全国の食べ歩きが楽しめるエリアをご紹介します。その土地、そのお店ならではのおいしいグルメは、お出かけの目的の一つ。
1日3食だけなんてもったいない!食べ歩きで、もっと食を満喫する旅をしてみませんか?食べ歩きエリアと、各エリアのおすすめグルメスポットも要チェックです!
観光と一緒に楽しみたい“食べ歩き”!

グルメスポットが密集しているエリアで食べ歩きをすれば、一度にいろいろなメニューが食べられちゃいます♪
「食べ歩き」とは、その街・エリアのお店を転々としながら、様々なグルメを楽しむこと。中には歩きながらものを食べる「歩き食べ」をする人がいますが、これは他の観光客やお店への迷惑行為となってしまうので、絶対にやらないようにしましょう!
「食べ歩き」が楽しめるように、お店の前や近くに食べるためのスペースが用意されていたり、店内にイートインスペースが設けられていたりする場合も多いので、マナーを守って食べるようにしてくださいね。
【北海道】小樽市
小樽運河

大正から明治期にかけて貿易港として繁栄した小樽。その玄関口として整備された小樽運河沿いには、石造の倉庫や洋館が当時の姿のまま残り、海運で栄えた歴史を今に伝えています。
全長約1kmの運河沿いの散策路にはガス灯がズラリと並び、石造倉庫の多くはレストランやカフェ、お土産店などに改装されています。夜にはライトアップされて運河の水面に写った光がとってもロマンチック。昼だけでなく夜も運行している小樽運河クルーズで満喫するのもおすすめです。
また、運河からほど近い堺町通り商店街は、約1300mにわたって小樽ガラスやオルゴールのお店、ルタオ本店などのスイーツ、寿司などの海鮮料理店などがあり、食べ歩きにぴったりのスポットです。
「小樽運河」の詳細はこちら
外はサクッ、中はふんわりの揚げかまぼこ「かま栄 工場直売店」

明治時代創業の『かま栄』は、市内4店を含め道内に11店を構える小樽の代表的なかまぼこ店です。堺町通り近くの工場直売店では、熟練の職人によるかまぼこ製造をガラス越しに無料で見学でき、できたてを求める観光客で賑わっています。
板かまぼこや海鮮具入りかまぼこなど豊富な商品の中でも、特に人気なのは「パンロール」。豚ひき肉と玉ねぎを加えた魚のすり身を厚さ約5mmの極薄パンで包んだ揚げかまぼこは、スナック感覚で食べられます。手軽にかまぼこを味わえるようにと、半世紀以上前の1962年に開発されたそう。現在では年間約70万本、1日3000本売れることもあるという大人気の商品です。
0134-25-5802
北海道小樽市堺町3-7
【5~10月】9時~19時 【11月~4月】9時~18時
1月1日
【電車】JR 南小樽駅より徒歩15分
「かま栄 工場直売店」の詳細はこちら
【神奈川県】横浜市
横浜中華街

日本三大中華街のひとつとして知られる、横浜中華街。約500m四方のエリアに中華料理店や食料品店、お土産店などが立ち並び、異国情緒を感じられる空間です。起源は江戸時代の横浜港開港で、西洋人と日本人の橋渡し役として活躍した中国人が多く住み移り、チャイナタウンができあがりました。
肉まんや小籠包、ごま団子、エッグタルトなど中華グルメを味わえるお店は約200店舗。このほか、占いやマッサージなど多種多彩なお店がたくさんあります。
お店以外にも、パワースポットがあったり、中国の伝統行事の際には華やかなパレードが行われたりと、ちょっぴり中国旅行気分を味わえる場所です。
「横浜中華街」の詳細はこちら
肉汁溢れるボリューム満点の名物ブタまん「江戸清」

『江戸清(えどせい)』は明治時代創業の老舗。中華街の中でも最も活気が溢れている中華街大通り沿いにお店を構え、休日には行列が絶えない有名店です。
看板商品の「ブタまん」は、1個250gで手のひらに乗りきらないほどの大ボリューム!新鮮で良質な国産豚肉に、エビとカニ、タケノコ、キャベツ、ねぎを加えた餡をふかふかの生地で包み、セイロでホカホカに蒸しあげています。
かぶりついた瞬間に肉汁が溢れ、口いっぱいに広がる豚肉の甘味。野菜もたっぷり入っているので、お腹いっぱいになりすぎないのも食べやすいポイントです。
【愛知県】名古屋市
大須商店街

直径2.3mの「金の玉」がシンボルの『大須商店街』。名古屋駅から徒歩約10分、繁華街である栄にもほど近い場所に位置し、東西約700m、南北約500mのエリアに1200店舗ほどが軒を連ねています。江戸時代に名古屋城の城下町として栄え、現代まで地元の人々に親しまれ続けてきました。
特徴は、飲食店や家電量販店、古着屋、メイド喫茶、アニメショップなど多種多様な業種の店が集まっていることです。古くからこの土地に根付いている個人商店や、おしゃれなカフェのようなイマドキのお店も混在し、来訪者も老若男女様々。近年は南米の民芸品を扱う店など多国籍なお店も多く出店しています。
商店街の大部分がアーケードになっているので、天候に関わらず快適に散策できるのも嬉しいですね♪
「大須商店街」の詳細はこちら
レモネードを手にSNS映えを狙って「LEMOTTO 大須店」

2020年8月、新天地通り沿いにオープンしたレモネードスタンド『LEMOTTO(レモット)』。お店の壁には果汁が滴るレモンの撮影スポットがあったり、軒先にはレモンが並んでいたりと、写真映えするスポットです。
自家製のレモネードシロップは、レモンの皮を手作業ならではの絶妙なバランスで剥くことで、深みのある香りを引き出しているそう。さらに果汁は、栄養素を壊さないコールドプレス製法で抽出しているので、レモン本来の爽やかさとコクのある甘味が最大限に生かされています。
メニューはストロベリーやピーチ、カルピス、蜂蜜などさまざまな風味のレモネードが約10種類。お店のおすすめは、目の前でレモンの果汁を絞って加える「生搾りレモネード」です。果汁のみずみずしさと爽やかな香りを楽しめますよ。
090-9895-3040
愛知県名古屋市中区大須3-30-40 万松寺ビル1階
11時~19時(冬季は変更あり)
なし
【電車】名古屋市営地下鉄 上前津駅より徒歩4分
「LEMOTTO」の詳細はこちら
【大阪府】大阪市
道頓堀

道頓堀商店街は、大阪市中央区に位置する繁華街。400年以上前、江戸時代初期からの歴史ある商店街で、演劇やお笑いの劇場が立ち並ぶほか、たくさんの飲食店が集まる場所として関西地方で最も賑わいのある街の一つです。
道頓堀の見どころとして外せないのが、巨大な屋外看板。道頓堀川沿いのグリコランナーをはじめとして、縦横5m以上の立体的なカニの看板や、横幅18mのスナック菓子「カール」のキャラクター看板など、個性的な看板があちこちに。ぜひ記念撮影をして楽しみましょう!
グルメは、たこ焼き、お好み焼き、串カツ、ラーメンなど多彩なお店がひしめき合う、まさに“食い倒れ”の街です。
「道頓堀」の詳細はこちら
大阪名物たこ焼の新たな味わいを発見!「たこ焼道楽 わなか 道頓堀店」

大阪といえば、やっぱりたこ焼!中でも『たこ焼道楽 わなか』は行列のできる人気店です。イートインも併設されており、焼きたてをその場ですぐに楽しめますよ。
たこ焼は、キメの細かな小麦粉を使用した生地の旨味とタコが絶妙にマッチ。青ネギ、無着色の塩生姜、天かすの薬味がアクセントになっています。味は、定番の特製ソースのほか、釜炊き塩、だし醤油、ピリ辛ソースから選択可能。一番人気は釜炊き塩だそうですが、迷ったら4種を一度に味わえる「おおいり」(700円)もおすすめです。
そのほかにも、大阪の名物おやつ「たこせん」や、温かいお出汁で食べる「明石焼き風わんこたこ」など多彩なメニューが揃っています♪
06-6123-6110
大阪府大阪市中央区道頓堀1-6-7
【平日】11時~21時 【土日祝】10時30分~21時
なし
【電車】各線 なんば駅より徒歩6分
「たこ焼道楽 わなか 道頓堀店」の詳細はこちら
【京都府】京都市
嵐山

京都の市街地から西側に少し離れた地域に広がる『嵐山』。春は桜、秋は紅葉の名所として、年間を通し多くの観光客で賑わいます。
嵐山のシンボルともいえる長さ約155mの木製の橋「渡月橋」や、風情たっぷりの竹林の道など定番の観光スポットのほか、山間の川沿いを走るトロッコ観光列車のように市街地にはない豊かな自然を感じられるスポットも豊富です。
渡月橋の南側にある「嵐山商店街」には道の両側に食べ歩きできる店が並び、抹茶や湯葉、豆腐など和の食材を使った京都らしいスイーツや、人気キャラクターを模したパン、団子や油揚げなど盛りだくさん。渡月橋の北側、竹林の道を越えた方面にも食べ歩きスポットがありますよ。
「嵐山」の詳細はこちら
精肉店の昔ながらのコロッケ「中村屋 総本店」

創業65年の『中村屋』は、長く地元の人達に愛されてきた老舗精肉店。様々な種類の肉を計り売りしており、店構えはまさに精肉店そのものですが、その一角には揚げ物のコーナーがあります。
名物「行列のできるコロッケ」をはじめ、ミンチカツや串カツなどの食べ歩きメニューを求めるお客さんで行列ができるお店として、様々なメディアに取り上げられています。
1個ずつ袋に入れて提供されるコロッケは、じゃがいもの自然な甘さと牛挽肉のジューシーさが持ち味。サクサクの衣と、やわらかくホクホクの食感が楽しめます。
このほか、特選黒毛和牛を使用した「肉屋が本気で握る炙り寿司」(1380円)も人気ですよ♪
【埼玉県】川越市
川越

都心から電車で約30分の場所にある川越の町。その風情ある街並みは、国の重要伝統的建造物保存地区にも認定されています。かつて江戸との舟運で栄え、江戸情緒を残す蔵造りの町並みと江戸天下祭の影響を受けた山車祭があることから「小江戸川越」とも呼ばれています。
中でもひときわ高くそびえる「時の鐘」は川越のシンボル。江戸初期からこの場所で時を告げ、人々に親しまれてきました。度重なる火災で焼失し、現在建っているのは4代目です。
そのほかにも、大正時代のレトロモダンな石造の西洋建築が並ぶスポットや、懐かしい駄菓子屋さんが軒を連ねる横丁もあり、見どころ満載の町ですよ♪
「川越」の詳細はこちら
まるで花束のようなさつまいもチップ「小江戸おさつ庵」

川越の特産物であるサツマイモは江戸時代から栽培が盛んで、現在も川越にはサツマイモを使った和菓子や洋菓子が揃っています。
中でもインパクトのある見た目で注目を浴びているのが『小江戸おさつ庵』の「おさつチップ」。サツマイモを縦方向にスライスして揚げたもので、カップから派手に飛び出すほどの大きさです。シンプルに塩のみで味付けされたおさつチップは、サツマイモの素朴な甘みが引き立ち、油っぽさも少ない優しい味わい。パリパリの食感で、食べる手が止まらなくなるおいしさです。
塩バターやガーリックバター、黒蜜クリーム、チョコクリームなど8種類からソースが選べる「選べるディップソース付おさつチップ」がおすすめです。
【東京都】台東区
谷中銀座商店街

JR日暮里駅と東京メトロ千駄木駅の間に位置する谷中銀座商店街。いずれの駅からも徒歩約5分でアクセス良好です。昔ながらの個人商店を中心に、おしゃれなギャラリーやカフェ、飲食店など様々な業種の約60店舗が全長170mほどの短い通りに立ち並んでいます。
谷中周辺は江戸時代に多くの寺院が作られ、今も約60の寺院が集まる寺町。参詣客が訪れる場所として賑わい、それに伴って商店などが集まる町として発展しました。現在も日本の伝統的な下町の風情があるレトロな街並みが残っています。
また猫の町としても有名で、本物の猫はもちろん、道端や店先に置かれた猫のオブジェを見かけることもしばしば。猫の雑貨を扱うお店もありますよ。
「谷中銀座商店街」の詳細はこちら
大阪名物いか焼を都内で楽しむ「いか焼 やきや」

大阪名物いか焼きの専門店で、休日には行列ができる人気店です。
いか焼きは、たっぷりのイカを小麦粉ベースの生地と合わせて高温の鉄板で一気に焼き上げ、甘辛いソースをかけていただくグルメ。昆布など11種類の出汁を使用した風味豊かな生地と秘伝のソースで、本場大阪にも負けないこだわりの味わいです。
「いかせん」は、そのいか焼きをせんべいで挟んだ人気商品。豪快にかぶりつくと、もっちりとしたいか焼きとサクサクのせんべいの食感がマッチした独特な食感が楽しめます。せんべいが湿気ると、この特別な食感が楽しめないので持ち帰りはNG!買ったその場で食べることをおすすめします。
【三重県】伊勢市
伊勢内宮前 おかげ横丁

伊勢神宮内宮鳥居前町の中程にあるおかげ横丁は1993年に開丁。江戸から明治期の建築物を移築するなどして作られた風情ある町並みは、“お伊勢参り”が流行した当時の雰囲気を感じられます。
料理店やお土産店など約50店舗が軒を連ね、やわらかな太麺を出汁の効いたたまり醤油ベースのたれに絡めて食べる「伊勢うどん」や、醤油ダレに漬けた厚切りのカツオを酢めしにのせた「てこね寿し」など、伊勢ならではの郷土の食を味わえます。土日には、おかげ横丁の太鼓チームによる生演奏も楽しめますよ♪
「おかげ横丁」の詳細はこちら
つくりたての赤福餅が食べられる「赤福本店」

伊勢土産といえば「赤福餅」。優しい甘さの餡と、絶妙なやわらかさのお餅がマッチし、素朴ながら飽きない味わいです。
参道にある本店の建物は明治時代に建てられたもので、どっしりとした佇まいに金色の文字で大きく「赤福」と書かれた看板が特徴的です。店内飲食用の赤福餅はその場で手作業で作られており、3年以上の修行を積んだ「餅入れさん」と呼ばれる職人がテンポよくお餅を作りあげていく様子を見学できます。
本店でのおすすめは「赤福餅 『盆』」。つくりたての赤福餅をお茶と一緒にどうぞ。
0596-22-7000(総合案内)
三重県伊勢市宇治中之切町26
5時~17時 ※繁忙期は変更の場合あり
なし
【電車】近鉄 五十鈴川駅より三重交通CANバスで6分、神宮会館前より徒歩4分
「赤福本店」の詳細はこちら
【岐阜県】高山市
飛騨高山の古い町並

江戸から明治時代に建てられた高山独自の町屋が軒を連ねる、飛騨高山の古い町並。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、商人を中心として栄えた城下町の面影が感じられるスポットです。
町屋の多くは改装して飲食店や民芸品の店として利用されています。特産・飛騨牛の肉まんや串焼き、コロッケなど、ブランド牛を気軽に味わえる店がたくさんあり、観光客に評判です。
さらに、寒冷な気候で良質な米と水も得られるため、造り酒屋さんが多いこともこの地域の特徴の一つ。酒蔵の職人の技術で造られる飛騨の地酒を飲み比べするのも贅沢な楽しみ方です。
「飛騨高山の古い町並」の詳細はこちら
贅沢なブランド牛を握りで手軽に「飛騨 こって牛」

『飛騨 こって牛』は、飛騨牛最高等級である5等級の希少部位のみを使用している飛騨牛握り寿司の専門店で、休日は店先に行列もできるほど。
おすすめは「お得な三種盛り」で、竹炭塩、生姜醤油、うずらの生卵が乗った軍艦の3種類の肉寿司を、お皿代わりの「あおさ入り手焼きえびせんべい」に乗せていただきます。
肉は程よく脂が乗っていて、後味は案外あっさり。歯応えも絶妙で、シャリとの相性もバッチリです。味付けはシンプルに、飛騨牛本来の旨味を引き立たせています。ミディアムレアのステーキにしたネタを握り、更に炙った状態なので、生肉が苦手という人も挑戦しやすい肉寿司ですよ♪
【愛知県】犬山市
犬山城下町

国宝・犬山城の南側に伸びる犬山城下町。明治以降は戦火にあっていない地域のため、城下町の町割りは江戸時代のまま残る風情ある街並みで、桜や紅葉の名所としても知られています。
通りには古民家や町屋を改装したカフェや伝統工芸品のお店などが軒を連ね、郷土料理の田楽や五平餅など、食べ歩きしやすいグルメも豊富です。
近年は、ハート型の絵馬で良縁祈願ができる三光稲荷神社や、かわいらしい串ものグルメなどがSNSで話題に。犬山城のラテアートや城の形の最中など、“映える”グルメやスイーツ巡りも楽しめます。
「犬山城下町」の詳細はこちら
写真映え間違いなしのカラフルなお団子「恋小町だんご~茶処くらや~」

『恋小町だんご~茶処くらや~』の「恋小町だんご」は発売以来、SNSやテレビなどのメディアを通じて人気に火がついた食べ歩きスイーツ。串に刺した白い団子一つ一つの上にピンクや黄色、オレンジなど色鮮やかなフルーツ餡が乗っていて、まるでお花が飾られているかのようなかわいらしさが特徴です。
一番人気は「ハイカラ恋小町セット」。串2本に4個ずつ、計8個のお団子は一つ一つ異なるフレーバーで、季節の旬の食材を使った季節餡や、はちみつレモン餡、もも餡、こし餡など様々な味を楽しめる一品です。
0568-65-6839
愛知県犬山市西古券60 昭和横丁内
11時~17時
火、第3水
【電車】名古屋鉄道 犬山駅より徒歩8分
「恋小町だんご~茶処くらや~」の詳細はこちら
【広島県】廿日市市
宮島表参道商店街

瀬戸内海に浮かぶ小さな島、宮島。1400年以上前の飛鳥時代から“神の島”として崇拝され、平清盛が修造した厳島神社や海に浮かぶ大鳥居も有名です。
ロープウエーで登る標高535mの「弥山(みせん)」山頂からは瀬戸内海を一望する絶景を堪能できるほか、みやじマリン宮島水族館、紅葉谷公園など見どころ満載。また1996年には、世界文化遺産に登録もされました。
そんな宮島の中心地にある宮島表参道商店街は、厳島神社へと続く約350mの商店街。宮島杓子(しゃくし)などの民芸品や土産物店、特産の牡蠣や穴子などが味わえるお店、名物のもみじ饅頭店などが軒を連ね、多くの観光客で賑わっています。
※厳島神社の「厳」の字は正式には口へん
「宮島表参道商店街」の詳細はこちら
揚げたてアツアツの「揚げもみじ」も名物「紅葉堂 本店」

創業1912年の『紅葉堂』。宮島では、もみじ饅頭の焼きたてが食べられるお店がいくつかありますが、こちらの名物は「揚げもみじ」。こしあんのもみじ饅頭を天ぷらのように揚げたもので、中はふんわり、外はサクサクの食感が楽しめます。
串付きなので食べ歩きにぴったり。注文してから揚げるので、揚げたてアツアツをいただけます。味は定番のこしあんのほか、クリームやチーズ、瀬戸内レモンなど5種類。ソフトクリームを添えた「揚げもみソフト(480円)」も人気です。
昭和初期からもみじまんじゅうを作り続けてきましたが、現在も更においしくなるよう改良を続けているという、こだわりのお店です♪
0829-44-2241
広島県廿日市市宮島町448-1
8時45分~17時30分(季節により変動あり)
不定
【電車】JR 西日本宮島フェリー宮島桟橋駅より徒歩8分
「紅葉堂 本店」の詳細はこちら
【兵庫県】神戸市
南京町

横浜、長崎と並ぶ日本三大中華街の一つ、南京町。東西約270m、南北約110mに約100店が密集し、効率よく巡ることができます。
また店先にテイクアウト向けの屋台を出しているお店が多く、これが他の中華街とは異なる特徴の一つ。阪神淡路大震災後に、いち早く店先に屋台を出して営業再開したことがルーツだそうです。
定番の中華料理店やお土産店、中華食材店などが立ち並び、辺りには食欲をそそる点心の香りが漂います。中華街中央に位置する南京町広場には休憩できるあづまやがあり、その近くに日中だけ置かれているお金の神様の像に触れると幸せが訪れるのだとか。
「南京町」の詳細はこちら
多い日には1日約1万3000個売れる豚饅頭が看板メニュー「老祥記」

『老祥記』は大正初期創業の豚まん専門店。約100年前、中国の中華まんじゅうを日本人に馴染むようアレンジして国内で販売した先駆けともいわれる老舗です。創業当時から変わらない製法のこだわりは、生地の発酵に麹を使うこと。初代店主が中国から持ってきた100年前の麹を培養し、今でも大切に使用しているそうです。
看板商品の「豚饅頭」は、もっちりと弾力のある生地の中にジューシーな餡がぎっしり詰まっており、直径5cmと小ぶりながら食べ応え十分!じゅわっとあふれる肉汁がこぼれないように食べるのがコツです。
地元の飲食店とのコラボメニューや一般公募によるオリジナル豚饅など、期間限定メニューも不定期で登場。公式SNSを要チェックです。
078-331-7714
兵庫県神戸市中央区元町通2-1-14
10時~18時30分 ※売り切れ次第終了
月(祝日の場合は翌日)
【電車】JR 阪神元町駅より徒歩5分
「老祥記」の詳細はこちら
【宮城県】仙台市
仙台駅周辺

東京都内から新幹線で約2時間の仙台は、伊達政宗公が初代仙台藩主として築いた街。城下町として栄えた仙台駅周辺は、現在では大型商業施設や飲食店が集中しており、特に駅西口から2km圏内に広がる碁盤状の繁華街には食べ歩きができるようなショップが集まっています。
仙台グルメといえば「ずんだ」。枝豆やそら豆をつぶしてペースト状にしたもので、近年ではその優しい甘さを生かしたスイーツがたくさん登場しています。駅周辺にはずんだスイーツのお店のほか、高級ブランド肉の仙台牛を気軽に食べられるお店や、新鮮な魚介のお店など様々です。
また、ケヤキ並木が約700m続く「定禅寺通」は仙台を象徴する場所のひとつで、中央分離帯の遊歩道には彫刻やベンチが配されており、そちらでの散策もおすすめです♪
ご当地名物ずんだ餅をたい焼きで味わう「うす皮たい焼き鯛きち 名掛丁店」

『うす皮たい焼き鯛きち』は、熟練の職人が焼き上げるパリッパリのうす皮と豊富なフレーバーのたい焼きが評判。
あんこやクリームなどの定番のほか、季節や期間限定商品を販売。毎日飽きずに通ってもらえるようにと期間限定商品は4~5日ごとに切り替えており、これまでに販売されたフレーバーは100種類以上だそう!昔ながらの製法で作ったずんだ餡に柔らかい白玉餅が入った「茶豆100%の自家製ずんだ餅たい焼き」や牛タンカレーなど、オリジナリティあふれるメニューが楽しめます。
このほか、ホイップクリームのたっぷり入ったもちもち生地の冷たい「生たい焼き」もありますよ。
022-224-7233
宮城県仙台市青葉区中央2-1-30
10時30分~19時
1月1日
【電車】JR 仙台駅より徒歩5分
「うす皮たい焼き鯛きち名掛丁店」の詳細はこちら
【東京都】台東区
アメ横

上野駅から御徒町駅までのガード下を中心とした約500mに、400ほどの店がひしめき合う商店街。食材や日用品、雑貨など多種多様な店で格安商品が揃い、特に年末には多くの人で賑わいます。
名物は威勢よく啖呵を切って商品を売る“たたき売り”。「はい、買った買った」「もう1枚!入れちゃえ!」などと店員の威勢のよいかけ声が飛び交います。足を運んだ際は店員さんとのやり取りも、ぜひ楽しんでみてください。
古くから続く老舗のほか、タイや中国、韓国、インドなどのスパイスや調味料を扱うアジア食材のお店や、小籠包・ケバブ・フルーツ串のお店など、近年は多国籍な店も多く出店しており、お祭りのような賑やかな雰囲気も楽しめます♪
「アメ横」の詳細はこちら
散策の合間にスッキリとしたコーヒーでひと息「Coffee by Jalana」

「Coffee by Jalana(コーヒー バイ ジャラーナ)」は、隣接する老舗インポートアパレルショップ「Jalana」が2021年9月にオープンしたコーヒースタンド。本格的なオリジナルコーヒーを中心に、ラテやクラフトビールなどをテイクアウトでも味わえます。
「ジャラーナオリジナルブレンド(Sサイズ350円、Mサイズ450円、Lサイズ550円)」は3種類の高級豆をバランスよく配合し、コク深い香りとスッキリとした後味が特徴のコーヒー。食べ歩きの合間や歩き疲れた時の小休憩にぴったりです。
そのほか、オーダー後に焼くアツアツの「ホットサンド」や、ニューヨークのソウルフード「チキンオーバーライス」などの軽食も食べられます。
03-3834-0966
東京都台東区上野6-10-1
【月~木・日】11時~20時 【金・土】11時~22時
なし
【電車】JR 御徒町駅より徒歩2分
「Coffee by Jalana」の詳細はこちら
【沖縄県】那覇市
那覇国際通り商店街

那覇市の中心市街地に位置する那覇国際通り商店街。デパートやレストラン、お土産店、ホテルなど約460店舗が並び、昼も夜も国内外からの観光客で賑わう沖縄のメインストリートです。
沖縄には独自の文化や温暖な気候を生かしたグルメがたくさんあり、アメリカや東南アジアなどの食文化が融合しているものが多いのが特徴です。ポークたまごおにぎりやタコス、サーターアンダギー、紅芋タルト、パイナップルのカットフルーツなど、よりどりみどり。そんな沖縄ならではの土産物やグルメが一堂に会しており、食べ歩きにぴったりです!
「那覇国際通り商店街」の詳細はこちら
沖縄ならではのアイスといえば「ブルーシール 国際通り店」

アメリカ生まれ、沖縄育ちの『ブルーシール』。定番から限定まで多数のフレーバーを取り揃え、黒糖やシークヮーサーなど沖縄ならではの味も楽しめます。
アメリカで生まれた門外不出のオリジナルレシピをベースに、時代や沖縄の気候風土に合わせて作られたアイスは、コクがあるのに後味さっぱりです!
人気のフレーバーは「紅イモ」と「塩ちんすこう」。「紅イモ」は、沖縄産紅芋を使用した素朴でコクのある甘みが特徴です。塩ちんすこうは、バニラアイスに砕いた塩ちんすこうを混ぜ合わせた沖縄版バニラ&クッキー。ほんのりとした塩味が、バニラの甘みを引き立てています。
098-867-1450
沖縄県那覇市牧志1-2-32
【平日】10時~22時30分 【土日祝】10時~23時
なし
【電車】沖縄都市モノレール線 県庁前駅より徒歩10分
「ブルーシール 国際通り店」の詳細はこちら
【大分県】由布市
由布院

大分県のほぼ中央部にある温泉郷、由布院温泉。由布岳などの山々に囲まれた盆地で、紅葉や新緑など自然豊かな風景が広がるスポットです。
湯量は全国2位といわれるほど豊富で、旅館やホテルはもちろん、日帰り温泉施設や足湯など様々な場所で温泉に入れます。観光客の玄関口であるJR由布院駅構内にも足湯が設置されており、旅の最初から最後まで温泉を楽しめます♪
お天気の良い日は美しい由布岳を眺めながらの散策がおすすめ。由布院駅から観光名所「金鱗湖(きんりんこ)」までの徒歩約20分の目抜き通り沿いにはお店が並び、目を引くかわいらしいスイーツや買い物を楽しみながら、ゆっくりとした時間を過ごせます。
「由布院」の詳細はこちら
外はサクッ、中はトロッの絶品コロッケ「湯布院金賞コロッケ」

『湯布院金賞コロッケ』は、1987年のNHK「第1回コロッケコンクール」で金賞に輝いた味を現代に再現 した、大分の有名コロッケ店。湯布院の中に2店舗構えており、どちらの店舗の前もいつも人だかりができています。
「金賞コロッケ」は、サックリ歯触りがよい衣に、中身はホクホクというよりトロッとした食感。タネには和牛の赤身を使っており、食べると濃厚な肉の旨味と玉ねぎの甘みが広がります。そのままでもおいしいですが、用意されているソースなどの調味料をかけると、また違った味わいを楽しめます。
「金賞コロッケ」のほかにも「チーズコロッケ」(200円)、「肉じゃがコロッケ」(200円)、「湯布院メンチ」(250円)、大分名物「とり天」(300円)などがあり、豊富なメニューも魅力です。
0977-85-3053
大分県由布市湯布院町川上1481-7
9時~17時30分
不定
【電車】JR 由布院駅より徒歩15分
まとめ
全国の食べ歩きにおすすめのエリアと、各エリアのお店をご紹介しました。食べ歩きを主目的にお出かけしてみるのも楽しそう!マナーを守って、食べ歩きの旅を満喫してくださいね♪
\宿・ホテル検索はこちら/
※この記事は2023年1月5日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載の価格は全て税込価格です
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
岡本 いつか
3人の子を持つ、ママ編集ライター。たまにひとり旅に出かけます。奈良とウィーンが大好き。今一番欲しいものは、加齢とともに失った「睡眠1時間で働ける身体」。