やんまあさんの京都府の旅行記

◆京都南@左京F上京B◆京都紅葉!そうだ鷹峯に行こう!
- 1日目2017年11月24日(金)
-
2017紅葉は一乗寺周りと鷹峯。
-
京都駅で友人を拾い、そのまま東寺へ!!みんな考えることは同じか。。人多いな。池に映るライトアップされた紅葉が綺麗です。
-
講堂の立体曼荼羅もライトアップされ、いつもよりも良い感じだった。仏像の背後も見ることができ、大満足!!本来は曼荼羅は掛け軸で金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅の二種類がある。東寺はこれを仏像で表現しており、立体曼荼羅と呼ばれている。
- 2日目2017年11月25日(土)
-
9:00から開門です。開門前ですが周辺の駐車場は満車マークが多かったです。紅葉の時期は交通機関を利用するのが良いですね。ということで、詩仙堂到着しました。まだ人は少なそう!!
-
残念ながら秘仏のため見仏できなかったが、本尊に「馬郎婦観音」という三十三観音の1つが安置されていた。三十三観音は神奈川鎌倉・長谷寺の宝物館で見仏したぐらいで、なかなか見れない仏像である。ただ、記憶がないため、帰って調べたところ「魚籃観音」と同一とも言われてもいる。
-
山門に着いたときは、人が少ないと思ったのですが入るとそうでもなかったです・・。やはり、この期間は人が多いですね。木曜が祝日だったので、金曜日は休みを取って、4連休にして京都に来ている人もいるようです・・・。
-
紅葉も綺麗ですが、単純に庭園も整備されて綺麗です。
-
詩仙堂・狸谷山不動院と曼殊院・圓光寺の間にある、京都一乗寺の氏神。古くから「北の祇園」と称され、皇居守護神十二社中の一つである。御祭神は「スサノオ」と「イナダヒメ」と「ハチオウジノミコト」で、方除・厄除・縁むすび・学業の神様として厚く信仰されている。
-
京都市内でいうと拝殿・本殿は平野神社と今宮神社に似ている。本殿正面の右斜め横には三色もみじ(赤・黄・緑)があります。そして、オリジナルの剣を刺繍したシンプルな御朱印帳があります。 2色あり、薄黄色緑色と薄桃色と渋めの色です。
-
オリジナル御朱印帳は写真の通り剣がデザインされています。八大神社祭りでは、この剣を長い棒に着けて、練り歩きます。今度観に行こうと思いました。たぶん、京都西院の西院春日祭りと同じ長~い剣で鐘を鳴らして歩くんだろうな。
-
八大神社本殿西に、宮本武蔵が吉岡一門と決闘した当時の”下り松(さがりまつ)”の古木と宮本武蔵像がある。その昔、神道と仏教の壁がなかった頃、神木は仏像にされたり、神殿に使われたりしていました。日本人は昔からリサイクル・リユースしていたんですよね。
-
詩仙堂を出ると、諦めてしまいそうな坂があるが、思ったより早く、狸谷山不動院に着く。詩仙堂などは人が多いのに、ここはひっそりしていた。歌舞伎役者が訪れる所です。
-
紅葉の時期は毎年「秋の特別洞窟内陣参拝〜間近で祈る、不動明王の目力と洞の神秘〜」が開催される。大日如来の化身である「不動明王」を本尊にしています。なかなか迫力がある玉眼のよい明王です。
-
境内の見どころが多く、猛々しい烈火で不浄を清浄と化す神力を持つ明王「ウスサマ明王」が安置されている。日々の生活のあらゆる不浄を清める功徳があることから「トイレの神様」としての信仰が篤い。
-
京都・清水寺、比叡山・延暦寺、奈良&鎌倉・長谷寺と同じく、懸造りの本堂である。歌舞伎の演目としても繋がりがあり、京都の旅番組などで歌舞伎役者が出演するときに、よく出るところ。また、宮本武蔵が心の剣をみがいたといわれる武蔵之滝があり、修行場として信仰された。
-
山門に入る前から紅葉の期待感が増す寺だ。紅葉の見ごろは7:30から特別拝観をしており、1日70名完全予約だそうだ。朝早くに駅近辺で駐車場が満車だったのは、この朝参拝組なのかも。
-
拝観するとお金が掛かった由緒がいただける。後ろの紅葉に目が行くが、足元の「奔龍庭」と牛を追う牧童を描いた「十牛図」を題材に作庭した「十牛之庭」も素晴らしい。
-
堂内奥から「十牛之庭」の写真を撮ると、堂内の天井や柱が額縁に役割をはたし、絵画のような写真で撮れる寺。紅葉が散りだすと、紅葉の絨毯になる。
-
ああああああああ~本尊は運慶伝「千手観世音菩薩坐像」です!!この千手観音は、京都・清水寺の奥宮本尊「千手観世音菩薩坐像@重文」と双子か?と思った。清水寺「千手観世音菩薩坐像」は2017年に行われた「快慶展@奈良国立博物館」で展示され、仏像好き人気スポットだったところで、快慶だったらよいなという感じだった。ここの寺は慶派の誰かという感じで運慶の観音には見えなかった。清水寺は快慶で、こちらは行快だったらいいなと思った。千本釈迦堂こと大報恩寺は快慶と行快の子弟コンビの仏像が揃っており、東山周辺には快慶工房があったことからも、可能性はあり!!仏像も見逃せない寺だ!!
-
実は良尚法親王により現在の場所に移築された。桂離宮の影響を受けているらしい。枯山水の美しい庭園と参道の赤に染まった紅葉が美しい。ライトアップは幻想的な雰囲気の紅葉を堪能できるらしくオススメとのこと。
-
あれ。。人が多い。。有名なところから攻めるべきだったかなとちょっと後悔。秘仏の「不動明王」が公開されていた。ただ、現物は京都国立博物館に寄贈されています。。世の中、知らない方が幸せなことが多いですね・・。
-
曼殊院の庭園の真中にシンボル的に立つのは樹齢400年の五葉松が存在感を示す。閑静なたたずまいの中で枯山水をじっくり味わうことができる。
-
庭園風景。
-
修学院離宮地にあったのを江戸時代に現在地に遷座。周辺の神社と同じくスサノオを祀り、修学院・山端地区の産土神である。また境内には触れると夫婦和合や良縁が授かるという「八重垣」の石がある。
-
周辺の神社仏閣は人気スポットのため人は多いが、京都紅葉の穴場と言ってよいかもしれない。紅葉は参道だけだが、参道は紅葉目当てで行く価値ありです!!ゆったりと、紅葉を堪能しました。
-
一乗寺名物「でっち羊かん」が有名な老舗。亥の子餅と栗むし羊羹@165円/個をいただきました。甘さ控えめで美味しかったです。ついでに、詩仙もちを買いました。詩仙餅は八ツ橋風味のこしあんと爽やかな香りの柚子あんで、京菓子っぽく、ネットでも注文できます。
-
旅行雑誌・本でも載っているせいか、人が結構、並んでいました。実は、ごはんものもやっているそうで、結構、ご飯待ちの方もいました。京都のお雑煮と、ヒジキなどのおばんざいがいただけます。
-
紅葉と言えば、哲学の道が有名かと。詩仙堂・曼殊院など一乗周りを拝観した後は、永観堂の夜間拝観へいくため、京都バスで平安神宮まで行き、歩いた。ひとまず、カフェで時間つぶし。
-
京都の紅葉スポットの一つ。夜間拝観はさすがに、並んでいるだろうと覚悟してたが、予想以上の行列で、列が何重にもなっていた。諦めて、南禅寺へ向かった。
-
南禅寺の夜間ライトアップはどうかと行きましたが、ここもいっぱいでした。。諦めた・・。
-
青蓮院門跡
青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)は、天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡の一つとして古くより知られている。本尊は「不動明王」の青不動である。不動明王は五色存在し、一番多くポピュラーな赤不動で、他は珍しい黄不動・目黒不動・目白不動・青不動となる。青不動は五色の不動明王の中では最上位らしい。ちなみに、不動明王は最高位の仏「大日如来」の化身です。大日如来は神道になるとこの世に初めて現れた神「天之御中主神(アメノミナカ)」になります。
- 3日目2017年11月26日(日)
-
四条大宮から玄琢行きの市バスで源光庵前で下車して少し歩いたところにある。バスの本数が少ないため、他に行けなくなるから人が少ないと思われる。血天井と迷い・悟りの窓で有名です。京都には他にも血天井は残っているが、足跡があるのは、ここだけ。
-
紅葉が素晴らしい。一度、テレビで取り上げられたせいか、それなりに人はいたが、ゆっくり紅葉を楽しめるぐらいの人だった。
-
右に迷いの窓です。黄色の紅葉が綺麗です。
-
悟りの窓です。
-
血天井、迷いの窓・悟りの窓があり、窓から見える紅葉が綺麗です。絵を見ているような感覚になります。ちなみに正しい見方は、先に右の四角い迷いの窓の前で自我を見つめ、その次に左の丸い悟りの窓をみると純粋な本来の自分の姿に変わるそうです。
-
市内の寺でも綺麗な紅葉だな~というところは多い。だから人が集まるのだろうけど、ここの地域のように、それなりの人でゆっくり見られる寺で見る紅葉が好きだ。
-
本堂には本尊「釈迦牟尼仏」及び「霊芝観世音像」を安置している。本堂天井には、伏見城の床板だった血天井が張られている。京都には血天井を持つ寺が多く、源光庵の他に宝泉院、養源院、正伝寺などで見ることができます。
-
境内の紅葉も綺麗です。
-
「光悦寺」は江戸時代の芸術家・本阿弥光悦の住まいだった場所です。光悦は1615年に徳川家康によってこの場所を与えられました。当時は治安が悪い土地だったようですが、光悦の一族がこの地に移ったことによって一帯は芸術家村として栄えた。
-
光悦寺の紅葉は参道が一番美しい。参道は狭く出入口が同じなので、景色だけを写真に収めたい人は人待ちになる。出入り口までの綺麗処は閉門時にでも見られるので、1番乗りで行けば、綺麗な光悦寺の紅葉が撮影出来るはず。
-
苔と紅葉のコントラストが素晴らしい!!紅葉シーズンは夜間ライトアップしたら、人気が出ると思うけどな。光悦垣は上部に太い竹を水平に置き、その下に竹を矢来(やらい)状に組んで締める独特の工法の垣で臥牛(ねうし)垣とも言われています。光悦垣に囲まれる大虚庵は光悦が住居にしていた建物を後で茶室にしたものです。
-
布遊館
昼食!!カレーうどん!!本職は、着物地の素材の良さと柄を活かしたデザインの洋服屋さん。建物は築100年を超えた町屋造りで、コーヒーやお抹茶など喫茶もしており、昼のみカレーうどんだけを提供している。
-
岩戸妙見宮(円成寺)
撮影禁止!!京都で穴場の紅葉スポットです!!正直、期待していなかった分、大変満足しました。紅葉と建物のコントラストが素晴らしい!!それでも、知っている人は知っているみたいですね。。
-
吟松寺
鷹峯の光悦寺から西の原谷方面へ下る急な坂道を進み、紙屋川に沿って左へと曲がった場所にある「吟松寺(ぎんしょうじ)」は、知る人ぞ知る鷹峯のおすすめの隠れ紅葉スポットの1つ。本尊は源信作「阿弥陀如来像」だが観光寺ではないので拝観はできなかった。そして、ふと思った。この周辺は京都西京区の大原野の雰囲気だなと。
-
御土居餅「光悦堂」(おどいもち「こうえつどう」)で、二度蒸したもち米に甘煮の赤えんどうとこし餡を包んできな粉をかけた餅菓子。1個140円だが、2個から売っています。。あのタモリさんも食したことでも有名です。
-
毎年4月に「源光庵」からこの寺へ内八文字で練り歩き(太夫道中)行事が行われます。ちなみに春には北の桜の名所としても人気がある。参道に咲く吉野桜をはじめ、山桜・紅枝垂桜・ウコン桜など約100本の桜を鑑賞することができます。
-
紅葉の絨毯を上から撮りました。
-
本堂から境内を撮りました。
- 4日目2017年11月27日(月)
-
狸谷山不動院
-
狸谷山不動院
-
狸谷山不動院
-
圓光寺
-
圓光寺
-
圓光寺
-
圓光寺
-
圓光寺
-
圓光寺
-
圓光寺
-
源光庵
-
源光庵
-
源光庵
-
光悦寺
-
源光庵
◆京都南@左京F上京B◆京都紅葉!そうだ鷹峯に行こう!
1日目の旅ルート
やんまあさんの他の旅行記
-
湖南G湖東M甲賀E★滋賀イチョウ落葉!50年ぶり開帳/秘仏公開/特別展を巡る【滋賀湖東シリーズ/湖南シリーズ/甲賀シリーズ】
2023/10/6(金) 〜 2023/11/14(火)- 夫婦
- 2人
2023年10月と11月は滋賀の甲賀、湖南、湖東で秘仏公開!特別開扉!紅葉特別公開!仏像展が色々と行わ...
886 4 0 -
京都10月!通常非公開の社寺公開の月★京都東山M中京H右京O伏見山科F下京B
2023/10/6(金) 〜 2023/10/28(土)- 夫婦
- 2人
あまり知られていないが10月ごろから京都では通常非公開寺院が公開される。2023年は「京都十二薬師霊場...
289 1 0 -
◆奈良25◆快慶作の三尺阿弥陀と古代豪族出雲と物部混在地域(田原本町)
2023/9/16(土) 〜 2023/9/18(月)- 夫婦
- 2人
毎年不定期で公開される快慶作「三尺阿弥陀如来立像@重文」を安置する安養寺へ!そこには古代の大和で...
570 1 0 -
◆兵庫西F◆磐座ぁ〜!円教寺の四天王が90年ぶり再会!斑鳩寺&鶴林寺で植髪太子公開
2023/9/1(金) 〜 2023/9/4(月)- 夫婦
- 2人
姫路、斑鳩町、加古川市など秘仏巡り◆書写山円教寺の四天王像が90年ぶりに大講堂へ移動!!◆斑鳩寺&...
707 6 0
みんなのコメント(0件)
投稿する
投稿に際しては、必ず観光ガイドご利用規約をご確認ください。
閉じる皆様がより快適にご利用いただくための「投稿上のルール」や、
投稿内容の利用に関して記載しております。
さらに表示する