毎年発表しているこのランキングもついに19回目。お気に入りの温泉地は何位にランクインしましたか?お湯がいい、街が楽しい、自然が心地よい。「よかった」でも「満足した」でもなく、「もう一度行ってみたい」と思わせるその引力を人気の理由から深掘りしてみました!ぜひ現地へ足を運んでみてくださいね♪
【岐阜県】1位 下呂温泉

じっくり味わいたくなる、なめらかな温泉
全身をやさしく包み込む、とろんとした湯。どんな人からも愛される、やさしい湯ざわり。そのヒミツは、pH9.18という絶妙なpH値だ。アルカリ性単純温泉自体は比較的よくある泉質ながら、このpH9.18という性質が肌にほどよいクレンジング効果をもたらし、入浴中はやわらかく、湯上がりはつるつるの肌へと導いてくれる。
一時は源泉の乱開発により枯渇の危機を迎えた温泉だが、現在は飛騨川周辺にある12本の源泉から湯を一カ所に集め、各施設に配湯する集中管理を徹底。大切な資源として守り抜かれ、万人に愛される名泉を改めて味わい尽くしたい。
幸乃湯

地元民の気分でどっぷり
500円以下で下呂の名泉が楽しめる公衆浴場。飛騨弁の飛び交う昭和な脱衣所を抜けると、浴室には内湯、打たせ湯、サウナ、外には露天風呂が。湯上がりの休憩室では飛騨牛乳も販売。
0576-25-2157
岐阜県下呂市幸田1144
14時~21時(最終受付20時30分)
火、毎月最終月曜
【入浴料】中学生以上470円、小学生180円、0歳~未就学児100円
「幸乃湯」の詳細はこちら
「幸乃湯」のクチコミ・周辺情報はこちら
温泉寺

痛いところに湯を掛け祈願
温泉街から173段の石段を上がった先にある歴史ある寺院。本尊は白鷺の姿で下呂温泉の存在を知らせたと伝わる薬師如来。薬師如来尊像は「湯掛薬師」とも呼ばれ、温泉を掛けてお参りするのが慣わし。
下呂カリーパン


アツアツ、カリカリ!
地元の精肉店「天狗」が手掛ける。「飛騨牛カリーパン」と「なっとく豚カリーパン」の2種を販売し、それぞれ注文が入ってから揚げてくれるのがうれしい!
NITAROU湯之島店


確かに、まるけ。
創業100年以上を数える老舗和菓子店の最新店舗。アイス、ペースト、甘露煮と、栗をふんだんに使った「栗まるけ」のほか正統派の和菓子も販売。
GEROGERO BUTTER STAND


想像以上に濃厚!
自社製造のバターを主役に、オリジナリティたっぷりの商品を提供。黄色がテーマカラーの店内にはフォトスポットがあり、個包装のかわいいお土産も並ぶ。
ゆあみ屋

混ぜるとあら不思議。
和雑貨やスイーツ、プリンなどを販売。「温玉ソフト」は温泉たまごとソフトクリームを混ぜるとお馴染みのあの味に!店の前には足湯を併設。
柏屋酒店

ほろ酔いでぽかぽか。
下呂、高山、飛騨古川など飛騨の地酒を中心に取り扱う。200円でおちょこを購入すると、その日開封してある地酒を店頭で2種類試飲できる。ミニ地酒セット1850円はお土産にぴったり。
0576-25-2137
岐阜県下呂市湯之島745-1
9時~18時
不定
【岐阜県】2位 奥飛騨温泉郷

圧巻の大絶景に、自分でたどり着く喜び
3000m級の山々が連なる本州中央部。北アルプス(飛騨山脈)・中央アルプス(木曽山脈)・南アルプス(赤石山脈)の3つは“日本の屋根”とも呼ばれ、遠方の山岳ファンをも惹きつける豊かな地形を形成している。
奥飛騨温泉郷があるのは北アルプスの麓。名峰のひとつ西穂高岳へのルートの一部に「新穂高ロープウェイ」が運行しているおかげで、本格的な登山装備がなくても標高2156mまで約25分でアクセスが可能。ゴンドラに乗り込み、アルプスの山肌が目の前に迫る体験は、どんなハイビジョン映像を観るよりも感動的だ。展望台から見る澄み切った景色もまた、胸を打つ。
0578-89-2614(奥飛騨温泉郷観光協会)
JR高山駅より濃飛バスで平湯温泉まで1時間/中部縦貫道高山ICより平湯温泉まで50分(平湯温泉~新穂高温泉間は25分)
「奥飛騨温泉郷」の詳細はこちら
新穂高ロープウェイ





第1・第2の2つのロープウェイを乗り継ぎ、標高2156mの西穂高口駅まで一気に上昇。2階建てゴンドラからの眺望はまさに絶景ビュー!2024年10月には「頂の森」がグランドオープン。
0578-89-2252
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉
上り始発9時/下り最終16時15分
なし(荒天・点検による運休あり)
【第1・第2ロープウェイ往復】中学生以上3800円、小学生1900円
164台(6時間600円)
「新穂高ロープウェイ」の詳細はこちら
「新穂高ロープウェイ」のクチコミ・周辺情報はこちら
ひらゆの森

日や時間帯によって白濁する「ひらゆの森の湯」と透明の「水石の湯」という2種類の温泉を使用。男湯7つ、女湯9つもの露天風呂があり景色もさまざま!
0578-89-3338
【日帰り入浴】10時~21時(最終受付20時30分)
中学生以上700円、3歳~小学生500円
「ひらゆの森」の詳細はこちら
「ひらゆの森」のクチコミ・周辺情報はこちら
奥飛騨ガーデンホテル焼岳

4本の自家源泉を保有し、毎分1tもの温泉が湧出。中でも3億6000万年前の海底が隆起した地層から湧き出る「うぐいすの湯」は全国的にも貴重。
平湯の湯

「平湯民俗館」の敷地内にある無人の立ち寄り湯。秘湯ムード漂うどこか鄙びた情緒が魅力で、真冬には雪見露天が楽しめる。
槍見館

蒲田川沿いにある一軒宿。写真の「槍見の湯」は槍ヶ岳を望む混浴露天風呂で、奥飛騨屈指の開放感。ほかにも多彩な風呂があり、日帰りでも利用できる。
タルマかねこおりライトアップ

凍結した「たるまの滝」を鮮やかにライトアップ。数万個のLED電球で装飾した砂防トンネルもロマンチック。
[場所]新平湯温泉「親水公園」(たるまの滝)一帯
「タルマかねこおりライトアップ」の詳細はこちら
洞谷雪桜ライトアップ

桜名所でもある洞谷を色とりどりの光でライトアップ。照らされた積雪は、満開の桜を見るかのような美しさ。
[場所]栃尾温泉洞谷一帯
「洞谷雪桜ライトアップ」の詳細はこちら
青だるライトアップ

実際には山奥でしか見られないという氷の柱を、地元の手で温泉街に再現。2月8日(土)、9日(日)の夜には伝統芸能を実演。
[場所]福地温泉「福地温泉」バス停付近
「青だるライトアップ」の詳細はこちら
中尾かまくらまつり

白山神社内に大小さまざまなかまくらが登場。氷のランプシェードによるやさしく幻想的な灯りにもうっとり。
[場所]新穂高温泉 中尾高原「中尾白山神社」境内
「中尾かまくらまつり」の詳細はこちら
平湯大滝結氷まつり

高さ65m、幅6mの滝が凍り、迫力の氷柱が目の前に。期間中はライトアップのほか花火も開催(日程は要問合せ)。
[場所]平湯温泉 「平湯大滝」周辺
「平湯大滝結氷まつり」の詳細はこちら
【静岡県】3位 熱海温泉

海のリゾートで、「昭和」にときめく
海に面したリゾート感たっぷりのロケーション。そして、街を歩けばあちこちからディープな昭和の香り。このなんともいえない不思議なギャップが熱海の魅力。
熱海といえば戦後の1950年代には“新婚旅行のメッカ”ともいわれ、その後の高度経済成長期には社員旅行や接待旅行などの団体旅行先としても人気を集めた。時代とともに日本人の旅のスタイルも変わる中、熱海では近年、昭和の良さを生かしながら街の再興に着手。変化の激しい現代にあって、「ずっと変わらずそこにある昭和」は、訪れた旅行者に新鮮な魅力と安心感を与えてくれているのかもしれない。
オーシャンスパFuua



心地よい浮遊感に身を委ね、ゆる~んと贅沢じかん。
海に迫り出すかのような絶景の露天立ち湯をはじめ、岩盤浴やロウリュなどを備える日帰り温泉施設。リゾート感溢れるかわいい館内着を着れば、テンションも上がる!
0557-82-0123
静岡県熱海市和田浜南町10-1
10時~22時(最終入館21時)
なし(メンテナンス休あり※詳細はHP)
中学生以上3080円(土日祝・特定日3410円)※別途入湯税150円、4歳~小学生2310円(土日祝・特定日2530円)。ほか各種料金プランあり
「オーシャンスパFuua」の詳細はこちら
熱海遊覧船サンレモ


カモメに餌付けもできる爽快クルージング。
渚親水公園デッキを出港する約30分間の海上遊覧。航路はその日の風向きによって決まり、初島や伊豆大島などを眺められる。風を切る船に向かってカモメが飛んでくる様は映画のワンシーンのよう!
0557-52-6657
【乗り場】静岡県熱海市渚町2020-36(渚デッキ)
始発10時/最終15時40分(1日9便)
火(荒天時など臨時休あり)
中学生以上1700円、3歳~小学生900円
なし(周辺の市営駐車場を利用)
「熱海遊覧船サンレモ」の詳細はこちら
「熱海遊覧船サンレモ」のクチコミ・周辺情報はこちら
展望レトロ喫茶 桃山館

グッとくる昭和をギュッと集めた新名所。
ダイヤル式の公衆電話、歌謡曲の名盤、ケミカル色のクリームソーダなど昭和パラダイスなレストランが2024年8月にオープン。懐かしのゲーム機や駄菓子を集めたコーナーもあり、ついつい長居!
熱海プリンカフェ2nd



牛乳瓶のような懐かしい見た目の新・定番スイーツ。
市内に4店舗を構えるプリン専門店の2号店。シンプルな素材を使い、熱海の噴き上げる源泉をヒントにじっくり蒸し上げるのがおいしさの秘密。
新熱海土産物店ニューアタミ

味のある熱海的レトロに新しい感性で価値を見出す。
2010年に閉館した映画館「ロマンス座」の一角に店を構える異色の土産物店。名店のロゴをモチーフにしたグッズなど商品はすべてオリジナル。
気になる人気温泉地ランキングを発表!
1位:下呂温泉【岐阜県】
2位:奥飛騨温泉郷【岐阜県】
3位:熱海温泉【静岡県】
4位:和倉温泉【石川県】
5位:加賀温泉郷【石川県】
6位:飛騨高山温泉【岐阜県】
7位:白骨温泉【長野県】
8位:あわら温泉【福井県】
9位:湯の山温泉【三重県】
10位:宇奈月温泉【富山県】
11位:鳥羽温泉郷【三重県】
12位:志摩の温泉【三重県】
13位:修善寺温泉【静岡県】
14位:昼神温泉【長野県】
15位:蒲郡温泉郷【愛知県】
16位:野沢温泉【長野県】
17位:長島温泉【三重県】
18位:寸又峡温泉【静岡県】
19位:土肥温泉【静岡県】
20位:舘山寺温泉【静岡県】
<ランキング調査概要>
調査期間:2024年8月16日~30日
調査対象:「じゃらんnet 」会員
調査方法:インターネット上でのアンケートを実施
有効回答数:1621人
対象温泉地:全国332の温泉地(東京と沖縄を除く)を調査対象として設定(うち、東海エリアの対象温泉地として愛知県・岐阜県・三重県・静岡県・長野県・石川県・富山県・福井県の計82温泉地を設定)
質問項目:「もう一度行ってみたい温泉地」と「その理由」、「満足した温泉地」「あこがれの温泉地」「知っている温泉地」と「その理由」
※温泉地名は調査時のものであり、一部の温泉地名で呼称が異なる場合があります
※この記事は2024年12月10日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。