2022年4月28日(木)、東京都・亀戸に大型商業施設「KAMEIDO CLOCK(カメイドクロック)」がオープンしました!
地下1階地上6階建て、約5万8000平米という地域最大級の商業施設には、日常生活の買い物から亀戸らしさを味わうことができるスポットまで、136の魅力的な店舗が集結しています。
今回は、亀戸の最新商業施設「カメイドクロック」の見どころを一挙紹介いたします。ぜひ、チェックしてみてください♪
カメイドクロックとは?外観や名前の由来も
サンストリート亀戸跡地にオープンした大型商業施設

JR総武線亀戸駅より徒歩2分、京葉道路沿いに現れるのが「カメイドクロック」。ブラウンを基調とした中にカラフルな色が散りばめられた遊び心ある外観が、目を引きます!ここは2016年に閉館した「サンストリート亀戸」の跡地に建設された、大型商業施設です。
「サンストリート亀戸」は約50店舗から構成されたショッピングモールで、東京の下町・亀戸に暮らす人々の生活に寄り添ってきました。施設内にあったイベントステージは、アイドルイベントの聖地としても呼び声高く、多くのアイドルやアーティストを輩出してきたことで有名です。
1997年から19年間、「サンストリート亀戸」が担ってきたこのような役割を受け継ぎながらも、新たに“衣・食・住・健・遊・学”をテーマとし、「カメイドクロック」は誕生しました。
「カメイドクロック」の名前の由来は?

東京の下町として知られている亀戸。昭和の頃は、東京における重工業の中心地のひとつとして栄えました。中でも、亀戸という名を広めたといわれている「第二精工舎」は、戦後に渡るまで腕時計生産を続け、町と共に長い年月を歩んできました。
この工場の想いを受け継いだのが、「カメイドクロック」です。地域と共に“亀戸”の記憶を紡ぎ、新しい“時”を刻む生活創造拠点となりたい、いう想いが名称に込められています。

「カメイドクロック」という名前やコンセプトへのこだわりは、館内でも垣間見ることができます。カメを彷彿とさせるインテリア・ロゴ・ピクトグラムが至る所に散りばめられているんです!トイレやエレベーターなどのピクトグラムから、「カメクロ横丁」「カメクロマルシェ」などのロゴ、館内通路沿いに置かれているソファの形に至るまで、「カメイドクロック」らしい遊び心溢れるこだわりがたくさん。
館内を回る時には、お店だけでなく細部もチェックしてみてくださいね♪
ランチやディナー、お酒も楽しめる「カメクロ横丁」
おしゃれ横丁が1階路面にオープン!


「カメイドクロック」の1階、正面入口横の路面に登場するのは「カメクロ横丁」です。
昭和レトロな横丁の古き良き大衆文化的な雰囲気を残しつつも、モダンな内装が施された屋内空間で、食事やお酒を楽しめます。横丁内には個性的な7店舗が出店していて、好きなお店を選んで訪れることが可能です。夜の食事はもちろん、昼間のランチでも気軽に利用できます。
地元の人気店や亀戸に所縁のあるお店が並んでいる点も魅力的。季節によっては窓が開放されるので、天気の良い日にはテラス席でランチを楽しむもよし、はしご酒するもよし、様々な横丁の楽しみ方がありそうですね。
個性あふれる7店舗のテナントを紹介

焼肉ホルモン魂
ホルモンの聖地として名高い亀戸。「焼肉ホルモン魂」は、東陽町・木場界隈で5店舗のホルモン・焼肉店を展開する「激旨 ホルモン魂」の新業態です。亀戸の有名ホルモン焼き店「初代吉田」で修行を積んだオーナーが手掛けています。
芝浦直送の新鮮なお肉やホルモンを自ら七輪で焼くのではなく、プロのスタッフが丁寧に焼き上げ、提供してくれます。有名店の本格的なホルモンを味わえるのは魅力的ですね♪

MISIA
亀戸在住のオーナーが、有名店での経験を活かしオープンしたのがカジュアルイタリアンのお店「MISIA」。
生産地直送の魚や肉、世界中から集めたハーブやスパイスなどを利用した生パスタなどのメニューをはじめ、毎日通いたくなる料理が魅力的です。ワインと共に楽しめる小皿料理など、幅広いメニューを取り揃えているだけでなく、キッズメニューも頼むことが可能です!
「カメクロ横丁」を入ってすぐ、路面に面していて大きな窓もあるので開放的な雰囲気を味わえます♪

にだいめ野口鮮魚店
築地(豊洲)市場のまぐろ専門卸売問屋が母体となっている「にだいめ野口鮮魚店」では、海鮮を味わうことができます。
横丁に入ってひときわ目を引くのが、魚がぎっしり詰まったショーケース。「カメクロ横丁」にいることを一瞬忘れてしまうような、市場のような臨場感が溢れています。
ランチは海鮮丼など、夜はお酒と併せて魚料理を召し上がれ!

焼鳥のんき
創業60年以上の歴史ある老舗「もつ焼きのんき」の、新業態として誕生した「焼鳥のんき」です。「焼鳥のんき」では、毎日継ぎ足してきた秘伝のたれに絡めて焼いた串を味わえます。
焼き場とドリンクカウンターの間に道があり、人が通過することの出来る店舗作りは、横丁らしさ満載です。元祖下町焼酎ハイボールをお供に、国産鶏を使った焼鳥を味わってみてはいかがでしょうか♪

BUTCHER OHYAMA
肉バル「BUTCHER OHYAMA」は、年間出荷頭数約60頭、幻の黒毛和牛と称される“東京ビーフ”が味わえるお店です。
“東京ビーフ”は、伊豆諸島最南端で東京の秘境ともいわれる青ヶ島などで生まれた牛を、東京八王子などで肥育した東京育ちの東京都産黒毛和牛。食肉卸問屋直営店が運営している為、美味しいお肉を手頃な値段でボリュームたっぷり味わえるんです。
特製大山メンチをはじめ、東京ビーフステーキや東京ビーフハンバーグ等、様々なお肉料理がそろっています。どんなお肉料理を食べるか、贅沢に悩んでみてください♪

天ぷら 天寅
バルスタイルで天ぷらを食べられるのは、「天ぷら 天寅」。
天ぷら専門店と聞くと、ハードルが高く感じてしまうこともありますが、「天ぷら 天寅」は気軽に立ち寄れる点が魅力的!「カメクロ横丁」の一番奥にあるので、横丁の中にありながらも、和モダンで落ち着いた雰囲気が広がっています。
定番、旬の食材、天寅オリジナルの変わり種など、様々な天ぷらを堪能してください!

びあマ
大型商業施設初出店!下町のクラフトビール専門店です。
600種類を越えるビールがそろう「びあマ」では、世界中のビールに出会えます。ショーケースの中にずらりと並んだビールの数は圧巻。スタンディングバーも併設されているので、購入したビールをその場で味わえます。

「カメクロ横丁」限定のビールが販売されているとのことなので、ビール好きは要チェックです!
26店舗が集う地域最大級の“食”市場「カメクロマルシェ」
大型スーパーマーケットが出店


地下1階には、大型スーパー・生鮮三品・食物販の専門店が集うライブ感あふれる、『地域No.1 “食”市場』をコンセプトとした「カメクロマルシェ」が誕生しました。
エリア最大級の面積を誇るスーパーマーケット「ライフ」に加え、青果・鮮魚・精肉・惣菜・ベーカリー・スイーツなど計26店舗が集結。 亀戸にゆかりのある下町情緒溢れるお店や、話題の初出店店舗などが並んでいるのも魅力。
「カメクロマルシェ」の中心にはイートインコーナーが設置されているので、マルシェ内で購入した商品類をその場で食べられます!まさに、ライブ感溢れる食の市場となっています。
スーパーマーケットでまとめて買うもよし、専門店をじっくり巡るもよし、気になるお店を食べ歩くもよし。その日の気分で、十人十色の楽しみ方が見つかりそうですね♪
ベーカリーやスイーツなど初出店店舗を紹介

patisserie Jouvre(関東初出店)
名古屋発のパティスリーとして人気を博した「patisserie Jouvre(パティスリー ジューブル)」。
“あなたのために喜びを!”をコンセプトとしたお菓子作りを行っています。タルト・ロールケーキなどの誰もが知っている洋菓子に、独自の手法を用いることで新しさを取り入れているのが「patisserie Jouvre」の持ち味!
豆乳とティラミスの融合から生まれた「ティラティス」や、チョコレートでコーティングされたハンディタイプのパウンドケーキ「DecoFloStick」は必食です。

グランディール(関東初出店)
創業から30年以上、パン屋の激戦区である京都で愛され続けてきたベーカリーブランド「グランディール」。
素材にこだわり、職人が丹精込めて焼き上げる伝統の味を「カメイドクロック」で堪能することができます。「グランディール」が大切にしているのは、毎日食べても飽きがこないような、食事を引き立て、主役にもなれるパンを作り続けること。
看板商品である、創業当時から続く「黄金のメロンパン」や、独自ブレンドの国産小麦を使用した「京食パン」などがおすすめです♪

本庄鮮魚(東京初出店)
約100坪の「本庄鮮魚」は、豊洲市場を中心に新潟県能生漁港・千葉県銚子漁港・相模湾の朝どれなど、産地直送で鮮度が良い魚を販売する鮮魚専門店です。
購入した鮮魚は8類から捌き方を選ぶことができ、ライブキッチンのような店舗内で捌いてもらうことができます。普段挑戦出来ない食べ方や、自分では出来ない捌き方など、新たな魚料理の楽しみ方を見つけられそうですね♪

深川 伊勢屋(江東区発)
明治40年創業、門前仲町にある老舗和菓子店「深川 伊勢屋」。深川不動尊の参道入口に本店を構えていて、「カメイドクロック」の他にも都内に4店舗あります。
看板商品のだんご・大福には、餡は北海道小豆、砂糖はザラメを使用するなどのこだわりが。昔ながらの味を守るため、当日製造、当日販売で消費期限も当日限りとなっているんです。
他にも、生チョコや抹茶チョコレートが餅の中に入った「深川ちよこ・まちこ」など、下町の味を味わうことができる和菓子がたくさん揃っています!

江戸 深川屋(江東区発)
「江戸 深川屋」は、国内産の原材料を使用した門前仲町発祥のお惣菜店です。コロッケやハムカツなど、たくさんの揚げ物がショーケースに並んでいるのを見ると、思わず買いたくなってしまうこと間違いなしです。
看板商品は、江戸前のアサリを使用したオリジナル深川コロッケ。アサリのうまみがしっかり効いたコロッケには、自家製パン粉が使用されています。やわらかい食感で、冷めても美味しく食べられます!
じゃらん編集部
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