「MUJI 新宿」と「無印良品 新宿」がそれぞれコンセプトの違うお店としてリニューアルオープン!不用品の回収やリユース、フードロスの削減などを進める「MUJI 新宿」。仕事やショッピングの途中に寄って日用品や日替わりのお弁当、また便利な日用品の自動販売機のある「無印良品 新宿」。
今回は取材を通してわかった、新しい「MUJI新宿」と「無印良品 新宿」の魅力をたっぷりお伝えします。
広報の方に教えてもらったおすすめの商品や、新宿にしかないサービスなど、早速チェックしてくださいね。
MUJ新宿と無印良品新宿が大規模リニューアル

より身近に使いやすく、また自然とも寄りそうお店を目指して「MUJI 新宿」と「無印良品 新宿」が2021年9月にリニューアルオープンしました。
「MUJI 新宿」は、不用品の回収やリユース、フードロスの削減などを進め、商品にも反映。「無印良品 新宿」は、仕事やショッピングの途中に寄って日用品やお弁当、また24時間必要なものが買える日用品の自動販売機も設置してあります。
【MUJI 新宿】1点ものや掘り出しものにも出会えるお店

毎日、多くの物が生産され、それを私たちが使い、やがてそれは捨てられていきます。でも、それは本当に捨ててよいもの?「MUJI 新宿」では誰かが「捨てよう」と思っていたものをもう一度違う形で使えるような取り組みをしています。
「物を大事に」「使わなくなったものをゴミにしない」をキーワードに「MUJI 新宿」ならではの商品が並んでいます。どんな商品があるのか、お店を訪ねてみました。
着なくなった服が新しくよみがえる「ReMUJI」

お店に入るとまず目に入るのが、藍色のシャツやパンツなど。「ReMUJI」では、回収された服を洗い直した服、染め直した服、異なった服をつなぎ合わせデザインし直した服の3種類が並んでいます。
染め直した服は、まずキズや汚れの状態を1枚1枚チェック。着られる服だけを藍色、墨黒で染め直します。もともとの服の色に染め色が重なり、独特の雰囲気の1着によみがえります。

袖や前身頃など服をばらばらにし、新たにつなげた「つながる服」は、パッチワークされたデザインが人気で店頭に並ぶとすぐに売れてしまうのだそう。
1点ものだから、気に入ったものがみつかったら即買い!です。

店頭には回収ボックスがあるから、自分にはもう必要ないけれど、まだ着られる無印良品の服は、捨てずにお店に持っていきましょう。私の1枚が誰かの1枚によみがえります。
ベッドやソファなどもお手頃に買える「もったいない市」

配送途中の外箱の破損や、お客様からの戻り品、小さなキズや汚れがあることで今まで捨てられてきた、文字通り「もったいない」社内の商品を一度集め直して販売しているのが「もったいない市」。
スニーカーやキャリーバックなどは配送時の外箱の破損が多く、中身は問題ないのに廃棄の対象になっていたそう。
ベッドやソファ、冷蔵庫などの大型家具まであるから驚きです。ほかにも洋服や文具、カーペットなどの日用品もあり、商品によっては半額以下になるのだとか。まめにお店をのぞくと欲しかった商品やお気に入りの商品に出会えるかも!
ジビエ料理を気軽においしく食べられる「Café&Meal MUJI」


“ジビエ”とは、鹿や猪など狩猟できる野生の鳥獣のこと。全国で鹿や猪の繁殖が進み農作物の食害が増え、猟師が駆除しても、自分たちで消費することができず捨てられることが多いのだそう。
そんなジビエを「Cafe&Meal MUJI」ではシェフが腕を振るい「MUJI 新宿」限定のメニューに仕立てています。ジビエは、高たんぱく低カロリーのヘルシーな肉として、星つきレストランでも注目されています。

今回おすすめいただいたのは「選べるメインと3品デリセット」。ジビエメニューはメインを「鹿肉ミートボールときのこのクリーム煮」、デリに「猪肉の厚焼き玉子」をチョイス。鹿肉ミートボールはしっかりした噛み応えとさっぱりした肉にクリームソースがぴったり。
猪肉のミンチの入った厚焼き玉子も、出汁がきいていておいしい。カレーなどその他にもメニューが豊富にあり、季節によってもメニューが変わるそう。ショッピングや映画の前に、気軽に食べにいきたいですね。
東京都新宿区新宿3-15-15 新宿ピカデリーB1~2F
11時~21時
不定休(各施設に順ずる)
新宿駅東口・東南口より徒歩5分、新宿三丁目駅B7、8出口よりすぐ
[駐車場]なし
「MUJI 新宿」の詳細はこちら
【無印良品 新宿】毎日買い物に行きたくなる魅力が満載

お昼は、日替わりのお弁当にコーヒーをチョイス。会社帰りに簡単に作れるつまみを買って家飲み。「あれがなかった!」とお店が閉まった後でも、自動販売機に必要なものがそろっているから大丈夫♪
「無印良品 新宿」は、普段の生活に欠かせないものがある、毎日ふらりと寄れる使い勝手のよいお店です。日用品はもちろん、夕飯やおつまみにもおすすめの商品を教えてもらいました。
飲み物だけじゃない!除菌シートや折り畳み傘なども24時間買える「くらしの自販機」

自動販売機といえば、飲み物や食べ物が一般的。「無印良品 新宿」の自販機「MUJI POCKET」も、武夷岩烏龍茶や黒豆茶、チャイ、果汁100% りんごソーダなど人気のドリンクがずらりと並んでいます!
定番人気のアプリコットジャムサンドクッキーやクラックプレッツェルなどもあって小腹がすいた時にはうれしいですね。
さらに「MUJI POCKET」が便利なのは、除菌シート、ポケットティッシュ、歯ブラシ、文房具セット、折り畳み傘など今すぐ必要なものがそろっていること。
お店が閉まってしまった後はもちろん、「この商品、どこの売り場にあるの?」と探すのに少し時間がかかるものでも、この自販機を使えばラク。約90商品ほどをラインアップしているそうだから、頼もしい!
日替わり弁当や冷凍ミールキットで毎日のご飯も簡単においしく!

入り口を入るとすぐ目につくのが、日替わりのお弁当。お弁当は750円で販売されており、店頭には日替わり弁当のカレンダーもあるので、少し先のラインアップも分かります。

近くのカウンターには、いい香りのするコーヒーがありました。セルフサービスで淹れ立てのブレンドとカフェインレスコーヒーの2種類がそれぞれ100円!毎日のことだから、これはうれしい♪

そして、広報の方が一押しなのが冷凍庫の棚で販売されている「フライパンでつくるミールキット」シリーズです。

ミールキットとは食材と調味料がセットになっていて、フライパンで合わせるだけのキット。「焼き野菜とタンドリーチキン」「鮭のバジルソテー」など夕食にもう1品というメニューが15種類あります。

広報の方が特におすすめと話していたのが、「たことブロッコリーのアヒージョ」。お家飲みにぴったりの一品だそう。実際に作ってみると、驚くほど簡単!油をしいたフライパンで食材とソースを合わせて炒めるだけ。本当に10分ほどで出来上がり。
簡単だけれども、自分ではなかなか作らない凝ったメニューなので来客時にもよさそうです。白ワインにぴったりでした。冷凍だから、保存もきくのでストックしたいですね。
東京都新宿区新宿3-17-1いさみやビルB1~3F
11時~21時
不定休(各施設に順ずる)
新宿駅東口・東南口より徒歩5分、新宿三丁目駅B5出口(伊勢丹直通口)よりすぐ
[駐車場]なし
「無印良品 新宿」の詳細はこちら
まとめ
ふたつの店は歩いてすぐの場所。掘り出しものをみつけにいくなら「MUJI 新宿」、お弁当や今日食べたいもの、今必要なものを買いにいくなら「無印良品 新宿」と使い分けするといいですね。
※この記事は2022年2月9日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
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よしだ葉子
カウンターのあるお店でおいしいものを食べたり飲んだりするのが好きな編集者。音楽があるとなお良し。旅先でライブハウスやジャズバーがあると寄りたくなる。旅は大好きだけれど、極度の方向オンチ。常に道に迷っているので、どこに行っても問題なし。