豊かな風土を持つ長野県は、名物料理の宝庫です。信州そばやソースカツ丼、お土産にしても喜ばれるおやきや野沢菜など、地域独自の食文化から生まれたご当地グルメの数々!
目移りするほど豊富なご当地グルメの中から、長野在住のグルメブロガー 倉石ももこさんおすすめのご当地グルメとお店を紹介します。
●信州そば
手打そば そば信【長野市】
●おやき
いろは堂 本店【長野市】
●ソースカツ丼
明治亭 駒ヶ根本店【駒ヶ根市】
●山賊焼
百老亭【松本市】
●野沢菜漬け
信州長屋酒場【長野市】
●信州味噌
善光寺門前みそ すや亀 本店【長野市】
●わさび
大王わさび農場【安曇野市】
●とうもろこし
小林農園【信濃町】
●七味唐辛子
横町カフェ【長野市】
●アップルパイ
信州りんご菓子工房 BENI-BENI【長野市】
●モンブラン
栗の木テラス 小布施店【小布施町】
●フルーツ(桃・ぶどうなど)
フルーツおばさんのカフェ花水木【佐久市】
●五平餅
かんてんぱぱcafe&shop TOiGO店【長野市】
信州そば
山岳地帯や高冷地が多く昼夜の寒暖差が大きい長野県は、蕎麦の栽培に適した土地です。そのため、でんぷんがしっかりと熟成した、良質な蕎麦が育つといわれています。
蕎麦の生産地は戸隠・更科・開田・柏原・飯山・美麻・番所・奈川・伊那など、各地にわたりますが、一般的に長野県で作られる蕎麦は総じて「信州そば」と呼ばれています。
長野県の水も信州そばのおいしさの秘訣。蕎麦を打つ時の水はもちろん、茹で上がった蕎麦を締める冷水が、信州でとれた蕎麦をよりおいしくするのです。
手打そば そば信【長野市】
挽きたて・打ちたて・茹でたて!豊かな香りと力強いコシ

「そば信のそば」は、長野県内外から厳選した玄そばを仕入れ、石臼でじっくり時間をかけて挽くことからはじまります。

挽きたてのそば粉は、職人の手で素早く打ち上げ、打ちたての状態で茹であげます。さらに信州のおいしい冷水で締めることでコシが生まれ、力強い風味を味わうことができるのです。
また、「天ざるそば(950円)」の天ぷらともよく合うそばつゆは、数種類をブレンドした削り節を、カメで寝かした“かえし”とあわせて作るしっかりとした味。

連休になると“朝そば”を求める人で、開店と同時に行列ができることもあるそうですよ!
長野県長野市信州新町水内4619 道の駅信州新町
8時30分~LO17時
例年1月1日・2日、棚卸しのため年2回不定休
【電車】JR長野駅よりタクシーで25分【車】上信越自動車道長野ICより25分
あり(50台/無料)
「手打そば そば信」の詳細はこちら
(画像提供:手打そば そば信)
おやき
「おやき」とは、小麦や雑穀、米、そばなどの粉を水で溶いて練った生地に、季節の野菜や山菜などのあん(具材)を包んだおまんじゅうのようなものをいいます。かつてはどの家庭にもあったという囲炉裏で焼かれ、主食やおやつとして日常的に親しまれていました。
最近では蒸したり焼いたり揚げたりと、さまざまな調理方法で作られています。おやきのあんには、野沢菜やキノコのほか、旬の野菜を使っているのも特徴です。
いろは堂 本店【長野市】
食べ歩きにもピッタリ!窯で焼き上げたもっちりおやき

外はこんがり香ばしく、中はふっくらもちもち、割ってみるとたっぷりのあん!いろは堂の「おやき(1個240円~)」は、油で軽く揚げてから高温の窯で焼き上げることで、外はカリッと中はもっちりした、独特の食感を作り出しています。
おやきの具材は、野菜ミックスや野沢菜、ねぎみそ、きりぼし大根などの定番はもちろん、旬の時期だけ味わえる菜の花やなす、さつまいもなど、種類も豊富!


テイクアウトにもちょうどよいおやきですが、「いろは堂本店」では、囲炉裏を囲む席に座って食べるのもおすすめです。
長野県長野市鬼無里1687-1
9時~17時30分
火
【車】上信越自動車道長野ICより60分
あり(20台/無料)
「いろは堂 本店」の詳細はこちら
「いろは堂 本店」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:有限会社いろは堂)
ソースカツ丼
ご飯の上に千切りにしたキャベツ、その上に秘伝のソースがたっぷりかかった熱々のカツをのせた丼がソースカツ丼です。昭和初期から長野県の駒ヶ根市内で食べられていた丼で、駒ヶ根で「カツ丼」というと、トンカツと玉ねぎを卵でとじたカツ丼ではなく、ソースがかかったカツ丼を指すのだとか。
中でもポイントになるのが、カツやキャベツ、ご飯にからむ甘辛いソース!シャキシャキのキャベツと揚げたてのカツにベストマッチです。
ソースはお店ごとに違うので、食べ比べる楽しみがありますね!
明治亭 駒ヶ根本店【駒ヶ根市】
丁寧に作られたオリジナルソースが決め手のソースかつ丼

揚げたてのカツにたっぷりとかかったソースが絶品の「明治亭」。材料にこだわって丁寧に作られたソースが「ロースソースかつ丼(1590円)」にたっぷりかかっています。
採れ立てフレッシュなキャベツの千切りを、分厚いカツの下に惜しげもなく敷くのが駒ヶ根流。ソースたっぷりのカツ丼は、ご飯が進みます。
「明治亭」オリジナルのかつ丼ソースは、お土産にしても喜ばれそう!お店で購入が可能です。

混雑が予想される土曜・日曜・祝日には、駒ヶ根本店から車で3分のところにある「明治亭中央アルプス登山口店」もおすすめです。
長野県駒ヶ根市赤穂898-6
11時~LO20時30分
なし
【電車】JR駒ヶ根駅より中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ行き路線バスにて約6分、北割停留所下車、徒歩4分【車】中央自動車道駒ヶ根ICより30秒
あり(50台/無料)
「明治亭 駒ヶ根本店」の詳細はこちら
(画像提供:明治亭)
山賊焼
「山賊焼」は、長野県松本市や塩尻市のご当地グルメです。バリっと揚がったサクサクの衣としっかりとした味付けは、食欲をそそります!
鶏モモ肉やムネ肉を1枚肉のままタレに漬け込み、片栗粉をまぶして揚げることで、ボリューム満点でジューシーな山賊焼ができあがります。漬け込むタレは、醤油や味噌、塩、ニンニクや生姜など店舗によって異なります。
長野県内では飲食店だけでなくスーパーの惣菜として並んでおり、お店ごとの味を食べ比べるのもおすすめです。
百老亭【松本市】
驚きのボリューム!山賊焼とチャーハンがてんこ盛り

「百老亭」の山賊焼「油淋鶏山賊焼風」は、郷土料理の山賊焼を百老亭風にアレンジ。鶏モモ肉丸ごと1枚を豪快に揚げています。

中でもチャーハンに山賊焼をのせた「山賊チャーハン(1000円)」は、ボリューム満点!醤油とニンニクにじっくり漬け込んだパンチのある味付けと、サクサクとした薄めの衣が相まって、箸が止まらなくなると評判です。

長野県松本市大手2-3-10
【昼】11時30分~13時30分【夜】17時30分~21時
月
【電車】JR松本駅より徒歩10分【車】長野自動車道松本ICより20分
なし(近隣にコインパーキングあり)
「百老亭」の詳細はこちら
(画像提供:百老亭)
野沢菜漬け
野沢菜といえば信州の伝統野菜のひとつです。冬の寒さが厳しい信州では、秋の気配を感じると、冬に向けた保存食として野沢菜の漬物を漬けます
野沢菜漬けは、漬けてから数週間で食べられるようになりますが、春先まで漬け込むと乳酸発酵が進み、べっこう色に変わります。
浅漬けと長期間漬け込んだ古漬け、それぞれの味わいを堪能するのも野沢菜漬けの楽しみ方。お茶やご飯はもちろん、お酒のお供としても親しまれています。
信州長屋酒場【長野市】
長野の地酒に野沢菜漬けがベストマッチ!3種の食べ比べも

「信州長屋酒場」は長野県の地場産の素材を使った郷土料理に、長野県全蔵の日本酒や信州ワインが揃うお店です。ここ1軒で長野県の食やお酒を満喫できるといってもいいでしょう。
その中でも人気のメニューが「昔ながらの野沢菜漬け(649円)」です。青々としたシャキシャキの歯触りの浅漬け、べっこう色になり深い味わいになった古漬け、味噌にじっくり漬け込んだ味噌漬けの3種類を食べ比べてみては?

「信州長屋酒場」の野沢菜漬けは、野沢温泉村から取り寄せたものなのだそう。シメの「野沢菜茶漬け(539円)」もおすすめです。

(画像提供:信州長屋酒場)
信州味噌
「信州味噌」は大豆に米糀と塩のみで作られる米味噌の一種で、大豆と米糀を1:1の割合で使用することが特徴のシンプルな味噌です。
古くは戦国時代、甲斐の戦国大名だった武田信玄が兵糧として味噌を作らせたことがきっかけとなり、信州での味噌作りが盛んになったそうです。淡く黄みがかった色で、豊かな芳香とさっぱりとした旨味がバランスの良い辛口味噌です。
善光寺門前みそ すや亀 本店【長野市】
焼きむすびにみそ汁が絶品!老舗味噌屋の味噌料理ならここ

老舗味噌屋の味噌をシンプルに味わうには、味噌とたまり醤油の焼きむすびにみそ汁、季節の惣菜をお膳に並べた定番メニュー「焼むすび籠(1000円)」。一つひとつ手焼きした焼きむすびの香ばしさは格別!
季節の具材を使ったみそ汁も嬉しい一品に!味噌は「コシヒカリ」と「こがね」、2種類の味噌を使用しています。

食事の後は「すや亀 本店」で買い物を楽しむこともできます。門前みそや各種調味料、味噌菓子など、お土産に買って帰りたいものばかり!白壁の商家造りが目印です。
長野県長野市西後町625
【食味処】11時30分~14時(喫茶10時~17時)【販売】9時~18時
【食味処】日祝【販売】例年1月1日・2日
【電車】JR長野駅より徒歩15分【車】上信越自動車道須坂長野東IC、長野ICより30~40分
あり(8台/無料)
「善光寺門前みそ すや亀 本店」の詳細はこちら
「善光寺門前みそ すや亀 本店」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:善光寺門前みそ すや亀 本店)
わさび
わさびの生産量全国1位の長野県。特に名産地として有名な安曇野は、わさびの栽培に欠かせない水が豊かなことで知られています。
北アルプスの山中でじっくりと養分をとり込んだ雪解け水は、わさびの栽培にうってつけ!特に安曇野のわさびは寒冷な厳しい気候の中栽培されるので、成長速度が遅く、その分高密度で成分が蓄積されたわさびに育ちます。
ツーンとした辛味に爽やかな香り、そして後味は甘い、日本が誇る香辛料です。
大王わさび農場【安曇野市】
わさびの美味しさを再発見!主食からデザートまで揃う農場

わさびの思わぬおいしさに気付けるのが、わさび田が広がる「大王わさび農場」にあるレストランです。
わさびを主食として楽しむなら「湧水飯釜 大王庵」の「本わさび飯(1000円)」がおすすめ!北アルプスから流れ込む湧水を使って炊いたご飯に、すりおろした生わさびをのせて食べる「わさびご飯」は、ツンとした香りと甘みが絶妙なバランス!シンプルなのにクセになると評判です。

また、辛くない!と話題の「本わさびソフトクリーム(390円)」も見逃せないわさびグルメです。わさびコロッケやわさびフランクなどの軽食と一緒に、「大王わさび農場」のフードコートコーナーで購入できます。

長野県安曇野市穂高3690
【大王わさび農場】8時~17時【湧水飯釜 大王庵】10時~16時(LO15時30分)【フードコート】8時~17時
例年12月31日~1月2日
入場無料
【電車】JR穂高駅よりタクシーで約10分【車】長野自動車道安曇野ICより10分
あり(約350台/無料)
「大王わさび農場」の詳細はこちら
「大王わさび農場」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:大王わさび農場)
とうもろこし
標高が高い高原エリアの夏の風物詩、とうもろこし。フルーツのようなフレッシュな甘さとみずみずしさが特徴です。
この驚くほどの甘さを作り出すのが長野県の風土です。昼夜の寒暖差、雪解け水が流れ込むことで作られる肥沃な土壌とおいしい水、高地の清らかな空気は、とうもろこしを作るのにベストな環境!
甘みを存分に味わうには、早朝に収穫されたとうもろこしがおすすめです。もぎたてのおいしさを求め、夏になると県外からもファンが直売所に訪れます。
小林農園【信濃町】
夏だけのお楽しみ!もぎたての甘~いとうもろこし

信濃町は長野屈指のとうもろこし(スイートコーン)の名産地です。「小林農園」には信濃町の畑で大切に育てられ、「収穫適期」に収穫されたベストなとうもろこしが並びます。
メインとなる品種「サニーショコラ」は、とりわけ糖度が高く粒皮がやわらかいことが特徴です。2022年は8月1日(月)から販売開始を予定しており、下旬になると白いとうもろこしも並ぶそう。
生とうもろこし(1本160~200円 ※サイズ、品質により変動あり)はお土産に、焼きとうもろこし(1本350円、3本1000円)は、焼きたてをその場で食べられます。

とうもろこしの販売は、例年9月中旬に終了予定です。また、収穫状況により休業の場合もあるので、事前に公式ホームページやTwitterを確認することをおすすめします。
長野県上水内郡信濃町柏原4353-2
8時30分~16時(当日収穫分が品切れになり次第終了)
なし(収穫状況で臨時休業あり。詳細はHPにて要確認)
【電車】しなの鉄道黒姫駅よりタクシーで10分【車】信越自動車道信濃町ICより10分
あり(40台/無料)
「小林農園」の詳細はこちら
(画像提供:小林農園)
七味唐辛子
善光寺七名物の1つが七味唐辛子です。1736年、老舗の七味唐辛子メーカー「八幡屋礒五郎」が善光寺の境内で売り始めたのが始まりといわれています。
「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子は、長野の寒冷な気候を考慮し、生姜を入れているのが特徴的。辛味を出す唐辛子、香りをあわせ持つ山椒、風味と香りの良い麻種(おたね)や胡麻、陳皮、紫蘇(しそ)が加わり、豊かな香りと辛さがマッチしています。
横町カフェ【長野市】
和のスパイス七味唐辛子を使った新感覚グルメを堪能

老舗の七味唐辛子メーカー「八幡屋礒五郎」に併設された「横町カフェ」には、七味唐辛子を使った料理やデザート、ドリンクなど、珍しいメニューが並びます。七味ガラムマサラをさらに焙煎し、痛快な辛さを引き出した「黒カレー(1500円)」は、信州牛をたっぷり使った贅沢なカレーです。

食後には唐辛子や麻種(おたね)を使った「スパイス・ジェラート(500円)」がおすすめ!素材の味が生きているフレッシュな味わいがクセになります。

和のスパイスを繊細に使ったメニューの数々を味わえるのは、横町カフェだけ。ドリンクやスパイス・ジェラート、スパイス・マカロンは、テイクアウトもおすすめです。
長野県長野市横町86-1(八幡屋礒五郎 本店併設)
10時~17時(LO16時30分)
なし
【電車】JR長野駅より徒歩約20分・JR長野駅より善光寺行きびんずる号または善光寺経由路線バスで「善光寺大門」バス停下車、徒歩2分【車】上越信自動車道長野ICより約30分
近隣に提携駐車場あり
「横町カフェ」の詳細はこちら
(画像提供:株式会社八幡屋礒五郎)
アップルパイ
内陸部に位置し標高の高い長野県は、全国有数の出荷量を誇るりんごの名産地です。日照時間の長さや昼間と夜の寒暖差が大きい長野の環境は、甘くて良質なりんごを育てるには最高の土地なのだそう。
長野県のオリジナル品種である、シナノゴールドやシナノスイート、秋映(あきばえ)をはじめとした、さまざまな品種を栽培しています。そのまま食べるのはもちろん、ジュースやスイーツなど、多様な加工をしており、アップルパイもその1つです。
信州りんご菓子工房 BENI-BENI【長野市】
焼きたての香りに誘われる!信州産りんごのアップルパイ

店内の工房でこんがり焼き上げた「カスタードアップルパイ(420円)」は、できたてアツアツ・サクサクのまま食べられるのが魅力!使用するりんごは全て信州産にこだわり、アップルパイに最適な品種を厳選しています。
また、カスタードクリームには、北信濃で古くから愛されている「オブセ牛乳」や地元飯山のオリジナルブランドである「菜の花みゆき卵」を使うこだわり!

カスタードアップルパイが焼き上がるまでの様子が見られる店内は、釜でじっくり焼かれるおいしい匂いが充満しています。

長野県長野市元善町484
9時~18時
なし
【電車】長野電鉄善光寺下駅より徒歩15分【車】上信越自動車道須坂長野東ICより35分
なし
「信州りんご菓子工房 BENI-BENI」の詳細はこちら
(画像提供:信州りんご菓子工房 BENI-BENI)
モンブラン
長野県の北部の町小布施町は、栗の名産地です。小布施町の南に流れる酸性河川、松川の影響で弱酸性を帯びた土壌と水ハケのよい扇状地という地形、夏は暑く冬は寒い気候が、小布施の栗特有の濃厚でコクのある風味を作り出すといわれています。
小布施町では、栗をさまざまな和菓子やケーキなどに加工していますが、中でも栗をふんだんに使ったモンブランを扱うカフェやケーキ店が有名です。
浮世絵画家 葛飾北斎が晩年を過ごしたといわれる小布施は、美しい街並みでも有名なスポットです。この街並みとそこになじんだオシャレなカフェは、モンブランをより一層おいしく感じさせるでしょう。
栗の木テラス 小布施店【小布施町】
栗菓子の老舗、桜井甘精堂の絶品モンブラン

栗本来の味や香りを感じられる栗の木テラスの「モンブラン(450円)」は、国産栗のペーストをたっぷり使用した濃厚なモンブランです。栗が持つ風味を損なわないように、保存料などの添加物を使用しない、桜井甘精堂のこだわりが詰まっています。
栗の木テラスの隣にある工房から、できたてが運ばれてくるという贅沢さ!

栗の木テラスでティータイムを過ごすなら、本格的な欧州スタイルのアフタヌーンティはいかがでしょう。日本紅茶協会認定店である栗の木テラスは、紅茶も有名です。
珍しい紅茶や旬茶と絶品ケーキ、西洋アンティークの家具やBGMのクラシック…極上の時間が過ごせそうですね。

長野県上高井郡小布施町小布施784
10時~LO17時
水
【電車】長野電鉄小布施駅より徒歩約8分【車】上信越自動車道小布施スマートICより約8分
あり(60台/200円/1時間)
「栗の木テラス 小布施店」の詳細はこちら
「栗の木テラス 小布施店」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:栗の木テラス)
フルーツ(桃・ぶどうなど)
フルーツ王国としても名高い長野県では、桃、ぶどう、梨、いちごなど、たくさんのフルーツを栽培しています。日照時間の長さや昼夜の寒暖差が作り出すフルーツは、糖度が高いため甘くてジューシーなことで有名です。
そのまま食べてももちろんおいしいけれど、アイスクリームやソルベ、ゼリーなどが、フルーツと一緒にグラスに詰まったパフェは、華やかな見た目も魅力的!旬のフルーツをどっさり使っているので、季節を感じられる一品です。
フルーツおばさんのカフェ花水木【佐久市】
旬のフルーツがぎゅっと詰まった季節限定パフェ

長野のおいしいフルーツをたっぷりのせた「旬のフルーツパフェ(1800円)」は、見た目も豪華!8月にはもものフルーツパフェ、9月~11月にはシャインマスカットのフルーツパフェなど、季節ごとに使用するフルーツが変わります。

パフェグラスに入ったフルーツゼリーやソルベも、フルーツに負けないおいしさ!特に、季節ごとに変わる3種類のソルベが、おいしさを格段に上げてくれます。
贅沢にフルーツを使ったパフェは、デザインが毎年変わるので、リピーターも多いのだとか。

「フルーツおばさんのカフェ花水木」のある佐久市は、質の高いフルーツが取れることでも有名です。スイーツの食べ歩きや買い回りもおすすめ!
※写真のパフェは2021年のデザインです。
長野県佐久市内山3471
9時~16時
不定休
【電車】JR中込駅よりタクシーで約10分【車】上信越自動車道佐久ICより約20分
あり(20台/無料)
「フルーツおばさんのカフェ花水木」の詳細はこちら
(画像提供:フルーツおばさんのカフェ花水木)
五平餅
「五平餅」とは、五分づきにしたうるち米を串に刺し、たっぷりのタレにつけてコンロや囲炉裏で炙ったものをいいます。長野だけでなく、岐阜や愛知、静岡でも食べられる郷土料理ですが、タレの味や餅の形、刺す串の長さなどは地域によって異なります。
タレは醤油や味噌をベースに胡麻や山椒、柚子などを加えて作っています。長野県では特産品であるすりつぶした胡桃を使った「くるみ味噌」が多く見られ、「五平餅」を売る甘味処などからは、香ばしく焼かれた味噌の香りが漂います。
かんてんぱぱcafe&shop TOiGO店【長野市】
軽く食べたい時にはこれ!山椒くるみ味噌が絶妙な五平餅

かんてんぱぱcafeの「五平餅(250円)」は、食べ歩きにも適した小ぶりなサイズ!軽く炙ったご飯に、山椒くるみ味噌がよく合います。
「五平餅・寒天麺セット 小鉢デザート付(920円)」の寒天麺は、とんこつ・中華・担々風・和風からチョイスできます。ヘルシーなのでちょっとしたおやつにもピッタリです。


かんてんぱぱcafeのメニューには、ヘルシーな寒天料理やデザートが並びます。「かんてんぱぱcafe」は寒天メーカーが運営するカフェで、多様な寒天製品が購入できる「かんてんぱぱショップ」も併設しています。
長野県長野市鶴賀問御所町1200 SBCビル1階
【カフェ】10時~17時30分(LO17時)【ショップ】10時~18時
TOiGO休館日に準ずる(毎月第2月曜)
【電車】JR長野駅より徒歩約10分、長野電鉄市役所前駅より徒歩約3分【車】上信越自動車道須坂長野東ICより約20分、上信越自動車道長野ICより約20分
あり(430台/200円/1時間・昼間最大800円)※TOiGOパーキングを利用。買い物に応じた駐車券サービスあり
「かんてんぱぱcafe&shop TOiGO店」の詳細はこちら
(画像提供:伊那食品工業株式会社)
識者プロフィール
倉石ももこさん 長野市グルメブロガー
長野市の不動産屋社員のかたわら、信州のグルメを食べ歩き、グルメブログやYouTubeをアップ。「知らないお店がなくなるまで、生涯、食べ歩く」と、長野市を中心に県内のさまざまなグルメを紹介している。
【ブログ】長野市グルメブロガー★倉石ももこ長野市食べ歩きの旅
【YouTubeチャンネル】長野市グルメ食べ歩きの旅【倉石ももこ】
※この記事は2022年7月6日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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エニママ編集部
子育てを優先しながら、自分たちらしいはたらき方を実現するママの社会復帰支援サービス「Any MaMa(エニママ)」に登録する、精鋭ライターチームです。女性、ママならではのリアリティある視点での記事をご提供しています。