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2022.12.03

【2022】東京でおすすめの角打ち10選!日本酒やワインを気軽に楽しめる

酒屋さんの店内でお酒を立ち飲みする「角打ち」。玄人の酒飲みが集まるような昔ながらの角打ちは少々敷居が高いけれど、近年では、初心者も気軽に立ち寄れるようなおしゃれな角打ちもたくさん登場しています。

酒屋さんならではの豊富なラインアップの中から、気になるお酒をお手頃価格でサクッと味わい、おいしかったら買って帰ることもOK!そんな角打ちの魅力を体験できる、東京のおすすめ10店をご紹介します。

※この記事は2022年11月15日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

角打ちとは?

画像提供:酒処 折原商店 深川不動堂参道店
画像提供:酒処 折原商店 深川不動堂参道店

角打ちの読み方は「かくうち」。酒屋さんで買ったお酒を、お店の一角に設けられた飲酒スペースで立ち飲みすることをいいます。また、それができる酒屋さん自体を「角打ち」と呼ぶこともあります。

角打ちという言葉の由来は?

角打ちの語源には諸説ありますが、「升の角に直接口を付けて飲む」ことがその一つといわれています。

現在は主に瓶詰めで販売されている日本酒ですが、昔は桶や甕(かめ)からの量り売りが一般的でした。お客は「通い徳利」と呼ばれる自前の徳利を持って来店し、その徳利に買ったお酒を入れて持ち帰っていたそうです。

その中には、家に帰るまで待ちきれないという酒好きのお客も多く出現。計量用の升を使って、買ったお酒をその場で飲むようになりました。

こうした背景から角打ちは、「升の角に直接口を付けて飲む」という意味に加えて、「店の一角で飲む」という解釈もされるようになったといいます。

現在の角打ちの定義

画像提供:WINE SHOP nico
画像提供:WINE SHOP nico

現在では、一般的に「酒販店の一角でお酒を飲む」ことを角打ちと呼んでいます。

居酒屋のようにサービス料やお通し代を気にせずに、様々なお酒を1杯から気軽に楽しめることが、角打ちの一番の魅力。しかも酒販店の多くが午前中から営業しているので、夕方を待たず、昼から飲むことができるというのも嬉しいポイントです。

角打ちのルールや決まり

角打ちを楽しむ際に心得ておきたいのは、そこがあくまでも酒販店だということ。飲食店のようなサービスは基本的に提供されませんし、おつまみが缶詰や乾きものだけというお店もあります。

椅子のない立ち飲みスタイルや、飲酒スペースが広くとられていない場合などは、長居しないように気を付けたいところ。支払いはキャッシュオンスタイル(前払い制)が主流になっています。

都内のおすすめ角打ち10選

ルールを知ったら、いざ角打ちが楽しめるお店へ!東京都内でおすすめの10店舗をご案内します。

学大ますもとSaké & Apéro(学芸大学駅)

厳選されたシャンパーニュをカジュアルに満喫

学大ますもと
イエローカラーの壁が目を引くおしゃれな外観

学芸大学駅前の商店街に佇む「学大ますもと Saké & Apéro」は、スタンディングバーを併設する酒屋さん。1933年創業の「五本木ますもと」の2号店として、2020年にオープンしました。

店内にはシャンパーニュをはじめ、クラシカルなフランスワインや今話題のニュージーランドワインなど、老舗の目利きを活かした多彩なワインがずらり。本格焼酎、特約店限定の日本酒など、和のリキュールも揃っています。

学大ますもと
3つの角打ちカウンターを備えたスタンディングバー
学大ますもと
お店のイチオシはシャンパーニュ「アンリ・ジロー・エスプリ・ナチュール」グラス1杯1000円
学大ますもと
「王禄」「黒龍」「新政」など、蔵元直送の日本酒はグラス1杯600円~

スタンディングバーは店の奥側に位置。シャンパーニュやスパークリングワインを約10種類と日本酒約15種類を、立ち飲みスタイルで楽しめます。肴には、「酔鯨の鰹の酒盗」400円や「船中八策のクリームチーズ」400円など、全国の蔵元ゆかりのおつまみが。

支払いはキャッシュオン形式なので、ディナー前に軽く1杯飲んだり、飲みながら待ち合わせしたりと、気軽に利用OK。近所に住んでいたら、毎日通いたくなってしまうようなお店です。

■学大ますもと Saké & Apéro
[TEL]03-3710-2020
[住所]東京都目黒区鷹番2-19-23 サンビームプラザビル1階
[営業時間]10時30分~20時(日曜・祝日は~19時)※角打ちは12時~
[定休日]月
[アクセス]【電車】東急電鉄学芸大学駅より徒歩1分
「学大ますもと Saké & Apéro」の詳細はこちら

銀座君嶋屋(銀座一丁目駅)

厳選された食中酒を、こだわりのおつまみと共に

銀座君嶋屋
店の棚いっぱいにお酒のボトルが並ぶ様子は圧巻!
銀座君嶋屋
八重洲の街並みを望むスタンディングバー

横浜で創業130年余の歴史を誇る老舗酒店「横浜君嶋屋」の銀座店。“食中酒”をコンセプトにセレクトされた全国の銘酒と、世界各国のワインを揃えています。

店の一角にあるスタンディングバーは、こじんまりとした空間がいい雰囲気。こちらで飲める日本酒は、季節に合わせた旬の商品を中心に、飲み比べメニューなど10種類ほど。ワインは赤・白・スパークリングが各1種ずつで、銘柄はその時々で変わります。週末には、普段は飲めないような高額ワインが登場するので要チェックです。

銀座君嶋屋
銀座にありながら、日本酒1杯400円~という角打ち価格が嬉しい!
銀座君嶋屋
芳しい燻製香をまとった旨みたっぷりの「サバの燻製」は、燗酒とベストマッチ

食中酒をコンセプトにしている酒屋さんなので、おつまみにもこだわりが!近所の飲食店『銀座独楽』の「サバの燻製」500円や、チーズの専門店『フェルミエ』から仕入れた「チーズの味噌漬け」300円など、お酒と相性バツグンのメニューが楽しめます。飲んでつまんで、口福なひと時を満喫あれ。

■銀座君嶋屋
[TEL]03-5159-6880
[住所]東京都中央区銀座1-2-1 紺屋ビル1階
[営業時間]10時30分~20時(日曜・祝日は~19時)※LOは閉店30分前
[定休日]年始(例年1月1日~4日)※年によって変動あり)
[アクセス]【電車】東京メトロ銀座一丁目駅より徒歩3分
「銀座君嶋屋」の詳細はこちら

クラフトビールシザーズ池尻大橋(池尻大橋駅)

国内外のクラフトビールを揃える酒屋併設のビアバー

クラフトビールシザーズ池尻大橋
5台の冷蔵庫兼ショーケースが鎮座する店内。カウンター席と立ち飲み席がある

池尻大橋駅から歩いて2分ほど。雑居ビルの地下1階にある秘密基地のような空間に、表情様々なクラフトビールが詰まった冷蔵庫が並んでいます。

見ているだけでも気分が上がる、個性豊かなパッケージの缶・瓶ビールのラインアップは、国産から自社インポートビールまで170種類以上。クラフトビール通も大満足の品揃えで、初心者にも“ジャケ買い”をする楽しみがあります。店内で味わう場合は、キャッシュオンスタイル。開栓料金が1本につき300円かかります。

クラフトビールシザーズ池尻大橋
ホッピーでフルーティーな飲みやすいビール。「Attik Brewing Skins」1430円(購入の場合は1130円)
クラフトビールシザーズ池尻大橋
人気ブリュワリーGeorgetown Brewingとコラボした「ECLIPTIC BREWING×GEORGETOWN BREWING SUMMER IPA」1630円(購入の場合は1330円)
クラフトビールシザーズ池尻大橋
ボリューム満点!小龍包のように肉汁が溢れ出す「肉汁爆発!包餃子」

店内ではさらに、10種類のタップ(樽生ビール)も販売。IPAを中心に、季節に合わせた商品が揃い、訪れるたびに新しいビールと出合えます。グラウラー(ビールを持ち運ぶことができる詰め替え用容器)にも対応しているので、気に入ったビールを量り売りで購入して持ち帰ることもできます。

「肉汁爆発!包餃子」550円や「海老シュウマイ」600円など、ビールに合うおつまみも充実しているので、1杯、2杯とビールが進んでしまうことうけあいです!

■クラフトビールシザーズ池尻大橋
[TEL]03-6770-8144
[住所]東京都世田谷区池尻2-30-12 OSビルB1階
[営業時間]【火~金】17時~23時、【土】14時~23時、【日・祝】14時~21時 ※フードLOは閉店1時間前、ドリンクLOは閉店30分前
[定休日]月(祝日の場合は営業)
[アクセス]【電車】東急電鉄池尻大橋駅より徒歩2分
「クラフトビールシザーズ池尻大橋」の詳細はこちら

蔵家 SAKELABO(町田駅)

日本酒は半々合から注文OK。ペアリングの楽しみも!

蔵家 SAKELABO
酒屋スタッフによる丁寧な説明が評判。一人でも入りやすい雰囲気のお店

全国各地の蔵元に足を運び、直接取引にこだわる老舗酒店「蔵家」。そのサテライト店舗として、町田駅近くで営業する角打ちスタイルの酒屋さんが「蔵家 SAKELABO」です。

こちらで飲めるお酒は、日本酒や焼酎といった和酒をメインに、ワイン、ウイスキー、クラフトビール、シードルなどバラエティ豊か。お酒のラインアップは毎週変わり、日本酒は45ml(半々合)、焼酎・ウイスキーは30mlからオーダーできます。少量なので、気になるお酒をいろいろ飲み比べできるのが魅力の一つ。

蔵家 SAKELABO
毎週木曜にメニューが替わる。日本酒は半々合がおおよそ240円~
蔵家 SAKELABO
モツやスジ肉などをたっぷりの酒粕で仕込んだ「酒粕煮込み」フル539円、ハーフ307円

料理長がつくる肴は、お酒とのペアリングを意識した創作料理で、和から洋まで幅広いメニュー構成が自慢です。一人でもオーダーしやすい量で、リーズナブルな価格を心がけているのだとか。ぜひおすすめを聞きながら、1杯1杯とのマリアージュをご堪能あれ。

■蔵家 SAKELABO
[TEL]042-709-3628
[住所]東京都町田市中町1-1-4 No.R町田北ビル
[営業時間]【平日】17時~23時【土・日・祝】14時~23時(LO22時25分、ドリンクLO22時45分)
[定休日]月
[アクセス]【電車】小田急電鉄町田駅より徒歩2分
「蔵家 SAKELABO」の詳細はこちら

桑原商店(五反田駅)

アートを楽しむように、たくさんの日本酒を愉しめる

桑原商店
店舗は2021年度「グッドデザイン賞(商業のための建築・環境部門)」受賞
桑原商店
無機質な倉庫にコンテナを重ねたテーブルが並ぶ、立ち飲みスペース

五反田の「桑原商店」は、酒販店として大正時代初期に創業。長年倉庫として使用してきた建物を2018年にリノベーションし、夕方からは立ち飲みもできる日本酒専門店に生まれ変わりました。

店の奥に配された巨大な冷蔵ショーケースには、約200種類の日本酒がずらり!その他、クラフトビール約30種類と、全国各地から取り寄せた食品などが販売されています。

夕方からは店内で飲食もでき、週替わりの日本酒約40種類とクラフトビールをキャッシュオン形式で提供。日本酒は季節ごとの限定酒を豊富に揃えています。好みの味を伝えて、お店の方におすすめを選んでもらうことも可能。30mlの少量から注文できるので、様々な味わいの日本酒の飲み比べも気軽にトライできそうです。

桑原商店
伴野酒造の「Beau Michelle(ボーミッシェル)」30ml160円~
桑原商店
旬の野菜などを使用して優しい味わいに仕上げた「日替わり惣菜」350円~

おつまみには、お店と縁のある全国各地の生産者が作ったお惣菜や珍味を、店内で最終調理したメニューが楽しめます。体に優しく、お酒の味わいを感じられるように、少し薄味に仕上げているのが特徴。酒器をはじめ、波佐見焼や有田焼など、こだわりの器にもぜひ注目してみてください。

■桑原商店
[TEL]03-3491-4352
[住所]東京都品川区西五反田2-29-2
[営業時間]12時~21時※飲食は17時~
[定休日]月・日・祝、年末年始
[アクセス]【電車】JR・都営地下鉄五反田駅より徒歩4分
「桑原商店」の詳細はこちら

酒処 折原商店 深川不動堂参道店(門前仲町駅)

下町風情と共に楽しむ、参道の角打ち

酒処 折原商店 深川不動堂参道店
池袋で1924年に創業した業務用酒販店が手がける、角打ち可能な酒屋さん
酒処 折原商店 深川不動堂参道店
店頭に角打ち用のテーブルが並ぶ。駄菓子やベーゴマなども販売

下町情緒を色濃く残す町、門前仲町。永代通りから深川不動堂へと続く150mの参道にのびる人情深川ご利益通りに、「酒処 折原商店 深川不動堂参道店」はあります。

店先にはコンテナを積んだ簡易なテーブルが並び、店内に足を踏み入れると、壁一面の棚や冷蔵庫を埋め尽くす種類様々なお酒に迎えられます。日本酒は約200種類。さらに本格焼酎、日本ワイン、クラフトビール、ジン、ウイスキーなど、和酒にこだわったラインアップが特徴です。

酒処 折原商店 深川不動堂参道店
人気の「雪の茅舎 純米吟醸」は小グラス310円、大グラス570円
酒処 折原商店 深川不動堂参道店
「長龍酒粕吟醸クリームチーズ」は、クリームチーズを吟醸酒のみの酒粕に付け込んだ逸品

各ボトルに味わいの特徴を説明したポップがついているので、まずはじっくり読んで飲みたいお酒を見つけましょう。値札には1杯売りの料金も記載されているので、確認してレジへ。グラスのサイズを伝えれば、その場で注いで提供してもらえます。

おつまみは乾きものや缶詰の他、「長龍酒粕吟醸クリームチーズ」350円、「梅水晶」400円など日本酒に寄り添う珍味がいろいろ。店頭のテーブルで味わえば、角打ちの醍醐味に浸れること間違いなしです。

■酒処 折原商店 深川不動堂参道店
[TEL]03-5639-9447
[住所]東京都江東区富岡1-13-11折原門仲ビル1階
[営業時間]【平日】12時~22時【土・日・祝】11時~22時(LO21時30分)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】東京メトロ門前仲町駅1番出口より徒歩すぐ
「酒処 折原商店 深川不動堂参道店」の詳細はこちら

The Slop Shop(都立大学駅)

最先端からクラシックまで、200種のクラフトビールと出合う

The Slop Shop
角打ちスペースには、カウンター席と立ち飲みテーブルが備わる
The Slop Shop
“液体の宝石(Liquid Gems)”をコンセプトにセレクトされたビールがずらり

“日本独自のクラフトビール文化を生み出す”ことを目指して、2019年にオープンしたボトルショップ。国内外の最先端のクラフトビールから、その礎となるヨーロッパの伝統的なビールまで、常時約200種類が販売されています。

缶もボトル商品も抜栓料(500ml未満200円、500ml以上400円)を支払って、店内で楽しむことが可能。商品それぞれに添えられた説明書きをヒントに好みの1本を選び出すもよし、知識豊富なスタッフにお酒選びをサポートしてもらうこともできます。

The Slop Shop
静岡県富士宮市のBayern Meisterが造る本格的なジャーマンピルスナー「Prinz」。レギュラー1100円、スモール800円
The Slop Shop
カレー風味の挽肉をパイ生地で包んだ「ジャマイカンビーフパティ」

ボトルの他、7種類の生ビールもレギュラー(355ml)とスモール(236ml)の2サイズで提供。グラウラーの販売もあるので、これだ!と思えるビールに出合ったら、量り売りで持ち帰ることもOK。

世界各地のストリートフードを中心にしたおつまみには、他ではあまり見かけない珍しいものもあります。お店イチオシの「ジャマイカンビーフパティ」2個650円や「ビーフジャーキー」650円は、ビールが進むスパイシーな味わいが好評です。

■The Slop Shop
[TEL]03-6317-3116
[住所]東京都目黒区中根2-5-10 エスカイア都立大107
[営業時間]【平日】15時~22時【土】11時~22時【日・祝】13時~21時※変更の可能性あり
[定休日]なし
[アクセス]【電車】東急電鉄都立大学駅より徒歩7分
「The Slop Shop」の詳細はこちら

Tasting Bar 柴田屋酒店 本店

自社輸入ワインと自家醸造ビールを思う存分味わえる!

Tasting Bar 柴田屋酒店 本店
バーコーナーは明るく、カジュアルな雰囲気
Tasting Bar 柴田屋酒店 本店
店内にはお酒とおつまみの他、パスタや生ハム、ジャムやクッキーなど、国内外の厳選された食品も並ぶ

中野で三代続く業務用酒販店「柴田屋酒店」が運営する、テイスティングバー。2021年にリニューアルした店内には、おひとり様歓迎のカウンター席をはじめ、多彩なワインを眺めながら飲めるテーブル席やテラス席などが備わっています。

こちらで味わえるのは、日本初上陸とされる自社輸入ワインや、酒蔵と一緒に企画から考案した柴田屋オリジナルの日本酒、グループ会社から直送される自家醸造クラフトビールなど。いろいろな味を試したい人には、ワインと日本酒それぞれに週替わりの3種飲み比べセットがおすすめです。

Tasting Bar 柴田屋酒店 本店
自社輸入ワインの品揃えは200種以上。グラス1杯600円~。酒販コーナーのボトルワインは抜栓料1000円の追加で楽しめる
Tasting Bar 柴田屋酒店 本店
「麹漬け牛のタルタル仕立て」630円は、ワインはもちろん、ビールや日本酒とも相性ばっちり

2階には発酵をテーマにしたレストランを併設し、1階の酒販コーナーで買ったお酒をバーやレストランに持ち込んで飲んでもOK。おつまみは、チーズやサラミなど軽食の他、お店で販売しているグロサリーを小売価格プラス100円で持ち込みできたり、2階レストランの発酵食品を用いたメニューをオーダーしたりすることもできます。ちょい飲みにもガッツリ飲みにもマッチする、使い勝手のいいお店です。

■Tasting Bar 柴田屋酒店 本店
[TEL]03-5342-5139
[住所]東京都中野区中央5-3-11 柴ビル1階
[営業時間]【平日・土・祝】11時~22時30分【日】11時~21時※日曜翌日が祝日の場合、閉店時間に変更あり
[定休日]お盆・年末年始
[アクセス]【電車】東京メトロ新中野駅より徒歩1分
「Tasting Bar 柴田屋酒店 本店」の詳細はこちら

no.506 (ナンバー・ゴー・マル・ロク)(経堂駅)

自然派ワイン×アジアン料理のネオ角打ち酒屋

no.506
年間を通じて15度以下に保たれているウォークインワインセラー
no.506
ネオンカラーのセラーからアースカラーのレストランスペースへ。独特な世界観が演出されている

「no.506」は自然派ワイン専門の角打ち酒屋です。外苑前の「no.501」、千歳船橋の「no.502」に続く3店舗目として、2021年9月に経堂本町通商店街の中ほどにオープンしました。

入り口を入ってすぐの場所にあるのは、ネオンカラーがアクセントになったウォークインワインセラー。国内外から厳選したこだわりの自然派ワインが常時600種類ほど並んでいます。中でも、店内のレストランで提供するアジアン料理と相性のよい、オレンジワインの種類が豊富です。

no.506
日替わりのオレンジワインはグラス700円~。旨みたっぷりでアジアンテイストの料理とマッチ
no.506
季節の食材をふんだんに使用した前菜の盛り合わせ「シャングリラ」2500円が看板メニュー

セラーを抜けた先に広がるレストランスペースには、2人掛けのテーブル席と巨大な流木が鎮座するカウンター席が。こちらで楽しめるのは、スパイスやハーブを効かせたフレンチテイストのアジアン料理と、国内外の自然派ワインのマリアージュ。グラスワインは赤・白・オレンジ・泡など常時8種類ほどが揃い、ラインアップは日によって変わります。抜栓料1800円を追加して、セラーのボトルワインを味わうことも可能。

空間にも料理にも非日常を感じられるネオ角打ちに、一度行ったらハマってしまうこと間違いなしです。

■no.506
[TEL]03-5799-6506
[住所]東京都世田谷区宮坂2-18-1
[営業時間]【平日】15時~23時【土】12時~23時【日・祝】12時~22時
[定休日]月(祝日の場合は営業)
[アクセス]【電車】小田急電鉄経堂駅より徒歩3分
「no.506」の詳細はこちら

WINE SHOP nico(二子玉川駅)

おしゃれなワイン専門店で気軽にワインテイスティングを

WINE SHOP nico
角打ちはグラス1杯500円~。現在はドリンクの提供のみだが、近い将来にはチーズなど素材にこだわったおつまみを販売する予定だとか
WINE SHOP nico
輸入ワイン、日本ワイン共に新しい生産者を積極的にセレクトしている

ナチュラルワインと日本ワインを中心に、国内外のワイン300種類以上が集まるワイン専門店。カフェのように気軽で入りやすい雰囲気ながら、トレンドもクラシックも押さえたコアな品揃えが評判です。エリア別・タイプ別にわかりやすく分けられたワイン棚や、ボトルにつけられた説明のタグなど、陳列にもお店のこだわりが感じられます。

角打ちカウンターで飲めるグラスワインは、スパークリング、白、オレンジ、ロゼ、赤と、日本ワイン、スペシャルワインをラインアップ。1本ボトルが空いたら次の銘柄を開ける入れ替え制で、常時8~10種類ほどが楽しめます。ランチの前や買い物の合間にちょっと1杯など、優雅な角打ちタイムをぜひ。

WINE SHOP nico
ワインショップには珍しくキッズスペースがあり、子ども連れのお客さんにも喜ばれている

週末には、試飲会や飲み比べ、ワインセミナーなど様々なイベントを実施しているので、興味がある人は参加してみてはいかがでしょうか。

■WINE SHOP nico
[TEL]03-6805-6997
[住所]東京都世田谷区玉川3-7-1 川渕ビル1階
[営業時間]13時~21時
[定休日]木
[アクセス]【電車】東急電鉄二子玉川駅より徒歩2分
「WINE SHOP nico」の詳細はこちら

まとめ

酒屋さんの片隅で立ち飲みする「角打ち」。ちょっと入りにくいイメージがありましたが、近年になって再び注目を浴び、取り入れるお店が急増しました。ワイン専門店、クラフトビール専門店など、様々なコンセプトの角打ちが登場しているので、同行者やその日の気分でお店を選ぶのも楽しそうですね。おひとり様歓迎のお店も多いので、一人でちょっと一杯飲みたい時にもおすすめです♪

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください
※掲載の価格は全て税込価格です

加藤 愛  加藤 愛

宿、温泉、食、ご当地体験を取材して記事を書くこと十余年。取材のモットーはその場所の魅力を肌で感じること。酒蔵ではとことん飲み、渓流アクティビティでは頭から滝を下ります!プライベートでは島旅とお酒と写真が趣味。

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