11月16日は「いいいろの日」というのをご存じですか?「いい(11)いろ(16)」の語呂合わせから、“色”が日常生活に与える影響を見直すこと等を目的に制定されました。
赤、オレンジ、黄金色の紅葉に大自然の不思議によって作られる白、ライトアップによって花が咲いているようなピンク色など、秋冬に見られる景色はとてもカラフル!そこで今回は秋冬のこれからの時期にぜひ訪れたい、思わず息を呑む色鮮やかな絶景を色別に紹介します。
※この記事は2023年11月13日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
但馬安國寺「ドウダンツツジ」【兵庫県豊岡市】
深紅に染まるドウダンツツジは、まるで額縁に入った絵画のよう

兵庫県豊岡市の「但馬安國寺(たじまあんこくじ)」は臨済宗大徳寺派の寺院です。境内の裏庭に植えられているのは樹齢150年以上といわれる「ドウダンツツジ」。紅葉の見頃に合わせて一般公開が行われ、本堂の座敷から鑑賞できます。ドウダンツツジの色が映える時間帯は、太陽光の当たる11時~16時頃です。
紅葉が最盛となるのは例年11月15日前後。最盛期の深紅の紅葉を美しいと感じる人が多いですが、紅葉し始める緑と朱のグラデーションや落葉しつつあるドウダンツツジから“わびさび”の美を味わうのもまた、おすすめです。
階段や坂があるので、動きやすい格好と、本堂に上がる際に混雑するため、脱ぎ履きしやすい靴で行くことが推奨されます。小さなお寺なので係の人の指示に従って、譲り合いの精神で鑑賞しましょう。
<2023ドウダンツツジ紅葉一般公開>
[公開期間]2023年11月6日(月)~22(水)の平日
※ドウダンツツジの落葉の状態により公開期間を短縮する場合あり、一般公開期間以外の本堂への入堂はできません。
[TEL]0796-54-0435(9時~17時)
[住所]兵庫県豊岡市但東町相田327
[参拝時間]8時~17時(入山受付最終16時30分)
[定休日]一般公開期間の土日
[料金]500円(中学生以下もしくは障害者手帳をお持ちの方は無料)
[アクセス]【電車】JR豊岡駅・八鹿駅・江原駅より全但バス出石行きで30分、出石停留所で全但バス奥藤行きに乗り換え15分※小谷停留所下車徒歩10分 【車】播但連絡道和田山IC より35分
[駐車場]80台(無料)※安國寺周辺に5カ所
もみじトンネル【山梨県富士河口湖町】
真っ赤なモミジのトンネルの向こうには、富士絶景が見える

山梨県南都留郡の河口湖畔は、紅葉名所が点在しており、毎年「紅葉まつり」が開催されています。中でもメイン会場から車で15分ほどの「もみじトンネル」は見逃せないスポットの1つ。県道21号線沿いに広がるモミジが、トンネル状に道を覆う様子から、その名が付けられました。燃えるような赤いモミジ、深い青色の湖、そして白い雪を頂く富士山が見事なコントラストを生み出しています。
見頃は例年11月中旬。モミジの赤みがはっきり見られるため、朝日の昇る頃から午前中にかけての時間がおすすめです。
<第25回富士河口湖紅葉まつり>
[開催期間]2023年10月28日(土)~11月23日(木)
[開催時間]9時~19時(ライトアップは22時まで)
[TEL]0555-72-3168(富士河口湖町観光課)
[住所]山梨県南都留郡富士河口湖町大石
[アクセス]【電車】JR河口湖駅より富士急バスで30分※河口湖自然生活館バス停下車徒歩20分【車】中央自動車道河口湖ICより20分
[駐車場]10台(無料)※道路の北側にあり、西から入って東から出る一方通行。もみじトンネル沿いの道は駐停車禁止
「もみじトンネル」の詳細はこちら
香嵐渓【愛知県豊田市】
4000本ものモミジが一斉に色づく絶景

「香嵐渓(こうらんけい)」は、愛知県豊田市の矢作川支流・巴川に広がる紅葉スポット。美しい紅葉の歴史は、「飯盛山」麓に建つ寺院「香積寺(こうじゃくじ)」の和尚が、1634年頃、巴川沿いの参道などにモミジやスギを1本1本手植えしたことから始まりました。その後地域ボランティアによって大植樹が行われ、今では約4000本、11種類ものモミジが植えられているそうです。
見頃は11月中旬~下旬。おすすめの撮影スポットは、巴川に架かる赤い橋「待月橋(たいげつきょう)」です。紅葉に染まる「飯盛山」を橋の上から眺められます。

例年11月1日~30日に開催される「香嵐渓もみじまつり」期間中は、日没から21時まで「飯盛山」のライトアップを実施。山がオレンジ色一色に照らされる荘厳な姿を楽しめます。
<第68回香嵐渓もみじまつり>
[開催期間]2023年11月1日(水)~30日(金)
[開催時間]24時間※ライトアップは21時まで
[TEL]0565-62-1272(豊田市足助観光協会)
[住所]愛知県豊田市足助町飯盛
[アクセス]【電車】名古屋市営地下鉄浄水駅よりとよたおいでんバスで約1時間※香嵐渓下車徒歩すぐ【車】東海環状自動車道豊田勘八ICより20分
[駐車場]平日600台、土・日・祝は最大1600台(500円、11月は1000円)
「香嵐渓」の詳細はこちら
鶏足寺【滋賀県長浜市】
舞い落ちた紅葉が、真っ赤な絨毯を作り出す

滋賀県長浜市の里山にひっそりと佇む「鶏足寺(けいそくじ)」。735年に僧・行基によって開基された古刹で現在は廃寺となり、地域住民によって管理されています。11月中旬~下旬になると、約200本のモミジを中心とした古木が色付き、境内を鮮やかに染めます。見どころは、緩やかに続く石段の参道。茜色のモミジがアーチを描き、古びた石段の苔とのコントラストがその美しさを一層引き立て、落葉が絨毯のように石段を覆う様子も圧巻です。
夕日が参道を横から照らす景色も趣がありますが、早朝の時間帯は比較的来訪者も少なく、紅葉散策をゆっくり楽しめるのでおすすめです。2023年は4年ぶりに紅葉時期の散策受け入れを再開。オーバーツーリズム解消のため、駐車場の利用は事前予約制となっています。山道なので履き慣れたスニーカーで出かけましょう。
<2023年紅葉散策情報>
[受入期間]2023年11月10日(金)~30日(木)
[受入時間]【2023年11月10日(金)~17日(金)、27日(月)~30日(木)】8時30分~16時【2023年11月18日(土)~26日(日)】7時~16時
[料金]高校生以上500円(紅葉散策協力金)※中学生以下は無料
[TEL]0749-53-2650(長浜観光協会)
[住所]滋賀県長浜市木之本町古橋
[アクセス]【電車】JR木ノ本駅から紅葉循環バスにて10分※鶏足寺(己高閣・世代閣)下車徒歩15分(紅葉受入期間中のみ運行)【車】北陸自動車道木之本ICより10分
[駐車場]なし※紅葉受入期間中は200台の無料臨時駐車場あり、Webから要予約
「鶏足寺」の詳細はこちら
マキノ高原のメタセコイア並木【滋賀県高島市】
どこまでも続いていきそうな、レンガ色の並木道

農業公園マキノピックランドを縦貫し、マキノ高原へと続く県道小荒路牧野沢線には約500本の「メタセコイア並木」が植えられています。円錐型のメタコセイア並木とまっすぐに延びる道路が織りなす整った景観は、「新・日本街路樹百景」にも選出されています。
遠景となる野坂山地の山々とも調和し、四季折々それぞれに美しい並木ですが、黄色からレンガ色に紅葉する11月末~12月初旬が見頃。朝日や夕日が射す時間帯が葉の色が照らされ、特におすすめです。総延長2.4kmの内、北側600mは両サイドが田んぼで、残り1.8kmは両サイドが果樹園となっており、進むに連れて違う景色を眺められます。ドライブコースとしてはもちろん、並木道には遊歩道がありますので、散歩も楽しむことができますよ。※路上駐停車は厳禁です。
[TEL]0740-27-1811(マキノピックランド)
[住所]滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野
[アクセス]【電車】JRマキノ駅よりコミュニティバスで20分※マキノピックランド下車徒歩すぐ 【車】北陸道木之本ICより30分
[駐車場]230台(無料)
「マキノ高原のメタセコイア並木(マキノピックランド)」の詳細はこちら
浅所海岸【青森県平内町】
朝日でオレンジに染まる海岸の美しさに溜め息がもれる

青森県東津軽郡平内町の夏泊半島の東側にある「浅所海岸(あさどころかいがん)」。毎年10月中旬~3月中旬までシベリア方面より白鳥が飛来し、人に近寄ってくる白鳥と遠浅の海、周辺景色との調和が美しい地です。「小湊のハクチョウおよびその渡来地」として国の特別天然記念物に指定されました。
ぜひ訪れてほしいのがよく晴れた日の早朝です。水平線から顔を出した朝日によって赤からオレンジ色に染まりゆく水面と、白鳥が目覚め、羽ばたき始める様子は感動的。雪が降ってからの期間は特に情緒あふれる景色を望むことができます。※白鳥を驚かさないように、写真撮影でフラッシュをたいたり、大きな音を出したりしないでください。降雪後は長靴を履き、しっかりとした防寒対策をしましょう。
[TEL]017-755-2565(平内町教育委員会 生涯学習課)
[住所]青森県東津軽郡平内町大字浅所字浅所
[アクセス]【電車】青い森鉄道小湊駅よりタクシーで5分 【車】東北道青森東ICより30分
[駐車場]50台(無料)
「浅所海岸」の詳細はこちら
国営昭和記念公園【東京都立川市・昭島市】
黄金色に輝くイチョウ並木の多彩な姿に出会える


東京都立川市と昭島市にまたがる「国営昭和記念公園」は総面積180haを誇る国営公園です。四季折々の花や植物が鑑賞できますが、秋の絶景といえば、イチョウ並木。立川ゲートから入るとすぐ目に飛び込んでくる「カナール」と、そこから徒歩23分ほどのところにある「かたらいのイチョウ並木」が2大黄葉スポットです。
見頃は11月初旬~下旬。全長200mの水路「カナール」を挟み、左右対称に2列ずつ植栽されたイチョウは合計106本。均整のとれた美しさを楽しめます。対して全長300mの「かたらいのイチョウ並木」はイチョウ本来の自然樹形が特徴。奥行きのあるダイナミックな景色が広がります。日中は11時~14時がおすすめですが、「かたらいのイチョウ並木」は演出にこだわった夜間ライトアップを行なっているので秋の夜散歩を体験してみてください。
<秋の夜散歩2023(夜間ライトアップイベント)>
[開催期間]2023年11月3日(金・祝)~26日(日)
[開催時間]16時30分~20時30分(閉園21時)
[TEL]042-528-1751
[住所]東京都立川市緑町3173
[営業時間]9時30分~16時30分
[定休日]年末年始(12月31日、1月1日)、1月第4月曜とその翌日
[料金]入園料大人450円、65歳以上210円、中学生以下無料
[アクセス]【電車】JR西立川駅より徒歩2分 【車】中央道国立府中ICより15分
[駐車場]2531台(1日900円)
「国営昭和記念公園」の詳細はこちら
そぶえのイチョウ【愛知県稲沢市】
街一帯が黄金色の輝きに包まれる


愛知県稲沢市祖父江町は、山崎地区を中心にイチョウの大木が1万本以上もあり、11月中旬~12月初旬は街全体が黄金色に色づく光景が名物。江戸時代、冬の“伊吹おろし”と呼ばれる季節風から屋根を守るため、神社仏閣や屋敷まわりにイチョウが植えられたことに始まり、やがてギンナンの栽培が活発になったそうです。現在は日本有数のギンナン生産地となっています。
毎年11月の終わり頃から「そぶえイチョウ黄葉まつり」が開催。夜間には「祖父江ぎんなんパーク」及び「祐専寺」周辺でライトアップが実施され、ライトに照らされて輝きを増したイチョウの木が幻想的な姿を見せてくれます。イチョウは個人所有で私有地内にあることも多いので、マナーを守って観賞や撮影をしましょう。また、地面に落ちている銀杏を拾って持ち帰ることはしないでください。
<2023年そぶえイチョウ黄葉まつり>
[開催期間]2023年は11月18日(土)~26日(日)
[開催時間]9時~16時(平日は9時~15時)
※ライトアップは11月18日(土)~25日(土)の17時~20時
[TEL]0587-22-1414(稲沢市観光協会)
[住所]愛知県稲沢市祖父江町山崎
[アクセス]【電車】名鉄山崎駅より徒歩3分【車】名神岐阜羽島ICより20分
[駐車場]17台(無料、祖父江ぎんなんパーク)※そぶえイチョウ黄葉まつり中は臨時駐車場あり。平日400台、土・日・祝700円(無料)
「そぶえのイチョウ」の詳細はこちら
蔵王の樹氷【山形県山形市】
自然の力強さを感じる、圧倒的な迫力の真っ白な怪物

蔵王連峰の山肌に群れをなし、“スノーモンスター”とも呼ばれている「蔵王の樹氷」。特殊な条件で氷点下となった水の粒が樹木に引き付けられ凍りつき、その隙間に雪が入り込んで固まるという現象を繰り返してできた“大自然のアート”は、世界でもあまり類を見ない山形の郷土遺産です。
その年の天候状況によっても前後しますが、見頃は1月下旬~2月。ロープウェイで20分ほどで到着する山頂では雲、風の流れ、山々の遠景など、日常では決して見ることのできないスケールの大きさを体感できます。青空を仰ぐ昼間の樹氷も迫力満点ですが、色とりどりにライトアップされる夜間の樹氷もまた、絶景です(樹氷ライトアップの開催日についてはHPを要確認)。※防寒対策を徹底し滑りにくい靴で樹氷鑑賞してください。
[TEL]023-694-9518(蔵王ロープウェイ株式会社)
[住所]山形県山形市蔵王温泉229-3(蔵王ロープウェイ 蔵王山麓駅)
[営業時間]蔵王ロープウェイ【山麓線】8時30分~17時【山頂線】8時45分~16時45分
[定休日]なし※整備、悪天候により運休となる場合あり
[料金]蔵王ロープウェイ【山頂駅往復】大人(中学生以上)3800円、小人1900円、未就学児無料
[アクセス]【電車】JR山形駅より山交バス蔵王温泉バスターミナル行き40分※蔵王温泉バスターミナル下車徒歩10分 【車】山形自動車道山形蔵王ICより40分
[駐車場]120台(無料)
「蔵王の樹氷(蔵王ロープウェイ株式会社)」の詳細はこちら
支笏湖の千歳・支笏湖氷濤まつり【北海道千歳市】
“支笏湖ブルー”に輝く氷柱

北海道千歳市の「支笏湖温泉」を会場に、冬の寒さが頂点に達する1月下旬~2月下旬まで開催される氷の祭典「千歳・支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり」。“氷濤”とは、湖の波しぶきで作った氷柱のことを指し、湖水をスプリンクラーで吹き付け凍らせた大小様々な氷のオブジェが会場に立ち並びます。日本有数の透明度を誇る「支笏湖」は、“支笏湖ブルー”と呼ばれる神秘的な青色の水面が特徴ですが、凍ってもその美しさは健在。日中は太陽の光を浴びて、ナチュラルなブルーに輝く氷を見ることができます。午前中は光が良く差し込み、特に綺麗です。
夜は色とりどりのライトに照らされ、昼とは全く雰囲気が異なる世界が演出されます。開催期間中は氷点下に達することも多いので、防寒対策は万全に、滑らない靴で行きましょう。会場周辺には、泉質の異なる良質の温泉があり、冷えた身体を温めて帰るのもおすすめです。
<2024千歳・支笏湖氷濤まつり>
[開催期間]2024年は1月27日(土)~2月25日(日)の毎日開催予定、天候により休館あり
[開催時間]10時~20時※ライトアップは16時30分~20時
[料金]【入場料】高校生以上500円、中学生以下無料
[TEL]0123-23-8288(支笏湖まつり実行委員会)
[住所]北海道千歳市支笏湖温泉
[アクセス]【電車】JR千歳駅から北海道中央バス支笏湖行きで約44分※支笏湖下車徒歩すぐ【車】道央自動車道千歳ICより35分
[駐車場]300台(500円)※冬期間(12月1日~3月31日)は無料
「支笏湖」の詳細はこちら
「千歳・支笏湖氷濤まつり」の詳細はこちら
弘前公園 冬に咲くさくらライトアップ【青森県弘前市】
雪が積もるほどに幻想的なピンクがひろがる、“冬に咲く” 絶景

青森県弘前市の「弘前公園」は、東北屈指の桜の名所。日本最古級のソメイヨシノを始め、樹齢100年を超す木が400本以上もあり、毎春多くの花見客が訪れます。この弘前公園の桜を、冬にも楽しんでしまおうと2017年、弘前市民の有志によって始まったのが、雪にピンクの光を照らす「冬に咲くさくらライトアップ」。弘前市街地に多数ある洋館や歴史的建造物がライトアップされる夜の街並み、例年2月中旬に行われる「弘前城雪燈籠まつり」と併せて冬の弘前を盛り上げるイベントです。
桜の枝に雪が多く積もった時が“満開”。桜の枝に雪が積もりやすい12月下旬~1月上旬と、2月上旬~中旬に見頃となりやすい傾向があります。日没時刻から30分~1時間後には空が青く見え、美しい写真を撮りやすい時間帯です。
<弘前公園 冬に咲くさくらライトアップ(弘前公園外濠、市役所本庁舎付近)>
[開催期間]2023年12月1日(金)~2024年2月29日(木)※12月1日(金)~7日(木)は照明の調整のため消灯する場合あり
[開催時間]日没~21時
[住所]青森県弘前市下白銀町1
[営業時間]24時間※一部区域は入園時間あり、詳細は公式HPを確認
[定休日]なし※一部区域は冬期休業あり、詳細は公式HPを確認
[料金]無料※有料区域あり、詳細は公式HPを確認
[アクセス]【電車】JR弘前駅より弘南バスで15分※市役所前下車徒歩すぐ 【車】東北道大鰐弘前ICより20分
[駐車場]なし※近隣に有料駐車場あり
「弘前公園」の詳細はこちら
「弘前公園 冬に咲くさくらライトアップ」の詳細はこちら
あしかがフラワーパーク 「光の花の庭~フラワーファンタジー~『奇蹟の大藤』」【栃木県足利市】
紫に輝く藤が、花開いているかのような感動の光景

栃木県足利市にある花のテーマパーク「あしかがフラワーパーク」。秋冬には「光の花の庭~フラワーファンタジー~」と称したイルミネーションが実施され、LED約500万球が園内を彩ります。日本三大イルミネーションに認定されているほか、数々の称号を受賞しています。
淡い紫色の絶景を楽しめるのが「奇蹟の大藤」。樹齢の高い藤の移植に奇跡的に成功した開園当時から、15倍の棚面積にまで成長したシンボルツリー・大藤棚に約30万球のLEDをつけ、春先に咲き始め満開、そして散るまでの様子をストーリー仕立てで再現しています。薄紫の光に囲まれると、今まさに花が咲いているかのような臨場感が味わえるイルミネーションです。
その他にも“光の花の庭”のコンセプトに相応しい5000本の「光のバラ」、4色の藤をイメージした「光の藤」など見どころ満載です。
<2023年度あしかがフラワーパーク 「光の花の庭~フラワーファンタジー~」>
[開催期間]2023年10月18日(水)~2024年2月14日(水)
[開催時間]【夜の部営業時間】15時30分~20時30分(土・日・祝日は21時まで)※11月上旬~1月上旬は平日21時、土・日・祝日21時30分までを予定、点灯は16時30分~17時頃開始
[料金]【夜の部入園料】大人1300円、子ども700円
[TEL]0284-91-4939
[住所]栃木県足利市迫間町607
[営業時間]【通常期】10時~17時※時期により変動、詳細は公式HPを確認
[定休日]12月31日
[料金]【入園料】大人400円~2200円、子ども200円~1100円※時期により変動、詳細は公式HPを確認
[アクセス]【電車】JRあしかがフラワーパーク駅より徒歩3分【車】東北自動車道佐野藤岡IC
より18分
[駐車場]300台(無料)
「あしかがフラワーパーク」の詳細はこちら
まとめ
自然の神秘を感じられる赤・黄・白・オレンジなどの光景から、ライトアップで芸術的に作り込まれたピンクや紫の景色まで、秋冬の限られた時期にのみ見られる色鮮やかな絶景はさまざま。写真だけでも美しいですが、実際に訪れると五感で感じとることができます。ぜひ足を運んでみてください。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格はすべて税込価格です。
晴山 ゆう子
2人の男児を子育て中のママライター。自分で作る料理はずぼら&ヘルシーに、外食はとことん楽しむ!がモットー。薬剤師でもある。最近の楽しみは小さな庭での家庭菜園。