人840円、小・中学生320円、65歳以上(要証明書)680円
[アクセス]【電車】西武新宿線航空公園駅より徒歩約8分 【車】関越道所沢ICより約6km
[駐車場]所沢航空記念公園内4ヵ所の有料駐車場をご利用ください。(2時間まで無料。その後1時間毎に100円)
「所沢航空発祥記念館」の詳細はこちら

航空科学博物館【千葉県】

航空科学博物館
細部まで動く大型模型「ボーイング747」
航空科学博物館
小型ジェット「ボーイング737」シミュレータ

成田国際空港の滑走路に隣接し、展望台からは離着陸する飛行機実機を間近に見れる航空科学博物館は、日本初の「航空専門」の博物館です。飛行機の実機をはじめとして、「ボーイング747」の可動する世界最大の模型は、外形や各部の動きも忠実に再現され、飛行機の仕組みを間近で学ぶことができます。また、複数の飛行機の胴体断面の展示のほか、専門文献などの資料も充実しており、知的好奇心を満たすのにうってつけです。

航空科学博物館
「ボーイング747」機首部分は中まで見られる

そして、ジャンボジェットの愛称で知られる「ボーイング747」の機首部分「セクション41」の実物展示は大迫力の見ごたえです。機内に足を踏み入れることもできて、館内でもメインの展示だそう。実際のコックピットさながらのフライトシミュレータも複数設置されているので、実際の飛行機に乗り込むような感覚を味わえます。

また、2022年1月1日(土・祝)~3月27日(日)の期間は、企画展示「精密模型~小武内省三の世界~」を開催。精密な模型製作で有名な小武内省三氏の作品を数十点展示。木材や金属を削りだして造る緻密な模型を、アートとしても模型製作の技術的視点からも見られる展示です。

■航空科学博物館
[TEL]0479-78-0557
[住所]千葉県山武郡芝山町岩山111-3
[営業時間]10時~17時(最終入館16時30分)
[定休日]毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
[入場料]大人700円、中高生300円、4歳以上小学生200円(搭乗体験などは別途有料)
[アクセス]【電車】京成線・JR線成田空港駅よりバス25分 【車】東関東道路成田ICより20分
[駐車場]200台
「航空科学博物館」の詳細はこちら

東京都立産業技術高等専門学校荒川キャンパス 科学技術展示館【東京都】

東京都立産業技術高等専門学校荒川キャンパス 科学技術展示館
学校の中にある科学技術展示館
東京都立産業技術高等専門学校荒川キャンパス 科学技術展示館
歴史ある飛行機が並び学習に役立てられてきた

東京都立産業技術高等専門学校・荒川キャンパスの前身、都立航空高専の頃から教材として使用されてきた飛行機、ヘリコプター、航空用エンジンなどの実機が計13機展示・保存されています。現在も、高等専門学校の学生たちへの授業などで、実際に教材として使われている飛行機たちが、館内にはびっしりと並んでおり、航空産業界に羽ばたく人材育成の場であることを実感できます。

東京都立産業技術高等専門学校荒川キャンパス 科学技術展示館
アクロバット飛行も可能だった「FA-200」

他にも、人工衛星のミニチュア模型、NHKロボットコンテスト出場ロボットなど、教育的、歴史的に価値がある各種工学機器類の展示の数々は、国内でも有数のコレクションです。特に、航空機の数々は、技術的・文化的に高い価値があるということで、日本航空協会から「戦後航空再開時の国産航空機群」として重要航空遺産の認定を受けているそうです。

通常は公開されておらず、年に数回設けられている一般公開日にだけ見ることができるそうです。2021年度の一般公開予定日は、2021年12月17日(金)、2022年3月25日(金)の10時から15時まで。予約は不要ですが、10名以上の団体見学は事前連絡が必要です。詳しくは公式HPを確認してください。貴重な機会なので、見逃せないですね。

■東京都立産業技術高等専門学校荒川キャンパス 科学技術展示館
[TEL]03-3801-0145(平日8時~17時15分)
[住所]東京都荒川区南千住8-17-1
[営業時間]一般公開日の10時~15時
 ※科学技術展示館一般公開日については公式HPをご確認ください。
[定休日]一般公開日以外
[入場料]無料
[アクセス]【電車】JR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス南千住駅より徒歩15分、東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)鐘ヶ淵駅より徒歩18分、牛田駅より徒歩20分、京成電鉄京成関屋駅より徒歩20分 【バス】都営バス都立産業技術高専荒川キャンパス前下車徒歩1分、上野松坂屋前⇔南千住駅東口(上46系統)上野駅前より南千住駅東口下車徒歩8分
※公共交通機関でのご来校をお願いしております。
「東京都立産業技術高等専門学校荒川キャンパス 科学技術展示館」の詳細はこちら

石川県立航空プラザ【石川県】

石川県立航空プラザ
実際に使われていたシミュレータを体験できる
石川県立航空プラザ
広々とした屋内でゆっくり見て回れる

石川県立航空プラザは、日本海側でただ一つの航空機の博物館で、小松空港のすぐそばにあります。航空機の歴史や仕組みなどを、実機と模型などで分かりやすく説明・展示をしています。全日空で使用されていた実物の「YS-11」シミュレータや、セスナ、戦闘機などのシミュレータ体験ができます。また、曲技飛行で有名な「T-2」ブルーインパルス機をはじめ、南極観測で活躍したピラタス、各種ヘリコプター、「F104」戦闘機など17機が展示されています。

石川県立航空プラザ
飛行機型遊具で遊べるぶ~んぶんワールド

2階展示場では、飛行機の歴史や原理、種類とその役割などが子どもにも分かりやすく解説されていて、飛行機の魅力に触れることができます。屋内には大型飛行機型遊具を備えたぶ~んぶんワールドがあり、天候に関係なく楽しめます。ぶ~んぶんワールドは、現在感染症拡大防止のため土・日・祝日は時間・人数制限をしているそうです。事前に公式HPで確認の上、訪れてみてくださいね。

毎月第2、4土曜日は小学生以下のお子さんを対象に「飛行リング教室」を開催。折り紙を使って、重力と揚力のバランスで飛ぶ飛行リングを作り、実際に飛ばします。11時と15時の開催で、申し込みは当日先着順で、保護者の同伴が必要です。

■石川県立航空プラザ
[TEL]0761-23-4811
[住所]石川県小松市安宅新町丙92
[営業時間]9時~17時(見学自由)
※ぶ~んぶんワールドは感染症拡大防止のため時間・人数制限あり。詳しくは公式HPをご確認ください。
[定休日]12月29日~1月3日
[入場料]無料(一部のシミュレータ体験は別途有料)
[アクセス]【バス】北陸本線小松駅より小松空港行き小松空港下車後、空港より徒歩3分 【宇宙バスこまち】北陸本線小松駅より航空プラザ前下車 【車】金沢方面:北陸道小松ICより小松空港方面へ約10分、福井方面:北陸道片山津ICより小松空港方面へ約7分、北陸道安宅スマートICより小松空港方面へ約5分(ETC搭載車は安宅スマートICより降車可)
[駐車場]95台
「石川県立航空プラザ」の詳細はこちら

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館【岐阜県】

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
飛行機がお出迎え
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
20機の実機が並びじっくり見て回れる

本格的な「航空と宇宙」の展示を兼ね備えた国内でも例を見ない専門博物館です。展示規模は9400平方メートル、実機34機と実寸大模型10機の計44機が展示されています。機体の改造実験に使われたUF-XS実験飛行艇、日本で初めて開発された超音速機であるT-2高等練習機など、それぞれの機体にまつわる技術開発の挑戦、進歩をわかりやすく解説しています。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
ブルーインパルスをイメージしたシミュレータに乗り込んで操縦体験ができる

「航空機のしくみエリア」では、空気の力を利用して浮くこと、航空機の推進力を知り、機体が飛ぶ仕組みを学ぶことができます。また、旅客機と小型ジェット機のシミュレータ操縦体験をとおして、飛行機操縦の手順を目で見て・体感しながら楽しく学ぶことができます

2022年1月10日(月・祝)までは企画展「もっと遠くへ –長距離飛行に挑んだA26-」を開催。また、2022年1月22日(土)~3月14日(月)の期間は企画展「めざせ!ロケットマスター!H3ロケット大解剖」を開催。2022年中に日本で打ち上げられる次世代ロケット「H3」について親子で楽しめるQ&Aのパネル方式で紹介します。その他、はやぶさ2の帰還カプセルの実物がやってくる5日間限定企画もあるので、詳しくは公式HPをチェック!

■岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
[TEL]058-386-8500
[住所]岐阜県各務原市下切町5-1
[営業時間]【平日】10時~17時(最終入館16時30分)【土・日・祝】10時~18時(最終入館17時30分)
[定休日]第1火曜日(祝日の場合はその翌日)、12月28日~1月2日
※その他、メンテナンスのための休館あり
[入場料]大人800円、60歳以上・高校生500円、中学生以下無料
[アクセス]【電車】名鉄各務原線各務原市役所前駅よりふれあいバスで約15分 【車】東海北陸道 岐阜かかみがはらICより約15分
「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」の詳細はこちら

あいち航空ミュージアム【愛知県】

あいち航空ミュージアム
愛知県ゆかりの航空機を展示

名古屋空港内にあるあいち航空ミュージアムは、航空機産業の歴史や航空機の仕組みなどを楽しく学べるミュージアムです。戦後初の国産旅客機「YS-11」や、救助活動に使用された大型ヘリコプター「EH101」などが展示されています。

あいち航空ミュージアム
展望デッキからはさまざまな航空機の離着陸が楽しめる

体験プログラムも豊富にあり、職業体験として整備士体験やシミュレータ操縦ができるパイロット体験のほか、サイエンスラボでは実験教室として飛行機の飛ぶ仕組みを学ぶための実験や工作も行われています。滑走路まで約300mの展望デッキからはバラエティ豊かな航空機の離着陸が間近でみることができます。

あいち航空ミュージアム
日本初の実用ジェット機「T-1」の実機展示

また、開館4周年特別企画展として2022年3月14日(月)まで「日本の飛行機づくりと富士T-1初鷹」を開催中。神話の時代から現在に至る日本の飛行機づくりの歴史や、日本初の実用ジェット機「富士T-1初鷹」の開発から引退までのエピソードを、大型パネルで紹介します。「富士T-1初鷹」の実機を館内に特別展示し、超至近距離からの写真撮影も可能です!

■あいち航空ミュージアム
[TEL]0568-39-0283
[住所]愛知県西春日井郡豊山町豊場(県営名古屋空港内)
[営業時間]9時30分~17時(最終入館16時30分)
[定休日]毎週火曜日 (祝日の場合はその翌日)、12月31日~1月1日,1月12日~1月14日、3月23日
[入場料]一般1000円、高校・大学生800円、小・中学生50
0円、未就学児、障がい者の方(窓口で手帳提示)無料
※個人入館料2割引実施中(2022年3月31日(木)まで)
一般1000円→800円、高校・大学生800円→640円、小・中学生500円→400円
[アクセス]【バス】名古屋駅、JR勝川駅、地下鉄栄駅よりあいち航空ミュージアム下車すぐ、名鉄西春駅よりエアポートウォーク下車すぐ 【車】名古屋高速・豊山南出口または豊山北出口より約5分
[駐車場]近隣の県営名古屋空港駐車場を利用。1350台(通常期1時間につき100円/混雑期1時間につき200円)
「あいち航空ミュージアム」の詳細はこちら

航空館boon(ブーン)【愛知県】

航空館boon
航空館boonに向かう途中で飛行機が見られるかも

航空館boonは名古屋空港に隣接した神明公園に設けられた航空機に関する資料館です。神明公園は、広い芝生広場や滑走路を一望できる展望台、子どもが楽しめる複合遊具など家族でピクニックなども楽しめます。

航空館boon
救難捜索機としても活躍した「三菱MU-2A」
航空館boon
触って・見て・感じられる屋内展示

小型飛行機で救難探索機としても活躍した「三菱MU-2A」とヘリコプター「川崎ヒューズ式369HS型」の2機の実機が展示されていて、小型飛行機は実際に中に入ることもできます。「ボーイング777型旅客機」の実際のドアパネルなど、航空機の開発から製造までの流れや愛知県の航空宇宙産業などの理解を深めることができます。隣の県営名古屋空港からの空の旅をパイロット気分で操縦できるフライトシミュレータや、展望デッキからはカラフルな飛行機の発着陸を見られるそうです。公園遊びと航空機の学びを一度に楽しめる場所ですね。

■航空館boon
[TEL]0568-29-0036
[住所]愛知県西春日井郡豊山町大字青山字神明120-1
[営業時間]【平日】9時~16時
[定休日]毎週火曜日、年末年始
[入場料]無料
[アクセス]【バス】名古屋栄駅よりとよやまタウンバス南ルートで40分 【車】名古屋高速11号小牧線豊山南ICより5分
[駐車場]127台
「航空館boon」の詳細はこちら

フライト・オブ・ドリームズ【愛知県】

フライト・オブ・ドリームズ
「ボーイング787初号機」は初の飛行試験に使われた
フライト・オブ・ドリームズ
フライトデッキの中に入れる

飛行試験のために作られ名機と言われるのが「ボーイング787初号機」です。その「ボーイング787初号機」の展示をメインとした複合商業施設フライト・オブ・ドリームズは、迫力満点の飛行機を間近で見られるフライトパークとショップ&レストランのシアトルテラスからなります。2021年12月23日(木)にはフライトパークがリニューアルオープン。リニューアル後のフライトパークは「無料エリア」となり、より気軽にボーイング787初号機のスケールの大きさと迫力を体感することができます。

フライト・オブ・ドリームズ
「ボーイング787」のフライトシミュレータ

フライトパーク内には映像やパネルで航空や空港について楽しく学べる「展示エリア」と、0歳~12歳までの子ども対象で、飛行機のそばで遊べる遊具のある「キッズエリア」の2つのエリアが誕生するそうです。フライトシミュレータは予約優先制で、LUXURY FLIGHTにて楽しめます。実物の飛行機のそばで食事も楽しめるお出かけスポットは、家族連れでのお出かけやデートにもいいですね。

2021年12月23日(木)は、いよいよフライトパークがリニューアルオープン。11時40分からテープカットを含むオープニングセレモニーの後、12時にオープンするそうですよ。

■フライト・オブ・ドリームズ
[TEL]0569-38-1195
[住所]愛知県常滑市セントレア1-1
[営業時間]フライトパーク:10時~17時(※2021年12月23日(木)リニューアルオープン。23日に限り12時オープン。)、シアトルテラス:10時~18時(店舗により営業時間が異なります)、BOEING STORE:10時~18時、LUXURY FLIGHT:10時~20時(https://737flight.com/centrair-store/ 予約優先制)
[定休日]なし
[入場料]フライトパーク:無料(一部遊具有料)、シアトルテラス:無料、LUXURY FLIGHT:別途料金
[アクセス]【電車】名鉄線中部国際空港駅下車、立体駐車場P1よりA棟方面へ徒歩5分 【車】中部国際空港連絡道路セントレア東ICより10分
[駐車場]7800台(60分300円)
「フライト・オブ・ドリームズ」の詳細はこちら

ミツ精機株式会社 翼の広場【兵庫県】

ミツ精機株式会社 翼の広場
翼の広場の外には航空機の実機が並ぶ。

航空・宇宙機器部品の機械加工の技術を持つミツ精機株式会社は、航空機のエンジンを製造しています。そのミツ精機社屋にある翼の広場では、航空自衛隊・陸上自衛隊の実機7機が展示されています。会社の航空機部品製作における品質の向上のため、そして、社会への航空科学教育の普及を目指して、自衛隊航空機を展示し一般にも公開しています。平日のみ見学可能で、氏名などを記帳すると自由に見学できるそうです。

ミツ精機株式会社 翼の広場
中に11人乗れる多用途ヘリコプター「UH-1H」
ミツ精機株式会社 翼の広場
日本で独自開発された支援戦闘機「F-1」

屋外に多用途ヘリコプター「UH-1」や支援戦闘機「F-1」など5機、屋内に2機が展示されていて、外付け階段が取り付けてある機体もあり、コックピットに実際に座ってみることもできます。また、屋内には、航空機の装備品やプロペラシステム、ジェットエンジンなどの展示もあり、航空機が飛ぶ仕組みを学ぶことができますよ。ただし現在は、感染症拡大防止のため屋外展示のみ見学が可能です。実際に航空機製造に携わっている会社で展示される航空機を見ると、ものづくりを身近に感じることができますね。

■ミツ精機株式会社 翼の広場
[TEL]0799-85-1133
[住所]兵庫県淡路市下河合301
[営業時間]【平日】8時~17時(会社営業カレンダーによる)
※現在は新型コロナ感染症拡大防止のため、屋外展示のみの受け入れとなります。
[定休日]基本的に土日(会社営業カレンダーによる)
[入場料]無料(ガイド等はつきません)
[アクセス]【車】本四高速津名一宮ICより約10分
[駐車場]5台
「ミツ精機株式会社 翼の広場」の詳細はこちら

鹿屋航空基地史料館【鹿児島県】

鹿屋航空基地史料館
石づくりの看板とヘリコプターが目印(写真協力:公益社団法人鹿児島県観光連盟)

鹿屋航空基地史料館は、愛称「鹿屋スカイミュージアム」で親しまれ、日本で唯一現存する二式大型飛行艇など合計16機の航空機が展示されています。航空技術の発展と日本の航空歴史の中で航空機の機体や装備・設備がどう移り変わってきたかを、実物を交えた展示で学ぶことができます。

鹿屋航空基地史料館
「零式艦上戦闘機52型」(写真協力:公益社団法人鹿児島県観光連盟)

また、太平洋戦争の時代の鹿屋には3つの飛行場があり、多くの特攻隊がその飛行場から出撃しました。旧日本海軍のなりたちから太平洋戦争にいたるまでの歴史や、特攻作戦にまつわる貴重な資料が展示されています。展示されている「零式艦上戦闘機52型」は、鹿児島県内の2か所の海から引き揚げられた零戦2機を1機に修復したものだそうです。現在、入館者数制限を実施しています。事前に電話予約をした上で足を運んでみてください。

■鹿屋航空基地史料館
[TEL]0994-42-0233(FAX兼用)
[住所]鹿児島県鹿屋市西原3-11-2
[営業時間]9時~17時(見学は16時30分まで)
※現在、入館者数制限のため、事前電話予約が必要です。詳しい時間帯などは公式HPを確認してください。
[定休日]12月29日~1月3日
[入場料]無料
[アクセス]【バス】空港より空港バス鹿屋バスセンター下車(約100分)、鹿屋バスセンターより航空隊前下車、徒歩で約3分 【車】国分ICより90分、都城ICより約90分
[駐車場]約20台
「鹿屋航空基地史料館」の詳細はこちら

まとめ

いかがでしたか?航空機の展示と言っても、機体の造られた年代や種類など、見せ方もバラエティ豊かです。実際の機体に足を踏み入れたり、シミュレータでパイロットの気分を味わえたり、航空の歴史を学んだり、興味を引く展示がたくさんあります。飛行機を詳しく見て学びたい方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

※駐車場の料金は特別な記載がない限り普通車1台1回(1日)の駐車料金です。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、感染拡大防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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