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2022.04.09

金沢の絶品和菓子23選!お土産におすすめの老舗菓子からカフェまで<2022・石川>

越山甘清堂 本店

135年の歴史を紡ぐ、城下町自慢の和菓子処。

越山甘清堂 本店
「金城巻」1個183円

創業以来、金沢の伝統と文化を大切にした物作りを実践し続けて135年。そんな長い歴史を持つ和菓子舗「越山甘清堂」を代表する銘菓が、「金城巻」。金沢城の天守閣や、武将の兜を表した三角の形の半生菓子で、柔らかい焼き皮の中に、あっさりとしたあんが包まれています。皮には加賀前田家の家紋である「梅鉢紋」の焼印が入っており、見た目にも城下町らしさたっぷり!

中に包まれたあんの種類は、黒砂糖風味の小豆あん、伊予柑風味の白あんの他、季節ごとに異なる味わいが登場するということで、限定感もたまりません。
本店に併設された「カフェ甘(かん)」では、パフェや和菓子をアレンジしたデザート、加賀棒茶などが味わえます。(当面は時間短縮で営業中)

■越山甘清堂 本店(こしやまかんせいどう ほんてん)
076-221-0336
石川県金沢市武蔵町13-17
9時~18時、 「カフェ甘」10時30分~17時30分(LO17時)※短縮営業中
水曜
【電車】JR 金沢駅より路線バス「武藏が辻停」まで5分、バス停より徒歩5分 【車】北陸自動車道金沢東ICより20分
5台
「越山甘清堂 本店」の詳細はこちら

加賀藩御用菓子司 森八本店

390年の伝統が息づく、加賀藩ゆかりの和菓子店。

加賀藩御用菓子司 森八本店
黒羊羹「匠」1本702円

1625(寛永2)年の創業以来、390年間変わらずのれんを掲げ続ける和菓子の老舗。 本店には「金沢菓子木型美術館」や、茶菓を楽しみながらくつろげる「森八茶寮」も併設されており、「落雁手作り体験」では実際の和菓子づくりを体験しながら金沢の菓子文化に親しむことができますよ。

「森八」名物の黒羊羹「匠」は、加賀藩士の紋服「黒梅染(くろめぞめ)」を映したと伝わる伝統の黒羊羹で、しっかりとした濃厚なコクのある甘さが絶品! 「小倉(粒あり)」「黒(本練、粒なし)」から好みの質感を選べるのも嬉しいところ。繊細な味の違いを、食べ比べてみるのも楽しそうですね。

■加賀藩御用菓子司 森八本店
076-262-6251
石川県金沢市大手町10-15
9時~18時
1月1日・2日
【電車】JR金沢駅よりタクシーで15分 【車】北陸自動車道金沢東ICより15分
15台(店舗利用者に限る)
「加賀藩御用菓子司 森八本店」の詳細はこちら

金沢の味 風土菓 板屋 本店

利家公ゆかりの神社のそばで、金沢の味を今に伝える。

金沢の味 風土菓 板屋 本店
「香林」1本1296円

前田利家公を祀った尾山神社のすぐそばにお店を構える、「板屋」本店。創業以来70年以上、手作りの美味しさを追求しながら、幅広い世代に親しまれる和菓子づくりを続けています。

代表銘菓の「香林」は、2層の生地の間に栗をぎっしりと挟んだ蒸しカステラ。カステラの上段には山芋、下段にはこしあんが練り込まれており、城下町として新旧の文化を融合させてきた金沢の歴史を思わせる味わい深い一品です。

■金沢の味 風土菓 板屋 本店(かなざわのあじ ふうどか いたや ほんてん)
076-221-0232
石川県金沢市尾山町10-18
8時30分~17時30分
水曜、日曜
【電車】JR 金沢駅よりタクシー6分 【車】北陸自動車道金沢東ICより20分
3台
「金沢の味 風土菓 板屋」の詳細はこちら

茶菓工房たろう本店

和菓子の技術に、世界の素材。垣根を超えたボーダーレス和菓子が集まる。

茶菓工房たろう本店
「たろうのようかん」各種1本302円

和菓子店に生まれ、米国での海外生活を経て、改めて和菓子と向き合うご主人が営む「たろう」。店頭に並ぶのは、オーソドックスながらその素材を聞くと驚くような取り合わせの新感覚の和菓子たち。

例えば看板商品の「たろうのようかん」は、すっきり素朴な甘さの小豆や抹茶のほかに、ピーナッツバターやチョコレート味のものも。煎茶だけでなく、コーヒーに紅茶、ミルクにさえもマッチする、新たな和菓子の扉を開いてくれる一軒です。

■茶菓工房たろう本店
076-213-7233
石川県金沢市増泉4-3-7
9時~18時
なし
【電車】JR 西泉駅より徒歩5分 【車】北陸自動車道金沢西ICより11分
10台
「茶菓工房たろう本店」の詳細はこちら

サロン・ド・テ・カワムラ

お豆の宝石、甘納豆。あなた好みの一番を選ぼう。

サロン・ド・テ・カワムラ
「お豆のぷれーと」1150円

にし茶屋街にお店を構える甘納豆の専門店「甘納豆かわむら」。こちらの2階にある「サロン・ド・テ・カワムラ」では、甘納豆はもちろんのこと、本わらび粉を使ったわらびもちや、こだわりたっぷりの「あんこクリームと苺のあんみつ」など、オリジナリティあふれる甘味がいただけます。

「甘納豆かわむら」の人気メニューを少しずつ楽しめる「お豆のぷれーと」には、「五郎島金時芋」など金沢の特産品を使った甘納豆が並ぶことも。入店は6歳以上に限られているため、隠れ家のような静かな空間でゆっくりと過ごすことができます。

また、1階では甘納豆や羊羹などが購入できるので、お土産スポットとしても覚えておきたい一軒です。

■サロン・ド・テ・カワムラ
076-282-7000
石川県金沢市野町2-24-7甘納豆かわむら2F
【月曜~土曜】10時~17時(LO 16時30分) 【日曜・祝日】10時~16時30分(LO 16時)
第1火曜
【電車】北陸鉄道 野町駅より徒歩3分 【車】北陸自動車道金沢西ICより13分
1台
「サロン・ド・テ・カワムラ」の詳細はこちら

清香室町 本店

思わず二度見する可愛さ。老舗が生み出す和洋ハイブリッドスイーツ。

清香室町 本店
「金澤文鳥 加賀紅茶味」5個入り1296円

1946(昭和21)年に創業し、4代に渡りその伝統を守り続けてきた「清香室町」。古都金沢の雅と菓匠の誇りを受け継いだ和菓子の数々は、伝統的な和菓子から、斬新なアレンジを加えたものまでバラエティ豊か。

桜文鳥のキュートな包み紙に目を奪われる「金澤文鳥」も、フレッシュな印象を感じるお菓子の一つです。加賀の茶畑で摘まれた「加賀紅茶」を使用した紅茶羊羹 に、イチジクやブルーベリーなどのドライフルーツが練り込まれており、口に含むとさながらフルーツティーのような味わいが楽しめます。お茶やコーヒーだけでなく、ウイスキーや日本酒などお酒のお供にもおすすめですよ。

■清香室町 本店(せいかむろまち ほんてん)
076-262-2556
石川県金沢市本多町2-1-2
9時~18時30分
日曜、祝日
【電車】JR 金沢駅 よりタクシー10分 【車】北陸自動車道金沢西ICより18分
3台
「清香室町 本店」の詳細はこちら

菓匠高木屋本店

お土産にも◎。夢がふくらむカラフルな一品が人気。

菓匠高木屋本店
「紙ふうせん」9個入り680円

1925(大正14)年、兼六園近郊に創業した「菓匠高木屋」。現在は3代目のご主人が、実の弟さんと共に、伝統を重んじながらも新たなチャレンジを続けています。洋菓子のエッセンスを取り入れながら生み出された和菓子は、世代を超えて愛されています。

「紙ふうせん」は、カラフルな丸い最中に小さな寒天ゼリー(錦玉)を詰め込んだ、夢のあるお菓子。寒天ゼリーの味は、ぶどう、レモン、白ワインなどいろいろな味が揃っており、カラフルな見た目と、最中をぱっくり割って食べる楽しさにワクワクが止まりません!箱の中には、5色の折り紙と紙風船の折り方も入っているので、美味しくいただいた後は昔懐かしい折り紙遊びを楽しんでみては。

■菓匠高木屋本店
076-231-2201
石川県金沢市本多町1-3-9
9時~18時
水曜
【電車】JR 金沢駅より北陸鉄道バス「思案橋停」まで17分、バス停より徒歩3分 【車】北陸自動車道金沢西ICより20分
5台
「菓匠高木屋本店」の詳細はこちら

落雁諸江屋 本店

江戸時代から現代に続く、金沢名物・落雁の専門店。

落雁諸江屋 本店
「加州香」18枚入1620円

1849(嘉永2)年の創業以来、加賀銘菓の伝統を今に伝え、昔ながらの製法にこだわりながらも現代にも愛される味覚や商品作りを続けている「落雁諸江屋」。

その本店で販売されているのが、そば落雁「加州香」です。古くからお茶席のお菓子として愛されてきた伝統の和菓子・落雁を、前田家歴代藩主の花押と印譜の形に仕上げたお干菓子は、日持ちもするのでお土産にぴったり。炭火で焙煎された、だったんそば茶の香ばしさと、和三盆糖のまろやかな甘さが溶け合って、口に入れると顔がほころびます。

また、「落雁諸江屋 本店」から徒歩5分の場所に「落雁諸江屋西茶屋茶寮」があり、生菓子やお餅を使ったお菓子などをいただきながら、ほっと一休みできます。

■落雁諸江屋 本店(らくがんもろえや ほんてん)
076-241-2854
石川県金沢市野町1-3-59
9時~18時
木曜
【電車】北陸鉄道 野町駅より徒歩3分 【車】北陸自動車道金沢東ICより22分
5台
「落雁諸江屋 本店」の詳細はこちら

金沢うら田 八日市出町店

金沢文化を和菓子に宿した、金沢への愛が詰まった一軒。

金沢うら田 八日市出町店
「加賀八幡 起上もなか」7個入り1350円

金沢の歴史や自然に着想を得た銘菓が揃う、「金沢うら田」。中でも、ころんとしたフォルムが可愛らしい「加賀八幡 起上(かがはちまん おきあがり)もなか」はこのお店を代表する一品。このお菓子のモチーフとなった金沢の郷土玩具「加賀八幡起上り」は、加賀八幡さまが生誕した際の真紅のおくるみ姿に似せた人形で、子どもたちの健康を願って配られていたという歴史あるもの。そんな由来から、今でも出産祝いにこのお菓子を用いることが多いのだとか。

石川県産のもち米を使って、パリッと香ばしく焼き上げられた最中には、甘さ控えめに炊き上げた粒あんがぎっしり!あんの原料も、毎年厳選した北海道産大納言を使用するというこだわりたっぷりの一品です。

■金沢うら田 八日市出町店
076-214-3554
石川県金沢市八日市出町862
【月曜~土曜】9時~18時、【日曜】9時~17時
火曜、1月1日・2日
【電車】JR 西金沢駅より徒歩16分 【車】北陸自動車道金沢西ICより15分
8台
「金沢うら田 八日市出町店」の詳細はこちら

柴舟小出 いなほ工場・いなほ店

創業100余年、金沢の美しい風情を和菓子に込めて。

柴舟小出 いなほ工場・いなほ店
「新菓苑」8個972円

1917年の創業以来、三代に渡り和菓子を通じて幸せを届けてきた「柴舟小出」。

金沢の名勝「兼六園」にちなんだ創作菓子「新菓苑(しんかえん)」は、こちらで作られている定番和菓子の中でも特に金沢らしさがあふれるもの。

兼六園の園内を流れる曲水にかかる雁行橋を形どった「曲水」 、唐傘山に雪が降り積もった、冬の兼六園の風情をあらわした「傘の雪」 、雪見橋と虹橋に使われている戸室石の美しさを秘めた「戸室」。この3つの味わいが1つの箱の中に詰め合わされており、兼六園を訪れるならぜひ味わっておきたい和菓子です。

金沢市内中心部にも何店舗かありますが、白山IC近くの「いなほ店」は車でのアクセスも抜群。広くゆったりとした空間でお買い物が楽しめます。現在は休止中ですが、10名以上の団体向けに工場見学も開催されています。

■柴舟小出 いなほ工場・いなほ店(しばふねこいで いなほこうじょう・いなほてん)
076-240-0010
石川県金沢市いなほ2-8
9時30分~18時
1月1日・2日
【電車】JR 野々市駅よりイオン白山線バス「イオンモール白山バス停」まで10分、バス停より徒歩10分 【車】北陸自動車道白山ICより1分
約10台
「柴舟小出 いなほ工場・いなほ店」の詳細はこちら

和菓子村上 本社店

自家製あんに、こだわりあり。職人気質の優しい味わい。

和菓子村上 本社店
「ふくさ餅」1個238円

1911年の創業時より、自家製のあんにこだわり、伝統的な製法を守ってきた「和菓子村上」。1番人気の「ふくさ餅」は、もちもちとした求肥餅と自家製のこしあんを丁寧に焼き上げた生地で包んだ、優しい甘さのお菓子。もっちり、ふんわり、なめらか…と、口にするたび様々な食感が楽しめるのもこのお菓子の魅力です。

旬の素材を用いたあん入りの商品も登場するので、どんな味に出会えるかは、その時期ごとのお楽しみ!

■和菓子村上 本社店
076-242-1411
石川県金沢市泉本町1-4
8時45分~17時30分
1月1日
【電車】JR西金沢駅よりタクシー5分 【車】北陸自動車道金沢西ICより22分
20台
「和菓子村上 本社店」の詳細はこちら

菓ふぇ MURAKAMI 本社店

和菓子職人が心を込めた、できたて和スイーツがずらり。

菓ふぇ MURAKAMI 本社店
「白玉プレート」770円

「和菓子村上」が手がける、和スイーツが楽しめるカフェ。和菓子職人が心を込めて仕上げたスイーツのほか、食器や空間にも、金沢らしい素材やモチーフが随所に取り入れられていますよ。

国産の白玉粉を使った大粒の白玉餅に、自家製の粒あんや抹茶あん、みたらしなどをトッピングした「白玉プレート」は、季節ごとに変わる5種類の味が楽しめる贅沢な一皿。できたてのあたたかな白玉が、ほっこりと心まで癒してくれます。

■菓ふぇ MURAKAMI 本社店
076-242-1411
石川県金沢市泉本町1-4
10時~17時(LO 16時45分)
1月1日
【電車】JR 西金沢駅よりタクシー5分 【車】北陸自動車道金沢西ICより22分
20台
「菓ふぇ MURAKAMI 本社店」の詳細はこちら

まとめ

金沢は、脈々と受け継がれた和菓子の伝統はそのままに、新しいアレンジを加えた驚きの新店舗も入り混じる、お菓子好きにはたまらない名店のるつぼ。和菓子の魅力が詰まった街・金沢で、お土産選びや食べ比べを楽しんでみてくださいね。

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※この記事は2022年3月28日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
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