世界最大の魚類、ジンベエザメ。日本でその迫力ある姿を見ることができる水族館は、大阪の「海遊館」、鹿児島の「いおワールド かごしま水族館」、沖縄の「沖縄美ら海水族館」の3館だけです。今回はその3館のジンベエザメについて調べてみました。見どころやお土産も合わせて紹介するので参考にしてみてくださいね。
ジンベエザメとはどんな動物?
全長10mを超す世界最大の魚類

ジンベエザメは成長すると全長10~12m、まれにさらに大きくなることもあると言われる世界最大の魚類です。英名は「whale shark」で、「くじら(whale)のように大きいサメ(shark)」が語源だそう。
とても大人しい性格で人を襲うことはなく、主に小型の甲殻類などのプランクトンを食べています。歯は退化していて、大きな口にとても小さな歯が8000本ほども並んでいるんですよ。
また、寿命はかなり長いとされていますが、詳しいことははっきり分かっていません。まだまだ謎の多い生き物なのです。
日本で飼育されているジンベエザメは合計4頭

2025年1月現在、国内の水族館で見られるジンベエザメは、「海遊館」の2頭、「いおワールド かごしま水族館」の1頭、「沖縄美ら海水族館」の1頭の合計3館4頭のみ。
絶滅危惧種に指定されている希少動物であり、巨体に加えて長距離を泳ぐ習性を持つジンベエザメは、非常に大きな水槽が必要なため、受け入れられる水族館が少ないのです。
ここからは、ジンベエザメを飼育している水族館と、見どころを紹介します。
【大阪府・大阪市】海遊館
環太平洋火山帯の自然環境を再現する
大阪ベイエリアにある「海遊館」。約620種・3万点の生きものが暮らす水族館です。特徴は、環太平洋の自然環境を限りなく再現した臨場感のある展示。水槽ごとに異なる海域をテーマにしています。
代表的な展示は、4~6階に広がる深さ9m・幅34m(最長部分)・水量約5400tの巨大水槽「太平洋」。ジンベエザメやアカシュモクザメといった巨大な魚たちの優雅な泳ぎを見ることができます。
キュートなワモンアザラシがいる「北極圏」や、2024年11月にリニューアルした「グレート・バリア・リーフ」もぜひ見学してくださいね。
海遊館で会えるジンベエザメ

現在展示しているのはオスの海(かい)とメスの遊(ゆう)。
海遊館では、まだ詳しい生態のわかっていないジンベエザメの生態研究や健康管理の一環として、定期的に全長や推定体重の算出などの身体測定や採血などを行うほか、追跡装置を使った回遊経路調査など、自然界でのジンベエザメの調査研究も行っています。
海は推定年齢8~9歳、全長5.3m、胴回り2.6m、推定体重約1100kg。遊は推定年齢18~19歳、全長6.2m、胴回り2.7m、推定体重約1800kgです。
おすすめの観賞方法
「お食事タイム」が、ジンベエザメ観賞のハイライト。オキアミなど1日合計8kgの餌を、大きな口を開けて大量の海水と一緒に吸い込む様子は大迫力です。
お土産にぴったりなジンベエザメグッズ


エントランスビルの3階にあるオフィシャルショップでは、ジンベエザメをモチーフにした限定商品などが多彩にラインナップ。
ぬいぐるみの「エラ付ジンベエザメ」は、飼育員が監修し、特徴であるエラを内側にまで再現した商品です。
大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
10時~20時(入館は閉館の1時間前まで)※時期・日により異なる
1月に2日間連休あり
【入館料】大人2700円~、小・中学生1400円~、3歳以上小学生未満700円~(時期・日により異なる)
大阪港駅(海遊館前)より徒歩5分/阪神高速道京橋ICより50分
あり(有料)
「海遊館」の詳細はこちら
「海遊館」のクチコミ・周辺情報はこちら
【鹿児島県・鹿児島市】いおワールド かごしま水族館
自然の海を生かした展示も必見
鹿児島を代表する名所として知られる活火山・桜島が目の前に広がる「いおワールド かごしま水族館」。鹿児島県の魚を中心に約800種・1万点を飼育・展示する水族館です。
ジンベエザメやカツオなどが泳ぐ「黒潮大水槽」は迫力満点。カラフルで柔らかい体が特徴のウミウシを常設展示する「うみうし研究所」、自然の海と繋がった無料ゾーンで泳ぐイルカが見られる「イルカ水路」、イルカの能力や体の仕組みを紹介する「いるかの時間」なども楽しみですね。
いおワールド かごしま水族館で会えるジンベエザメ
横25m、縦13m、深さ5m、総水量1500立方メートルという巨大水槽「黒潮大水槽」で展示されている、ジンベエザメのユウユウは11代目。
「いおワールド かごしま水族館」では、ジンベエザメが水槽の中で健やかに泳げる限界を全長5.5mと定め、その大きさになる前に海へ帰しています。そのため、成長すると野生復帰のトレーニングを実施。個体を入れ替えています。
おすすめの観賞方法


ジンベエザメを水槽の上から鑑賞できる「バックヤードツアー」は、土・日・祝の15時に開催。入館料のみで、ジンベエザメがいる水槽やサンゴ礁水槽などのバックヤードをめぐることができます。受付は当日のみで、先着10人。まずは本館1階の総合案内所へ行きましょう。
お土産にぴったりなジンベエザメグッズ・お菓子



1階のショップでは、ぬいぐるみやキーホルダー、お菓子などのお土産を販売。オリジナルの商品も多数用意されています。
「ねむねむ抱き枕ジンベエ」は、抱き心地抜群のなめらかな肌触り。眠そうなジンベエザメの表情にも癒されます。
鹿児島県鹿児島市本港新町3-1
9時30分~18時、GW・夏休み期間の土日祝・お盆期間などは~21時(入館は閉館の1時間前まで)
12月の第1月から4日間
【入館料】大人2000円、小・中学生1000円、未就学児無料
九州自動車道薩摩吉田ICまたは鹿児島北ICより20分
あり(有料)
「いおワールド かごしま水族館」の詳細はこちら
「いおワールド かごしま水族館」のクチコミ・周辺情報はこちら
【沖縄県・本部町】沖縄美ら海水族館
大小75の水槽で沖縄周辺の海域を再現

沖縄本島北西部の「海洋博公園」内にある「沖縄美ら海水族館」。深さ10m・幅35m・奥行き27m・7500立方メートルというダイナミックな巨大水槽「黒潮の海」など大小75の水槽で、沖縄の海に棲息する生き物たちなど約780種を展示しています。
全長8.8mにまで成長した飼育年数30年のジンベエザメや、エイの仲間では最大級のナンヨウマンタのほか、沖縄らしいカラフルな魚やサンゴ、水深200~700mという深海の生き物などを見ることができます。
沖縄美ら海水族館で会えるジンベエザメ


沖縄美ら海水族館で会えるジンベエザメは、オスのジンタです。
ジンタが、同館の前身である「国営沖縄記念公園水族館」にやってきたのは1995年。2025年3月で飼育年数30年を迎えました。
推定年齢は40歳程度。飼育当初は全長4.6mでしたが、現在は約2倍の8.8mに。約800kgだった体重は推定約6tにまで大きくなりました。
おすすめの観賞方法


ジンベエザメを真上から見られる「黒潮探検(水上観覧コース)」は、毎日8時30分~10時45分と17時30分~閉館15分前までの入場(無料、予約不要)。大きな特徴のひとつである、背中の陣兵衛羽織(じんべえばおり)のような斑点模様をしっかり見ることができます。
また、「美ら海シアター」は穴場スポット。水槽「黒潮の海」の中層が見える観察窓があり、間近に泳ぐジンベエザメを観賞できるんですよ。
お土産にぴったりなジンベエザメグッズ・お菓子




ショップ「ブルーマンタ」には、Tシャツや文房具、日用雑貨、キーホルダー、お菓子などオリジナルのお土産がたくさん。
「ねむたんジンベエザメ」は、もちもちふわふわの手触りと眠っているような表情が可愛いぬいぐるみです。
沖縄県国頭郡本部町石川424 国営沖縄記念公園(海洋博公園)内
8時30分~18時30分(入館は閉館の1時間前まで)※営業時間の延長期間は公式HP参照
公式HP参照
【入館料】大人2180円、高校生1440円、小・中学生710円
沖縄自動車道許田ICより40分
あり(無料)
「沖縄美ら海水族館」の詳細はこちら
「沖縄美ら海水族館」のクチコミ・周辺情報はこちら
まとめ
日本広しといえど、現在、ジンベエザメに出会える水族館は大阪、鹿児島、沖縄にある3館だけ。いずれも観光スポットが多いので、旅行がてら優雅に泳ぐ神秘的な姿を見に行ってくださいね。
※この記事は2026年1月8日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※2026年1月15日、のとじま水族館で飼育していた「モモ(メス)」が亡くなりました。
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じゃらん編集部
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