close

2025.10.08

【全国】没入感たっぷりレトロ紅葉スポットランキング発表!温泉街からクラシカルな洋館までランクイン

10月に入り、全国各地で少しずつ秋ならではの風景が広がり始めています。今回は、レトロな街並みと紅葉が織りなす魅力的な絶景スポットを対象に、“没入感”をテーマとしたアンケート調査を実施しました。その結果をランキング形式で紹介します。

『じゃらん』没入感たっぷりレトロ紅葉スポットランキング

【アンケート調査概要】インターネット調査/調査時期:2025年8月8日(金)~13日(水)/調査対象:47都道府県在住の20代~50代/有効回答数:1050名/複数回答(『じゃらん』で紹介したレトロスポットで楽しめる紅葉を中心に、まさにその雰囲気に没入できそうだと思うスポットを3つまで選択)

レトロな世界観に包み込まれるような“まさに没入感たっぷり”な紅葉スポット1位に輝いたのは、山形県の「銀山温泉」で、歴史ある木造旅館と色づく山々が織りなす風景は、まさに秋の絶景。レトロな街並みと紅葉のコントラストが美しい温泉街です。

2位には京都府「嵯峨野トロッコ列車」がランクイン。保津川渓谷を走る列車の車窓から、絵巻物のような渓谷美を堪能できます。続く3位の東京都「旧岩崎邸庭園」では、黄金色に染まる大イチョウとクラシカルな洋館が調和し、異国情緒漂う絵画のような風景が広がります。

そのほかTOP10には、駅舎や温泉街など懐かしさを感じるレトロスポットに紅葉が彩りを添え、ロマンティックな景色が楽しめる場所が多数ランクインしました。秋の旅先選びに、ランキング情報をぜひご活用ください。

没入感たっぷりレトロ紅葉スポットランキングTOP10を紹介

1位:銀山温泉【山形県】

銀山温泉
(画像提供:写真AC)

銀山温泉の紅葉は、歴史ある木造旅館と色づく山々が織りなす風景が魅力。赤や黄に染まった木々が温泉街を包み込み、ノスタルジックな雰囲気を演出します。特に銀山川沿いの大正・昭和期の旅館が並ぶレトロな街並みと紅葉のコントラストは見事で、夕暮れ時にはガス灯がともり、神秘的な空気に包まれます。

2位:嵯峨野トロッコ列車【京都府】

嵯峨野トロッコ列車

嵯峨野トロッコ列車では、保津川渓谷を走る列車から紅葉の渓谷美を堪能できます。木製の座席や裸電球がともるレトロ感漂う車両でゆったりと進み、車窓からは赤や黄に染まる山々が広がり、秋の風景をじっくり楽しめます。夜には沿線がライトアップされる「光の幻想列車」が運行され、昼間とは異なるロマンティックな景色が見られます。

3位:旧岩崎邸庭園【東京都】

旧岩崎邸庭園
(画像提供:公益財団法人東京都公園協会)

旧岩崎邸庭園では、洋館前にある樹齢400年ともいわれる大イチョウが黄金色に染まり、クラシカルな洋館と調和して、異国情緒漂う秋の絵画のような風景が広がります。黄葉・紅葉の見頃は11月下旬〜12月上旬で、芝庭ではイロハモミジの紅葉とイチョウの黄葉の美しいコントラストが楽しめます。

4位:小樽運河周辺【北海道】

小樽運河周辺

小樽運河周辺の紅葉は、歴史的な石造倉庫群と秋色に染まるツタが織りなす、懐かしさを感じる風景が魅力です。運河沿いの遊歩道では、水面に映る紅葉とガス灯の明かりが調和し、映画のワンシーンのような美しさが漂います。11月からは青の運河という特別なライトアップが実施され、より幻想的な景観をつくり出します。

5位:美作滝尾駅【岡山県】

美作滝尾駅

昭和初期に建てられた木造駅舎はレトロ好きにはたまらない雰囲気で、有名な日本映画のロケ地としても知られています。小さな待合室、木のベンチや看板など全てが映画の一場面のよう。山々が色づき始めると、紅葉を背景に駅舎を撮影でき、鉄道ファンや写真愛好家にも愛されています。特に晴れた日の午前中や夕暮れ時には、斜光が建物の陰影を美しく際立たせてくれます。

■美作滝尾駅(みまさかたきおえき)
「美作滝尾駅」の詳細はこちら

6位:渋温泉【長野県】

渋温泉

秋の渋温泉は、石畳の温泉街と色づく木々が織りなす、情緒豊かな景観が魅力です。大正・昭和の面影を残す木造建築と紅葉が調和し、時を越えて旅をしているかのような気分に浸れます。見頃は10月下旬〜11月上旬で、「九湯めぐり」や足湯を楽しみながら、レトロな雰囲気漂う秋の温泉街をゆったりと満喫できます。

7位:博物館 明治村【愛知県】

博物館 明治村

明治村では、明治時代を中心とする貴重な建造物と紅葉が融合し、ほかでは味わえない風景が広がります。赤や黄に染まるハナミズキやモミジなどが、西郷從道邸や金沢監獄中央看守所・監房などの歴史的建物を彩り、昔懐かしくもありながら、まるでタイムトリップしたかのような感覚に浸れます。

8位:只見線【福島県】

只見線

只見線の紅葉は、奥会津の自然美を列車から眺める絶景が最大の魅力です。只見川に沿って走る路線では、秋の彩りに包まれた山々と川霧が織りなす幻想的な風景が見渡せます。特に「第一只見川橋りょう」では、鉄橋と紅葉、川の流れが一体となった景観が楽しめます。秋の臨時運行「風っこ只見線満喫号(※全席指定・要事前予約)」は、窓が大きく開くトロッコタイプで、昔ながらの鉄道旅の雰囲気を味わえます。

9位:黒部峡谷鉄道【富山県】

黒部峡谷鉄道

黒部峡谷鉄道では、ベンチ風の座席でクラシカルなトロッコ電車から眺める渓谷のダイナミックな紅葉が圧巻です。車窓からは、秋色に染まる山肌とエメラルドグリーンの黒部川が織りなす絶景が続きます。「山彦橋」や「うなずき湖と湖面橋」では、橋と紅葉のコントラストが美しく、撮影スポットとしても知られています。標高差による色づきのグラデーションも楽しめ、秋の自然美を五感で堪能できます。※2025年は宇奈月駅から猫又駅までの折返し運行となっています

10位:わたらせ渓谷鐵道【群馬県】

わたらせ渓谷鐵道

わたらせ渓谷鐵道では、関東屈指の渓谷美と鉄道が融合した秋の絶景が満喫できます。窓ガラスのないトロッコ列車「トロッコわっしー号」からは、秋風を感じながら、紅葉に染まる山並みと渡良瀬川が楽しめます。沿線には登録有形文化財にもなっている木造駅舎の駅も点在し、レトロな雰囲気が漂います。特に「古路瀬渓谷」や「沢入駅〜原向駅」間は写真映え抜群、標高差により紅葉が長く楽しめるのも魅力です。

※この記事は2025年9月22日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※スポットの最新情報は各公式サイトをご確認ください。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

Topics

tag

この記事に関連するキーワード