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2023.08.31

全国の醸造所見学34選!ビール工場・日本酒&焼酎酒蔵・ワイナリー・ウィスキー蒸留所<2023>

お酒好きにおすすめ。全国の見学ができる醸造所をご紹介!

例えば、「おいしいビールを飲み比べる旅」や、「お気に入りの焼酎を探し求める旅」なんて、酒好きのロマンを掻き立ててくれそうですね!

米処の新潟で淡麗辛口な日本酒を試飲するのも楽しそうですし、日本ワインの発祥地である山梨で大小のワイナリーをあちこち訪ね歩くのもワクワクしそう。ウイスキー好きなら、北海道にある蒸留所はハズせないですよね!

醸造見学ができる施設でお気に入りのお酒に出合う旅へ出かけてみませんか。

※この記事の項番5~7、13、14、18、20、21、28、29、32は2023年5月19日時点、その他の項番は2023年7月7日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

1. 余市ワイン醸造所 余市ワイナリー【北海道・余市町】

余市のオンリーワン地ワイン。

余市ワイン醸造所 余市ワイナリー
発酵タンクや冷却装置をガラス越しに見学
余市ワイン醸造所 余市ワイナリー
余市産アルモノワール100%使用、「アルモノワール」(720mL)3032円※2023年10月に価格変更の予定

「余市ワイン醸造所」敷地内。地ワインを飲み比べながら気に入ったものを購入でき、醸造棟と瓶詰め・貯蔵棟の自由見学も可能。ぶどう品種や製造工程のパネル展示もあり。

■余市ワイン醸造所 余市ワイナリー
[TEL]0135-23-2184
[住所]北海道余市郡余市町黒川町1318
[営業時間]見学10時~16時30分(施設により異なる)
[定休日]【1月~4月】火・水【5月~12月】火
[料金]入場・見学無料
[アクセス]JR余市駅よりタクシーで5分
「余市ワイン醸造所 余市ワイナリー」の詳細はこちら

2. ニッカウヰスキー 北海道工場 余市蒸溜所【北海道・余市町】

日本ウイスキーの聖地へ。

ニッカウヰスキー 北海道工場 余市蒸溜所
単式蒸溜器が並ぶ蒸溜棟。石炭による直火蒸溜が行われている
ニッカウヰスキー 北海道工場 余市蒸溜所
国の重要文化財である蒸溜棟の他、ニッカミュージアムやレストランも
ニッカウヰスキー 北海道工場 余市蒸溜所
見学後は売店にて、蒸溜所限定のウイスキーもゲットしたい

「ニッカウヰスキー」の原点でもある余市蒸溜所。ガイド付き見学ツアー(事前予約制)で工場を巡り、こだわりの製造方法・工程をじっくりと学べる。

■ニッカウヰスキー 北海道工場 余市蒸溜所
[TEL]0135-23-3131
[住所]北海道余市郡余市町黒川町7-6
[営業時間]見学9時~15時(最終受付)、売店・レストラン・ミュージアムのみ利用9時15分~15時30分(LO15時20分)
[定休日]年末年始、他不定
[料金]入場・見学無料
[アクセス]JR余市駅より徒歩3分
「ニッカウヰスキー 北海道工場 余市(よいち)蒸溜所」の詳細はこちら

3. サッポロビール博物館【北海道・札幌市】

日本で最も歴史のあるビール博物館。

サッポロビール博物館
ツアーに参加しない見学は予約不要で無料。レストランも併設
サッポロビール博物館
試飲用に3種飲み比べセット1000円や北海道限定ビールなどを用意
サッポロビール博物館
「開拓使麦酒(ピルスナー、アルト、ヴァイツェン)」各620円

1876年誕生の「開拓使麦酒醸造所」を前身とするサッポロビールの歴史や北海道におけるビール醸造の歩みをご紹介。プレミアムツアーでしか味わえない「復刻札幌製麦酒」も注目です!

「プレミアムツアー(約50分・1000円)」の実施紹介は公式HPを参照。 ※月曜(祝日の場合は翌日)と年末年始は休み ※要予約

■サッポロビール博物館
[TEL]011-748-1876
[住所]北海道札幌市東区北7条東9-1-1
[営業時間]11時~18時(最終入館17時30分)
[定休日]月(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日
[料金]入館無料、別途有料ツアー有り(要予約)
[アクセス]JR札幌駅より北海道中央バスビール園・ファクトリー線で10分、サッポロビール園より徒歩すぐ
「サッポロビール博物館」の詳細はこちら
「サッポロビール博物館」のクチコミ・周辺情報はこちら

4. 八戸酒造【青森県・八戸市】

「世界酒蔵ランキング2021」で1位に輝く実力派。

八戸酒造
八戸酒造
木造主屋や土蔵、レンガ蔵など大正期築の6つの建物は国の登録有形文化財。直売所はこの主屋内に
八戸酒造
好みの酒を探すなら有料試飲が役立つ。季節のおすすめも試せる

青森県産の米や酵母、麹菌と自社田がある蟹沢地区の名水で仕込む、地域に根差した酒造りがモットー。創業銘柄「陸奥男山」から低アルコール微発泡酒まで多彩な酒造りに取り組む蔵元は、ランキング1位に輝いてなお「さらなる酒質向上に努めます」と進化を止めない姿勢。

酒蔵見学は予約制で1日6回開催(約45分 無料)。試飲は3種500円。※要予約

■八戸酒造
[TEL]0178-33-1171
[住所]青森県八戸市大字湊町字本町9
[営業時間]10時~16時
[定休日]土日(冬期は日のみ)、年末年始
[アクセス]JR陸奥湊駅より徒歩6分
「八戸酒造」の詳細はこちら
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5. 南三陸ワイナリー【宮城県・南三陸町】

志津川湾を渡る潮風が心地よい オーシャンビューのワイナリー。

南三陸ワイナリー
志津川湾までは、約70m。光り輝く海を間近に眺め、ワインを試飲できる
南三陸ワイナリー
山と海に囲まれた醸造所で造られるワインは、多彩な料理と相性がいい
南三陸ワイナリー
ワインと食品の販売に加え、有料試飲と飲食も可能な「Shop & Kitchen」
南三陸ワイナリー
ワイナリーは白と木を基調にした開放的な造りで、光と風が感じられる
南三陸ワイナリー
秋はブドウ畑で収穫祭、春は海中熟成のワイン会などイベントも開催
南三陸ワイナリー
「田束山葡萄畑」と「童子山葡萄畑」を所有、自社でブドウを栽培
南三陸ワイナリー
微振動のある海底で、まろやかになる「海中熟成」にも取り組んでいる

宮城県北東部、太平洋に開く志津川湾を囲む南三陸町に位置。展望テラスからは、紺碧の海はもちろん、振り返ると背後には山が迫り、豊かな緑も目に飛び込んでくる。これぞリアス式海岸特有の地形がもたらす恩恵だろう。

有料試飲ができる「Shop & Kitchen」では、地元食材の料理にワインを合わせられるのも魅力。「牡蠣のバターパテ」など名産を活かしたおつまみの数々や、ランチ(不定期営業)で南三陸のマリアージュを満喫できる。

この風光明媚なワイナリー、2020年の開業と聞けば、誕生の背景に察しがつく。そう東日本大震災からの復興を掲げたプロジェクトが発端。南三陸で醸されたワインを飲むことで、さらなる復興を後押ししたい。

ワイナリー誕生の経緯などをスタッフから聴きながら、醸造棟、展望テラス、Shop & Kitchenを見学/約30分(無料)。※電話かサイトの予約フォームから前日までに要予約。

■南三陸ワイナリー
[TEL]0226-48-5519
[住所]宮城県本吉郡南三陸町志津川字旭ケ浦7-3
[営業時間]【平日】13時~18時【土・日・祝】10時~18時
[定休日]月・火 ※祝日の場合は営業、翌日休み
[アクセス]JR気仙沼線BRT志津川駅より徒歩15分
「南三陸ワイナリー」の詳細はこちら

6. 末廣酒造 嘉永蔵【福島県・会津若松市】

重厚な蔵で酒造工程を学ぶ。蔵カフェには酒スイーツも。

末廣酒造 嘉永蔵
末廣酒造 嘉永蔵
敷地内の「蔵喫茶 杏(きょう)」は明治25年建築
末廣酒造 嘉永蔵
「ブレンドコーヒー(520円)」と「大吟醸シフォンケーキ(520円)」がおすすめ
末廣酒造 嘉永蔵
瓶内2次発酵の微発泡酒「ぷちぷち(300mL 440円)」は、酒蔵のシャンパン。飲みやすさで人気
末廣酒造 嘉永蔵
気品ある香りの「大吟醸 玄宰 (720mL 5500円)」は2021酒造年度全国新酒鑑評会 金賞受賞
末廣酒造 嘉永蔵
2019年G20大阪サミットの夕食会に使用され好評を博した「山廃純米吟醸 末廣(720mL 1650円)」
末廣酒造 嘉永蔵
木造3階建ての建屋の木戸をくぐると高い吹き抜けの凜としたエントランス
末廣酒造 嘉永蔵
広々としたショップ。試飲しながら会津のお土産選びも楽しんで

江戸後期の1850年創業。大正時代には「山廃造り」の試験醸造を試み、現在も脈々と伝承されている。嘉永蔵はスタッフの案内付きで見学することができ、釜場のほか蔵のコンサートホールなどを見ることができる。蔵を改装した喫茶も人気だ。

見学は無料、10時~16時(製造工程、酒米の説明など)。試飲は無料、2~3種。

■末廣酒造 嘉永蔵
[TEL]0242-27-0002
[住所]福島県会津若松市日新町12-38
[営業時間]9時30分~16時30分、喫茶は10時~
[定休日]第2水、喫茶は水
「末廣酒造 嘉永蔵」の詳細はこちら

7. 外池酒造店【栃木県・益子町】

酒蔵見学のあとは洗練のカフェでほっこり。

外池酒造店
売店に併設しているカフェ「湧-waku-」はシックな大人の空間
外池酒造店
地下160mから汲む井戸水で淹れる「仕込水コーヒー(450円)」
外池酒造店
「甘酒ソフトクリーム(400円)」には燦爛の酒粕を使っている
外池酒造店
貯蔵蔵を改装した酒蔵資料館を解説しながら案内する(2日前までに要予約)
外池酒造店
「ちょっと贅沢に楽しむ利き酒セット(500円)」
外池酒造店
栃木の酒米を使う「燦爛 純米大吟醸 夢ささら(720mL 2660円」)
外池酒造店
2023年7月発売予定の夏限定酒「白麹スパークリング HOWA HOWA(720mL 料金は要問合せ)」
外池酒造店
栃木県オリジナルの酒米「夢ささら」を使う「燦爛(さんらん) 純米吟醸(720mL 2180円)」

年間数万人が訪れる観光地としても人気の酒蔵。「手造り全力醸造」を実践し、2022年フランスの日本酒コンテストKuraMasterで「夢ささら」が1位を獲得するなど酒造りでも高評価。見学のあとは益子焼のぐい飲みが並ぶカフェで試飲を楽しんで。

見学はスタッフが資料館を案内1000円。試飲は無料、2種、酒蔵見学予約者は3種。

■外池酒造店
[TEL]0285-72-0001
[住所]栃木県芳賀郡益子町大字塙333-1
[営業時間]9時~17時、カフェLO16時30分
[定休日]なし
「外池酒造店」の詳細はこちら

8. 島崎酒造【栃木県・那須烏山市】

約10万本の酒を洞窟で熟成。自然のパワーも借りて日本酒が深みを増していく。

島崎酒造
酒蔵本店と別の場所にあり秘密基地のよう
島崎酒造
島崎酒造
第2次大戦末期、戦車製造のために建造された工場跡地。音声ガイド付きで見学可
島崎酒造
「熟露枯 ヴィンテージボトル 大吟醸 3年熟成」300mL/2200円。3年、10年と熟成を重ねるとより色が濃く、まろやかに

年間平均気温10℃、日光が差さない暗闇。そんな洞窟は、高温と紫外線に晒されると劣化しやすい日本酒を熟成するにはうってつけです。この環境で育まれた熟成酒は「まろやかでお酒に馴染みが薄い方も飲みやすいですよ」とのこと。

酒蔵見学は洞窟酒蔵にて開催。入場料200円。※試飲は休止中

■島崎酒造
[TEL]0287-83-1221
[住所]栃木県那須烏山市中央1-11-18
[営業時間]9時~17時
[定休日]1月1日
[アクセス]JR烏山駅より徒歩10分
<洞窟酒蔵>
[住所]栃木県那須烏山市神長字天神149
[営業時間]土・日・祝10時~16時(最終入場15時45分)
[定休日]月~金
[料金]200円(20歳未満無料)
[アクセス]JR滝駅より徒歩15分
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9. 東京八王子蒸溜所【東京都・八王子市】

愛好者はもちろん、初心者も楽しめるクラフトジンを。

東京八王子蒸溜所
オリジナルブランドのクラフトジン「トーキョーハチオウジン」を製造している
東京八王子蒸溜所
2022年1月オープン。多摩地区初となるクラフトジンの蒸溜所

ジンの本場、イギリスの蒸溜所をイメージした臨場感ある空間で、蒸溜所見学とテイスティングが楽しめる。ジンがどうやって造られるのかを知れば、より深くジンを味わえるようになるはず。

蒸溜所ツアーは不定期開催の予約制。最新情報は公式SNSをチェック。

■東京八王子蒸溜所
[TEL]非公表
[住所]東京都八王子市椚田町1213-5
[営業時間・定休日]不定
[アクセス]京王高尾線狭間駅より徒歩7分
「東京八王子蒸溜所」の詳細はこちら

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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