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2024.09.24

【全国】一度は泊まりたい、憧れの「高級旅館&ホテル」おすすめ22選<2024>

中国・四国・九州の憧れ宿

IZUMO HOTEL THE CLIFF【島根県・出雲市】

日本海の波に溶け込む休日。

IZUMO HOTEL THE CLIFF
ダブル4室、ツイン4室を用意。テラスの専用ジェットバスは水着を着用

出雲の日本海に面した崖のなか。海に向かってぽっかりと開いた8つの円は、洞窟をテーマにした客室だ。開口は部屋ごとに少しずつ異なる方向を向いている。正面から、少し斜めから、テラスのジェットバスに浸かって、刻一刻と変化する海や空の表情を愉しむ。

客室はベッドとソファ、カウンターボードとミニマムな仕様を極め、寝そべったり、座したり、どこにいても日本海と一体になれるよう、目線が計算し尽くされている。食事は地下の客室から地上へと出て、開放的なレストランで。島根県の伝統的な食材や調理法を用いた多国籍料理と奥出雲のワインを味わう。水平線をグラデーションに染める夕景も感動的だ。

IZUMO HOTEL THE CLIFF
砂浜から約10mの断崖にあるホテル。2023年5月に開業した
IZUMO HOTEL THE CLIFF
長さ約40mのカウンター、テラスなど、全席から海を眺められるレストラン。地元食材を使った薪火料理が自慢だ
IZUMO HOTEL THE CLIFF
檜造りの貸切サウナではセルフロウリュも。露天の水風呂と外気浴テラスがあり、2名で90分5000円
IZUMO HOTEL THE CLIFF
夕食はコースとアラカルトをお好みで。宿泊はしじみのエスプレッソで目覚める和朝食付き
■IZUMO HOTEL THE CLIFF
0853-86-3300
島根県出雲市多伎町久村1870
1泊朝食付き2万4000円~
山陰道出雲ICより15分
8台
「IZUMO HOTEL THE CLIFF」の詳細はこちら

湖畔遊【高知県・香美市】

豊かな自然と音楽のゆらぎに身を委ねる。

湖畔遊
客室「ウェスタン」。川と平行にスピーカーを造り付け、音響を考慮した土佐の自然素材で造作した

物部川の畔に広がる3000坪の森に佇む1日3組限定の宿。客室はいずれも穏やかな水面が迫るテラスと敷地から湧く温泉露天風呂があり、まるで水に浮かぶ船のような浮遊感を感じられる造り。ここでは自然に身を委ね、風の音や鳥の声に耳を澄まし、慌ただしい日常を忘れてゆったりと過ごしたい。

そんな時間をさらに贅沢に彩るのが、ダイニングや客室に装備されたヴィンテージオーディオが奏でる音楽。音源は主人の膨大なCDコレクションから選ぶもよし、お気に入りを持参するもよし。極上の音楽、野菜ソムリエの女将が丹精した自家栽培の無農薬野菜、黄金色に輝く良質の温泉でパワーをチャージしよう。

湖畔遊
音響にこだわり抜いた「AELホール」
湖畔遊
緑豊かな宿へのアプローチ。水を引き、植物を育て、主人自ら造園。秋はみごとな紅葉に彩られる
湖畔遊
客室「マッキントッシュ」のデッキテラス。夜は満天の星、夜明けは朝靄と、移りゆく風景と音楽とともに
湖畔遊
「マッキントッシュ」の露天風呂。客室は2024年秋に新しく1室が加わり、全4室になる
湖畔遊
夕食は無農薬の自家栽培野菜や地の素材そのものを活かした創作料理
■湖畔遊
0887-59-4777
高知県香美市香北町有瀬100
1泊2食付き9万700円~(入湯税別途150円)
高知道南国ICより20分
30台
「湖畔遊」の詳細はこちら

御船山楽園ホテル【佐賀県・武雄市】

圧倒的な非日常に感性を取り戻す。

御船山楽園ホテル
「御船山楽園」では11月4日まで「チームラボ かみさまがすまう森」、11月7日~12月8日は紅葉ライトアップが楽しめる

300万年前、有明海から隆起して生まれたという御船山の麓に、第28代武雄領主の鍋島茂義公が造り上げた15万坪の日本庭園「御船山楽園」。この自然のなかで、歴史、文化を受け継ぎ、独自に進化させてきた宿、それが「御船山楽園ホテル」である。

2019年より独創的なサウナを発表し続ける温浴施設「らかんの湯」やサウナ付きの近未来的な客室がある一方、藩主の別邸として建てられた「内庫所」を利用した伝統建築の客室も。夜は自然とテクノロジーを融合させたチームラボによるアートが、江戸後期から続く大庭園で展開される。自然とアート、過去と未来に出会う、日常から離脱したここならではの特別な体験が待っている。

御船山楽園ホテル
本館サウナ付きの客室
御船山楽園ホテル
「らかんの湯」の女性用露天風呂と外気浴スペース
御船山楽園ホテル
ランプが人に呼応する幻想的な本館ロビー。チームラボによるアートの森だ
御船山楽園ホテル
「らかんの湯」のサウナ。薪は間伐材、サウナストーンは御船山の古石、武雄温泉をロウリュの水に
御船山楽園ホテル
食事は会席料理のほか、世界的レストランガイドでも評価を得ている地産地消のイタリアンも話題だ
■御船山楽園ホテル
0954-23-3131
佐賀県武雄市武雄町武雄4100
1泊2食付き2万900円~(入湯税別途150円)
長崎道武雄ICより10分
40台
「御船山楽園ホテル」の詳細はこちら

天ノ寂【熊本県・上天草市】

天草松島の美景に包まれ何もしない贅沢に浸る。

天ノ寂
夕食と朝食は、海を望むダイニングで。いずれも個室(写真)かカウンター席を好みで選択できる

大小120余りの島々からなる諸島、天草。一帯は雲仙天草国立公園に指定され、入り組んだ沈降海岸が描き出す多島美の絶景に心が奪われる。その湾と対峙して、「天ノ寂」は静かに佇んでいる。

「天ノ寂」の滞在は、天草の海と空とともにある。ラウンジで海を眺めながらウェルカムドリンクをいただき、客室へ。大きなリビングの窓の向こうに広がるのは、青く輝く天草の絶景だ。すべての客室がテラスまで含めると100平米以上と、贅沢なスイート仕様。リビングで、海風届くテラスのソファで、天草松島温泉を満たした湯船で、心を開放する。茜色に染まる夕暮れ、月夜に輝く波、グラデーションを描く夜明け…、移ろう天草の海に、ただただ染まる。

また、アートも宿の重要なファクターのひとつで、さりげなく配したオブジェや絵画、ルームキーホルダーなどは地元作家によるもの。天草更紗をはじめ、地元の伝統工芸も随所にあしらい、天草の風土と文化が心地よく感性を刺激する。ときには何も考えず、自分をリセットする。“何もしない贅沢”、そんな言葉がふさわしい極上の時間が待っている。

天ノ寂
客室は写真のスイートと、半露天付きジュニアスイート、4名で泊まれるクアッドスイートの3タイプ
天ノ寂
館内随所でアート鑑賞。入口で迎えてくれるスペインの作家による魚のオブジェ
天ノ寂
ロビーラウンジには天草の画家の作品などが
天ノ寂
天草の恵みを目と舌で。夕食は地産地消のコース。車海老にブリ、フグ、伊勢海老など、天草の最高級の食材を使った和食を一品ずつ、最後に鮨でしめる。熊本の日本酒や焼酎とともに
天ノ寂
朝食は和洋から。和食は刺身や焼き魚など、洋食は鮮魚のポワレなど、朝食でも天草の幸を満喫
天ノ寂
全室に露天か半露天の温泉風呂が。泉質はナトリウム塩化物泉
天ノ寂
全11室がオーシャンビュースイート。
■天ノ寂
0969-56-3888
熊本県上天草市松島町合津6136-13
1泊2食付き6万3800円~(入湯税別途150円)
九州道松橋ICより1時間
16台
「天ノ寂」の詳細はこちら

※特に併記のない限り、記載の宿泊料金は平日大人2名1室利用時の1泊1名料金(消費税・サービス料込み)です。別途、入湯税・宿泊税がかかる場合があります。宿泊日や客室、プランにより料金は異なるため、詳細は各宿にご確認ください。
※この記事は2024年7月11日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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