沖縄・石垣島から高速船で約30分。国内最大と言われるサンゴ礁の海に抱かれた小浜島には、美しい自然の景色があふれています。
その島の南東にあるリゾートホテル「はいむるぶし」は、瑠璃色に澄み渡る海と広大な敷地で多彩なアクティビティが楽しめる、まさに南海の楽園!アクティブ派もリラックス派も、非日常のステイを存分に満喫できる、「はいむるぶし」の魅力をご案内します。(メイン画像提供:はいむるぶし)
※この記事は2022年12月15日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
「はいむるぶし」はお楽しみいっぱいの離島リゾートホテル

八重山諸島のほぼ中央に位置する小浜島のビーチリゾート「はいむるぶし」。約40万平米の敷地は全て国立公園内にあり、日中は美しいサンゴ礁の海と色鮮やかに咲き誇る南国の花々、夜は満天の星が目を楽しませてくれます。
琉球赤瓦とサンゴ石を基調とした建物が点在する園内は、沖縄情緒たっぷり!水牛のおすぎちゃんとあずきちゃんが出迎えてくれる水牛池や、ヤギ、リクガメ、アヒルと触れ合える動物ふれあい広場など、ほっこりできるスポットもあります。



リゾートホテルならではのマリンアクティビティが充実したプライベートビーチには、波音を聴きながらのんびりできる「ビーチテラス」が備わり、「海Cafe」も併設。野外プールやグラウンドゴルフ場、西表島に沈む夕日が望める大浴場など、大人も子どもも楽しめる施設が揃い、ゲストを飽きさせません。3つあるレストランではブッフェやBBQ、鍋料理、コース料理などが味わえるほか、プールサイドに「オープンカフェ&バー」もあり、食事の選択肢も豊富です。
※「Cafe」の表記について、正しくは4文字目のeにアクセント記号アキュートが入ります。
魅力1.海&陸の体験ツアーが大充実!


西表石垣国立公園内の素晴らしいロケーションの中で、多彩なアクティビティを楽しめることが「はいむるぶし」の一番の魅力。
ダイバーを魅了する美しいサンゴ礁の海では、沖縄の船「帆掛けサバニ船」体験やロデオボートなどのビーチアクティビティをはじめ、パドルを漕いで海上を散歩する「SUP(スタンドアップパドルボード)ツアー」や「カヤックツアー」、クマノミや海ガメに会いに行く「スノーケルツアー」など、さまざまなマリンアクティビティが用意されています。
中でも、干潮時にしか現れない幻の島への上陸とクマノミスノーケルがセットになったツアーは、ぜひ体験しておきたいメニュー。八重山の海の美しさを堪能できること間違いなしです!


海だけではなく、陸上で体験できる非日常のアクティビティもいろいろあります。おすすめは「小浜島バギーツアー」。普通免許証を持っていれば誰でも運転できるバギーで、ホテルを出て島内の観光スポットを巡るツアーです。風を切りながら自然の中を走り抜けるひとときに、都会では味わえない爽快感を満喫できるはず。
さらに夜にも、とびきりのツアーが待っています。国際ダークスカイ協会に認定された星空保護区の中心に位置する小浜島。その美しい星空を専門ガイドがレーザーポインターを使用して解説する「星空ツアー」や、本物の天の川を背景に記念写真を撮影してもらう「星空写真館」は、他ではなかなかできない貴重な体験です。
魅力2.心と体を癒やす“ぬちぐすい”のコンテンツ

沖縄の方言で“命の薬”を意味する“ぬちぐすい”。心地よい波音や鳥の声を耳にした時、おいしい料理を口にした時などの心ほどける感覚を表す言葉で、「はいむるぶし」のコンセプトに掲げられています。
滞在中はさまざまなシーンで“ぬちぐすい”を感じられるはずですが、日常と離れた場所で心身をリセットさせるリトリートを目的にした旅ならば、まず体験しておきたいのがヨガプログラムです。
小浜島のエネルギッシュな空気を吸いながら、心と体をゆっくりとほぐしていくヨガにはさまざまなクラスがあり、初心者も気軽に参加できます。朝の新鮮な空気に癒やされる「モーニングヨガ」、夕暮れの空や海を見ながら行う「サンセットヨガ」、新月と満月の夜限定の「導きの月と星ヨガ」など。きれいな海を舞台に体験する「SUPヨガ」も人気です。初めてのヨガを基本から丁寧に学びたい、という人には「プライベートヨガ」もあるので、この機会にトライしてみてはいかがでしょうか。


朝食や夕食では、“ぬちぐすい”をコンセプトにした発酵食メニューも楽しめます。発酵食とは、例えば味噌や醤油、納豆など。微生物の働きで発酵させることにより、独特の風味や旨みが増し、栄養価も高まる上、腸内環境を整える働きもあります。まさに、心と体を喜ばせる食材です。
「はいむるぶし」の発酵食は、食材を一番おいしい状態に発酵する麹菌を厳選して使用。発酵粥をメインにした「発酵朝食」と、発酵寿司をはじめ発酵させた食材を使った「発酵コース」を提供しています。こだわりの料理から、ぜひ“ぬちぐすい”を体験してください。
魅力3.園内の好きな場所で楽しめる「ピクニックブレックファスト」


南の島の美しい景色があふれる、「はいむるぶし」。ガジュマルの木の下や、海の見えるビーチテラス、部屋のテラスなど、お気に入りの場所で食事が楽しめるサービスが好評です。
朝食ブッフェの料理を、自分で自由に箱詰めして園内へ持ち出せる「テイクアウトボックス」は、予約不要なのでその日の気分で利用OK。シェフおすすめのパニーニーが入った特製朝食を、園内の好きな場所で味わえる「ブレックファストボックス」は前日までの予約制です。大自然の中で爽やかな風を感じながら、ピクニック気分の朝食を楽しみましょう。
プライベートな時間を大切にしたいという人には、夕食の「テイクアウトブッフェ」もおすすめです。ブッフェダイニングで好みのメニューをテイクアウトして、ホテルショップでお酒などドリンクを購入すれば、あとは部屋でのんびり。リラックスしながらディナータイムを満喫できます。
魅力4.昼も夜も絶景が広がる「海Cafe」

プライベートビーチに隣接する「海Cafe」は、滞在中に一度は訪れておきたいスポット。ビーチを望む店内席や屋外のデイベット席は、寛ぎながらリゾートテイストの食事を楽しむのにぴったりな場所です。
屋上に上ると待ち受けているのは、視界いっぱいの海と空。カウンター席では、エメラルドグリーンに輝く大海原と、そこに浮かぶ竹富島や黒島、新城島を見晴らして、非日常的なカフェタイムが過ごせます。パイナップルを丸ごとくり抜いて器にした「丸ごとパインジュース」や、ハイビスカスの花を添えた「ブラッディ・シーサー」など、南国ムード満点のドリンクが、海景色と相性ばっちり。パスタやピッツァ、タコライスなど食事メニューも充実しています。

夜の帳が下りると、「海Cafe」はガラリと表情を変えます。屋上や屋外席から望めるのは、満天の星がきらめくまばゆい夜空。夏は天の川、冬から初夏には南十字星も見られる小浜島ならではの天然のプラネタリウムを、カクテル片手にご堪能あれ。
※「Cafe」の表記について、正しくは4文字目のeにアクセント記号アキュートが入ります。
魅力5.リゾートステイを楽しみ尽くせる部屋


琉球赤瓦とサンゴ石を用いたコテージタイプの部屋は、全て47平米以上のゆとりある造り。大きな窓の向こうには、真っ青な海景色や、濃い緑と色鮮やかな花に彩られた南国ガーデンの風景が広がります。
海辺の滞在を余すことなく楽しむなら、「オーシャンビュースイート」がイチオシ。ゆったり寛げる60平米の部屋とハンモックを備えた16平米のテラスで、美しい海景色を独り占めすることができます。サンセットタイムには西表島に沈んでいく夕日、夜には眩いほどの星空の眺めをプライベート空間で心ゆくまで堪能。波音をBGMにして過ごすもよし、部屋に備わったデジタルオーディオスピーカーでお気に入りの音楽を流すもよし。癒やしの滞在が叶うことうけあいです。

「はいむるぶし」へのアクセス
沖縄本島から南西約400kmの場所に位置する小浜島へは、石垣島から船でアクセスします。
まずは飛行機で石垣空港へ。空港からは路線バスまたはタクシーを利用して石垣港離島ターミナルへ移動し、小浜港行きの高速船に乗船します。八重山ブルーの海を進む船旅は30分ほど。小浜港で下船後、宿泊者専用の無料送迎バス(予約不要)に乗り、約5分で「はいむるぶし」に到着します。
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加藤 愛
宿、温泉、食、ご当地体験を取材して記事を書くこと十余年。取材のモットーはその場所の魅力を肌で感じること。酒蔵ではとことん飲み、渓流アクティビティでは頭から滝を下ります!プライベートでは島旅とお酒と写真が趣味。