餃子の街ともいわれる宇都宮市ですが、非日常体験ができる「大谷資料館」などの観光地や、栃木県が日本一※の収穫量を誇るいちごを使ったスイーツが味わえるおしゃれカフェなど、魅力的なスポットがたくさんあります。
今回は、家族旅行でもカップルのデートでもおすすめの場所をピックアップ。そのまま使えるモデルコース付きで紹介します。日帰りでも1泊2日でも楽しめるので、ぜひ行ってみてください!
※都道府県別いちご収穫量令和4年(農林統計)
宇都宮市はどんな街?アクセスは?
01. ウツノミヤテラス<駅周辺>
02. 大谷資料館<大谷エリア>
03. ROCKSIDE MARKET<大谷エリア>
04. Cobble<大谷エリア>
05. THE STANDARD BAKERS大谷本店<大谷エリア>
06. 若竹の杜 若山農場<大谷エリア>
07. 道の駅うつのみや ろまんちっく村<大谷エリア>
08. 八幡山公園<中心部エリア>
09. 来らっせ 本店<中心部エリア>
10. フルーツダイニング パレット(8010)<中心部エリア>
11. ヤクルトサービスセンター御本丸 カフェ&ギャラリー<中心部エリア>
滞在時間別モデルコース
宇都宮市はどんな街?アクセスは?
東京駅から約50分。非日常体験もすぐ楽しめる

東京駅から東北新幹線に乗り、大宮駅の二つ先が宇都宮駅。駅周辺には、2022年にできた「ウツノミヤテラス」などの商業施設があります。駅から車で7〜8分ほど、「宇都宮タワー」がある「八幡山公園」付近の中心部エリアには、多くの餃子店やカフェが集まっています。
市中心部から車で20分ほどドライブすれば、「大谷資料館」などの幻想的な非日常体験ができる自然スポットが点在。街と観光地がコンパクトにまとまっているのも魅力です。
宇都宮市へのアクセス
電車の場合
東京駅から東北新幹線「やまびこ」「なすの」で約50分です。
車の場合
最寄りICは東北自動車道の鹿沼ICまたは、同じく東北自動車道の宇都宮IC。市中心部に行くなら鹿沼IC、大谷エリアに行くなら宇都宮ICが便利で、都内からは約1時間30分で行けますよ。
01. ウツノミヤテラス<駅周辺>
宇都宮餃子の名店も、話題のスイーツも揃う

2022年にオープンした、宇都宮駅東口と直結する14階建ての複合施設。宇都宮や栃木県を代表するショップがあり、観光の拠点としても便利です。

餃子の名店「宇都宮みんみん 宮みらい店」は、全52席の広い店内。順番受付機で発券しておけば、館内でおみやげを選びながら待ち時間を過ごせます。
メニューは焼餃子、水餃子、揚餃子の3つのみですが、「ダブル・スイ・ライス」がおすすめです。焼餃子2人前(12個)、水餃子(6個)にライスが付きます。野菜のシンプルな甘みとパリッと美しい焼き色の皮で、いくらでも食べられる餃子ですよ。

「とちおとめ×芭莉式(ばりしき)」で、いちごづくしのソフトクリームを堪能しましょう。「とちおとめショートソフト」は、濃厚ないちごジェラートに、とちおとめ1個分ものフリーズドライパウダーといちごをオン。外のテラスで食べるのもおすすめです。

「COCONOJI MARCHE」は、栃木県の老舗和菓子メーカー「日昇堂」が運営する土産店です。2023年夏に開業した路線、宇都宮ライトレールがパッケージにデザインされた「栃の葉サブレーLRTパッケージ」(15枚入り900円)に注目ですよ!
店舗により異なる
栃木県宇都宮市宮みらい1-1
7時~24時(店舗により異なる)
店舗により異なる
宇都宮駅より徒歩2分/東北道 鹿沼ICより20分
480台(有料)
「ウツノミヤテラス」の詳細はこちら
02. 大谷資料館<大谷エリア>
地下30mの広大な採石場跡で探検気分!

石の町で知られる大谷(おおや)にある、大谷採石場跡の博物館。大谷石文化は2018年に日本遺産に認定されています。細い階段で地下30mまで降りていくと、石に囲まれた世界が広がります。

江戸時代~昭和中期まで使われていた2万平方メートルの地下採掘場には、約1000万本もの切り出された石が展示されています。ライトアップされた空間は幻想的で、結婚式や展示会、コンサートなどにも使われます。

地上が見える穴もあるので、探してみては?とても広く、滑りやすいので歩きやすい靴がおすすめです。通常、坑内の気温は8℃前後と夏でもひんやりするので、上着を用意していきましょう。
028-652-1232
栃木県宇都宮市大谷町909
【4~11月】9時~17時(最終入館16時30分)【12~3月】9時30分~16時30分(最終入館16時)
【4~11月】なし【11~3月】火
高校生以上800円、小・中学生400円
宇都宮駅よりバスで30分/東北道 宇都宮ICより15分
あり(有料)
「大谷資料館」の詳細はこちら
「大谷資料館」のクチコミ・周辺情報はこちら
03. ROCKSIDE MARKET<大谷エリア>
ハイセンスな大谷石の雑貨も買えるカフェ

「大谷資料館」の隣にあるショップ&カフェ。大谷石を使ったアイテムは、ナチュラルでインテリアに溶け込み、自分へのお土産にもぴったりです。


スイーツやランチも充実しているので、「大谷資料館」で歩き疲れたときの休憩スポットにぴったりですよ。クリーミーとさっぱりの2タイプから選べるジェラートの注目フレーバーは「たっぷり果実のストロベリー」です♪
028-688-8604
栃木県宇都宮市大谷町909
9時30分~17時(LO16時30分)
火、12~3月
宇都宮駅よりバスで30分/東北道 鹿沼ICより20分
あり(有料)
「ROCKSIDE MARKET」の詳細はこちら
04. Cobble<大谷エリア>
2023年オープン。大谷石のアクティビティが楽しめる施設


「大谷資料館」から徒歩2分ほどの立地にオープンした「Cobble(カブル)」は、子どもも大人も楽しめるアウトドアフィールド。大谷石と採掘場跡地を活かした、「イシミッケ!」「カセキハックツ!」「イシノボリ!」といった3種類のアクティビティにチャレンジできます。

大谷の自然と青空が広がる敷地内の「そらテラス」では、予約不要・完全手ぶらでバーベキューが楽しめますよ。
028-666-0579
栃木県宇都宮市大谷町909
【飲食エリア】11時~17時【アクティビティ】10時30分~17時30分
【3~4月・9~11月】火【12~2月】平日【5~8月】なし
【手ぶらBBQスタンダードプラン】1名3300円~【各種アクティビティ】1名660円~
宇都宮駅よりバスで30分/東北道 鹿沼ICより15分
あり(無料)
「Cobble」の詳細はこちら
「Cobble」の周辺情報はこちら
05. THE STANDARD BAKERS大谷本店<大谷エリア>
素材と製法にこだわったベーカリーレストラン

築50年余の建物をリノベーションしたベーカリーレストラン。本格的なハード系のパンや菓子パンなど、50~60種類が並びます。


栃木県産の食材をふんだんに使ったランチは、肉料理や季節のニョッキなどが選べます。柔らかい苦味と後味に残るチョコレート感が特徴の「大谷ブレンドコーヒー」(495円)も味わってみてください。ランチは公式サイトから予約することもできます。
028-652-5588
栃木県宇都宮市大谷町1159
【平日】10時~17時(LO)【土・日・祝】8時30分~17時(LO)
火(冬季休業など不定休あり)
東北道 鹿沼ICより20分
なし
「THE STANDARD BAKERS大谷本店」の詳細はこちら
06. 若竹の杜 若山農場<大谷エリア>
美術館のような、神秘的な竹林

100年以上に渡り、筍を中心に作り続ける農場。映画のロケ地としてもよく使われる広大な竹林が魅力です。一歩足を踏み入れれば、緑のグラデーションが美しい竹と笹鳴りの音のみの空間で、異世界に迷い込んだような感覚になります。特別企画の「Bamboo Winter Lights」期間以外でも、ライトアップは一年を通して土日、祝日に楽しめます。


竹林散策のほか、竹のブランコや竹林内にある茶屋でいただく抹茶、竹工作体験など、竹にまつわる楽しみもたくさん。2023年にオープンしたカフェでは、若山農場で収穫された農作物を使ったランチやデザートが味わえます。
028-665-1417
栃木県宇都宮市宝木本町2018
【平日】9時~17時【土・日・祝】9~20時 ※6~8月は21時閉園
年末年始
【日中の竹林散策入場料】高校生以上750円、小・中学生500円、3~5歳250円
宇都宮駅よりバスで30分/東北道 宇都宮ICより10分
あり(無料)
「若竹の杜 若山農場」の詳細はこちら
「若竹の杜 若山農場」のクチコミ・周辺情報はこちら
07. 道の駅うつのみや ろまんちっく村<大谷エリア>
温泉もプールも楽しめるファームパーク

東京ドーム10個分という広大な敷地内に、農産物の直売所や地物の食材が楽しめる飲食店から、体験農場、森遊び、温泉やプール、宿泊施設まで揃う滞在体験型ファームパークです。


鞍掛山、古賀志山、赤岩山の雄大な山並み、そして四季折々の風景を感じながら、心ゆくまで満喫できるのが温泉「湯処あぐり」です。また、25m変形プール(屋内)をはじめ、サウナや歩行浴、ジャグジーなどが揃う「アグリスパ」もあります。「湯処あぐり」と「アグリスパ」はセット券(大人1230円)があり、通常よりお得に利用できますよ。
028-665-8800、028-665-8181(温泉・スパ)
栃木県宇都宮市新里町丙254
【平日】9時~17時【土・日・祝】9時~18時(施設により異なる)、温泉10時〜20時30分(最終入場)、スパ10時〜20時(最終入場)
毎月第2火曜日(祝日の場合は翌日休み)
東北道 宇都宮ICより5分
あり(無料)
「道の駅うつのみや ろまんちっく村」の詳細はこちら
「道の駅うつのみや ろまんちっく村」のクチコミ・周辺情報はこちら
08. 八幡山公園<中心部エリア>
公園内には市内を一望できる宇都宮タワーもある

宇都宮市の中心部に位置する広い八幡山公園では、宇都宮タワーから眺望を楽しめるほか、アスレチックや動物舎などの施設もあり、子どもも大人もゆっくりと遊べます。中でも、公園の東西を結ぶモノストーム式鋼吊床版橋、アドベンチャーブリッジは高さ30m、橋長が150mもあり、歩くだけでワクワク♪宇都宮タワーを背景に写真が撮れるのも魅力です。

交通ルールが学べるゴーカートは、身長140cm以上の小学校3年生〜中学校3年生までが対象です(身長140cm未満、3歳〜小学2年生は保護者同伴)。お得な5回券(650円)もあるので、たっぷり楽しめますよ。
028-624-0642
栃木県宇都宮市塙田5-1-1
宇都宮タワー9時~16時30分、ゴーカート9時~16時(公園は終日開放)
月(祝日の場合は翌日休み)、年末年始
【宇都宮タワー】高校生以上190円、小・中学生90円【ゴーカート】1回(周)140円 ※対象年齢は3歳~中学3年生
宇都宮駅よりバスで5分さらに徒歩15分/東北道 宇都宮ICより20分
あり(有料)
「八幡山公園」の詳細はこちら
「八幡山公園」のクチコミ・周辺情報はこちら
09. 来らっせ 本店<中心部エリア>
宇都宮餃子®の名店の味が、一度に楽しめる

宇都宮餃子の名店の味が一度に楽しめる「来らっせ 本店」。日替わり店舗と常設店舗がありますが、初めて行くなら、「宇都宮みんみん」「めんめん」「さつき」「香蘭」「ぎょうざの龍門」の餃子が食べられる常設店ゾーンがおすすめです。広々としたフロアに5店舗が並び、会計はそれぞれの店で済ませる方式です。


店頭にあるQRコードを読み取って、LINEから入場整理券を発券。順番が近くなったらLINEにお知らせが届きます。
また、栃木県の下野新聞社が運営する「コレメッケ宇都宮」のLINE公式アカウントで友だち登録をすれば、店頭に行かなくてもLINE上で整理券発行・呼び出しができるシステムがあります。とくに休日は、どの時間帯でも混み合うので賢く整理券をゲットしましょう!
028-614-5388
栃木県宇都宮市馬場通り2-3-12 MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮 地下1階
【平日】11時~20時30分(LO20時)【土・日・祝】11時~21時(LO20時30分)
なし
宇都宮駅より徒歩20分/東北道 鹿沼ICより20分
なし
「来らっせ 本店」の詳細はこちら
「来らっせ 本店」のクチコミ・周辺情報はこちら
10. フルーツダイニング パレット(8010)<中心部エリア>
「苺サンド」が名物の老舗フルーツパーラー


地元の人からも愛され続ける「苺サンド」が名物の店は、1898(明治31)年創業の老舗果物店がルーツ。その後、1976(昭和51)年にフルーツパーラーとしてオープンしました。
“果物を美味しくたくさん、下手に手を加えず、シンプルに召し上がっていただきたい”という基本ポリシーのもと、たっぷりの生クリームと旬の美味しい栃木のいちごをサンド。甘すぎない生クリームといちごの程よい酸味、シンプルゆえの味わい深さに出合えます。
028-621-8020
栃木県宇都宮市下戸祭2-18-1
11時~15時30分(LO)、18時~20時30分(LO)
月 (祝日の場合は翌日休み)
宇都宮駅よりバスで20分/東北道 宇都宮ICより15分
あり(無料)
「フルーツダイニングパレット(8010)」の詳細はこちら
11. ヤクルトサービスセンター御本丸 カフェ&ギャラリー<中心部エリア>
全国初!「ヤクルト」を使ったスイーツが味わえるカフェ

カフェ、ギャラリー、エステサロンが併設されたヤクルトの複合型施設が、2023年にオープンしました。思わず写真を撮りたくなる、巨大な「ヤクルト1000」のオブジェが目印。
注目は、ここだけでしか食べられない「ヤクルト」を使ったオリジナルのスイーツです。


とくに「アイスdeヤクルト」は、これまでオンラインショップのみで販売されていた商品。「ヤクルト」の甘酸っぱさと濃厚な生クリームがマッチした贅沢なアイスです。
スイーツのほか、カレーなどのランチメニューもあるので、立ち寄ってみてください。
050-8892-8986
栃木県宇都宮市本丸町1-43
10時~18時(LO17時30分)
月 (祝日の場合は翌日休み)
東武宇都宮駅より徒歩14分/東北道 鹿沼ICより20分
7台(無料)
「ヤクルトサービスセンター御本丸 カフェ&ギャラリー」の詳細はこちら
滞在時間別モデルコース
1. 昼過ぎから夕方の半日3~4時間コース

02. 大谷資料館<大谷エリア>
↓徒歩すぐ
03. ROCKSIDE MARKET<大谷エリア>
↓車で30分
01. ウツノミヤテラス<駅周辺>
まずは宇都宮の代表的観光地「大谷資料館」があるエリアへ。駅周辺に戻ってきたら「ウツノミヤテラス」で餃子を食べたり、お土産をチェックしたりして帰る効率の良いコースです。
2. 昼前から夕方の5~6時間コース

05. THE STANDARED BAKERS大谷本店<大谷エリア>
↓車で2分
02. 大谷資料館<大谷エリア>
↓車で10分
06. 若竹の杜 若山農場<大谷エリア>
↓車で20分
09. 来らっせ 本店<中心部エリア>
昼前に到着したら、大谷町のベーカリーレストランでランチ。ランチのあとは、「大谷資料館」と「若竹の杜 若山農場」の幻想的な空間を満喫。市内中心部に戻り、「来らっせ 本店」で餃子を思う存分楽しみましょう。
3. 1泊2日コース

【1日目】
02. 大谷資料館<大谷エリア>
↓徒歩すぐ
04. Cobble<大谷エリア>
↓車で10分
07. 道の駅うつのみや ろまんちっく村<大谷エリア>
↓車で25分
09. 来らっせ 本店<中心部エリア>
↓
宇都宮市内 宿泊
【2日目】
11. ヤクルトサービスセンター御本丸 カフェ&ギャラリー<中心部エリア>
↓車で5分
08. 八幡山公園<中心部エリア>
↓車で3分
10. フルーツダイニング パレット(8010)<中心部エリア>
1泊2日で宇都宮を楽しむなら、1日目は大谷エリア、2日目は市内中心部をまわり、話題のスイーツを堪能したり公園でのんびりしたりしましょう。子ども連れの場合は、移動時間を短くして1日目は大谷エリアに宿泊するのもおすすめです。
まとめ
宇都宮の観光スポットを紹介しました。東京方面からのアクセスもよいので、「この週末にどこか行きたいな」と急に思ったときの旅先としてもぴったりです!モデルコースも参考に、でかけてみてくださいね。
\宿・ホテル検索はこちら/
※この記事は2024年3月26日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
伊藤 律子
編集ライター。しましま&旅行好き。所有しているボーダーの数と、沖縄旅行回数と、訪れた国の数は20以上。コツコツとマイルを貯め続け、次の休みはどこに行こうかと、仕事&育児に追われながら日々妄想中。