新しい街づくりを目指し、再開発が進む東京・日本橋エリア。
街の象徴である日本橋に隣接する「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」が2026年3月に完成予定!
日本橋を中心に、次世代に向けたサステナブルな街づくりが進んでいきます。
これから日本橋はどう変わっていくのでしょうか。
※この記事は2021年12月7日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
橋の上に空が広がる、未来の日本橋

江戸時代から現在まで、伝統と革新が共存する街として進化を続ける日本橋。
その街の象徴である日本橋に隣接する「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」が、2026年3月に完成予定です。

日本橋の上を走る首都高速道路が将来的には地下に移動するので、開けた空を見ることができるようになります!
日本橋川を臨むテラスやデッキもでき、都心でありながら開放的な空間に変わっていくようです。
日本橋らしい伝統の建物と新しいビルが共存

今回工事が始まったのは、日本橋川に面するA街区とB街区、メインタワーが位置するC街区の3街区で構成される「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」です。
A街区は現在、中央区指定有形文化財の『日本橋野村ビル旧館』があるエリア。『日本橋野村ビル旧館』の外観は残されるので、日本橋らしい伝統は新しい日本橋でも感じられそうです。
またメインタワーが位置するC街区は地上52階の超高層ビルで、商業施設やホテル、上層部には居住施設などが入ります。
このビルの中にはMICE施設も入っていて、国際会議などのビジネスイベントやアフターコンベンションに対応する2つの大型ホールや会議室なども備わっています。
ビジネスの街として、さらに賑わいを見せそうですね。
羽田空港まで約30分の好アクセスも魅力

さらにC街区からは地下歩道を通じて、東京メトロ銀座線・東西線 日本橋駅に直結予定。
都営浅草線 日本橋駅の改札も新たに整備中で、将来的には乗り換えすることなく羽田空港へ約30分、成田空港へ約60分でアクセスすることが可能になるとのこと。
“住む場所としての日本橋”にもさらに注目が高まりそうです。
環境に優しい仕組みづくりでサステナブルな街へ

サステナブル(持続可能)な街づくりを進める「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」。C街区全体では、“環境・社会への配慮がなされた不動産”を認証する『DBJ Green Building』の認証を取得予定となっています。
C街区の地下には電気と熱を供給するエネルギーセンターが作られ、ここから電気と熱が全街区へ届けられる予定です。
また、このエネルギーセンターに入るのは、発電時に発生する排熱利用により、建物に冷温熱を供給するCGS(コジェネレーションシステム)という設備。
こうした仕組みで、停電などの災害時にも建物やテナントに必要な電気が供給されるようになるのだそう。
街づくりの様子が徐々に見えてきた「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は2026年3月に完成予定。
新しくなる日本橋に今後も目が離せません。
情報提供元/三井不動産株式会社
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