有名パティシエが手掛ける老舗店から注目を集める新店まで、スイーツ好きの心をとらえて離さない街、東京の自由が丘。
今回はそんな自由が丘で、2022年に味わいたいスイーツ店を厳選しました。
こだわりがつまったチョコレートや焼き菓子、そしてパフェ、ジェラートまで。
自分へのご褒美としても楽しめて、大切な人への贈り物としてもぴったりの、驚きに満ちたスイーツを探しに出かけませんか。
MAGIE DU CHOCOLAT(マジドゥショコラ)
ビーントゥーバーで生まれた珠玉のチョコレート菓子
マジドゥショコラは、オーナーシェフの松室和海氏によるビーントゥーバーにこだわったチョコレート専門店。
カカオ豆の繊細な味を引き立たせるため、カカオ豆の選定から板チョコまでの生産工程を、自社で管理したチョコレートスイーツを販売しています。

なかでも工房で一つ一つ手づくりされた、全8種のチョコレートサンド「マジドカカオ」は、焙煎から配合まで追求した本格ショコラトリーの自信作。
世界のカカオ産地からカカオ豆を厳選し、産地ごとの特徴を最大限に引き出すために、素材の相性を追求。
それぞれ個性的な味わいが楽しめ、サクサクとしたクッキーと口どけのよいチョコレートの食感が、最高のマリアージュを演出します。

「NO.4(ブロンド)」は、ビターチョコ、ミルクチョコ、ホワイトチョコに次ぐ、第4のチョコレートとして開発されたブロンドチョコレート。
濃厚かつミルキーで、キャラメルのような味わいが広がる生チョコレートに仕上げ、相性抜群のカカオ55%の生チョコレートと2層で味わえます。
フルーティーな酸味が特徴のルビーチョコレートに、まろやかな甘さのホワイトチョコを合わせた「NO.4(ルビー)」もあります。
ほかにも、各国のカカオ豆の味わいをそのまま活かし、煮詰めて砂糖がけで仕上げた「カカオ甘納豆」が産地ごとに楽しめます。

自由が丘店では2つの産地のチョコレートからなるソフトクリームも人気。
東京都世田谷区奥沢6-33-14
10時~19時
火曜日
【電車】東急東横線 ・大井町線自由が丘駅より徒歩3分
〔テイクアウト情報〕テイクアウト可
お取り寄せ詳細はこちら
「MAGIE DU CHOCOLAT」の詳細はこちら
モンサンクレール
日本を代表するパティシエ、ショコラティエ辻口氏のいちおし
日本を代表するパティシエ、ショコラティエであるオーナーシェフ・辻口博啓氏が、初めて立ち上げた自身のアトリエ「モンサンクレール」。
辻口氏の原点であり、辻口スタイルを確立させた自由が丘のパティスリーには、 ケーキや焼き菓子、半生菓子、パン、ショコラなどさまざまなアイテムが揃います。

独自の製法で作り上げ、味覚・視覚・香りなど五感を刺激するスイーツたちのなかでも、特におすすめしたいのが、2年に1度しか収穫されない貴重なブロンテ産ピスタチオを贅沢に使用した「テリーヌショコラピスターシュ」。
とびきり濃厚なピスタチオの風味に、トンカ豆を利かせたショコラは、何ともなめらかな口溶け。口にした瞬間から、ブロンテ産ピスタチオの芳醇な香りに包まれます。

「セラヴィ」はモンサンクレールの顔と言えるプチガトー。甘くミルキーなホワイトチョコレートムースをメインに、フランボワーズの酸味とピスタチオのスポンジの旨味が加わったケーキです。
味のバランスや食感、口溶けなど計算しつくされ、1996年のソペクサコンクール(仏大使館主催の仏菓子コンクール)で優勝を勝ち取った辻口氏の代表作。来店したら、こちらもぜひ味わいたいですね。
東京都目黒区自由が丘2-22-4
11時~18時
水曜日(ほか、臨時休業あり)
【電車】東急東横線 ・大井町線自由が丘駅より徒歩10分
[テイクアウト情報]テイクアウト可
お取り寄せ詳細はこちら
「モンサンクレール」の詳細はこちら
パティスリーエール
一度は訪れたい!宝石のようなプチフールが迎える店
自由が丘・奥沢にあるパティスリー&デリ店。小さなお店のショーケースには、ケーキやプチフール、季節のタルトなどの洋菓子が宝石のように並び、見ているだけでワクワクします。

特におすすめは、小さな手のひらサイズのプチフール。
その数20種以上の小さなお菓子は、見た目が愛らしいのはもちろん、切り分けたりする必要がないので、気軽に手でつまんで味わえるのが魅力。
季節によって内容が変わります。5個入り、10個入り、15個入りもあるので、贈り物や差し入れにぴったりです。

ほかにも、季節によってフルーツが変わるショートケーキ、奥沢プリンなど定番人気商品からも目が離せません。最寄り駅は自由が丘の隣駅ですが、一度足を延ばしたい名店です。
東京都世田谷区奥沢8-34-18
11時~20時
なし
【電車】東急大井町線九品仏駅より徒歩3分
[テイクアウト情報]テイクアウト可
[お取り寄せ]なし
「パティスリーエール」の詳細はこちら
自由が丘パイ専門オリオリ
手づくりの一番生地にこだわった驚きのパリパリ食感!
厳選した北海道産の小麦粉とバターを使用し、店内の工房で1枚1枚手づくりするパイのテイクアウト専門店。
シナモンパイやアーモンドパイなど常時6種類のフレーバーを揃え、店頭では好きなパイを1枚単位で購入できます。

なかでもアップルパイは、表面のキャラメリゼの香ばしさとアップルの甘酸っぱさの組み合わせがたまらない、一番人気のフレーバー。
個包装だから気軽な手土産として利用しやすく、好みのフレーバーの詰め合わせができるのもポイントです。
「他にはない食感」との呼び声が高い驚きのパリパリ食感は、余計なものを加えない手づくり生地で、焼き上げたからこそ生まれるもの。
カリッとしたキャラメリゼと、それから続くパイの軽やかなパリパリ食感の二重奏に、思わずとりこになります。

ショップでは、季節により店頭販売限定のフレーバーも用意しています。
東京都目黒区自由が丘2-3-16 自由が丘グリーンヒル103
11時~19時(当面の間11時~17時)
日・月曜日
東急東横線・大井町線自由が丘駅より徒歩10分
[テイクアウト情報]テイクアウト可
「自由が丘パイ専門オリオリ」についてとお取り寄せ詳細はこちら
Ben’s Cookies(ベンズクッキーズ)自由が丘店
イギリス発!全種類食べたくなるしっとりクッキー
イギリス発のクッキー専門店「Ben’s Cookies(ベンズクッキーズ)」の日本第1号店。1984年にロンドンで第1号店を構えたこちらは、店舗で焼き上げる手の平サイズの大きなソフトクッキーで大人気に。
現在は、イギリスはもちろん、世界各国でおよそ40店舗が展開されています。保存料・添加物・着色料を使わない、しっとりとした柔らかな食感で、スイーツ好きの間では有名なお店です。
イギリスのオックスフォード近郊から送られたクッキー生地を、自由が丘の店内にあるオープンで焼いています。焼き上がったクッキーは順次店頭に並ぶため、本場と同じ焼きたてが味わえるのです。

テイストは、イギリスで一番人気のミルクチョコレートをはじめ、女性ファンの多いホワイトチョコクランベリー、トリプルチョコレート、シナモンやレモンが香るシンプルクッキーなど、15種以上。
いろんな味を試すべく、通う人もいるそうです。1枚からでも購入できるので、食べ歩きにもぴったりです。
Ben’s Box(ベンズボックス)1550円は、その日焼きたての大きなソフトクッキーが、5枚の価格で7枚入った真っ赤なボックスセット。自由が丘店限定のクッキーモンスター(クッキー&ソフトクリーム)も好評です。
東京都目黒区自由が丘1-9-8
11時~19時
元旦のみ
【電車】東急東横線・大井町線自由が丘駅南口より徒歩1分
[テイクアウト情報]テイクアウト可
「Ben’s Cookies」についてとお取り寄せ詳細はこちら
ダロワイヨ 自由が丘本店
マカロン生地のラスクが、キュートな猫ギフトに!
1802年創業、フランスを代表するガストロノミーの一つであるダロワイヨ。
お菓子と高級総菜で知られる老舗の歴史は、なんと1682年、シャルル・ダロワイヨがヴェルサイユ宮殿にてフランス王家の食膳係を務めていたころまでさかのぼります。
料理人にとって羨望の的であった職に就き、美食を追い求めたダロワイヨ家は、フランス食文化に名を残す美食の名店として、高い評価を受けています。

そんなダロワイヨのスペシャリテは、1832年より100種類以上を提供し続けている、マカロン。
外側がカリっと、中は柔らかなマカロンは、カラフルで見た目も愛らしい定番人気商品です。
ダロワイヨこだわりのマカロン生地を二度焼きしたマカロンラスクは、サクサクした食感とアーモンドの風味豊かな味わいが魅力の品です。
2月22日は、猫の日。ということで、ダロワイヨでは、猫好きにはたまらないキュートな猫のイラスト箱入りのマカロンラスクがお目見えしました!
ダロワイヨのオリジナルキャラクター「ジョセフィーニャ」のさまざまな表情が楽しめる3枚入りの詰め合わせが3個セットに。猫好きな人へのプチギフトとしてもおすすめです。

1階はマカロンなど商品の売り場であるマガザン、2階はゆっくりとお茶できるサロン・ド・テとなっています。
東京都目黒区自由が丘2-11-2
【マガザン(ショップ)】10時~21時、【サロン・ド・テ(カフェ)】11時~19時(LO18時30分)
なし
【電車】東急東横線・大井町線自由が丘駅より徒歩1分
[テイクアウト情報]テイクアウト可
お取り寄せ詳細はこちら
「ダロワイヨ 自由が丘本店」の詳細はこちら
THE LAB(ザ ラボ)
芳醇な香りに酔う。グルテンフリーの本格ガトーショコラ
「EAT・ART・GIFT」という3つの体験を中心に展開する、ガトーショコラのお店「THE LAB(ザ ラボ)」。
名古屋に本店を持つこちらは、味・食感・外観のすべてにこだわり、食の体験を思い出の瞬間に変え、口に入れるたびに感動が届くように、という願いを一つ一つの商品に込めています。

看板商品のガトーショコラ「THE chocola」は、常識を覆すような軽い口溶けの食感が魅力。その口溶けは、まるでチョコレートの雲を食べているかのようです。
使用しているカカオ豆は、エクアドルの農園で栽培された、希少価値の高いアリバ種を中心とする3種のブレンド。
芳醇かつフローラルな香りを実現しています。
「THE chocola」で使用されている材料は、カカオ・卵・生クリーム・バター・てんさい糖・塩のみ。上白糖を使わず、小麦も使われていないグルテンフリーです。

店内にはイートインスペースもあるので、まずは新食感のガトーショコラを体験してみても!自分へのご褒美だけでなく、贈答用としてもおすすめです。
東京都目黒区2-9-8
11時~17時
水・木曜日
【電車】東急東横線・大井町線自由が丘駅より徒歩2分
[テイクアウト情報]テイクアウト可
「THE LAB」についてとお取り寄せ詳細はこちら
Instagramアカウント@the_lab_tokyo
Feve 自由が丘 本店
パティシエ・辻口博啓氏によるサプリメント感覚の豆スイーツ
パティシエ・辻口博啓氏の発想と想いを実らせた豆スイーツブランド「Feve」。フランス語を用いたブランド名には、「ソラマメ」や「しあわせ」という意味が込められています。
栄養豊富で保存に優れ、昔から天然のサプリメントとして重宝されてきた「豆」。
それを、繊細なスイーツのように美味しく、サプリメント感覚で手軽に味わってほしいという思いから、豆とスイーツを掛け合わせたひと粒が誕生しました。

その一つ、定番人気の「カシュー×フランボワーズ」は、甘酸っぱい木いちごのパウダーで、カシューナッツを色鮮やかにコーティングしたもの。
甘みが凝縮された濃厚なドライパインが添えられています。

春先におすすめなのは、サクサク軽い食感の落花生に桜のチョコレートをコーティングした「落花生×さくらチョコ」。
ふんわりと桜の香りで、季節の手土産にぴったりです。

白を基調にした明るい店内で、さまざまな豆を使ったオリジナルスイーツを販売しています。
東京都目黒区自由が丘1-29-14 Jフロントビル1階
10時~20時
基本なし
【電車】東急東横線・大井町線自由が丘駅より徒歩3分
[テイクアウト情報]テイクアウトのみ
「Feve 自由が丘 本店」についてとお取り寄せ詳細はこちら
THE Tokyo Fruits パーラー 自由が丘店
見た目もテイストもとびきり華やか!ずっと見ていたくなるパフェ
日本全国から厳選したフルーツを、美味しい時期に安心して味わえるように営まれるパーラー。
熟練の仕入れ人による独自ルートで、他ではなかなか見られないようなフルーツまでお目見えします。高級フルーツを使った見目麗しいパフェほか、フルーツサンド、フルーツジュースなど、フルーツを使ったさまざまなメニューが楽しめます。

おすすめは、厳選された旬のいちご3種を食べ比べできる「3種類のいちごパフェ」。
上の写真では、白いちごの一種でほどよい甘さの「淡雪」、香りがよくかための果肉が美味な「きらぴ香」、甘味と酸味がしっかりとした「女峰」を使用しています。
3種の果実にいちごのムースやシャーベット、メレンゲクッキーが加わり、贅沢な気分に浸れます。

花びらのように広げたいちごが可愛い「いちごパフェ」も人気の高いパフェ。
いちごの果実のほか、いちごを使ったコンフィチュールやパルフェ、メレンゲ、バニラアイスと生クリームでおめかしした可憐なパフェは、見るだけでうっとり…。食べれば夢心地になれること間違いなしです。
どちらもその日の仕入れにより品種が変わるので、一度と言わず、二度三度と味わってみるのもおすすめです。
東京都世田谷区奥沢5-37-9 1階
【平日】11時~19時(LO18時)【土・日】モーニング8時~10時(LO9時30分)、11時~19時(LO18時)
火・水曜日(祝日の場合は翌日)
【電車】東急東横線・大井町線自由が丘駅より徒歩8分
[テイクアウト情報]パフェ除く一部商品のみテイクアウト可
[お取り寄せ]なし
「THE Tokyo Fruits パーラー 自由が丘店」の詳細はこちら
ジェラテリア・ヴィタリ
厳選カカオで作られたとびきり濃厚なチョコジェラート
こちらは、フィレンツェ伝統のチョコレート作りをするチョコレート工房「VITALI」の日本1号店。チョコレートジェラートの専門店です。
世界中から選りすぐったカカオを高配合し、甘さを控えてカカオの特長を引き出した「VITALI」のチョコレートを使ったジェラートは、レギュラーメニューだけで8種類もあります。

まず味わいたいのが、カカオを80%相当と限界まで配合し、生チョコのような濃密さと力強い味わいに仕上げた「カカオ・エクストラ・アマーロ」。
フルーティーな酸味と穏やかな苦みが広がる「フォンデンテ・アル・チョコレート」もおすすめです。
ほかにも、カカオとチョコの個性を活かした、多彩な味わいのジェラートがあります。

イタリアンジェラートの定番人気で香ばしく濃厚な「ピスタチオ」や「ヘーゼルナッツ」、甘みとコクが豊かな低温殺菌牛乳を使った「ミルクジェラート」など、良質な素材を使ったチョコレート以外のジェラートにもこだわりが♪
2種盛り、3種盛りと掛け合わせることでチョコレートジェラートの美味しさがさらに広がります。
東京都目黒区自由が丘1-14-8
【平日】13時~18時 【土・日・祝】12時~18時
不定
【電車】東急東横線・大井町線自由が丘駅より徒歩3分
[テイクアウト情報]テイクアウト可
「ジェラテリア・ヴィタリ」についてとお取り寄せ詳細はこちら
※この記事は2022年2月4日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
※TOP画像:パティスリーエール
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、感染拡大防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください
※掲載の価格は全て税込価格です
※イートインやテイクアウトで税率が異なる場合があります。
梶本 愛貴
長野県出身。おもに旅や鉄道、書籍などの記事を書いています。 旅はぼーっとするのが好き、列車は乗るのが好き、温泉は万座や草津など強めの湯が好きです。大人になって改めて感じた旅や列車の面白さをお伝えしていきます。