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2025.03.31

【ゴールデンウィーク】国内ひとり旅におすすめのスポット&旅行先28選<2025>

ゴールデンウィーク(GW)に、ひとり旅で行きたい国内の旅行先・観光スポットを紹介します!新緑の美しい絶景が見られる庭園、貴重な神事を見学できる神社仏閣など、おすすめを集めました。時間を気にせずに自由に好きな場所に行けるのがひとり旅の醍醐味。ぜひ、プランを考える参考にしてくださいね。

【北海道】函館山

標高334mからの絶景が美しい。春の草花を観賞できる道中も魅力

函館山

牛が寝そべっているような姿に見えるため“臥牛山(がぎゅうざん)”とも呼ばれる「函館山」。

山頂の標高は334m。展望台からは、市街地や海・山の絶景が広がります。ロープウェイを利用すると、約3分間の空中散歩ができるのも魅力です。

登山ルートが整備されているので、のんびりと歩きながら山頂を目指すのもおすすめ。4月・5月あたりは、ヤマザクラやカタクリの花が見られたり、運がよければシマリスが顔を出したりと、豊かな自然を満喫できます。

■函館山
北海道函館市元町19-7
ロープウェイ【4月20日~9月30日】10時~22時【10月1日~4月19日】10時~21時
【ロープウェイ】なし※10月中旬頃から2週間程運休期間あり
往復【中学生以上】1800円【小学生】900円※3歳以上の未就学児は大人1名につき1名無料、2名からは小学生料金
十字街電停より徒歩約10分
あり(有料)
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(画像提供:函館山ロープウェイ株式会社)

【岩手県】中尊寺金色堂

奥州藤原氏の栄華を再現した行列や伝統芸能が見られるイベントを開催

中尊寺金色堂

岩手県にある「中尊寺金色堂(ちゅうそんじこんじきどう)」は、平安時代後期に奥州藤原氏の初代藤原清衡(ふじわらのきよひら)によって建立された仏堂です。

風化を防ぐために造られた、覆堂(おおいどう)という建物の中で、約900年経った今でも当時の美しさを残しています。漆塗りの上から貼られた金箔の壁や、螺鈿と蒔絵の装飾が施された柱は必見です。

例年5月1日から5日は、日替わりで郷土芸能、弁慶力餅競技大会といったイベントを行う「春の藤原まつり」を開催しています。メインとなるのは、3日の源義経公東下り行列。源頼朝に追われ落ちのびた源義経を藤原秀衡が出迎えたという情景を再現したものです。牛車や馬、色鮮やかな時代衣裳をまとった人々が練り歩く様子は圧巻ですよ。

■中尊寺金色堂
岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関202
拝観時間【3月1日~11月3日】8時30分~17時【11月4日~2月28日】8時30分~16時30分
なし
拝観料【大学生以上】1000円【高校生】700円【中学生】500円【小学生】300円
平泉駅よりバスで約5分/東北自動車道平泉前沢ICより約6分
あり(有料)
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(画像提供:中尊寺金色堂)

【山形県】宝珠山立石寺

階段を登った先に見える、雄大な景色。新緑にこころが洗われる

宝珠山立石寺
宝珠山立石寺

“山寺”という愛称で親しまれる「宝珠山立石寺」は、松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という句でも知られている山形県のスポットです。

1000段以上もの石段を歩んでいくと、雄大な山を背景に田園風景などの壮観な眺望が広がる五大堂に到着します。1段上るごとに身が清められる修行の道とも伝わる道は、自分に心を向けるひとり旅にぴったり。

4月下旬から5月上旬は、シャガと呼ばれるアヤメ科の白くふんわりとした花が一面に咲き、周囲の植物を観察しながら散策できるのも素敵です。

■宝珠山立石寺
山形県山形市大字山寺4456-1
入山時間【4月~11月】8時~16時【12月~3月】8時30分~15時※季節により変動あり。詳細は公式HPを確認
なし
入山料【中学生以上】500円【4歳以上】200円※2025年4月1日(火)~
山寺駅より徒歩約7分/山形自動車道山形北ICより約15分
あり(有料)
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(画像提供:山寺観光協会)

【福島県】大内宿

茅葺屋根が連なる昔ながらの風景。連休中はやまざくらが見頃く

大内宿

江戸時代に、会津若松と日光を結ぶ街道の宿場町として栄えた「大内宿」は、現在も茅葺屋根の民家が建ち並び、当時の面影を残す場所。1981年には、国重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

宿場町時代の暮らしを復元した展示を見ながら、ゆったりと流れる時間に身を任せ、景観を堪能するのも楽しみ方の一つ。今でも居住している地域の人々とふれあえ、会津弁が入った言葉に心が和みますよ。

4月~5月の連休中は、戸赤に約100本のやまざくらが咲き誇り、山一面を覆う薄ピンクの風景に目を奪われます。

■大内宿
福島県南会津郡下郷町大内字権現上372
湯野上温泉駅よりバスで約15分/磐越自動車道会津ICより約60分
あり(有料)
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(画像提供:大内宿観光協会)

【群馬県】草津温泉

自然湧出量が豊富な温泉地。湯畑付近の散策も楽しい

草津温泉

「草津温泉」は、毎分約3万2000L以上、1日にドラム缶約23万本分もの自然湧出量を誇る群馬県の名湯です。

温泉地の中央に位置する湯畑は、岩盤を流れ落ちる湯滝の趣が素晴らしいことから、国の名勝に指定されています。昼間はエメラルドグリーンに染まる湯畑が、夜になるとライトアップにより幻想的な雰囲気に一変。

草津温泉

周囲では飲食店、土産物店も多く営業しています。心地よい風を受けながら食べ歩きやウィンドウショッピングをして散策するのもいいですね。

■草津温泉
群馬県吾妻郡草津町草津
長野原草津口駅よりバスで約25分/関越自動車道渋川伊香保ICより約1時間20分
あり(有料)
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(画像提供:一般社団法人 草津温泉観光協会)

【東京都】東京スカイツリー(R)

天候が良い日には富士山も眺められる!迫力あるパノラマビュー

東京スカイツリー(R)
(C)TOKYO-SKYTREE

2012年に完成した、地上634mの自立式電波塔「東京スカイツリー」は、電波塔としてはもちろん、観光スポットや研究の拠点としても活躍しています。

東京スカイツリー(R)
(C)TOKYO-SKYTREE

展望台が2つあり、地上450mの天望回廊は、チューブ状の通路となっており空中散歩の気分を味わいながら眺望できます。地上350mの天望デッキには、ガラスの上に乗れるガラス床があり、真下の景色を見られるのでスリル満点。

スカイツリーの足元には、カフェや雑貨屋など300店舗がある商業施設「東京ソラマチ(R)」があるので、買い物や食事をするのにも便利です。

ゴールデンウィーク期間は、「東京スカイツリー」の足元に位置する広場などで、多くのこいのぼりを掲揚する「東京スカイツリータウン こいのぼりフェスティバル」が行われます。雄大な群泳が見事です。

■東京スカイツリー
東京都墨田区押上1-1-2
【月~金】10時~22時(最終入場21時)【土】9時~22時(最終入場21時)【日・祝】9時~22時(最終入場21時)※2025年4月1日(火)~
なし
天望デッキ当日券【平日】18歳以上2400円、高校・中学生1550円、小学生950円【休日】18歳以上2600円、高校・中学生1650円、小学生1000円※前売券、セット券は異なる。詳細は公式HPを確認
とうきょうスカイツリー駅・押上〈スカイツリー前〉駅直結/首都高速道錦糸町出口より約8分
あり(有料)
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(画像提供:東武タワースカイツリー株式会社)

【神奈川県】みなとみらい21

近代建築と異国の風情が混在する街。多彩なイベントを実施

みなとみらい21

高さ296mを誇る横浜ランドマークタワーや大型複合施設であるクイーンズスクエア横浜、様々な催事が開催されるパシフィコ横浜といった多くの建物が立ち並ぶ「みなとみらい21」。美術館やショッピングモール、海を望める公園などもあり、様々な過ごし方ができるエリアです。

2025年5月5日(月・祝)は「横浜みなとみらいホール」にて「こどもの日コンサート」を開催。クラシックから流行のポップスまで様々な演奏を楽しめます。

屋内・屋外問わずゴールデンウイークには様々なイベントが開催されるので、公式ホームページをチェックしてくださいね。

(画像提供:一般社団法人 横浜みなとみらい21)

【石川県】兼六園

新緑に満開のツツジがいろどりを添える、見どころ豊富な日本庭園

兼六園

石川県にある「兼六園」は、国の特別名勝に指定されている歴史的な文化遺産です。

見どころは多く、楽器の琴に使われる弦を支える琴柱(ことじ)に見えることから名が付いた徽軫灯籠(ことじとうろう)は行列ができることもあります。庭園の中心にある霞ヶ池は、眺める場所によって色や表情が異なって見えるのが特徴です。

兼六園

4月下旬~5月は、眺望台に咲くツツジや藤、カリンも新緑の風景に花を添える時期。また、ゴールデンウィークに入ると「金沢城・兼六園四季物語~初夏の段~」が始まり、ライトアップによる幻想的な雰囲気に包まれます。期間中は19時から21時(最終入園20時45分)までライトアップを開催。入場無料なのも嬉しいポイントです。

■兼六園
石川県金沢市兼六町1
7時~18時※季節により変動あり。詳細は公式HPを確認
なし
入園料【18歳以上】320円【6歳以上】100円
金沢駅よりバスで約15分/北陸自動車道森本ICより約20分
なし
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(画像提供:石川県金沢城・兼六園管理事務所)

【長野県】国宝松本城

雪をかぶった北アルプスを借景に、現存天守が映える城

国宝松本城

江戸時代前に建築され、今でも形を残す現存天守12城のうちの一つ「国宝松本城」。特徴的なのは、黒漆塗の下見板と白漆喰が織り成す、美しいコントラストの天守です。

ゴールデンウィーク時期には、遠くの白い雪が残る雄大な北アルプス、手前の鮮やかな新緑も華やかさに魅力を添え、まるで絵に描いたような風景が広がります。

文化芸術や自然に恵まれた松本市では城の他にも博物館や温泉、山など魅力ある観光スポットがたくさんあるので併せて訪れたいですね。

■国宝松本城
長野県松本市丸の内4-1
【通常】8時30分~17時(最終入場16時30分)※季節により変動あり。詳細は公式HPを確認
12月29日~31日
観覧料【高校生以上】電子チケット1200円、紙チケット1300円【小・中学生】電子・紙共に400円※2025年4月1日(火)~
松本駅よりバスで約10分/長野自動車道松本ICより約30分
あり(有料)
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(画像提供:松本城管理課)

【岐阜県】高山市三町伝統的建造物群保存地区

雪が残る北アルプスを遠景に、古い町並みでグルメを味わう

高山市三町伝統的建造物群保存地区

「高山市三町伝統的建造物群保存地区」は、城下町の軸として商人が集まっていた上三之町を中心に栄えた場所です。伝統工芸の店や昔から続く料理店など江戸時代からの古い街並みが今でも残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

通りには、酒屋、伝統的工芸品店、土産物店などが立ち並び、のんびりとした町歩きにはぴったり。飛騨牛を使ったコロッケや寿司、手焼きせんべいといったテイクアウトグルメも豊富です。

高山市は、全体面積の約90%以上を森林が占めているエリア。周囲には、乗鞍岳、 穂高連峰などの北アルプスを擁しており、「高山市三町伝統的建造物群保存地区」からは4月下旬でもうっすらと白い雪をかぶった山々が見られます。

■高山市三町伝統的建造物群保存地区
岐阜県高山市上三之町ほか
高山駅より徒歩約12分/東海北陸道飛騨清見ICより約30分
なし
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(画像提供:飛騨・高山観光コンベンション協会)

【愛知県】熱田神宮

緑豊かな境内で行われる祈年祭や新嘗祭などの神事を堪能

熱田神宮
熱田神宮

「熱田神宮」は、三種の神器の一つである、草薙神剣を御神体とする愛知県の古社。約6万坪もの境内には、樹齢1000年を超える大楠をはじめ、ケヤキ、カシ、イチョウといった多くの樹木が生い茂っています。

年間を通して多くの祭典行事が行われており、5月の連休中も見どころは多数。例年、1年に1度の貴重な神事が執り行われます。

5月1日の神事は、熱田大神に奉納する「舞楽神事」。5月4日に行われる「酔笑人神事(えようどしんじ)」では、祭員が神面を装束の袖に隠し持ち、その内の2人が袖の上から神面を叩いて「オホ・オホ」と唱え、笛の音に合わせ全員で笑うのだそう。

5月5日には装束をまとった約100名の奉仕員が本宮を出発し、神輿を中心に行列をつくり西門まで進んでいく「神輿渡御神事(しんよとぎょしんじ)」も見応えがあります。

各祭典行事の詳細は公式ホームページを確認してください。

■熱田神宮
愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
散策自由
なし
なし※宝物館、剣の宝庫 草薙館は有料。詳細は公式HPを確認
熱田神宮西駅より徒歩約7分/名古屋高速道堀田ICより約5分
あり(無料)
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(画像提供:熱田神宮)

【三重県】伊勢神宮

豊かな自然の中に位置する神聖な場所

伊勢神宮

“お伊勢さん”の愛称で親しまれる「伊勢神宮」は、天照大御神を祀る内宮・皇大神宮(こうたいじんぐう)と、豊受大御神を祀る外宮・豊受大神宮(とようけだいじんぐう)を中心とした合計125のお宮からなる総称です。先に外宮を参拝したのちに内宮をお参りするのが習わしとなっています。

皇大神宮が鎮座している神宮の森は、伊勢市の約4分の1にも渡るほどの広さ。入口にかかる宇治橋を渡り、長い参道を進むと広大な神域です。五十鈴川の清流で手水し心身を清め、若葉が芽吹いたばかりの境内を歩むだけで清らかな気持ちになります。

■伊勢神宮
三重県伊勢市宇治館町1
拝観【1月~4月・9月】5時~18時【5月~8月】5時~19時【10月~12月】5時~17時
なし
なし
伊勢市駅よりバスで約20分/伊勢自動車道伊勢ICより約5分
あり(有料)
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(画像提供:神宮司庁)

【滋賀県】特別史跡彦根城跡

重要な文化財が多数揃う。天守閣から望む琵琶湖も美しい

特別史跡彦根城跡

現存する12天守のうちの一つである「彦根城」は、1622年ごろに築城。望楼型と層塔型が融合した天守は国宝、蔵人櫓と天秤櫓などがある櫓(やぐら)は国の重要文化財、江戸初期の庭が残る庭園・玄宮園は国の名勝に指定されており、多くの貴重な建築・庭園を有しています。

特別史跡彦根城跡
玄宮園

切妻破風、入母屋破風、唐破風の3つの破風からできた装飾性が高く美しい天守が見事。天守閣からは琵琶湖を一望できます。

■特別史跡彦根城跡
滋賀県彦根市金亀町1-1
8時30分~17時(最終入場16時30分)
なし
入場料(城・玄宮園)【大人】1000円【小・中学生】300円
彦根駅より徒歩約15分/名神高速道彦根ICより約15分
あり(有料)
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(画像提供:彦根城運営管理センター)

【京都府】伏見稲荷大社

朱色の本殿と鳥居が若草薫る山並みによく映える

伏見稲荷大社

京都府の「伏見稲荷大社」は、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮。稲荷山の麓に本殿が建てられていて、稲荷山全体が神域です。

伏見稲荷大社

本殿で参拝した後、奥に進むと見えてくるのが数え切れないほどの朱色の鳥居。稲荷山全体では約1万基も奉納されており、途中で二又に分かれている付近が千本鳥居と呼ばれています。

千本鳥居から、さらに歩みを進めると景色のいい四ッ辻に到着します。耳を澄ませば、時折シジュウカラやヤマガラといった鳥の声も聞こえてきますよ。

■伏見稲荷大社
京都府伏見区深草薮ノ内町68
【授与所】8時~18時
なし
なし
稲荷駅より徒歩約1分/阪神高速道上鳥羽ICより約10分
あり(無料)
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(画像提供:伏見稲荷大社)

【兵庫県】姫路城

鮮やかな木々の緑と、白い城壁が造り出す情景美が見事

姫路城

1993年に世界遺産に登録された「姫路城」。シンボルとなっている5重6階地下1階の大天守は白漆喰総塗籠造の外観が特徴です。桃山時代ならではの戦いに備えた造りと豪華な雰囲気が見どころの菱の門、水面に逆さの大天守が映える三国堀(さんごくぼり)など見どころは多数あります。

周辺の公園を散策しつつ様々な角度から城を眺めるのもおすすめ。西隣に位置する好古園では装飾が華やかな乾小天守や西の丸の百間廊下を望める城の西面を堪能できます。

徒歩約10分の城見台公園では、しゃちほこのモニュメント越しに姫路城を写真で撮れるフォトスポットもあります。公園の新緑が作り出す景観をカメラに収めるのもいいですね。

■姫路城
兵庫県姫路市本町68
9時~17時(最終入城16時)※季節により変動あり。詳細は公式HPを確認
12月29日・30日
入城料【18歳以上】1000円【小・中学生・高校生】300円
姫路駅よりバスで約3分/播但連絡自動車道花田ICより約15分
なし※周辺の有料駐車場を利用
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(画像提供:姫路城)

【奈良県】東大寺

例年5月2日は、普段は見られない天皇殿を外から参拝できる

東大寺

奈良時代、都である平城京に全国の国分寺の中心として建立された「東大寺」。高さ約14.98m、手の大きさ約2.56mの、雄大な姿で知られる盧舎那(るしゃな)仏は、“奈良の大仏さま”としても名を馳せています。

例年5月2日には、聖武天皇の遺徳をしのぶ法要「聖武天皇祭」を実施。8時~11時30分の法要中、法要後の午後2時までは、日頃一般公開されない天皇殿の屋外からの参拝が可能です。参道では時代衣裳を身にまとった人々の練り行列、鏡池の上に設けられた舞台では舞楽や能楽といった古典芸能も行われます。

また、例年5月3日は聖武天皇をしのんで行われる山陵祭(さんりょうさい)があり、午前から法要終了までは大仏さまを正面からお参りできないので注意してください。

■東大寺
奈良県奈良市雑司町406-1
【4月~10月】大仏殿7時30分~17時30分、法華堂・戒壇院戒壇堂8時30分~16時【11月~3月】大仏殿8時~17時、法華堂・戒壇院戒壇堂8時30分~16時
なし
拝観料【中学生以上】800円【小学生】400円
奈良駅よりバスで約14分/京奈和自動車道木津ICより約12分
あり(有料)
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(画像提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー)

【鳥取県】水木しげるロード

漫画に登場する妖怪たちのブロンズ像が至る場所に点在する道

水木しげるロード
(C)水木プロ

鳥取県・境港駅前から水木しげる記念館まで続く約800mの「水木しげるロード」には、境港市出身の漫画家・水木しげる氏が描く、妖怪をテーマとした作品を多数見られます。

178体のブロンズ像、夜になると浮き上がる妖怪の影絵など歩くだけで楽しい仕掛けがいっぱい!漫画『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する、目玉おやじ、ねずみ男といった、よく知られるキャラクターも点在しています。

水木しげるロード
(C)水木プロ

例年、ゴールデンウィーク時期には歩行者天国を実施。ロード沿いに置かれた「妖怪スタンプ」を押して回るスタンプラリーに参加し、集まったスタンプを持って境港観光案内所へ行くとプレゼントがもらえます。

■水木しげるロード
鳥取県境港市大正町~本町
境港駅より徒歩約1分/米子自動車道米子ICより約40分
あり(有料)
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(画像提供:一般社団法人 境港観光協会)

【島根県】出雲大社

日本神話の逸話が残る場所で古典芸能を満喫

出雲大社

縁結びの神として信仰されている大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を主祭神とする「出雲大社(いづもおおやしろ)」。境内には歴史的な建造物が多く、大きなしめ縄とステンドグラスを用いた破風で知られる神楽殿や戦後の本格的な木造建築として名高い拝殿などがあります。中でも高さ24mの御本殿は国宝に指定された貴重な建物です。

ゴールデンウィークには特設舞台で、地域の各団体による神楽奉納を日替わりで実施。出雲神話の舞台であるこの地で見る古典芸能は格別です。雅楽の音色に加え、新緑の清々しい景色が気分を高めてくれます。

正面から宇迦橋の大鳥居まで約700m続く神門通りには、食事処や甘味処、カフェなどが軒を連ねており、参拝に訪れたらぜひ散策も楽しみたいところ。

■出雲大社
島根県出雲市大社町杵築東195
【参拝時間】6時30分~19時【お守り所】6時30分~19時【宝物殿】8時30分~16時
なし
なし※宝物殿は有料。詳細は公式HPを確認
出雲市駅よりバスで約25分/山陰自動車道出雲ICより約27分
あり(無料)
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(画像提供:島根観光ナビ)

【岡山県】倉敷美観地区

川沿いに伝統的な建物が立ち並ぶレトロな街

倉敷美観地区

江戸時代に物流の拠点として栄えた倉敷川畔。白壁の蔵屋敷、なまこ壁、柳並木などが独特の町並みを形成しています。

町家を改装したカフェでランチ、倉敷ブランドが揃う店でショッピングなど、一日満喫できるのも魅力です。江戸時代の面影を残す豪商の商家に加え、昭和初めに完成した洋風建築のモダンな美術館もありますよ。

地区内の鶴形山山頂にある阿智神社では、例年4月下旬になると藤の花が見ごろを迎えます。中でも、岡山県指定天然記念物の「阿知の藤」は、幹まわり約1.5m、根本周囲約2.2mの、樹齢300年とも500年ともいわれる巨樹。5月上旬になると淡い紅色の花が咲き誇ります。

■倉敷美観地区
岡山県倉敷市中央
倉敷駅より徒歩約15分/山陰自動車道倉敷ICより約15分
なし
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(画像提供:倉敷観光コンベンションビューロー)

【広島県】嚴島神社

新緑に映える、平安時代に造られた朱色の社殿や大鳥居

嚴島神社

1400年以上の歴史を持つ広島県の「嚴島神社」。平清盛が造営した社殿は、潮が満ちると海に浮いたように見える独特の造形をしています。

社殿から約190m離れた場所に建っているのは、2022年に約70年ぶりの大修復を終えた大鳥居。干潮時のみ現れる砂浜を歩いて近くに行くことが可能です。時間が許されるなら、満潮、干潮、どちらの情景も楽しみましょう。

新緑の時期は、若葉に染まる標高535mの弥山(みせん)と、鮮やかな朱色の建造物による美しい風景が見られます。

■嚴島神社
広島県廿日市市宮島町1-1
季節により変動あり。詳細は公式HPを確認
なし
昇殿料【大人】300円【高校生】200円【小・中学生】100円
宮島口駅よりバスで約27分/山陽自動車道廿日市ICより約15分
なし
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(画像提供:撮影・新谷孝一)

【山口県】錦帯橋

木組みの技法が光る橋。幻想的なライトアップも見どころ

錦帯橋

「錦帯橋」は、1673年の江戸時代初期に岩国藩主・吉川広嘉が建造し、修復と架け替えを繰り返しながら、今なおその技術と美しさが守られ続けている橋です。5連の木造アーチ橋で、国の名勝に指定されています。

アーチ型の橋を渡るのはもちろん、河原に立ち橋の裏面を見上げるのもおすすめ。木組みの技術によって造られたアーチ構造なので、迫力のある構造美を感じることができます。

3月下旬~6月1日、8月上旬~1月中旬は夜間ライトアップが行われ、日没から21時までは10分間隔で黄金、緑、青、白、桜といった色に変化。昼間とは違う幻想的な情景に心が打たれます。

■錦帯橋
山口県岩国市岩国
8時~17時※季節により変動あり。詳細は公式HPを確認
なし
入橋券【大人】310円※営業時間外の場合夜間料金箱あり
岩国駅よりバスで約15分/山陽自動車道岩国ICより約10分
あり(無料)※有料の時期もあり
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(画像提供:岩国市)

【徳島県】大塚国際美術館

陶板で原寸大に再現された西洋名画が約1000点。記念撮影も可能

大塚国際美術館
スクロヴェーニ礼拝堂

陶板で再現された、世界26カ国・1000点を越える西洋名画を展示している徳島県の「大塚国際美術館」。約4kmにも及ぶ鑑賞ルートに並ぶ作品は、すべて原寸大で作られており迫力満点です。

大塚国際美術館
レオナルド・ダ・ヴィンチ『モナ・リザ』

レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作である『モナ・リザ』や『最後の晩餐』(修復前、修復後)、フィンセント・ファン・ゴッホが描いた7つの『ヒマワリ』などの名画が一堂に会しています。フラッシュや三脚使用を除く写真撮影が可能です。

作品のことがより深く知れる無料の定時ガイドへの参加がおすすめ。各フロアの見どころやベスト7作品を紹介してくれます。開始時間ごとに案内してくれる展示品や所要時間が異なるので、公式ホームページを確認してくださいね。

2025年3月18日(火)からは、17世紀オランダを代表する画家フェルメールが描いた『合奏』の陶板の常設展示がスタートします。

※写真は大塚国際美術館の展示作品を撮影したものです

■大塚国際美術館
徳島県鳴門市鳴門町鳴門公園内
9時30分~17時(入館券販売~16時)
月(祝の場合は翌平日)※特別休館あり、詳細は公式HPを確認
入館料【一般】3300円【大学生】2200円【小・中・高校生】550円
鳴門駅よりバスで約15分/神戸淡路鳴門自動車道鳴門北ICより約3分
あり(無料)
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(画像提供:一般財団法人 大塚美術財団大塚国際美術館)

【香川県】金刀比羅宮

緑萌ゆる山越しに讃岐平野を一望。瀬戸内海の島々まで見渡せる

金刀比羅宮
金刀比羅宮

香川県西部の象頭山(ぞうずさん)中腹に鎮座する「金刀比羅宮」は、“こんぴらさん”の名で親しまれ多くの観光客が訪れる場所です。祀られている大物主神(おおものぬしのかみ)は、人々に平和をあたえる神様。健康だけでなく学業や恋愛など様々なご利益をもたらします。

参道口から御本宮まで785段、奥社まで1368段の長い石段が特徴的。自分のペースで登りきった展望台から望む、讃岐平野は圧巻です。讃岐富士や瀬戸大橋、瀬戸内海の島々も眺められます。

例年、5月5日、7月7日、12月下旬に行われる奉納蹴鞠(ほうのうけまり)は、香川県の無形文化財に指定されている伝統行事。色とりどりの装束を着た鞠を蹴る人達が、「アリヤー」「オー」といった声を掛け合い優雅に楽しむ姿は趣きがあります。

※開催に関しては公式ホームページを確認

■金刀比羅宮
香川県仲多度郡琴平町892-1
【参拝時間】6時~18時【授与所】9時~17時
【金刀比羅宮・厳魂神社(奥社)】なし【博物館施設】火
3館(表書院・高橋由一館・宝物館)共通拝観券【一般】1500円【高校・大学生】800円
琴平駅より徒歩約15分/高松自動車道善通寺ICより約20分
なし※町営駐車場を利用
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(画像提供:金刀比羅宮)

【愛媛県】松山城

花と緑が彩る庭園を散策。甲冑、火縄銃も体験できる

松山城

「松山城」があるのは、市内中心部に位置する標高132mの山頂。天守の最上階で見渡せる瀬戸内海や遠くに見える石鎚山などの眺めも魅力です。

松山城

松山城二之丸史跡庭園では、ゴールデンウィーク頃になるとヤマモミジの新緑の他、たくさんの花々が見頃を迎えます。表御殿跡柑橘・草花園に植えられたさまざまな柑橘の花や、大井戸の遺構を囲むツツジの花が楽しめますよ。

■松山城
愛媛県松山市大街道3-2-46
9時~17時(最終入場16時30分)※季節により変動あり。詳細は公式HPを確認
なし※天守は12月第3水曜
観覧料【中学生以上】520円
大街道駅より徒歩約5分/松山自動車道松山ICより約20分
あり(有料)
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(画像提供:松山城総合事務所)

【高知県】ひろめ市場

シーズンを迎える初鰹が美味!賑やかな雰囲気も楽める

ひろめ市場

「ひろめ市場」は、高知県の郷土料理から、世界の味まで揃う飲食店、鮮魚店、精肉店など約60店が集まった商業施設です。

店で好きなものをテイクアウトした料理を、至る場所に配置されたテーブルで味わうスタイル。基本的には相席になるので、隣の人と仲良くなることもあるそう。

ひろめ市場

3月~5月は初鰹のシーズン。控えめの脂で、さっぱりとした鰹は刺身でも十分美味しいですが、藁に火を付け表面を焼いた地元名物・藁焼きタタキは、香ばしさと旨みが凝縮され絶品です。

■ひろめ市場
高知県高知市帯屋市2-3-1
【月~土】10時~23時【日】9時~23時
1月1日、他年6回程度※各店舗の休みは店舗により異なる
なし
高知駅よりタクシーで約5分/高知自動車道高知ICより約15分
あり(有料)
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(画像提供:有限会社 ひろめカンパニー)

【熊本県】熊本城

最上階から見渡す阿蘇の山並みの緑が鮮やか。GWイベントも開催

熊本城

「熊本城」は、築城の名手と言われた加藤清正が、1607(慶長12)年に当時の最先端技術と労力を投じて完成させた城です。

内部は地上6階・地下1階建てになっており、最上階では熊本市街地や、鮮やかな新緑で染まる阿蘇の山並みを見渡せます。

「熊本城坪井川大園遊会」が行われる2025年4月27日(日)~29日(火・祝)、2025年5月3日(土・祝)~5日(月・祝)は、箏や太鼓などの伝統芸能や童謡コンサートといったイベントが目白押し。

徒歩約5分の距離には、熊本城の歴史や魅力を体感しながら学べる「熊本城ミュージアムわくわく座」があり、2館共通のお得なチケットが販売されています。時間があるなら、立ち寄ってみるのもおすすめです。

※イベントの詳細は公式ホームページを確認

■熊本城
熊本県熊本市中央区本丸1-1
9時~17時(最終入園16時)※2025年4月7日(月)~
12月29日~31日※変更の場合あり
入園料【高校生以上】800円【小・中学生】300円
熊本駅よりバスで約30分/九州自動車道熊本ICより約30分
あり(有料)
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(画像提供:熊本城総合事務所)

【宮崎県】青島

南国気分が味わえる。青い海が広がるパワースポット

青島

宮崎県にある「青島」は周囲1.5kmほどの小さな島で、豊かな自然に恵まれたパワースポット。「青島」のほぼ中央に立つ「青島神社」には亜熱帯性植物が生い茂ります。

神話に登場する山幸彦(やまさちひこ)と豊玉姫(とよたまひめ)が結ばれた地という言い伝えがあり、縁結びや恋愛成就を願う人たちも多く訪れるスポットです。本殿は朱色の建物と空の青色のコントラストが美しく、ゴールデンウィークには、参道や本殿に飾られた鯉のぼりが風をはらんで勢いよく泳いでいます。

島の周囲には“鬼の洗濯板”と呼ばれる隆起した海床でできた奇岩が取り囲んでおり、まるで巨大な洗濯板のよう。

青島

温暖な地域のため、海では4月頃から、サーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ人の姿が増えてきます。温かな気候の中で初夏の旅を満喫しましょう!

■青島
宮崎県宮崎市青島
散策自由(青島神社の参拝時間は6時~日没まで)
宮崎自動車道宮崎ICより約10分
あり(有料)
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(画像提供:宮崎市観光協会)

【沖縄県】沖縄美ら海水族館

沖縄の海を再現した巨大水槽で見る迫力満点の生き物たち

沖縄美ら海水族館

海洋博公園内にある“沖縄の海との出会い”をテーマにしている「沖縄美ら海水族館」は、ジンベエザメやナンヨウマンタといった約780種1万3000点もの海洋生物を展示しています。

巨大水槽の中で優雅に泳ぐ魚群を眺めたり、サンゴや熱帯魚、深海魚を観察でき、非日常の時間を過ごせますよ。

沖縄美ら海水族館

例年開催の「GWスペシャル」では、様々なイベントを実施。海洋博公園全域を巡るデジタルスタンプラリー、生演奏のコンサートなど多彩です。

公園内には「沖縄美ら海水族館」の他、熱帯の花や果樹を展示する「熱帯ドリームセンター」、海の歴史や文化を学べる「海洋文化館」が位置しています。

■沖縄美ら海水族館
沖縄県国頭郡本部町石川424
8時30分~18時30分(最終入館17時30分)※延長期間は公式HPを確認
公式HPを確認
入館料【大学生以上】2180円【高校生以上】1440円【小・中学生】710円
沖縄高速道許田ICより約40分
あり(無料)
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(画像提供:国営沖縄記念公園(海洋博公園)沖縄美ら海水族館)

※この記事は2025年3月24日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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