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2023.12.06

2024年注目の旅トレンドを発表!キーワードは「イマーシブ(没入)体験」と「ナイトタイムエコノミー」

年々進化する旅の楽しみ方やおでかけ先のコンテンツ。『じゃらん』編集部がキャッチした新たな兆しをもとに、2024年に注目する「旅のトレンド」についてまとめました。新しい年にはどんなワクワクが待っているのでしょうか。ぜひチェックしてみてください。

※この記事は2023年11月24日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

2024年注目の旅トレンドは「イマーシブ(没入)体験」と「ナイトタイムエコノミー」

『じゃらん』編集部が2024年に注目している旅のトレンドは「イマーシブ(没入)体験」「ナイトタイムエコノミー」です。

「イマーシブ(没入)体験」は、その世界観に入り込んだような体験ができる没入型コンテンツで、5年ほど前から登場し話題となりましたが、ここ1~2年でさらに体験スポットや内容の幅が進化しています。映画の世界観に浸れる参加型アトラクションをはじめ、デジタルアートの中へ飛び込むような体感型イベントや、会場全体が幻想的な空間に彩られ没入感溢れるイルミネーションまでさまざまな展開をみせています。2024年春には大型施設がオープン予定など話題も豊富です。

「ナイトタイムエコノミー」は、観光・体験や飲食など18時から翌朝6時までの時間帯を活用した経済活動のこと。海外ではすでにその取り組みが行われ、日本でも地域活性と旅やおでかけ先での消費額増加を目的に2019年に観光庁がナレッジ集を発表しました。コロナ禍で一時ストップしていましたが、インバウンドが急回復した2023年、再び関心が高まり、日本各地でコンテンツ拡充に向けての動きが加速しています。今後も地域のコンテンツを生かした取り組みや観光の分散化、旅行消費の拡大が期待されています。

これらの流れを受け、『じゃらん』は2024年の旅トレンドとして「イマーシブ(没入)体験」と「ナイトタイムエコノミー」に注目しています。

『じゃらん』統括編集長 長田 佳子コメント
「イマーシブ(没入)体験」は “その場でしか体験できない”特別感に加え、コンテンツの拡充による期待値も高い状況です。一方「ナイトタイムエコノミー」は、夜も外で過ごす習慣が強いインバウンドの急増や、 “宿泊先でのんびりする”だけでなく、外食を楽しむなど旅先での過ごし方の多様性が広がったこともあり、今後はインバウンドだけでなく日本人の間でも夜の観光への関心が高まるのではないでしょうか。

2024年注目の旅トレンドについて、事例を紹介

<イマーシブ(没入)体験>

その世界観に入り込んだような体験ができる没入型コンテンツやアート作品のこと

イマーシブ・フォート東京【東京都】

イマーシブ・フォート東京

2024年春にお台場に開業予定の「イマーシブ・フォート東京」。完全屋内型テーマパークで、物語に入り込む感覚が味わえる『イマーシブシアター』を中心に、さまざまなアトラクションやショップ、レストランで完全没入体験が楽しめます。バリエーション豊かなコンテンツで一日どっぷりイマーシブ体験に浸ることができます。

西武園ゆうえんち「没入型ドラマティック・レストラン~豪華列車はミステリーを乗せて~」【埼玉県】

西武園ゆうえんち

食堂車レストランで食事をしながら、その場で繰り広げられる演劇に参加する、イマーシブシアター形式の没入体験です。物語の舞台となる列車では、車窓を流れる景色や、車内の照明・音響、さまざまな特殊効果などの演出で五感をフルに使い、登場人物と一緒に行動・会話しながら約90分の上演時間中、濃密な超没入体験が体感できます。

■西武園ゆうえんち「没入型ドラマティック・レストラン~豪華列車はミステリーを乗せて~」
「西武園ゆうえんち「没入型ドラマティック・レストラン~豪華列車はミステリーを乗せて~」」の詳細はこちら

森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス【東京都】

(C)チームラボ
「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」麻布台ヒルズ, 東京 (C)チームラボ

2024年2月上旬に麻布台ヒルズにオープン予定の新スポット。 “チームラボ”が手がける新たなアートプロジェクト「認知上の存在」をテーマにした作品や日本未公開作品も多数加わり、さらに進化した身体ごと没入できるアートが展開されます。ゼリー状やシャボン玉状の光の塊が出現するなど、これまでにない不思議で新しい世界観が体感できます。

■森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」の詳細はこちら

<ナイトタイムエコノミー>

観光・体験や飲食など夜の時間帯を活用した経済活動のこと

2024さっぽろ雪まつり(第74回)【北海道】

さっぽろ雪まつり

毎年2月上旬に行われる、札幌の冬の一大イベント「さっぽろ雪まつり」もナイトタイムの活用に取り組み、夜間のライトアップは23時まで行われています。会場は3つあり、雪像や氷像、すべり台など、会場ごとに見どころの異なる氷の世界を体感できます。プロジェクションマッピングやライトアップ、ウィンターアトラクションなども話題です。
[開催期間]2024年2月4日(日)~11日(日・祝)

■2024さっぽろ雪まつり(第74回)
「2024さっぽろ雪まつり(第74回)」の詳細はこちら

TORANOMON LIGHT ART【東京都】

TORANOMON LIGHT ART

虎ノ門ヒルズを中心に展開する光のアートイベント。光を使用した芸術作品で、都市における新たな芸術表現と賑わい創出を目的に開催されています。アーティストや建築家、プロダクトデザイナーが手掛ける、革新的で芸術性の高い作品を街の各所に展示し、街を回遊しながら鑑賞することができます。
[開催期間]2023年11月13日(月)~2024年1月8日(月・祝)

浜田の夜神楽【島根県】

浜田の夜神楽

毎週土曜20時から開催される島根県西部の伝統芸能・石見神楽(いわみかぐら)もナイトタイムコンテンツのひとつ。日本神話を題材に、笛の音や活気溢れる太鼓囃子に合わせて豪華絢爛な衣裳と表情豊かな面を身につけて舞う、古くから伝わる石見神楽は日本遺産にも認定されています。その演目は約30数本あり、歴史的武勇伝から地域ゆかりのもの、創作演目までバラエティー豊かなラインナップです。

※スポットの最新情報は各公式サイトをご確認ください。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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