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2022.04.25

東北の絶景17選!春夏秋冬が魅せる美しい景色を紹介<2022>

【青森県・十和田市】蔦沼

季節、時間、空模様に風、自然が生んだ水鏡の奇跡。

蔦沼
(画像提供:PIXTA)

十和田八幡平国立公園にある「蔦七沼」と呼ばれる複数の沼、その中の「蔦沼」は紅葉の時期になると早朝からたくさんのカメラマンがカメラを構え、今か今かと日の出を待っている。美しい紅葉と、それを映し込む湖面、さらに朝日の赤い日差しが渾然一体となって視界いっぱいが赤く染まる、緋色の絶景が見られるのだ。

ただし、紅葉の時期、朝日が昇る一瞬、風がなく湖面が波立たないなど条件が重ならなければ見られないため、まさに奇跡の絶景と言えるだろう。

絶景情報

[期間]10月中旬~11月上旬
[時間]早朝
[推奨する服装]早朝はライト持参。温かい服装、滑りにくい靴等を推奨
※紅葉期の蔦沼では混雑緩和・環境保全のため、事前予約及び協力金が必要

■蔦沼
0176-74-1233(奥入瀬渓流館)
青森県十和田市大字奥瀬字蔦野湯
無料 ※ただし、紅葉期は協力金が必要
【電車】JR七戸十和田駅より車で50分【車】東北道黒石ICより1時間
30台 ※近年交通渋滞が問題になっており、蔦沼展望デッキの入場事前予約など対策を行っています。事前に十和田市ホームページにて詳細を確認しお出かけください。
「蔦沼」の詳細こちら

【福島県・喜多方市】新宮熊野神社 長床の大イチョウ

樹齢800年の大樹と古社荘厳な黄色に抱かれて。

新宮熊野神社 長床の大イチョウ

国指定の重要文化財にもなっている長床は平安時代の寝殿造りの主殿の形式をふんだもので、立派な円柱が並ぶ吹き抜けの美しい建物だ。秋になると大きく枝を広げた大イチョウが美しく豊富な葉を落とす。イチョウの葉は地面を黄色に染め上げ、黄金色の別世界に足を踏み入れたかのよう。

絶景情報

[期間]11月中旬 ~下旬頃
[時間]9時~17時 ※ライトアップ期間中:例年11月15日~22日は、17時30分~19時30分
[推奨する服装]特になし
※新型コロナウイルス等の感染拡大状況により閉所する場合あり

■新宮熊野神社 長床の大イチョウ
0241-23-0775(新宮地区重要文化財保存会)
福島県喜多方市慶徳町新宮字熊野2258
[時間]8時30分~17時、冬期は9時~16時
冬期間(12月~3月)土日祝のみ見学可
大人300円、高校生200円、中学生以下無料
【電車】JR喜多方駅より車で10分【車】磐越道会津若松ICより30分
50台
「新宮熊野神社 長床の大イチョウ」の詳細はこちら

【岩手県・岩泉町】龍泉洞

冒険心くすぐる鍾乳洞ドラゴンブルーの地底湖へ。

龍泉洞
(画像提供:PIXTA)

日本有数の鍾乳洞で判明している総延長は4088m、地底湖は8つ見つかっており、その一部を公開している。中でも一番の見どころは「ドラゴンブルー」と呼ばれるどこまでも澄んだ青色の地底湖だ。約270段の階段を進み「第一地底湖展望」へ行けば、眼下に地底湖を望む絶景に出会える。

絶景情報

[期間]地底湖の透明度が増す12~2月
[時間]特になし
[推奨する服装]防寒対策。濡れている場所や階段があるのでスニーカー推奨
※繁忙期には観光ルートを変更する場合あり。大雨の後などで水量が増えた場合、冠水により予告なく休業となる場合あり

■龍泉洞(りゅうせんどう)
0194-22-2566(龍泉洞事務所)
岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1
9時~16時
なし(大雨による増水等で臨時休業の場合あり)
大人(高校生以上)1100円、小・中学生550円、未就学児無料
【電車】JR盛岡駅よりJRバス早坂高原線で1時間50分、龍泉洞前より徒歩すぐ【車】東北道盛岡ICより2時間
第一駐車場80台、第二駐車場47台、第三駐車場295台
「龍泉洞」の詳細はこちら
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【宮城県・仙台市】SENDAI 光のページェント

視界がキラキラで包まれる ロマンチックな光の並木。

SENDAI 光のページェント
(画像提供:SENDAI光のページェント実行委員会)

「冬の仙台を明るくしたい」という想いで1986年に始まったイルミネーションイベントは、仙台の冬の風物詩となっている。定禅寺通のケヤキ並木1本1本がたくさんの光をまとい、幾重にも重なり合った光の粒が夜の街に光のトンネルを作り出す。夢のような景色は忘れられない思い出になるだろう。

絶景情報

[期間・時間]例年12月上旬または中旬~。点灯時間・開催期間は公式HPを確認
[推奨する服装]特になし

■SENDAI 光のページェント
022-261-6515(SENDAI光のページェント実行委員会)
宮城県仙台市青葉区定禅寺通
【電車】地下鉄南北線勾当台公園駅より徒歩すぐ【車】東北道仙台宮城ICより15分
近隣の駐車場を利用
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【山形県・山形市】山形蔵王の樹氷

大自然の奇跡が生み出した真っ白なスノーモンスター。

山形蔵王の樹氷

蔵王の山肌に群れを成すその白い怪物の正体は「樹氷」。特殊な条件で氷点下となった水の粒が樹木に吹き付けられ凍り付き、その隙間に雪が入り込んで固まるというのを繰り返してできるのだという。青空を仰ぐ昼間の樹氷も絶景だが、色とりどりにライトアップされる夜の樹氷も迫力満点だ。

絶景情報

[期間]例年1月下旬~2月
[時間]特になし。夜間営業時ライトアップあり
[推奨する服装]防寒着必要。スニーカーなどは滑る危険性があるので、スノーシューズや長靴など滑り止めがあるもの推奨
※雪山のため充分な対策が必要

■山形蔵王の樹氷
023-694-9328(蔵王温泉観光協会)、023-694-9518(蔵王ロープウェイ 蔵王山麓駅)
山形県山形市蔵王温泉229-3(蔵王ロープウェイ 蔵王山麓駅)
日中営業8時30分~17時(上り最終16時、山頂線下り最終16時45分)、夜間営業17時~21時(上り最終19時50分、山頂線下り最終20時45分)
なし(悪天候時、運休となる場合あり)
山頂往復:大人(中学生以上)3000円、小人1500円、未就学児無料
【電車】JR山形駅よりバス40分、蔵王温泉バスターミナルより徒歩10分(蔵王山麓駅)【車】東北中央道山形上山ICより20分
蔵王ロープウェイ駐車場200台
「山形蔵王の樹氷」の詳細はこちら

【福島県・三島町】第一只見川橋梁

雪化粧した木々に白い橋 白銀の世界を切り取りに。

第一只見川橋梁
(画像提供:PIXTA)

只見川を縫うようにして走る只見線。その第一只見川橋梁は、渓谷美と周囲の山々が織りなす風景で多くの人を魅了している。雪で白く染まった冬の渓谷、薄い紫色の橋を2両編成の慎ましい列車が通る様子は、何とも言えない素朴さと懐かしさがあり、多くの写真家がシャッターを切る。

絶景情報

[期間]夏・秋・冬
[時間]6時~13時(季節や目的により異なる)
[推奨する服装]トンネル上に設けられており傾斜がキツイため、歩きやすく滑りにくい靴
※町の中心地から離れた山に面している場所のため、獣や虫などに注意

■第一只見川橋梁(だいいちただみがわきょうりょう)
0241-48-5000(観光交流舘からんころん)
福島県大沼郡三島町大字川井字天屋原610(道の駅尾瀬街道みしま宿)
【電車】JR只見線会津宮下駅より徒歩35分【車】磐越道会津坂下ICより20分
道の駅尾瀬街道みしま宿駐車場32台(無料、8時~18時、年始3日間は休み)
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【山形県・尾花沢市】銀山温泉

ノスタルジックな温泉街 木造建築と雪と光の協演。

銀山温泉
※写真は過去に撮影されたもので、現在一部閉店している店舗あり
銀山温泉
昼間の温泉街も雰囲気がある。大正時代の貸衣装を着て散策したい

雪深い秘境にタイムスリップしたかのようなレトロな温泉街がある。銀山川の両岸には大正ロマンあふれる木造旅館が立ち並び、夕暮れになるとガス灯に火が灯る。特に美しいのは雪の降る夜。ガス灯に映える雪化粧した街並み、温泉街の奥にある白銀の滝など、白い世界から目が離せない。

絶景情報

[期間]冬
[時間]16時30分~(ガス灯点灯)
[推奨する服装]冬季は厚手の服装に長めのブーツか長靴推奨

■銀山温泉
0237-28-3933(銀山温泉観光案内所、9時~17時30分 ※不定休)
山形県尾花沢市銀山新畑429
【電車】JR大石田駅よりはながさバスで40分、銀山温泉より徒歩すぐ【車】東北道古川ICより2時間30分
共同駐車場20台、大正ロマン館100台 ※共同駐車場は冬季間閉鎖、大正ロマン館から往復300円で温泉街までシャトルバス運行(通年)
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※この記事は2022年2月21日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
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※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、感染拡大防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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