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2023.03.18

東京都内の水族館13選!デートにおすすめのライトアップや子連れに嬉しいイルカショーも♪

東京都内のおすすめ水族館をご紹介します。デートにぴったりのアートな展示の水族館、子連れに嬉しいイルカショーやエサやり・ふれあい体験を実施している水族館、見学無料のミニ水族館など、多彩な施設が揃う東京。ペンギンなど水族館のアイドルや体験イベントなど、スタッフさんイチオシのポイントも合わせてチェックしてみてください♪

【江戸川区】東京都葛西臨海水族園

屋内外の個性豊かな大規模展示。クロマグロの群泳も大迫力!

画像提供:(公財)東京動物園協会
地上 30.7m の高さを持つ大きなガラスドームを通って中へ/画像提供:(公財)東京動物園協会

葛西臨海公園の中にある「東京都葛西臨海水族園」。世界の海や水辺で暮らす生き物、600種以上を飼育・展示する水族館です。

入口に向かって進むとまず大きなガラスドームが目を引き、その先に見える東京湾は絶景です。

画像提供:(公財)東京動物園協会
クロマグロが群泳する『アクアシアター』/画像提供:(公財)東京動物園協会

展示の目玉は2200tのドーナツ型の大水槽で群泳するクロマグロ。水槽の前は階段状に座れるスペースとなっており、マグロが泳ぐ姿をゆったり眺められます。

写真のフンボルトペンギンのほか、ミナミイワトビペンギン、フェアリーペンギン、オウサマペンギンの4種類を飼育/画像提供:(公財)東京動物園協会

『ペンギンの生態』エリアも見どころのひとつ。ペンギンの動きを陸上と水中どちらからも観察できる広い展示場で、野生で生活する姿を想像しながら観察してみてください。

また屋外にも、かつての東京の豊かな自然を再現した展示『水辺の自然』エリアがあるなど、生き物を観察するだけでなく水辺の環境を体感することもできる施設です。

※夏の暑さ対策や繁殖への取組みなどのため、ミナミイワトビペンギンとオウサマペンギンはモニターを通した展示となる時期があります。

スタッフさんのイチオシポイント

東京水族館
生きているクロマグロの群れが見られる水族館は世界的にも珍しい/画像提供:(公財)東京動物園協会

「やはりイチオシはクロマグロの群泳!食卓でおなじみのマグロが泳いでいる姿をじっくり観察してみてください。

マグロといえば一生泳ぎ続けることで有名ですが、体の形やヒレが泳ぎ続けることに適した形やつくりになっているんです。ブレーキをかける時や曲がる時に広げるヒレがあるなど、きっと発見がありますよ♪」

■東京都葛西臨海水族園
03-3869-5152
東京都江戸川区臨海町6-2-3
9時30分~17時(最終入園 16 時)
水(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月1日
【入館料】高校生以上700円、中学生250円、65歳以上350円(小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料)
【電車】JR 葛西臨海公園駅より徒歩5分 【車】首都高湾岸線葛西出口より2分
なし(近隣に有料の葛西臨海公園駐車場あり)
「東京都葛西臨海水族園」の詳細はこちら

【豊島区】サンシャイン水族館

ビルの屋上で暮らす生き物たちのイキイキとした姿に出会える!

東京水族館
水中では素早く、陸上ではのんびり過ごすペンギンの動きの違いにも注目

都会の真ん中、地上40mのビルの屋上にある「サンシャイン水族館」。“天空のオアシス”を基本コンセプトに、南国のサンゴ礁やアマゾンの川、静かな深海など世界の様々な生き物を展示しています。
目玉のひとつが、都会の空を飛んでいるかのようなケープペンギンの姿が見られる『天空のペンギン』。ビル群と空を背景に泳ぎ回るペンギンたちを観察できるユニークな展示方法が話題です。

サンシャイン水族館
物陰からひょこっと顔を出すコツメカワウソの愛らしい姿も間近に見られる

鮮やかな植物の緑と水辺の水槽で暮らすコツメカワウソの家族も人気。急流をスイスイと泳いだり、硬いエサをかみ砕いたりするイキイキとした様子や、木の枝や小石で遊んだりのんびり昼寝をしたりして過ごす姿が見られますよ。

スタッフさんのイチオシポイント

サンシャイン水族館
アシカの歯磨きする様子など貴重な姿が見られる

「館内では“いつでもどこかで何かが起きている水族館!”をテーマにした『いきものディスカバリー』を毎日実施しています。アシカのトレーニング風景やペンギンの体重測定など、いつ・どこで・何が起こるかはその日、その時次第!

飼育スタッフと生き物たちの日常の様子が見られるだけでなく、今日は何が見られるんだろう?というワクワク感もお楽しみください。」

■サンシャイン水族館
03-3989-3466
東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上
9時30分~21時(最終入館は閉館2時間前※時季によって変動あり)
なし
【入館料】高校生以上2600円~2800円、小・中学生1300円~1500円、4歳~未就学児800円~900円※時季によって変動あり
【電車】JR・東京メトロ 池袋駅より徒歩10分【車】首都高東池袋出口直結
1800台(30分ごとに300円)
「サンシャイン水族館」の詳細はこちら

【港区】マクセル アクアパーク品川

最先端テクノロジーが生き物たちを鮮やかに演出。イルカショーも必見!

マクセル アクアパーク品川
音と光と映像がイルカたちの躍動を彩る『ドルフィンパフォーマンス』

品川プリンスホテル内にある「マクセル アクアパーク品川」は“音・光・映像と生きものの融合”がコンセプト。最先端テクノロジーを駆使した展示など2フロアに11ゾーン、約350種2万点の生き物に出会えます。

中でも、都内随一の大きさを誇る円形のスタジアムで行われるイルカショーは迫力満点!ウォーターカーテンや噴水、カラフルな照明、音楽がイルカたちのパフォーマンスを華やかに彩ります。夜にはプロジェクションマッピングも加わり、昼と夜、さらには季節によっての演出の違いも見ものです。

マクセル アクアパーク品川
『ワンダーチューブ』では、世界で唯一の展示となるノコギリエイの仲間ドワーフソーフィッシュなど多彩なエイたちが見られる

全長約20mのトンネル型水槽『ワンダーチューブ』も見どころ。様々な種類のエイが頭上を回遊していく迫力に目を奪われます。

スタッフさんのイチオシポイント

マクセル アクアパーク品川
『ワンダーチューブ』で見られるナンヨウマンタのカイト

「東日本で唯一の展示のナンヨウマンタは要チェックです。通常、白いお腹部分が見えることがほとんどですが、水槽内をターンする時や宙返りの時に背中のハートマークが見えたらラッキー!じっくり観察してみてくださいね。」

■マクセル アクアパーク品川
03-5421-1111
東京都港区高輪4-10-30(品川プリンスホテル内)
時季により変動あり。詳しくは公式HPを要確認
なし
【入館料】高校生以上2500円、小・中学生1300円、4歳~未就学児800円
【電車】JR・京急 品川駅より徒歩2分 【車】首都高大井出口より15分
275台(30分500円※利用額5000円以上で割引サービスあり)
「マクセル アクアパーク品川」の詳細はこちら

【墨田区】すみだ水族館

完全屋内の水族館。ペンギンの相関関係からも目が離せない!

すみだ水族館
2020年にリニューアルした直径7mの『ビッグシャーレ』

「すみだ水族館」は、東京スカイツリータウン(R)・ソラマチの5~6階にある完全屋内型の水族館。季節や天候に関わらず楽しめるのが魅力です。

ブルーをはじめ色とりどりのライトに照らされた約500匹のクラゲが漂う『ビッグシャーレ』は、水槽を上から見下ろすユニークな展示。アクリル板越しでなく間近で直接観察できます。

すみだ水族館
水族館併設の『ペンギンカフェ』で購入できる「なが~い!チンアナゴパン」(各590円)

チンアナゴも館内の人気者。3種のチンアナゴの仲間たちをイメージした全長40cmの「なが~い!チンアナゴパン」もおすすめです。

館内には順路がなく、飲食物の持ち込みもOK。お弁当を広げてピクニックするも良し、館内のカフェでドリンクを買ってソファでゆったり過ごすも良し、公園のように自由に過ごせます。

スタッフさんのイチオシポイント

すみだ水族館
ペンギン同士の関係を想像して楽しく観察しよう

「国内最大級の屋内開放型水槽『ペンギンプール』には、52羽のマゼランペンギンが暮らしています。

これまでも、全てのペンギンの個性やペンギン同士の関係性をまとめた相関図にご好評をいただいておりましたが、2022年12月から新システム『ぺんたごん』を導入しました。ペンギンのバンドの色を入力するとそのペンギンの名前・性格・特徴が分かるので、活用してますます楽しく観察してくださいね♪」

■すみだ水族館
03-5619-1821
東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5階・6階
【平日】10時~20時【土・日・祝】9~21時(最終入館は閉館時間の1時間前)
なし
【入館料】一般2300円、高校生1700円、小・中学生1100円、3歳~未就学児700円(2023年4月1日以降は一般2500円、高校生1800円、小・中学生1200円~1500円、3歳~未就学児800円)
【電車】東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅より徒歩すぐ
なし
「すみだ水族館」の詳細はこちら

【品川区】しながわ水族館

目の前でイルカがダイナミックにジャンプ!アザラシへのエサやりも人気

東京水族館
都内で唯一、青空に向かってジャンプするイルカを見られる水族館

しながわ区民公園の敷地内にある「しながわ水族館」。東京湾や、湾に注ぐ川の生き物などを展示しています。

しながわ水族館
世界を泳ぎ回る魚たちをたっぷり堪能できる、全長約22mのトンネル水槽

海中散歩気分が味わえるトンネル水槽は見どころの一つ。トンネルの天井が低いため、魚やウミガメたちが頭のすぐ上をかすめ通っていくような感覚が楽しめます。

魚やカワウソなどの生き物たちへのエサやり体験(500円)も実施。中でも人気はアザラシへのエサやりです。時間帯によってエサをあげられる生き物が異なるので、1階受付で確認してくださいね。ただ、土日祝は午前中で売り切れてしまうことが多いそうなので、ご注意を。

スタッフさんのイチオシポイント

東京水族館
鋭い歯がずらりと並ぶ強面でも実は大人しい性格のシロワニ

「展示の最後、『シャークホール』で待っている大型のサメ、シロワニも人気者!体長約3mの巨体が楕円形の水槽を悠々と泳ぐ様子が、様々な角度から見られます。 」

■しながわ水族館
03-3762-3433
東京都品川区勝島3-2-1 しながわ区民公園内
10時~17時(最終入館は16時30分)
火(祝日・夏休み期間などは営業)、1/1
【入館料】高校生以上1350円、小・中学生600円、4歳~未就学児300円、65歳以上1200円
【電車】京急 大森海岸駅より徒歩8分【車】首都高鈴ヶ森出口より7分
96台(20分200円)
「しながわ水族館」の詳細はこちら

【武蔵野市】井の頭自然文化園 水生物館

どこか懐かしい水辺の生き物を観察。併設の動物園も一緒に巡ろう

井の頭自然文化園 水生物館
カモなど水辺にすむ鳥たちの展示と、淡水の水辺の生き物を幅広く展示する水生物館とで構成されている

井の頭公園内にある「井の頭自然文化園」は、動物園(本園)と水生物園(分園)に分かれています。その水生物園内の一施設である水生物館では、主に関東地方で見られる、またはかつて見られた淡水生物などを展示。魚類や両生類、爬虫類、水生昆虫、水草など、身近な水辺の生き物を観察できます。

井の頭自然文化園 水生物館
池や川など様々な水辺の環境が再現された展示

どの水槽にも青々とした水草が茂っていて、どこか懐かしさを感じる空間。隣接する井の頭池などをテーマにした特設展の開催もあるので、訪問時にはぜひチェックしてみてください。水辺の環境について学びを深められます。

また、合わせて回れる併設の動物園(本園)では、『リスの小径』などが人気です♪

スタッフさんのイチオシポイント

井の頭自然文化園 水生物館
希少なミヤコタナゴ

「水生物館は、希少な生き物の保護繁殖に取り組んでいることも特徴のひとつです。ミヤコタナゴやアカハライモリ、ニホンイシガメ、ゲンゴロウなど、野生ではほとんど見られなくなった生き物たちにも出会えますよ。」

■井の頭自然文化園 水生物館
0422-46-1100
東京都武蔵野市御殿山1-17-6
9時30分~16時45分(最終入園16時)

【入館料】高校生以上400円、中学生150円、65歳以上200円※1枚のチケットで動物園(本園)も入園可
【電車】JR・京王 吉祥寺駅より徒歩10分
なし
「井の頭自然文化園 水生物館」の詳細はこちら

【昭島市】多摩川ふれあい水族館

水再生センターにある見学無料のミニ水族館

多摩川ふれあい水族館
水槽前のパネルには魚の説明も記載されている

「多摩川ふれあい水族館」は、昭島市にある、多摩川上流水再生センターの中のミニ水族館です。

多摩川ふれあい水族館
多摩川の淡水魚が流域によって4つに分けて展示されている

水族館と言っても無料の施設で、水槽は4つのみ。水再生センターで下水処理された水を使用して、多摩川に生息している生き物を『最上流』『上流』『中流』『下流』に分けてそれぞれ展示しています。

スタッフさんのイチオシポイント

多摩川ふれあい水族館
清流に生息する希少な魚たち

「イワナ、ヤマメ、アユ、ニジマス、ヤマベなど約10種類の魚たちを観察できます。流域ごとに異なる生き物たちを見比べられるだけでなく、水槽の魚たちを通して水や環境の大切さを学ぶことができますよ。」

■多摩川ふれあい水族館
042-545-4120
東京都昭島市宮沢町3-15-1(多摩川上流水再生センター内)
9時~16時
土・日・祝、年末年始
見学無料
【電車】JR 中神駅より徒歩25分
なし
「多摩川ふれあい水族館」の詳細はこちら

【中央区】アートアクアリウム美術館 GINZA

アート×金魚。光・音・香りで楽しむ新感覚の水族館

アートアクアリウム美術館 GINZA
館内で最も大きな水槽作品『オリガミリウム』

銀座三越内にある「アートアクアリウム美術館 GINZA」。金魚が舞い泳ぐ水槽作品を光彩・音楽・香りで演出した、幻想的な空間が広がります。

日本の伝統美が散りばめられた館内は和の世界観で構成され、その中を約70種類の金魚が泳いでいます。

折り紙で折られた球体をイメージした水槽『オリガミリウム』は、最も特徴的な作品のひとつ。水槽の背景は折り紙で折られた金魚で飾られています。

アートアクアリウム美術館 GINZA
寺社建築に見られる回廊を表現した空間型の作品『金魚の回廊』

『金魚の回廊』では足を踏み入れると、金魚が泳ぐ円柱の水槽が無限に続いているかのように見え、不思議な感覚が味わえます。

館内では季節ごとに演出を変えた企画展示も行っており、その季節ならではの装いにも注目です。

スタッフさんのイチオシポイント

アートアクアリウム美術館 GINZA
ピンポンパールは『新金魚品評』で見られる

「ピンポンパールは、その名前の通りピンポン玉のようなまん丸フォルムと、真珠のようなパール鱗が特徴の金魚。一生懸命に泳ぐ愛らしい姿に癒やされます♪」

■アートアクアリウム美術館 GINZA
非公開
東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越(入場受付:新館9階)
10時~19時(最終入場18時)
銀座三越に準ずる
【WEB事前購入】中学生以上2300円【当日券】中学生以上2400円※小学生以下は中学生以上の保護者1名につき2名まで入場無料。3人目より通常料金
【電車】東京メトロ 銀座駅より徒歩1分
銀座三越の駐車場を利用可
「アートアクアリウム美術館 GINZA」の詳細はこちら

【港区】UWS AQUARIUM GA☆KYO

日本の伝統や伝説とアクアリウムを融合したアート空間

東京水族館
万華鏡の手法を活かした展示の『エリア3 万華鏡~MANGEKYO』

アクアリウムクリエイターのGA☆KYO氏がプロデュースする「UWS AQUARIUM GA☆KYO(ユーダブリュエス アクアリウム ガ キョー)」。龍宮城・万華鏡・花魁道中といった日本の伝統や伝説など、ニッポンの“雅~MIYABI”をアクアリウムで表現することをテーマにしたエンターテインメントアクアリウムです。

UWS AQUARIUM GA☆KYO
龍宮城をイメージした『エリア5 龍宮~RYUGU』

5つのテーマからなる空間に、約1000匹の生き物を展示。『エリア2 花魁~OIRAN』で見られる、日本観賞魚振興事業協同組合の会長を務める吉田信之氏がセレクトした、国産の金魚9種類も見ものです。

東京水族館
無料で楽しめる「デジタル金魚すくい 電金」

また『エリア4 遊楽』で楽しめる「デジタル金魚すくい 電金(デジキン)」もおすすめ。プロジェクションマッピングで投影されたバーチャルな金魚を手ですくうと、「大吉」「小吉」などの運勢を占えるというもの。

見るだけではなく体験して楽しめるのも特徴です。

スタッフさんのイチオシポイント

UWS AQUARIUM GA☆KYO
ローズテールオランダシシガシラの写真を撮るお客さんの姿も多く見られる

「『エリア5 龍宮~RYUGU』で展示されているローズテールオランダシシガシラは、そのヒレがバラの花びらのように見えることが名前の由来。長いヒレが特徴で、展示されている中でも最も華やかな金魚です。

柱に設置された球体の水槽の中で優雅に泳ぐ姿を観察してみてくださいね。」

■UWS AQUARIUM GA☆KYO
03-3599-4700
東京都港区台場1-7-1
【平日】11時~20時【土・日・祝】11時~21時(最終受付は閉館30分前)
なし
【入館料】中学生以上1200円、小学生600円
【電車】ゆりかもめ 台場駅より徒歩1分【車】首都高台場ICより3分
900台(無料)
「UWS AQUARIUM GA☆KYO」の詳細はこちら

【板橋区】板橋区立熱帯環境植物館

東南アジアの水辺と自然を体感しよう

板橋区立熱帯環境植物館
温室はまるでジャングルのよう

植物園にミニ水族館を併設した施設『板橋区立熱帯環境植物館』。館内に東南アジアの熱帯雨林を再現しており、マングローブやジャングルを形成する植物や、そこにすむ生き物たちを観察できます。

板橋区立熱帯環境植物館
熱帯の海にすむカラフルな魚たちが泳ぐ水槽

ミニ水族館は、マングローブ林にすむ魚たちや、色とりどりの魚が泳ぎ回るサンゴ礁の水槽など、豊富な展示の数々。

地下の水族館から始まり、海水・汽水・淡水の生き物を見て、マングローブやジャングルのような温室を探検し、最後は冷室で山頂の涼しい気候に生息する植物を見れば、実際に東南アジアの自然の中を巡るような気分が味わえるはずです。

土曜日には、飼育員の解説を聞きながら魚たちがごはんを食べる様子が見られる「水族館のごはんの時間」、日曜・祝日には熱帯植物や水族館の魚について詳しい説明を聞きながら巡る館内ガイドツアーなども開催されています。

スタッフさんのイチオシポイント

板橋区立熱帯環境植物館
尾も合わせると全長は2m70cm

「イチオシポイントは世界最大の淡水エイ、ヒマンチュラ・チャオプラヤのチャオ。日本で見られるのはココだけで、悠々と水槽を泳ぐ姿は一見の価値があります。

また、チャオの大迫力の食事シーンは毎日見学が可能!開催時間は日によって異なるため、当日確認してみてくださいね。」

■板橋区立熱帯環境植物館
03-5920-1131
東京都板橋区高島平8-29-2
10時~18時(最終入館17時30分)
月(祝日の場合は翌平日)
【入館料】高校生以上260円、小・中学生・65歳以上130円※土日は小・中学生入館無料
【電車】都営地下鉄 高島平駅より徒歩7分
なし
「板橋区立熱帯環境植物館」の詳細はこちら

【足立区】足立区生物園

魚や両生爬虫類、哺乳類まで様々な生き物に出会える

東京水族館

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入ってすぐのところにある『出会いのひろば』

足立区元渕江公園内にある『足立区生物園』。5つのセクションで構成された園内で、魚類や哺乳類、鳥類、爬虫類、昆虫など500種類以上の多様な生き物を飼育・展示しています。生息環境を再現する工夫を凝らした展示もあり、人間と自然の共生の大切さを感じられる施設です。

足立区生物園
金魚水槽には自然光も差し込み、時間や季節による違いも楽しめる

エントランスで来園者を迎えるのは、高さ2m、幅6mの巨大な金魚水槽。35品種以上の色鮮やかな金魚が泳ぎ回り、フォトスポットとしても人気です。

温室内ではアマゾンの巨大魚、ピラルクーなどが展示されているほか、サンゴ礁などの海水水槽もあります。

また毎週火・木・土は大型魚類のごはんの時間を公開。ピラルクーやドチザメなどの食事の様子も見学できますよ。

スタッフさんのイチオシポイント

足立区生物園
ジャウーはピラルクーと一緒に大温室の水槽で展示

「“人食いナマズ”の異名で知られる南米の大型ナマズ、ジャウーが飼育員イチオシポイント。記録上で日本最高齢の35歳の個体を飼育しています。

水槽の底の方でじっとしていることが多いので、よく探してみてくださいね♪」

■足立区生物園
03-3884-5577
東京都足立区保木間2-17-1
【2~10月】9時30分~17時(最終入場16時30分)【11月~1月】9時30分~16時30分(最終入場16時)
月、年末年始
【入園料】高校生以上300円、小・中学生150円、4歳~未就学児・70歳以上無料
【電車】東武鉄道 竹ノ塚駅より徒歩20分【車】首都高加平出口より13分
29台(30分100円)
「足立区生物園」の詳細はこちら

【葛飾区】葛飾区金魚展示場

希少種など多彩な金魚が約1000匹。年に一度のイベントもチェック!

葛飾区金魚展示場
金網とネットで囲まれた展示場に入って自由に見学できる

水元公園の東京都水産試験場跡にある「葛飾区金魚展示場」。江戸前金魚と呼ばれる江戸茜(えどあかね)や江戸錦など、24種類、約1000匹の金魚を飼育・展示しています。

葛飾区金魚展示場
1950年代に中国から輸入された金魚、丹頂(たんちょう)も見られる

通常は屋外の展示場で見学できるのみですが、例年6月頃には販売会や、水元公園の水辺の生きもの館で展示会も開催。展示会は人気投票なども行っており、多くの人で賑わいます。

スタッフさんのイチオシポイント

葛飾区金魚展示場
江戸茜を確実に見られるのはココだけ

「江戸茜は淡いオレンジの体色に赤い眼が特徴の金魚です。1979年、この施設の前身である東京都水産試験場で、眼の赤い琉金同士の交配に成功し生まれたもの。ここにしかいない、希少な金魚です。

1960年代に中国から渡った銀魚(ぎんぎょ)も珍しく、一般では手に入りにくい品種。その名の通り、いぶし銀の体色をしているので、ぜひ探してみてください。」

■葛飾区金魚展示場
03-3693-1777
東京都葛飾区水元公園 1-1
9時~16時30分(最終入場16時)
【3月~10月】月【11月~2月】月~金
入場無料
【電車】JR 金町駅より東武セントラルバスで3分、東金町五丁目下車徒歩 8 分【車】外環道松戸ICより7分
46台(水元公園第4駐車場。1時間200 円、以降 30 分ごとに 100 円)
「葛飾区金魚展示場」の詳細はこちら

【小笠原村】小笠原水産センター 小さな水族館(飼育観察棟)

小さいながらも見応え十分。魚の歯磨きにもトライ!

小笠原水産センター 小さな水族館(飼育観察棟)
サメやエイが泳ぐ姿を間近で観察できる水槽も

小笠原諸島の父島にある「小笠原水産センター」。施設内には「小さな水族館(飼育観察棟)」があり、一般の人にも無料で開放されています。

小笠原水産センター 小さな水族館(飼育観察棟)
3基の大水槽では小笠原周辺に生息するカラフルな魚たちが見られる

小笠原周辺海域をはじめ、父島・母島の川や池などに生息する生き物を飼育。季節やタイミングによって変わりますが、島民に身近な魚であるアカバや人気者のアオウミガメ、日本の固有種ユウゼンなど、珍しい生き物が見られますよ。

スタッフさんのイチオシポイント

小笠原水産センター 小さな水族館(飼育観察棟)
水槽の側に掲示されている歯磨きの方法の手順を参考にトライ

「人気のスポットは『アカバの歯磨き』。アカバとは小笠原では身近な魚アカハタの呼び名で、「アカバ汁」は郷土料理としても知られています。

付属の歯ブラシで水槽をたたいたり、歯ブラシを水槽の中に入れてアカバの目の前でくるくる動かしたりすると、口を大きく開いて近づいてきます。口の中やエラを優しく磨いてあげると、気持ちよさそうにするのが分かるはず。

貴重な魚の歯磨き体験ができるとあって、見学者の方々に好評です。」

■小笠原水産センター 小さな水族館(飼育観察棟)
04998-2-2545
東京都小笠原村父島清瀬
8時30分~16時30分
なし(メンテナンス等のため一部見学を休止している場合あり)
見学無料
小笠原海運竹芝桟橋より定期船「おがさわら丸」で24時間、父島二見港より徒歩5分
13台
「小笠原水産センター 小さな水族館(飼育観察棟)」の詳細はこちら

まとめ

歴史ある大規模な施設から、最先端テクノロジーを用いた新感覚の展示まで、東京都内にある13の水族館をご紹介しました。デートに、友達と、ファミリーでなど、一緒に行く人や目的に合わせて、行き先選びも楽しんでくださいね♪

※この記事は2023年2月28日時点での情報です。
休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載の価格は全て税込価格です
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

岡本 いつか  岡本 いつか

3人の子を持つ、ママ編集ライター。たまにひとり旅に出かけます。奈良とウィーンが大好き。今一番欲しいものは、加齢とともに失った「睡眠1時間で働ける身体」。

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