2023.04.28

河口湖・山中湖周辺で楽しむ1泊2日のドライブプラン！観光名所やご当地グルメ店を巡ろう【山梨・2023】

富士山のふもとにある河口湖と山中湖は、美術館や自然豊かな公園など見どころが多く、山梨県の中でも多くの人を虜にする観光地です。見どころがたくさんあり一日では周りきれないので、日帰り旅行より宿泊旅行がおすすめ。この記事では、河口湖・山中湖周辺をドライブする際の、1泊2日の王道モデルコースを紹介します。

※この記事は2023年4月15日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信：じゃらんニュース

1日目

10時 世界遺産「忍野八海」を散策

まずは「忍野八海」からスタート。富士山の伏流水を水源とする8つの湧水池が点在、富士山を信仰する人々の巡礼地としても知られ、その歴史を今に伝えています。

富士山と水が織りなす自然の景観が美しく、国の天然記念物及び世界遺産富士山の構成資産の一部となっている観光名所です。

「湧池」は、忍野八海の中でも一番賑やかな通りに面している池です。豊かな湧水量と、さざなみで揺れ動く水面が美しいのが特徴です。

「忍野八海」は11月の上旬から下旬にかけて、紅葉のシーズンを迎えます。あちらこちらに色づいた木々が見られ、風情ある景色が目を楽しませてくれます。

忍野八海周辺には、名水を活かした蕎麦屋さんや団子屋さんなどグルメも充実しています。散策のお供やお土産選びにぜひ立ち寄ってみましょう。

11時 「山中湖花の都公園」で四季を楽しむ

約30万平米の広大な敷地に一面の花畑が広がり、春から秋まで花と富士山の絶景が見られる、まさに“花の都”のような公園。雄大な富士山を季節の花々が一層引き立てます。

有料エリア「清流の里」では滝や水車などがあり、水の流れで見た目も涼やか。レイクガーデンにだけ咲く花もあるので、花好きなら一見の価値ありです。おすすめはレンタサイクルでの散策。自転車をこぐたびに爽やかな風を全身に感じて、園内をぐるりと一周することができます。公園内には食事処やお土産ショップ、無料のお座敷休憩処があるので、休憩にぴったり。

ホームページに開花情報が出ているので、どんな花と富士山のコラボが見られるのかチェックしてみては？

12時 「湖麺屋Reel Cafe」でランチ

富士山と山中湖を眺めながら心地よい音楽とともに、美味しいラーメンとコーヒーを味わえる「湖麺屋Reel Cafe」。ドリンクはコーヒーのほか、山梨ワインやプレミアムジュース、プレミアムビールなどこだわりのメニューが揃っています。

ラーメンの麺は数種の国産小麦をブレンドして香り高く仕上げられ、スープのダシは山梨県産のブランド食材「甲州地どり」と「甲州富士桜ポーク」を使い3日かけて取っているのだとか。メニューによってチャーシューを使い分けるなど、ラーメンの構成要素全てにこだわりを見せています。おすすめの一杯は、「SOY味噌ラーメン」。ほうとうにも使われる地元産の味噌をベースに、有機無調整豆乳が際立つヘルシーな豆乳スープが特徴です。ぜひ、お店ならではの独自の味を堪能してみて。

14時 「北口本宮冨士浅間神社」にお参りし御朱印をいただく

1900年以上の歴史がある「北口本宮冨士浅間神社」は富士登山の出発点となっている神社です。富士山は数多くの信仰と芸術を生み出したことから、この神社も世界文化遺産に登録されている「富士山」の構成資産の一つとなっています。

木漏れ日の差す道を進んでいくと木で造られた大鳥居が現れ、広い境内には樹齢1000年のご神木が5本あります。それぞれに由緒があるので、1本ずつ巡っていくのも楽しいですね。重要文化財が11棟もあり、門や建物は装飾も彫刻も細やかで荘厳な雰囲気に圧倒されます。

また、この神社で人気なのが3種の御朱印。「北口本宮」「諏訪神社」、この神社の発祥の地である「大塚丘」があります。御朱印帳も販売しているので、お参りの証にいただいてはどうでしょうか。

15時 「新倉山浅間公園」から富士山を眺める

「新倉山浅間公園」は新倉山のふもとから中腹にあり、398段の階段を上った先の展望デッキでは富士吉田の街並みと左右対称に広がる富士山の姿を見渡すことができます。特に春の桜の時期には、富士山と五重塔と桜という日本らしい景色が見られ、その絶景を見ようと多くの人でにぎわいます。

展望デッキは2022年2月にリニューアルしたばかりで、ベンチなど座れるスペースもあります。富士山の絶景をのんびりと楽しむのも、写真の撮影スポットを探すのもよいですね。桜や新緑、紅葉や雪をまとった富士山など、自然と調和した季節ごとの風景を満喫できる絶景スポットです。

2日目

10時 「大石公園」で湖畔を散歩

四季折々の花と河口湖、富士山が美しく撮れるスポット「大石公園」。湖畔の遊歩道に沿ってさまざまな花が時期をずらして少しずつ咲いていきます。4月下旬～5月下旬はチューリップ、水仙、菜の花、5月下旬～6月中旬はジャーマンアイリス、ルピナスが、富士山と一緒に出迎えてくれるのでのんびり散策がおすすめです。

公園を散策したあとは、富士山と河口湖を一望できるカフェでひと休み。イチオシはカフェで味わえる生クリームにこだわった自慢の「フルーツサンド」です。販売は11時頃からですが、他にも12種のソフトクリームなどスイーツが充実しているので、富士山を見ながら味わってみてください。富士山グッズや山梨のお土産を買えるショップもありますよ。

12時 「ほうとう不動河口湖北本店」でランチ

山梨の郷土料理「ほうとう」を提供する老舗「ほうとう不動河口湖北本店」。店内は大きな木の柱や梁が趣深い和建築で、たくさんのお客さんでにぎわっています。

メインメニューは「不動ほうとう」のみ。熱々の一人用鉄鍋で提供されるほうとうは、かぼちゃをはじめとする野菜やきのこ、油揚げなどの具がたくさん入って、食べごたえ満点。もちもちした自家製麺と素材の味を大切にしたやさしい味わいが特徴です。

ほうとうと一緒に食べたいのが「黒糖いなり」や「もつ煮」。どちらもメインのほうとうにマッチするよう味付けされていて、箸休めにぴったりです。麺がなくなり次第閉店になるので、夕方以降は電話連絡してから訪れるのがおすすめです。

13時 「旅の駅 kawaguchiko base」でひとやすみ

「旅の駅 kawaguchiko base」は、山梨県産の美味しい食材を活かした食事やお土産が揃うスポットです。地元産の食品やお惣菜を扱うマルシェ「あさま市場」、山梨県のブランド豚「甲州富士桜ポーク」を使った創作料理などが味わえる「テラスキッチン」を巡るのがおすすめです。また、2023年3月にオープンしたばかりの「7c store & lounge（セブンシーストア アンド ラウンジ）」はセブンシダーズワイナリーと連携したショップとラウンジで、旅の駅に隣接しています。ワインだけでなく一杯だてのほうじ茶やコーヒー、軽食などがゆったりと味わえますよ。

おすすめのお土産は、あさま市場の「バンバンコーンスナック」。山梨県産とうもろこしを使用したサクサク美味しいコーンチップスで一番人気商品なのだとか。豊かな自然を活かした敷地を巡りながら、ショッピングやカフェタイムを楽しみましょう。

15時 「富士山パノラマロープウェイ」で絶景を満喫

富士山とともに連なる山々一、河口湖と富士吉田の街並みを見下ろすように眺められるのが、「富士山パノラマロープウェイ」です。ロープウェイでの地上から山頂への移動は、四季折々の雰囲気を楽しめるのがいいところ。乗り込めば見下ろすようなアングルで景色を眺めることができます。

昔話「カチカチ山」のモデルである天上山にちなんで、売店の名前は「たぬき茶屋」。話に登場するたぬきやうさぎをモチーフにしたお団子やソフトクリーム、お土産にピッタリなグッズが並んでいます。

また、特大ブランコに乗って、ダイナミックに富士山を眺められる「絶景ブランコ」も好評です。たぬき茶屋でチケットを販売しているので、体験してみてくださいね。

16時 「河口湖チーズケーキ・ガーデン」でティータイム

「河口湖チーズケーキ・ガーデン」は、数あるチーズの中から特にスイーツ向けチーズを選りすぐって使っているチーズケーキ屋さんです。地元のお客さんからも愛されるお店には、軽やか、さわやか、クリーミー、スフレタイプなど、チーズの美味しさを活かしたケーキが何種類も並びます。

中には数量限定・店舗限定販売のチーズケーキもあり、特に人気なのが「富士の完熟チーズケーキ」。じっくり丁寧に焼き上げているので、濃厚でチーズのまろやかさがギュッと詰まった美味しさが特徴です。イートインスペースでは、コーヒーサービスもあるので、その場で気になるケーキを注文するのもおすすめです。お土産用に、自分へのごほうびに購入するのもいいですね。

まとめ

旬の食材を活かした料理に、四季折々の景観美など、河口湖・山中湖の周辺には見どころがたくさんあります。ぜひ、お出かけの参考にしてみてくださいね。

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