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「五平餅」とは?味の特徴や作り方から岐阜・愛知・長野の美味しいお店紹介まで!

2022.05.17

五平餅とはどんな食べ物かご存じですか?岐阜・愛知・長野の山間部で古くから愛されている郷土料理ですが、たれのベースや、ごはんの潰し具合、くるみを入れるか入れないかなど、地域ごとにいろんな個性があります。

この記事では、そんな五平餅のあれこれから、おすすめの美味しいお店までご紹介します!

※この記事は2022年5月12日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

五平餅とは

(画像提供:(一社)岐阜県観光連盟)
(画像提供:(一社)岐阜県観光連盟)

五平餅(ごへいもち)は、岐阜県・愛知県・長野県など中部地方の山間部に伝わる、ご飯を串に巻き付けて焼いた郷土料理です。

炊き立てのうるち米(普通のご飯)を潰して、お餅に近い状態にし、棒などに練り付けて、照り焼きにして作ります。味噌や醤油ダレの香ばしさが絶品!

「五平」という名前は、神様に捧げる御幣(ごへい)から来ているのだとか。山で仕事をしている人たちが、安全を祈る祭りである「山の講」のとき、ハレの食事として食べていたそうです。

また、「川中島の戦い」で美濃出身の五平さんが兵に振る舞った…という説や、山仕事の人たちが木の切れ端に飯を握り付けて焚き火で焼いたのが始まりという説も。地元の方たちは「ごへだ」「ごへいだ」とも呼びます。

(画像提供:(一社)岐阜県観光連盟)
(画像提供:(一社)岐阜県観光連盟)

平たい楕円形のものや、丸餅タイプなど、いろんな形があります。タレは大きく分けて味噌味・醤油味・ミックスの3種があり、中山道を境に、北は醤油味、南は味噌味が多いのだとか。

また、クルミ・ゴマ・落花生などを加えて、お店ごとの味を出しています。ハチの子(ヘボ)が入ったものもあるそうですよ。

映画や朝ドラにも登場して、昨今はちょっとしたブームに。中部地方の道の駅やサービスエリアで気軽に味わうことができます。

五平餅の作り方

五平餅はどんな風に作られるのでしょうか?代表的な作り方をご紹介します。

1:炊き立てのご飯を潰す
少し硬めに炊いたご飯を、すりこぎ棒などでしっかり押し潰します。うるち米なのでもち米のようには伸びませんが、焼くときに崩れ落ちないように粘りを出します。

2:タレを作る
醤油や味噌をベースにして、砂糖多めで甘じょっぱいタレを作ります。お酒やみりんなどを加えればオリジナルの味に。クルミ、ゴマ、落花生など、油脂分が多い素材を加えるとさらにおいしくなります。

3:ご飯を串に巻き付ける

(画像提供:写真AC)
(画像提供:写真AC)

平べったい木のヘラや、竹串、割り箸などに潰したご飯を練り付けます。その時、手にゴマ油を薄く塗るとご飯が手にくっつかず、良い香りも出ます。多少薄めに成形して、中までしっかり火が通るようにした方がおいしいのだとか。

4:香ばしく焼き上げる

(画像提供:写真AC)
(画像提供:写真AC)

ご飯を軽く素焼きにしてから、タレを塗って再度焼くと、香ばしさが際立ちます。いい匂いが立ち上ってきたら食べごろです。

岐阜県で五平餅を食べるならココ!

さてここからは、おいしい五平餅を気軽に味わえるスポットをご紹介します。

道の駅 おばあちゃん市・山岡【岐阜県恵那市】

湖を眺めながら香ばしい五平餅が味わえる!

(画像提供:道の駅 おばあちゃん市・山岡)
(画像提供:道の駅 おばあちゃん市・山岡)

「道の駅 おばあちゃん市・山岡」は、小里川(おりがわ)ダムのほとりにある、湖を見渡せる風光明媚な道の駅。観覧車のような巨大な木製水車が目を引きます。

売店では、寒暖差を生かして作られる「山岡細寒天」や、からすみ(米粉でできたひな菓子)、お餅、豆腐など、この地域伝統の特産品も手に入ります。レストランでは「おふくろの味定食」や、山岡細寒天をそのまま使ったラーメンなども。

(画像提供:道の駅 おばあちゃん市・山岡)
(画像提供:道の駅 おばあちゃん市・山岡)

そして出店では、焼きたてアツアツの五平餅を販売。平べったい“わらじ型”で、タレはクルミ、ピーナッツ、ゴマがたっぷりの「おばあちゃん市特製手づくりたれ」。

外はカリッと香ばしく、中のお餅は柔らかい絶妙の焼き加減!味噌の香りが食欲をそそる味わいです。

■道の駅 おばあちゃん市・山岡
[住所]岐阜県恵那市山岡町田代1565-169
[営業時間]9時~17時(3月~10月の土日祝は18時まで)
[定休日]無休
[アクセス]【車】中央道瑞浪ICより約20分
[駐車場]あり(無料)
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中山道大井宿 あまから【岐阜県恵那市】

くるみ入りの秘伝のたれが香ばしい!

(画像提供:中山道大井宿 あまから)
(画像提供:中山道大井宿 あまから)

「中山道大井宿 あまから」は、60有余年の歴史を持つ五平餅の専門店。旧中山道大井宿の栄華が残る恵那市大井町にあり、恵那駅を出てすぐの商店街にお店があります。

(画像提供:中山道大井宿 あまから)
(画像提供:中山道大井宿 あまから)

このお店の五平餅は丸いタイプ。秘伝のタレは醤油ベースで、クルミとともにたっぷりのゴマが入っていて、香ばしく風味豊か!

1人前が6串で、漬物が付いてきます。また、味噌汁、漬物、デザートなどがセットになった「五平餅定食」950円もあります。

■中山道大井宿 あまから
[住所]岐阜県恵那市大井町295-12
[営業時間]9時30分~18時30分
[定休日]月曜日(祝日の場合翌日)
[アクセス]【電車】JR恵那駅・明和鉄道恵那駅より徒歩1分【車】中央道恵那ICより約3分
[駐車場]周辺有料駐車場を利用
「中山道大井宿 あまから」の詳細はこちら

喜楽【岐阜県中津川市】

外はカリッ、中はホクホクの絶妙な焼き加減!

(画像提供:喜楽)
(画像提供:喜楽)

その昔、中山道を旅する人たちが中津川に着いたとき、宿の主人が囲炉裏で焼いた五平餅を手渡しで振る舞ったとか。「喜楽」はそんな中津川の駅前にある、昭和18(1943)年創業の五平餅専門店です。

(画像提供:喜楽)
(画像提供:喜楽)

喜楽の五平餅は地元契約農家さんのコシヒカリを使用。炊いて八分づきにしたものを、一つひとつ手作業で三つ玉団子に刺していきます。外はカリッ、中はホクホクに焼き上げるのは職人さんの長年のカン。

タレは、厳選したゴマとクルミ、落花生、醤油、砂糖、みりんを使用。味噌は使っていないのがこだわりです。定食や、うどんとセットになったものもあります。

■喜楽
[住所]岐阜県中津川市太田町2-1-16(レンガビル1階)
[営業時間]10時30分~18時30分
[定休日]不定休
[アクセス]【電車】JR中津川駅より徒歩3分【車】中央道中津川ICより約10分
[駐車場]店舗前に2時間無料の市営駐車場あり
「喜楽」の詳細はこちら

愛知県で五平餅を食べるならココ!

シルバーかあちゃんの店【愛知県東栄町】

手作り味噌ダレが焦げる香ばしさがたまらない

(画像提供:東栄町観光まちづくり協会)
(画像提供:東栄町観光まちづくり協会)

東栄町・とうえい温泉に隣接した、野菜やしいたけなどの農産物販売や複数の飲食店が入っているふれあい交流館。館内テナントの「シルバーかあちゃんの店」で、地域の方たちが手づくりする五平餅が味わえます。

焼きたてアツアツを提供するため、焼き始めるのは注文を受けてから。お母さんたちが丁寧に焼き上げてくれる五平餅は整った小判型で、味噌ダレがいい具合に焦げ、香ばしい香り!

同じく館内にある「食事処くら」でも、ミニ麺類とセットになった「五平餅セット」500円などが味わえます。

(画像提供:東栄町観光まちづくり協会)
(画像提供:東栄町観光まちづくり協会)
■シルバーかあちゃんの店
[住所]愛知県東栄町下田花田21
[営業時間]9時半~16時
[定休日]水曜 ※3月・12月に臨時休業あり
[アクセス]【車】三遠南信自動車道鳳来峡ICより約20分
[駐車場]あり(無料)
「シルバーかあちゃんの店」の詳細はこちら

道の駅 鳳来三河三石(ほうらいみかわさんごく)【愛知県新城市】

モチモチ食感にクルミたっぷりのタレ

(画像提供:(一社)奥三河観光協議会)
(画像提供:(一社)奥三河観光協議会)

道の駅 鳳来三河三石は、美しい庭園で知られる徳川家康公ゆかりの満光寺のそばにあるスポット。ドライブやバイクツーリングの人などでいつも賑わっています。

ここの五平餅は平べったくて丸い三つ玉団子タイプ。トロッとしたクルミだれがたっぷりとかかっていて、濃厚な味わい!食感もモッチモチで、満足感の高い五平餅です。

(画像提供:(一社)奥三河観光協議会)
(画像提供:(一社)奥三河観光協議会)

新城市産のレモンや梅を使った自家製ジュースなどもおすすめ。ドライブの途中にぜひ立ち寄ってみてくださいね。

■道の駅 鳳来三河三石
[住所]愛知県新城市下吉田田中106-1
[営業時間]9時~17時
[定休日]木曜日
[アクセス]【車】新東名高速道路浜松いなさICより約10分
[駐車場]あり(無料)
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長野県で五平餅を食べるならココ!

砂払温泉【長野県飯田市】

甘塩っぱい南信州の伝統の味

(画像提供:砂払温泉)
(画像提供:砂払温泉)

砂払温泉は長野県飯田市にある、江戸時代から続く老舗の温泉宿です。「美人の湯」と評判の単純アルカリ泉は日帰り入浴も可能で、宿泊すれば南信州の郷土料理も楽しめます。

そしてここの名物が、十数代前の当主が工夫を重ねて広めたという五平餅。捧げ物であったために軍配のように大きな御幣の形をしていた「御幣餅」は、食べにくく、大量に作るのが難しかったのだとか。

それを当時の砂払温泉の当主が丸餅2個タイプに工夫し、名前も「五平餅」にして、飯田を中心に広まったのだそうです。

プレーンなものと、ゴマがかかったものの2種類がセットになっています。テイクアウトで味わえますので、当日、お店で注文してくださいね。

■砂払温泉
[住所]長野県飯田市砂払町1-695
[営業時間]11時~21時(五平餅は当日注文を)
[定休日]無休
[アクセス]【電車】JR飯田駅より徒歩15分【車】中央道飯田ICより約10分
[駐車場]あり(無料)
「砂払温泉」の詳細はこちら

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ミキティ山田  ミキティ山田

旬な話題を求めて、いろいろな場所を取材・撮影する調査員。分厚い牛乳瓶メガネに隠したキュートな眼差しでネタをゲッチュー。得意技は自転車をかついで階段を登ること。ただしメガネのせいでよく転びます。

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