極上の温泉、旬の食材を贅沢に使った料理、広々した客室…、特別な時間を過ごせる高級宿やラグジュアリーホテルでの滞在は、誰もが一度は体験したいもの。今回は、一度は泊まりたい、憧れの「高級旅館&ホテル」のおすすめをたっぷり41選ご紹介します。
新規オープンのラグジュアリーな宿や、日本のリゾートホテル、食事を楽しめる宿、大人の三世代旅行にピッタリな贅沢宿をピックアップ!お祝いや記念日はもちろん、日頃のご褒美にもうってつけです。
心ゆくまで滞在を楽しむ、そんな宿選びの参考にしてください。
※この記事は2023年7月13日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート【岩手県・八幡平市】
ラグジュアリーに高原であそぶ。
白樺林が美しい高原に誕生した、東北エリア初のラグジュアリーリゾート。客室は全部で38室あり、滞在中は世界で信頼を集めるホテルグループならではの、高いホスピタリティとともに過ごすことができる。
その中心となるのが、重厚でスペシャルな雰囲気を醸し出すラウンジ。ウエルカムドリンクとともに行われるパーソナルチェックインはもちろん、滞在中はアフタヌーンティー、アペロタイムも自由に楽しめるとあって、ゲストの姿が途切れることはない。
客室からは四季折々の高原の風景を眺め、大浴場やオーセンティックなバーでリラックス。安比の自然、日本の伝統美、モダンなデザインが融合する上質な空間で、心ときめくリゾートステイに興じて。
[TEL]0195-68-7706
[住所]岩手県八幡平市安比高原117-46
[料金]1泊2食付き5万650円~(入湯税別途150円)
[アクセス]【電車】JR安比高原駅より送迎あり【車】東北道松尾八幡平ICまたは安代ICより20分
[駐車場]20台
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やまゆりの宿【岩手県・花巻市】
囲炉裏料理~火を囲む食事に魅了される。
現代アートとアンティーク家具がとけ合う館内、敷地内に自噴する硫黄泉、和室から温泉付き和洋室まで多彩な14の客室…。この宿の魅力は様々だが、特筆すべきは夕食だ。料亭出身のあるじが季節ごとに献立を組み立て、正統派日本料理を基にした技法でデザートに至るまで手作りしている。
見目麗しい前菜や三陸の海を伝えるお造りを味わうのは、囲炉裏席。炭火をおこした囲炉裏では岩魚や田楽が炙られ、食べ頃を見極めて配膳される。炭火焼きというシンプルな料理こそ食材にこだわり、岩手山の湧水育ちの岩魚は直前まで生け簀で泳いでいたもの。香ばしい皮にかぶりつくと、中はふっくらしっとり。
鍋物の陶板焼きも囲炉裏で調理され、牛肉の脂がはぜる音や香りごと味わえる趣向だ。火を囲む食事に魅了された翌朝も、囲炉裏焼きの魚と共に楽しい一日が始められる。
[TEL]0198-27-2055
[住所]岩手県花巻市台第2地割57-9
[アクセス]東北道花巻ICより車で10分
[駐車場]15台
※8月28日~9月30日(予定)は改装工事により一部閉館
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ほほえみの空湯舟 つるや【山形県・天童市】
みんなに優しいユニバーサル空間。
実は天童温泉は2021年から街全体で「すべての人に優しい温泉街」をテーマに、ユニバーサルツーリズムを推進している。三世代旅行で高齢者がいる場合、長時間過ごす宿での不安は極力なくしたいところ。
つるやではリニューアル客室「HAKU(白)」を筆頭に、誰もが快適に過ごせる宿作りを展開中だ。車いすでもストレスなく温泉を楽しめるよう設計された客室露天風呂や、宿のスタッフが客室を通らず出入りできる扉を設けたダイニングルームなど、「HAKU」はオーナー山口さんの想いが体現されている。
「日本らしさを表現できる畳にはこだわっていきたいですね。日本文化とユニバーサルという考え方を上手く融合していければ」と山口さん。地元の天童木工の家具や京都の老舗唐紙屋のプロダクトなどを配した、機能性だけでなくデザイン性も重視された空間は、新しいユニバーサル空間の形かもしれない。
家族みんなが快適に笑顔で過ごせる宿なら、記憶に残る三世代旅になりそうだ。
紺青(106号)
[TEL]023-654-2051
[住所]山形県天童市鎌田本町2-5-14
[料金]1泊2食付きHAKU3万4100円~、紺青3万7400円~(3名以上1室利用時の1名料金・入湯税別途150円)
[アクセス]【電車】JR天童駅より送迎あり【車】山形道山形北ICより15分
[駐車場]35台
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時の宿すみれ【山形県・米沢市】
米沢牛尽くし~訪れるたびに米沢牛の違った魅力との邂逅がある。
お品書き
・米沢牛を使った季節の料理5品ほど(前菜、サラダ、スープ、小皿料理)
・お口直しのグラニテ
・大とろのポワレの握り
・とも三角のすみれ漬け焼き
・サーロインのステーキ(すき焼きまたはしゃぶしゃぶも選択可)
・すみれの冷汁(米沢郷土料理)
・牛骨スープの食事(茶漬けやうどん)
・デザート
32カ月以上の長期肥育で肉の旨みが増し、融点が低く甘い脂ができるという米沢牛。三大和牛の一つともされる銘柄牛のサーロインをはじめ、1頭にわずかしかない「肩三角」「とも三角」、ランプにイチボ…と様々な部位を味わう米沢牛フルコースを用意しているのがこちら。
シメの食事には牛骨出汁を使うなど米沢牛を余さず楽しめるのは、創業百周年の米沢牛販売指定店「米沢牛 黄木」系列店ゆえ。熟練の目利きで厳選した米沢牛を1頭丸ごと買い付ける老舗から仕入れるため、希少部位を含む確かな品質の米沢牛を提供できるのだ。
食材のよさにあぐらをかかず、ステーキなど看板料理の他に季節ごとに調理法を変えた牛肉料理を編み出す創意工夫も評判高い。訪れるたびに米沢牛の違った魅力との邂逅があるため、「あの感動をもう一度」と再訪する人も多いという。
鶴我 東山総本山【福島県・会津若松市】
専属バトラーが迎える1日1組限定の料理旅館。
<2022年10月5日Open>会席料亭だった御殿が宿に。宮大工が建てた木造建築に広がる温泉半露天付きスイートルームが、1日1組にのみ開放される。会津塗漆器で食す郷土の美味、バーカウンターのお酒、バトラー対応もオールインクルーシブ。
[TEL]0242-23-8294
[住所]福島県会津若松市東山町石山字院内151
[料金]1泊2食付き11万9850円~(入湯税別途150円)
[アクセス]磐越道会津若松ICより車で15分
[駐車場]5台
「鶴我 東山総本山」の詳細はこちら
じゃらん編集部
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